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関係学ラジオです。このラジオでは、妻との関係に悩む男性向けに、夫婦関係改善のヒントになる発信をしています。
お疲れ様でしょうか。お元気ですか。今日はですね、あの前回の話で、あの察する問題について、あの妻から
なんで察してくれないのっていう、あのよく言われるじゃないですか、あの問題について話をしたんですけど、そのことでちょっとペロペロと考えてて
男性の社会って、察しないことで生きやすくなってるんじゃないかなってちょっと思ったんですね。
今日は、察しないことが生きやすさにつながる男の世界ということで、ちょっとお話をしてみたいなと思います。
では今日もよろしくお願いします。はい、では第38話、察しないことが生きやすいにつながる男の世界ということでお話をしたいなと思うんですけど、
昨日、前回か、前回の話で、その察することって何なの?妻が言う察してよっていう、その察するって何なのかっていうことについて、僕が思うのは妻のサインに気がつくことっていうことを昨日お話したんですね。
で、察すること、それは人のサインに気がつくことであり、そのサインに合わせて自分の言葉を変え、行動を変えていく、相手の感情に寄り添って行動していくこと
というふうにお話をしたんですけど、だけどこれって、あの
男性からしたらすごくこう、抵抗があるなって思うんですよ、僕自身も。で、そのことをちょっと思ってて、ちょっと思い出したんですよね。僕が
あの、ご福の販売やっていた頃、そしてその2年目にですね、会社が潰れちゃったんですよね。倒産しちゃいまして、その後、転職したんですね。
転職先が専門商社と呼ばれる商社で、特定の分野だけのものを扱う商社なんですね。総合商社って、有名ないろんな、あの、なんだ、三菱とか三井とかですかね、有名な商社あるじゃないですか。
いわゆる商社マンみたいな、イメージの商社じゃなくて、もっとちっちゃい会社なんですよね。特定の分野のものだけ扱ってる。僕のところは産業用の機械を扱ってるってことだったんですね。
そこの会社に転職しまして、24、5歳ぐらいの頃ですかね。
当時はもう若ければどこでも結構転職できちゃったんですよね。しかもそのご福の販売である程度実績を積んでいたので、体育会計みたいな風に見られて、僕もそれをちょっと売りにして、何でもできますみたいな、英語喋れないけど頑張りますみたいな感じで商社に入っちゃったんですよね。
そしたらですね、これがもう全然、真逆の世界でご福の販売とは全然、それは当たり前なんですけど、全然違うんですよ。もう働く人のメンタルとか人間性とか、もうなんか人種が違うのかみたいな、ここは違う星なのかみたいな、なんか地球じゃないなみたいな、本当になんか違う星の宇宙人と話してるみたいな感じだったんですよ。
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それくらいマルキー世界は違くて、一番びっくりしたのが誰も謝んないんですよね。謝んないんですよ。これびっくりしたんですけど、何かトラブルが起こったりとかした時に、一生懸命みんな誰かのせいにするんですよ。
だいたい隠した人間のせいにされて、部下だったりとか敵対派閥の人間だったりとか下手具だったりとか、辞めた人間のせいにするっていうのはすごい流行ってましたね。辞めちゃった人って何も言い訳できないじゃないですか。社内の他の人のせいにすると、いやいや、何を言ってるんだと、お前が悪いんだろみたいな話が返ってきちゃうけど、辞めた人間だったら何を言っても大丈夫なんで、辞めた人がいたらみんな一生懸命何かトラブルが起こったらその人のせいにしてて、笑っちゃうぐらい辞めた人が不憫でしたね。
本当に謝んないんですよ。一生懸命責任転換できる人を探してるんですよ。
なんでこんなことが起こってんだろうってちょっとすごい当時不思議で、僕はその人の気持ちを指してその人の感情に沿って商品を売っていくっていうことをつい昨日まで仕事にしてたんですよ。
それがですね、その世界に入っちゃうと、そんなことをしてたらあっという間に食い物にされちゃうんですよね。
どんどんいろんなことが僕のせいにされたりとか、僕も相手が言ってるんだその感情に沿ってしまうと、やっぱりお前は悪いんだろうみたいな話になって、それに対して釈明もできなかったんですよね。
どんどんどんどん気持ちが落ち込んでいってということが起こって、これがすごく当時つらくて、この人の気持ちに敏感になるってすごい辛いんですよね。
今ではもうだいぶ慣れてきましたんで、もう全然平気なんですけど、当時は本当に何なんだこの世界はと思うぐらいみんな自分の気持ちに鈍感なんですよ。
そうこれね、傷つきたくないんですよねみんな。自分のせいにされちゃうとその責任を負わされるじゃないですか。
サラリーマンの責任なんて大したことじゃないんで、申し訳ありませんでしたと言って、謝った原因と対策を作って粛々と仕事を進めればいいんですけど、
