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足軽ゲスト
ズーム離れという言葉を結構前から聞くことがあると思います。
このズーム離れの理由は大きく分けて2つあると思っています。
一つはリモートワークが進んでいく中で同じ時間にみんなでオンラインで集まってビデオ会議をするというのをあまり頻繁にやりすぎるのもどうかと。
時間を合わせてみんなで集まらなくてももっと効率的にできないかということで、
チャットのテキストだけではなくボイスメッセージであったり動画メッセージであったりを送り合う非同期のやりとりで
テキストチャットとビデオ会議の間を埋めることによってビデオ会議の回数を減らしましょうという意味でのズーム離れが一つだと思います。
そしてもう一つはGoogle MeetとかMicrosoft Teamsといったビデオ会議のズーム以外のツールも機能が強化されて便利になってきたので
別にズームじゃなくてもいいじゃないかと。
ズームは無料版だと40分という一つの会議の時間制限があるので、それでズームの有料版を使っていたという人や組織が
いや、ズームの有料版じゃなくて他のビデオ会議のツールでいいんじゃないのというところからのズーム離れ、
ズームの有料版離れというのも進んでいるんじゃないかと思います。
で、多分海外では前者の方の非同期のツールなどを活用することによってビデオ会議を減らしましょうという方向のズーム離れが多くて
日本国内では後者の方の別のビデオ会議のツールを使うからズームの有料版を離れるズーム離れが進んでるんじゃないかなと感じています。
ただこれ何かデータを元に言ってるわけではないので実際のズームの業績とかはわかりませんが、私の観測範囲ではそういう感じがしています。
一時期アラウンドというビデオ会議のツールが話題になってデジタルに詳しい人たちの間では盛り上がっていましたが、まだそこまで普及しているという感じでもなさそうですね。
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私もアラウンドすごくいいなと思ったんですが、やっぱりズームを使い続けている理由があります。
それは iphone ipad の画面共有が簡単にできる機能がズームにあるからです。
ズームでは画面共有機能でパソコンの画面を共有する以外に iphone ipad の画面を共有する機能が最初からついてるんですね。
airplay という apple の技術を利用して、ワイヤレスで iphone ipad の画面をズームで共有することができます。
また airplay の調子が悪い時にはケーブルで mac と iphone か ipad をつないで画面共有することもできます。
私はリモートでのレクチャー的なことをやっているんですが、パソコンだけでなく iphone のアプリであったり ipad のアプリであったりをレクチャーすることも多いんですね。
その時に相手の人はデジタルに詳しくない人ということが多いので、なるべく他のツールとかを使わずに簡単にできるとありがたいんですね。
ズームでの iphone ipad の画面共有機能は最初に拡張機能のインストールが必要だったりするんですが、今までやってどんなにデジタルオンチな人でもできなかったというケースはありません。
ズーム側で共有の設定をした後 iphone ipad 側でもコントロールセンターを出して画面共有の設定をしないといけないので、説明にすごい手間取ったというケースはあります。
でも最終的にうまくいかなかったということはないですね。
ズームを使っているパソコンと iphone ipad が同じネットワーク上にないといけないので、その辺の理由で最初うまくいかなかったというケースもありました。
ということで私としてはこの iphone ipad の画面共有機能というのがすごく必要なんですが、他のビデオ会議のツールでこの機能があるものって私が知る限りないんですよね。
なので先ほど言ったアラウンドとかも iphone ipad の画面共有機能があればすぐにでもリモートレクチャーの時に使ってみたいんですが、多分あまり世の中的にはこの機能は重視されてないんだと思います。
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あと何度か最近この podcast で紹介していますが ipad での procreate というアプリを使ってのお絵かきをリモートレクチャーする様子を youtube 動画にしているんですが、その収録も zoom を使っています。
そこでも iphone ipad の画面共有機能というのを便利に利用させてもらっているんですが、もう一つ録画機能ですね。 zoom のクラウド録画機能を利用させてもらっています。
zoom はローカルに自分のパソコンに録画する機能と、クラウド上に zoom が用意しているサーバー上に録画する機能と、2つ録画機能があります。
クラウド録画が使えるのは有料版だけです。 ただ一番安いプランを私は使っているんですが、クラウド録画の容量制限が 1GB までなんですね。
で ipad のレクチャーを1回やって2時間以上とかやっちゃうんですが、それだけでも 1GB オーバーしちゃうんですね。
ただこの zoom のクラウド録画の容量制限がすごく寛容で、オーバーしてもオーバーしたから録画できませんでしたとかじゃなく、ちゃんと録画してくれるんですね。
なのでこの録画の容量制限の寛容さに非常に助けられています。
録画機能に関しては google meet や microsoft teams の録画機能を使ったことがないので比較はできないんですが、
zoom の録画機能自体はその容量制限の寛容さも含めて満足しています。
なのであえて乗り換えるという必要性は感じていないです。
ということで iphone ipad の画面共有機能が便利だというのと、クラウド録画が便利だと、容量制限も寛容だというところで、私は zoom をまだ使い続けるつもりです。
今回は以上です。