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2024-05-20 10:59

EP.41 ​​ポッドキャスト広告を活用している広告主さんについての整理

「音声広告実験隊」は、音声広告に関わる様々な実験・検証を行い、音声広告の現在・未来について考えていく番組になります。聞き流しているだけでデジタル音声広告の現状や活用可能性をなんとなく把握できる、そんな番組を目指しています。隔週月曜更新。
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【参考記事・リンク】
Audiostart News / CoHostが「ポッドキャストエージェンシーの現状レポート2024年」を発表、83%の代理店が成果をダウンロード数で評価
https://audiostart.info/2024/04/26/cohost-podcast-agencies-2024-report/

Audiostart News / Sounds Profitable調査「ポッドキャスト広告はコネクテッドTVやYouTubeの広告よりも優れている」
https://audiostart.info/2024/04/16/sounds-profitable-ad-bargain/

Audiostart News / IAB「米国のポッドキャスト広告収入調査」を発表、2023年は対前年比5%増
https://audiostart.info/2024/05/10/iab-us-podcast-fy2023/

Audiostart News / Magellan AI調査「2024年第1四半期、ポッドキャスト広告費は対前年比39%増加」
https://audiostart.info/2024/05/07/magellan-ai-2024-q1/

Audiostart News / Magellan AI調査「2024年3月のポッドキャスト広告支出トップの広告主は?」
https://audiostart.info/2024/04/30/magellan-ai-report-202403/