自分の責任にされるっていうその感覚がめっちゃ居心地悪いじゃないですか。
今回のゲームは全てあなたの責任ですっていう風に言われたくないんですよね。
今回のゲームは全て100%は私の責任でございますなんて言う人も滅多にいませんし、そう言って全部背負い込んだらすごい辛いんですよね。
周りの人もよっしゃーみたいな感じで、よかったこれで自分は責められなくて済むわ、全部あいつのせいにしてやろうみたいな風になっていくんですよね。
なので一生懸命自分が傷つかないように、どんどんどんどん自分の気持ちに鈍感になっていくんですよね。
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本当はなんかちょっと俺も日があったなーとか、ちょっと悪いことしちゃったかなーとか、確かにあそこへちょっとあれが行けなかったなーとか、
絶対あるんですよ。みんなあるんですよ。みんなあるんだけど、誰かのせいにできるとなったら一生懸命そこに集中させるんですよね。
そうなってくるとなんかちょっと仕事が辛いなとか大変だなとか思ってても、なかなか口に出せなくなったりとか、それを自分が認めることができなくなったりするんですよね。
どんどん自分の気持ちに鈍感になっていく。本当にその少子で働いている時には、
本当に自分の気持ちに鈍感、そして他人の気持ちにも鈍感な人がたくさんあふれていて、
そんな中でサバイブしていける人間が上に上っていく、もしくは生き残っていくタイプの人間なんだろうなと思うんですけどね。
だけど僕はなかなかそんなこと言いなかったんですよ。全然違う世界に来ちゃったんで。そこで気がついたのは、今まで僕は女性寄りのこの考え方の世界にいたんだと。
そして今この商社っていう企業、この男社会の企業っていうのは男性の理屈でしか動いてないんだと。
ノン理性であったりとか、男だしさであったりとか、強引さであったりとか、そういったことを全面に出していかないとやっていけない世界だったんですよね。
そのギャップにすごい驚いたんですよ。 あと思ったのは、
嘘に気がつかないんですよね、男たちって。男たちって嘘に気がつかないんですよ。
本当に今でもこういうのってあるんですけど、取引先とか同僚とか社内での打ち合わせとかあるじゃないですか。
打ち合わせをしていて、相手の言葉とか表情とかでちょっとした違和感があるんですよね。
その違和感、何なのかと思って詳しく話を聞いてみると、お互いの会話の中での前提条件が共有されていなかったりとか、ちょっと関係違っていたりとか、
どこかで勘違いしていたりとかっていうのが結構あるんですよね。 だけど不思議なことに多くの人は気がつかないんですよね。
本当に当時不思議で、今はみんな気がつきにくいもんなんだなと思って言い方を工夫して、
そういえばこれってなんでしたっけとか、すいません、ちょっとわからなくなっちゃったんですけど、これこういうことですかねみたいなふうに下に下がって、相手の理解が正しいか、
こちらの言ってることをちゃんと理解してくれてるかとか、僕らの共通認識が合ってるかっていうことを違和感を感じたら確認するようにしてるんですけど、
当時はもうストレートに言っちゃってて、何かそれ違いますよねとか、それ何か違いますね、分かってないじゃないですか、みたいな。
相手のプライドを傷つけるようなことをよく言っちゃってたんですよね。
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なので結構怒られたりとかしてて、だけどなんでこの人たち嘘に気がつかないんだろうってすごい思ってたんですよ。
これって女性の浮気は男は気がつかないけど、男性の浮気はすぐ気がつくってよく言いますけど、これも多分関係してるんだろうなってちょっと思ったんですよね。
なんで嘘に気がつかないのか、男はなんで嘘に気がつかないのかというと、自分の気持ちに鈍感なので他人の感情にも鈍感なんですよね。
鈍感だと嘘に気がつかないんですよ。多分そういうことなんだろうなって思ってて。
なので男性が察することができない女性が言われるじゃないですか。妻から察してよって言われる。
そもそもそんな人の感情に敏感になって察してばっかりいたらやってらんないんですよね。
この社会の中では会社っていう組織の中ではやっていけないんですよ。確かにそういうことができる人もいますよね。
他人の感情に配慮して、部下の感情に配慮して、それぞれの部下に対して適切なマネジメントを施していくとか、
もしくは取引先との商談において相手の望んでいるもの、望んでいないものっていうのを敏感に察して、取引をお互いにとって有利な方向に持っていく
っていうことができる人もいますよね。だけど誰も彼もできないじゃないですか。
僕の個人的な感覚だとこんなことができる人って10人に1人ぐらいしかいないかなってふうに感じてて、ほとんどの人は
察することはできないし、自分の気持ちに敏感だし、他人の気持ちにも敏感で、嘘でも気がつかないんだと思うんです。
