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2021-03-24 10:46

NotionのドキュメントをWordファイルにする方法(第417回)

NotionはWord形式のファイルをインポートできるけどエクスポートできません。そこでTypora、Pagesを使ってなんとかした話です。コピペでWordに持ってくるだけでよかったのかもしれませんが。

=== 目次 ===
Notionの文書をWord形式で欲しいと言われた
Wordをインポートできるけど書き出しできない
Markdownで書きだしてTyporaでdocx書き出し
Pagesで開いて段落スタイルを設定してdocx書き出し
WordのMS書体をMacにインストール
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アシカガゲスト
打ち合わせの内容をまとめた資料だったり、
何かの案件で提案内容をまとめたものだったりを
メールで送ってねと言われたときに、
私はオンラインのノートツール的なもので作って、
共有リンクを送るというやり方をしています。
最近ではノーションというツールを使っています。
ノーションについては何度もこのアシカガキャストで話をしているので、
どういうものか気になるという人は遡って聞いてみてください。
先日も打ち合わせの資料をノーションで作って、
ビデオ会議のときには画面共有してノーションの画面をブラウザで表示したものを
みんなで見ながら話を進めることができて便利でした。
その場で話をしながらノーションの文章を書き換えたり追加したりして、
その場で資料自体も作れていい感じですよね。
そしてその作った文章なんですが、ワード形式で欲しいと言われました。
その場ではわかりましたと言って簡単にできそうなふうを予想ったんですが、
やってみたら意外と面倒だったのでその辺の話をしたいと思います。
面倒なのは結局ワードに慣れてないからという要素が大きいです。
ワードに慣れてれば単純にノーションからコピーペストで文書と画像を持っていって、
ワード側で調整すればよかったのかもしれないです。
まずノーションはワード形式のファイルをインポートはできるんですけど、
エクスポートはできないんですね。
インポートはかなり多くの形式に対応してるんですが、
エクスポート、書き出しに関してはPDF、HTML、マークダウン&CSVなんですね。
ちなみにドロップボックスペーパーはワードの.doc形式のファイルをエクスポートできます。
ただフォントの指定が変なフォントになってしまうので、いわゆる中華フォントになってしまって、
一部の漢字の表示がおかしくなってしまうので、
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結局ワードで一回開いてフォントを変えるとか、そういう手間をかけないといけません。
ノーションの話に戻りますが、まずノーションからはマークダウン形式で書き出しました。
画像を張り込んでいる場合は、画像も一緒にZIP形式でまとめて圧縮された形で書き出されます。
そしてそのマークダウンで書き出されたファイルをタイポラというマークダウンエディターで開きました。
タイポラは非常におすすめのマークダウンエディターで、Mac版もWindows版もあります。
そしてタイポラからワードの形式のDocx形式で書き出しをしました。
タイポラでワード形式で書き出すには、Pandocというのを別途インストールする必要がありました。
これは普通にタイポラから書き出そうとすると、これをインストールしてねという説明が出るので、ダウンロードしてインストールするだけです。
タイポラには見た目のデザインを変えるためのテーマというテンプレート的なものがたくさんあるのが特徴です。
テーマがいっぱい揃っていてダウンロードできるコーナーがあって、誰でも自分の作ったテーマを登録できるようになってるんですね。
マークダウンというのはHTMLと互換性があるわけですが、マークダウンでここは見出し1です、ここは見出し2です、本文です、箇条書きリストですと
設定した時に見出しはどんなフォントで、どんな大きさで、どんな色で表示されるのかと、そういう表示の部分、見た目のデザイン的な部分を自分の好みで変えることができるということですね。
このテーマは自分で作ることができて、一から作るのは大変ですが、すでにあるものをちょっとだけ変更する、いじることもできます。
CSSで見た目はコントロールしているので、CSSがわかれば比較的簡単にカスタマイズできるんですね。
なのでテーマの時点でワードに書き出した時のフォントの種類だったりサイズだったりを決めておけば、思い通りのワードの文章で書き出せると思ったんですが、
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ワード形式で書き出す時には、テンプレートは一切反映されませんでした。なのでタイポラからワード形式Docxで書き出したファイルをワードで開いて、フォントの種類だったり文字のサイズだったり色だったりを調整する必要がありました。
ノーションで作っている時点で、見出し、本文、箇条書きとかの要素が入っている長い文章だったので、その部分部分を選んでいちいちフォントだったり文字のサイズを変更するというやり方はしたくないですよね。
この文章内全体の見出しはフォントが何でサイズがいくつで、本文はフォントが何でサイズがいくつでとルールを決めることによって文章全体の見え方をコントロールしたいですよね。
その場合、段落スタイルを変えていくことになるんですが、ワードでのそのやり方がよくわからなかったので、もう一個別のツールとしてAppleのPagesを使いました。
Pagesも使い慣れているわけではないんですが、Appleのツールだしこっちの方が使いやすいだろうなと思ったからですね。
実際Pagesだとマニュアル的なサイトを見たりしなくても、段落スタイルの設定の仕方にたどり着けました。
段落スタイルを変更していくことによって文章全体の見出しのスタイルを一気に変える、本文のスタイルを一気に変えるということがそんなにすんなり楽にできたわけではなかったんですが、
試行錯誤しながら、なんとか一部力技で全体を整えることができました。
そして最後はPagesからWordのDocx形式で書き出して、念のためWordで開きました。
Pagesで開いている時の文章とWordで開いた時が、やっぱり全く一緒というわけではなくて、
行間とかだと思うんですけど、多少ずれてページの区切りが変わってしまうところとかもあったので、
区切りのいいところで無理やり買いページ、ページが変わるようにしたり、そういう最後の調整はWord上で行いました。
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ちなみにMacにWordをインストールすると、MS民調、MSゴシック、メイリオ、マイクロソフトのフォントがインストールされます。
ただし、昔はその書体がどのアプリでも使えたんですが、今はマイクロソフトのアプリじゃないと使えなくなってしまったんですね。
ただ、裏技的にその書体をMacのシステムにインストールする方法があって、私は以前それをしていたので、Pages上でMSゴシックでフォントを指定することができました。
その裏技的な方法をざっくり説明すると、Microsoft Wordのアプリを右クリックするか、コントロールクリックしてパッケージの内容を表示を選ぶとフォルダが開くんですが、その中を探すとフォントが入っています。
なお、メイリオをMacのシステムに入れてしまうと、Twitterだったりいろんなサイトでフォントがメイリオになってしまうので、それが嫌で私はメイリオはシステムに入れていません。
ということで、Notionのドキュメントをワードファイルにする方法の話でした。
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