サマリー

音声広告実験隊はポッドキャスト広告の比較調査結果を振り返り、ポッドキャスト広告を活用する広告主の特徴を話し合っています。

ポッドキャスト広告の比較調査結果
音声広告実験隊、今回もロボットスタートの中の人1名と外の人1名でお送りします。
よろしくお願いします。
前回は、他の媒体とポッドキャスト広告の比較調査を取り上げましたけど、いかがでした?
そうですね。各パネルで有意な結果が出たことっていうのは、すごく安心しましたね。
全部っていうのはちょっと驚きましたよね。
そうですよね。
個人的には、ポッドキャスト広告主さんの活用目的の1位が、第一早期っていうのが印象に残ってます。
相当リーダーシップね。
確かに、ブランニング目的の活用比率が増えてるってことはお伝えしてるかと思うんですけど、第一早期といった方が具体的にわかりやすいですよね。
そうなんですよ。ブランニング目的って、業界の人間からすると、何となくわかるけど、何となくしかわからなかったんですけど。
第一早期みたいな、〇〇といえば〇〇みたいなイメージを作るってことですね。
そうです。
これはちょっとイメージ湧きやすいなと思って。
言われてみると、ポッドキャスト広告の特徴でもある聴覚の独占とか、労働的な主張っていうこととも相性良さそうですよね。
改めてなんですけど、今回の調査を通じて、米国は一歩進んでるなって印象を改めて受けましたね。
ポッドキャスト広告の活用目的と特徴
そういう意味では、前回のお話の中で広告主さんの活用目的っていうのはイメージできたんですけど、そもそもどんな業界とか、どんな方が利用しているんでしょうか。
この質問については、日本と米国を分けてお伝えした方が良いかと思うんですけど、どっちからいきましょうかね。
そうですね。じゃあまず日本からお願いできますか。
そうですよね。じゃあ前提からお話をさせていただきますと、今の日本では必ずポッドキャスト広告を使わなければいけないっていう理由って正直ないと思うんですよね。
新しい広告って全てそうなのかもしれませんけれども、それを出さない方が安全っていう考え方ありますよね。
一方で早い段階から取り組むと、その領域の視聴者に独占的にアプローチもできますし、また長い目で見ると今後伸びる広告については早めに相性を確認した方がいいっていう考え方もありますよね。
確かに短期的に見るか長期的に見るかによって捉え方が変わってきそうですよね。
この点を紐解いていくと、こういう方がいるっていう方が話が進みやすいっていう共通項のようなものが出てきますけれども、ちなみにどういう方だと思いますか。
こういう方がいると話が進みやすい。
そうですね。
ベンチャーあるあるですけど、例えば経営者がイケイケな方だと続きやすいんじゃないでしょうか。
イケイケ?例話になって初めて聞いたかもしれないですけど、それはあるといえばありますね。
イケイケな方だけではないと。
そこは個人差があると思うんですけど、性格的な話じゃなく役割的な話ですね。
役割ですか。
例えば前ご紹介させていただいた導入に結びついた傾向自動車さんありましたよね。
まさにね。
いらっしゃいました?
その担当者の方はその役割を担われている方でしたよ。
確かYouTubeとか諸々含めてデジタル広告の総合担当されている方ですね。
まさにその部分でデジタル広告の専門の担当者さんがいらっしゃる場合っていうのは海外の状況にも詳しいこともあって、前向きにPodcast広告を捉えていただくことが多いかと思いますね。
確かに専門の担当者さんがいらっしゃると、当然アメリカで一番伸びている広告を差し置いて、じゃあ何に挑戦するのって話にはなりますよね。
もちろん予算もあるでしょうから、それはありますよね。
いろいろ話を聞いているとちょっと意外な感じもしますね。
何がでしょうか?
デジタル広告っていうとコンバージョンとか費用対効果に重視する印象がありますけど、
これ正確な特にコンバージョンの効果測定とかってPodcastが苦手とするところでもありますよね。
ポッドキャスト広告を活用する広告主の特徴
全体感としてそのような傾向があることは否めませんけど、今回の相手はデジタル広告の専門担当者っていうことなので、もう少し広い視野で見られているっていうのがポイントかと考えてますね。
広い視野ですか。
前回パネルの話をしましたよね。
ありましたね。
各広告の特性を知った上で、パネルで見たときにどのステップと相性が良いかっていうのを考えるわけですよね。
しかし前回のお話の中では、全ての広告でConnected TVとかYouTube広告を上回るってお話ですよね。
十分な予算があれば全側面から効果測定を行って、そういった結論も日も解けるかと思うんですけど、実際にそこまで予算をかける企業っていうのは限られるわけですよね。
確かに前回のデータ元もAmazonさんですとか、ウォルマートが行った調査でしたよね。
超多手ですよね。
このレベルだと全面対応、確かにできます。
そうですね。例名義である日本だとなおさらってことになりますけど、そうなってくると、上尾さんが専門の担当者さんならどのように考えますか。
僕がですか。
コンバージョンの測定が難しいとなると、この前段階である認知とか評価関心を生み出すことに使えないかなというのは一応検討したいですよね。
まさにそこですよ。
米国における広告主の目標1位って覚えてますか。
大輝荘記。
さらに米国で最も活用されているPodcast広告の評価手法の1位って覚えてますか。
2、3回前にやりましたよね。確かに計画通りの再生数ですとか接触数を重視されてましたよね。
なるほど、そういうことですか。
もちろん担当の方はそのことを明確に知っているわけではないと思いますけど、話を聞く中でそれを自らの頭の中で紐をかれている方がいらっしゃるんじゃないかなと思いますね。
なるほど、そこまで頭が回るっていうことは当然組織内でも評価されている可能性も高いかと思いますし、そういう意味では話も進みやすいってことですね。
全部が必ずしもそうだっていうふうには言い切れませんけど、ただどのような広告も初めて挑戦するときは組織内で当然説明をする必要があるでしょうから、そういうところもゼロじゃないかなというふうに思いますね。
これは説明もしなきゃいけないっていう、そういう意味ではですよ。
やっぱり決定権もあるわけじゃないですか。イケイケな社長とかがいるじゃないですか。
イケイケね。
決定もできるし、あれにするぞっていうのもね。
イケイケですからね。正直それは否定できない部分もあるんですよね。
最近ポッドキャストを始められる会社の方でも増えてますもんね。
そうですよね。喋るのも好きでね。イケイケですからね。
そうですよね。脱線したんですけど、アメリカについてもお聞きしたいんですけど、全体像としてはどんな感じなんでしょうか。
米国はもちろん当然情報がすごい整備されてまして、例えばIABさんって直近で去年の業種別のシェアを発表されてたんですけど、1位は変わらなかったんですね。
変わらないってことは前と一緒ってことですね。確か金融業界でしたっけ。
1位はその他業界です。
ちょっと悲しい気持ちがしましたけど、でも思い出してみると、それだけ利用企業が分散しているってお話を以前もお伺いしましたよね。
IABのレポートにも幅広く使われてるみたいな意味で、その他業界は悲しい話じゃないっていう感じの聞き方でした。
答える側からすると。
まあそうだよね。その他は当てられないよね。
ちなみに金融業界は2022年には2位だったので、神代さんの感覚が間違ってはないかなって感じしますね。
一方で去年の2位には円溜め業界が入ってきたので金融は3位だったんですね。
そうなると1位がその他で2位が円溜め、3位が金融業界ってことですか。
1位がその他業界である点と、あと4位以降が日用ザッカーとか小売ブランドと続くんですけど、
2位から4位が1%ずつぐらいしか差がない点から考えるに、引き続き特定の業界ではなく幅広い業界でまんべんなく使われてるってイメージで捉えたほうが良いかなって。
なるほど。ちなみにここ1年で特に伸びた業界とかってのあるんですか。
これはマゼランAIさんの直近の調査ですと、ヘアケアとか赤ちゃん用品等が大きく伸びてるようでしたね。
これも実は調査を取るタイミングで大きく変わるような気がしてますね。
子ども向けですとか幼児向けのポッドキャストがホットになってるって話は以前にもお伺いしたかと思いますけれども、
ちなみに個別企業で見るとどんな感じなんでしょうか。
これも毎月発表されてるアメリカのポッドキャスト広告出稿金額ランキングを見てみると、引き続き上位はオンラインメンタルヘルスのベタヘルスさんとか、
あとゲーム会社のVGW、アマゾンさんとか上流してますね。
個人向けのサブスクですとか単価が高いサービスが多いって印象を受けますけれども、出稿金額で見るとどんな感じなんですか。
半年前と比較してみますと1位は月間12億円前後、2位は7.5億円前後の状態が続いているので、大きな変化って感じられないんですけど、
トヨタさんに関しては半年前は約3億円だったのに対して直近では5.5億円まで増加してるんで、力の入れようってのは見て取れますね。
半年で2倍ぐらいになってるわけですね。
このペースで増加するといずれ1位っていうこともあるんじゃないですか。
何らかしらの手応えを感じているのは間違いないかと思いますので、15の1の予算でも日本で検討してくれたら嬉しい限りなんですけどね。
これは国内の業界の各メンバーの努力次第っていうことですね。
そうですね。
でもね、ナックルもないですよね。
頑張りたいですよね。
そういうことも願いつつ、今日終わったりしましょうか。
そうですね。
それでは本日もお聞きいただきありがとうございました。
ありがとうございました。
音声広告に興味のある方、音声広告についてもっと知りたい方、こんな検証をお願いしたいという方がいれば概要欄にあるリンクよりお気軽にご連絡ください。
それではまた。
10:59

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