こんな社会で生きていたら、それは察することなんかできなくなるよなって思うんですよ。
本当にその豪福からBtoBの企業に転職して、その世界の甘いの、この違うところに出会って、本当に驚いたんですけど、
当時思い返すと、そういった差というのが男性に察することをさせなくしているんじゃないかなと思うんですよ。
社会とかその企業で働くこと、BtoBの企業で働くことということが、一般的な企業ですね、販売員とかじゃなくてお客さん相手に、一般ユーザー向けにものを売ったりとかするんじゃなくて、
企業対企業の仕事だったりとかっていうことをしている組織の中にいると、察しないことっていうことがその組織の中での生きやすさに繋がっていくんじゃないかなと思うんです。
そしてそれが男の世界なんじゃないのかなと思いました。
はい、ということで今日は、察しないことが生きやすいに繋がる男の世界ということについてお話をさせていただきました。
はい、いかがでしたでしょうか。本当に多分これはあるなと思うんですよね。察しないことによって生きやすくなって、その察しないということがですね、この組織の中で生きるために最適化された行動なんじゃないのかなと思うんですよね。
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じゃあそのままでいいのかというと、そんなことはなくて妻との関係で回転したいという場合にはそんなことも言ってらんないんですよね。
じゃあどうすればいいのかといったら、これはさっきもお話したように自分の感情に敏感になるんですよ。自分の感情に敏感になると人の感情にも敏感になれるようになりますので。
じゃあどうしたらいいのかというと、自分の感情に敏感になるためには自分の気持ちというのを伝える習慣をつけた方がいいんですよね。
今自分はこう思って悲しいなとか辛いなとか楽しいなとかそういった感情あるじゃないですか。あっても言わないんですよね。
僕もそうそう言わないんですけど、今日は大変だとか辛いなとかもう嫌になっちゃうなとか今日は楽しいなみたいな、そんなことはね一日言わないんですよね僕ら男って。
言わないと自分の気持ちに敏感…いや鈍感になっちゃうんですよ。
なので今自分はどう思ってるのかということをちゃんと言葉にしていく習慣をつけたほうがいいんですよ。
これ一人言じゃ意味がないんで、誰に自分の素直な気持ちを話せる人を作ったほうがいいんですよ。
これが僕は妻だと思うんですよ。自分の妻だと思うんですね。
自分の妻に素直に自分が思っているという感情を伝える習慣をつけていく。
これがネガティブなことばっかり言ってたら相手も嫌になっちゃうんで、楽しかったなーと嬉しかったなーとか君と一緒にいると本当に楽しいなーとか
そういうポジティブなことの方がいいと思うんですけど、あと本当に辛いことがあって落ち込んでる、こういう時はもう言った方がいいです。
自分の妻に今日こんなことがあってもう辛かったんだよねーみたいなことは言いづらいですよね。
言いづらいんですよ。僕だって言いづらいですよ。意識しないと言えないんですよ。
僕も未だに良しと言おうと思わないと言えないんですよ。勇気がいるんですよね。
この心にガードがかかってるんですよね、僕ら男って。
辛いことを辛いって言えない、言えないことが辛いんですよね。
これが自分の気持ちに敏感になり、足りない気持ちに敏感になり、そして妻から刺してよと言われる原因になってくると思うんですよ。
だからこそ辛いことも妻に優秀感というのをつけることをお勧めします。
あとこの自分の感情を解放するってことを自分に許すってことを意識したほうがいいですね。
僕ら男性って自分の気持ちを素直に表現することに抵抗があるじゃないですか。
ここをですね、言ってもいいんだと。僕らは自分の気持ちを素直に話してもいい、伝えてもいい、楽しかった、嬉しかった、悲しかった、大変だった、辛かった、嫌だった。
これを言ってもいいんですよ。自分にブレーキかけちゃうんですよね、僕らって。
だけどこれはブレーキかけないほうがいいんですよ。かけずに自分で自分にそれを許してあげるんです。
そして妻とそういった感情を共有するってことをお勧めします。
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はい、ということで今日は刺しないことが生きやすいにつながる男の世界ってことについてお話をさせていただきました。
妻との関係に悩む方の参考になれば幸いです。
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じっくりご相談したい方とか、妻との関係改善に向けて一緒に何をどうしていったらいいのか、
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一緒に伴奏していきましょう。
はい、今回も最後までありがとうございました。それではまた。