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Googleフォトアプリで作れるシネマティックフォトが、なかなかいい感じと聞いて作ってみました。
Googleの説明によると、写真に3D効果を追加とシンプルに説明しています。
静止画をもとに、カメラが移動して撮影しているような動画を作れるんですね。
ただ横に動いているとか、ズームしているだけではなく、立体的にカメラが移動しているような感じの短い動画を作ることができます。
この動画のことをシネマティックフォトと呼んでいるんですね。
以前はGoogleフォトが自動で勝手にたまに作ってくれていたんですが、画像を選んで自分で作れるようになったと知りました。
でも全然最近のことではなくて、2023年の6月くらいには写真を選んで作れるようになっていたらしいです。
ただこの手のGoogleの新機能は、Googleのスマホのピクセル端末のユーザーとか、Google Oneのユーザーに先行して使えるようにするというパターンも多いです。
なのでiPhoneのアプリで使えるようになったのは、それからだいぶ時間が経ってからなのかもしれません。
このシネマティックフォトはGoogle Oneのサブスクリプションを持つユーザーのみが利用できるという記述も見たんですが、
Googleの公式のシネマティックフォトなどを作る説明をしているページにはそういう記述は見当たりませんでした。
シネマティックフォトの作り方は簡単で、スマホのGoogleフォトアプリの右上のプラスボタンを押して出てくるメニューからシネマティックフォトを選ぶだけです。
その後、画像を1点選ぶと、あとは自動でシネマティックフォトが作られます。
パソコンのブラウザーでGoogleフォトを開いてアニメーションやコラージュは作れるんですが、シネマティックフォトは今のところ作れないようです。
スマホのアプリからしか作れないんですね。
ちょっと使いにくいなと思ったのは、Googleフォト上で写真を選んだ状態でその状態からシネマティックフォトなど何かを作ることができないんですね。
写真をまず探してこの写真でシネマティックフォトを作ろうと思っても、一旦一番上に戻ってプラスボタンを押してそこからまた写真を探さないといけません。
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シネマティックフォトは何か被写体が中心にあって背景があるような写真に向いていると思います。
やっぱり人物写真にいいんだと思います。
それで思ったんですが、画像生成AIで作った人物写真っぽいものをちょっと動かすというのに使うと面白いかなと。
写真じゃなくてイラストでもちゃんと動かせるようです。
被写体と背景等を認識してちょっと3Dっぽく別々に動かすことで立体感を出していると思うので、背景がない写真には向かないですね。
マグカップの商品写真でマグカップが中央にあって背景はただの真っ白という写真でシネマティックフォトを作ってみたんですが、ただズームするだけで立体感はほとんどありませんでした。
シネマティックフォトでは7秒の長さの動画が作られます。
いっぱい作って繋げて一本のムービーにすると面白いと思うんですが、まとめて作るみたいなことができないのでちょっと面倒かなと思いました。
他にGoogleフォトでプラスボタンから作れる動画としてハイライト動画というのがあります。
これはスマホのアプリでもパソコンのブラウザからでも作れます。
これもGoogleフォトが自動で作ってくれたりすることがあるんですが、旅行に行ったある1日の撮った写真をダイジェストでまとめて動画にしてくれるみたいなイメージです。
BGMがついていたり写真もじわじわじわっとズームされたり動きがあってシャレた感じの動画になります。
iPhoneの写真アプリにあるメモリーと似た機能です。
このGoogleフォトのハイライト動画も自分手動で作ることができます。
自分で写真を選んで作ることもできるんですが、キーワードで絞り込んで作る方が面白いと思います。
地名とか日付で絞り込んだり、人物、顔で認識されている人物で絞り込むこともできます。
例えば料理、しぶやくみたいに複数のキーワードで絞り込むこともできます。
そうやってキーワードを設定することによってたくさんある過去の写真の中から自動で探してくれてまとめて見れるようにしてくれるところがポイントなんですね。
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料理、しぶやくでハイライト動画を作ってもらったら、過去にしぶやくで食べたいろんな料理の写真が次々出てくる動画が作られて懐かしいなぁ。
またここ行きたいなぁみたいな楽しみ方ができると思います。
Google Photoのハイライト動画に似ているといったiPhoneの写真アプリのメモリーですが、
過去に撮影した写真や動画から写真アプリが勝手に作ってくれるものというイメージが強いですが、
これも自分で写真を指定して作ることができます。
Google Photoのハイライト動画と違って、自分でまず写真をセレクトする必要があるんですが、
アルバムを作って右上の点々のメニューからメモリービデオを再生を選ぶとメモリーで作られるような動画を作ることができます。
作ったメモリービデオは動画ファイルとして書き出すことができます。
Appleの写真アプリのメモリーの方がGoogle Photoのハイライト動画よりも動画としてのクオリティは高いと思います。
動きのバリエーションも豊富で、2つの写真を同時に表示してみたり、
いやらしくならない程度に時々切り替え効果を入れたりと、
シャレた作りになっていて、さすがAppleだなという感じです。
あとAppleのiPhoneやMacで使える動画編集ツールのiMovieにMagic Movieという機能があって、
同じような感じの動画を簡単に作ることができます。
Google Photoに話を戻しますが、Google Photoでは他にコラージュとアニメーションを作ることができます。
コラージュは複数の写真を1枚にまとめる。
1枚の画像の中に複数の写真を自動でレイアウトしてくれる機能です。
最終的に作られるものは動画ではなくて静止画です。
1枚から6枚までの画像を選んでコラージュを作れます。
ただ素っ気なく四角が並んでいるだけではなく、シャレたフレームに入っているような画像も作れたりします。
配置された写真をトリミングされている状態で移動したり、拡大縮小してトリミング位置を変えたり、
写真の配置を入れ替えたりできるらしいんですが、
私の環境ではうまくいったりいかなかったりで操作が安定していない印象です。
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アニメーションは2枚から50枚の写真を選んでアニメーションを作ることができます。
これはただシンプルに何の効果などもなく順番に表示されるだけです。
速度的にそんなにゆっくりではないのでスライドショーという感じではないですね。
パッパッパッと切り替わっていくのでコマ撮りアニメーションに向いているような速度感かなと思いました。
あとGoogleフォトのプラスボタンから写真プリントというのを選べます。
これはセブンイレブンで写真プリントできるよという機能のようです。
Lサイズフォト用紙1枚40円で近くのセブンイレブンで印刷できますと書いてありました。
今回は以上です。アシカガコウジがお届けしました。