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Notionの可能性を引き出す使い方として、6つの使い方を紹介している記事がありました。
Notionがただのメモ帳になっている人に教えたいという記事だったんですが、
私の個人的な感想としては、ちょっとぬるい内容だなと思ったので、
私なりのNotionがただのメモ帳になっている人に教えたい使い方を、その記事に合わせて6つ考えてみました。
6つ考えるのは、なかなか難しかったんですが、何とか考えたので、発表していきたいと思います。
まず一つ目ですが、ウェブページとして公開する。
特定のページを不特定多数の人に見てもらいたい。
ウェブサイト、ウェブページのように公開したいという時に使えるウェブ公開の機能が便利ですし、
私がNotionを使う大きな理由でもあります。
親子関係にある複数のページをまとめて公開できるのもいいところですね。
例えば1ページ目が目次になっていて、そこから複数のページにリンクして見ていける。
階層構造のあるページをまさにウェブサイトのように作って公開することができます。
この階層構造のあるページが作りやすいのもNotionの特徴だと思います。
あとレイアウトがしやすい。結構柔軟なレイアウトが簡単にできる。
画像とか動画とかいろんなものを埋め込めますし、
Notionの特徴であるヘッダー画像とアイコン画像も設定できるので、
ビジュアル的に見栄えがいいドキュメントを簡単に作ってウェブサイトのように公開できるのがNotionの良さですね。
2つ目は動画置き場にするという使い方です。
これは有料版のNotionを使っている人向けですが、一番安い月額10ドル。
年間払いだと月額8ドルのプランでも、有料版だとアップロードできるファイルの容量が無制限になります。
1つのファイルの容量としては5GBという制限がありますが、ファイル数は無制限でアップロードできるはずです。
なので動画に限りませんが、ファイル置き場としてもかなり有効なんじゃないかなと思っていて、
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特に動画の場合、Notionのページ上にアップしておけば、Notion上で動画のストリーミング再生もできるので便利だなと思います。
3つ目は見積もりを作る使い方です。
これは以前このアシカガキャストで話したこともありますが、Notionのデータベース機能を使って見積もりを作るという使い方です。
Notionではページ上にデータベースを表示させる、Excelのような感じの表を表示させて、その中で関数などを使って計算とかができるんですね。
なので消費税の計算とかも簡単に式を作ればやってくれます。
合計の数字はわざわざ式を作らなくても標準で表示させることができるようになっています。
あと表示もただの数字ではなくて、3桁ごとにカンマを入れて最後に日本語で円と入れるといった指定も簡単にできます。
そしてこのNotion見積もりのいいところは、ドキュメントとして共有できるので、テキストによる説明と見積もり等をまとめた一つの文章にできることです。
見積もりを作りますという時には、ただ項目と金額だけではなくて、こうこうこういうことを想定していますとか、
いろいろ説明する内容もあったりするので、まとめて一個のドキュメントとして相手に見てもらえるのがすごくいいと私は思っています。
メールだとなかなかそうはいかないですよね。
こういう条件の場合はこういう金額になりますとか、複数パターンの見積もりとかも一つのドキュメントで作れますからね。
なお、印刷には向いていないというNotionの弱点もあります。
ちゃんとした見積もり書も必要という時には、見積もり書としてPDFファイルを別途作っておいて、ダウンロードできるようにリンクを載せておくという方法もあります。
4つ目はWebページのクリッピングです。
なお、この今回の6つというのは、最初に言った記事で紹介されていた6つに含まれてなかったものを紹介しています。
このWebページのクリッピング機能は、Webブラウザの拡張機能を使って、閲覧中のWebページをNotionに保存する機能です。
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これはリンクだけではなくて、ページの内容そのものがNotion上に保存されるので、そのサイトが将来消えてしまったとしても情報が残り続けます。
Notion上のドキュメントになっているので、検索とかで文章の内容とかが引っかかってくるんですね。
ただこれ、何でもかんでもクリッピングしていくと、情報を探したい時の検索でのノイズになってしまう可能性もあるかなと思います。
EvernoteのWebクリッピング機能を使って、私はそのことを感じました。
ちなみに、NotionのWebページのクリッピング機能は、私はほとんど使っていません。
5つ目は、ファイルダウンロード用ページとしてページを公開するという使い方です。
これはギガファイル便とかファイアストレージのようなファイル転送サービスのように使おうという提案ですね。
不特定多数の人にファイルを配布するとか、メールで送るには大きすぎるファイルがあるといった時に、
Notion上でファイルダウンロード用のページを作って共有したりWeb公開すると便利じゃないかということです。
先ほど話したように、有料版だと1ファイル5GBまでのファイルをアップロードすることができます。
無料版だと1ファイルの容量制限が厳しくて5MBなので、これも有料版ユーザー向けの提案ですね。
Notionのいいところというか、もしかしたら気づいてない人もいるかもしれない機能として、
画像のような普通に登録すると埋め込まれて表示されるファイルもダウンロードしてもらうための埋め込み方というのがあるんですね。
なので画像を添付ファイルとしてクリックしたらダウンロードされるようにページ上に載せることができます。圧縮とかする必要がないです。
そして最後6つ目ですが、ウェブサイトの初期プロトタイプに使うという使い方です。
これは最初に紹介したウェブ公開と近いんですが、親子関係を持った階層構造のあるサイトを簡単に作れて公開できる。
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結構柔軟なレイアウトができる。特徴を生かしてこんな感じのウェブサイトを作りましょうというプロトタイプを作れると思います。
実際に1回だけ仕事でそういうやり方をしたことがあります。
同期ブロックという機能を使うと、ひとまとまりのブロックを複数のページに貼り付けることができて、そのブロックの中身を編集した場合、他のページ全部が更新されるという機能があるので、
その機能を使ってウェブサイトのメニュー的な部分を作ると便利だと思います。
ということで、無理やり6つにした感もありますが、ノーションの可能性を引き出すかもしれない。
ノーションがただのメモ帳になっている人に教えたい使い方6つでした。
今回は以上です。
アシカガコウジがお届けしました。