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2024-05-07 10:53

ポッドキャストの文字起こし要約はじめました(第749回)

ポッドキャストの文字起こしテキストをAIで要約したものをベースに、画像やリンクを追加してnoteで公開するようにしました。その経緯や使っているツールについて話しました。

=== 目次 ===
AIの力を借りて文字起こしを記事に
音声で聴かれなくなる心配もあるけれど
生成AIで要約してみたけれどいまひとつ
ChatGPTを有料版にして手応えを感じた
Claudeの有料版はさらに良かった
Claudeの文章は7割くらい使える印象
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サマリー

このポッドキャストの文字起こししたテキストをもとに、要約し、短くまとめる取り組みが行われています。生成AIを使用して原稿を作成し、修正や文章の追加を行った後、画像やリンクなどを追加して完成させています。

要約の試み
このポッドキャストの文字起こししたテキストをもとに、要約したものを、短くまとめたものをノートに記事として投稿するという試みをやっています。
これ、生成AIを使ってベースとなる原稿を作ってもらって、そこから修正したり、文章を書き加えたりして、後、画像やリンクなどを追加して完成させています。
たぶん、そういうことじゃないかなと。AI使ってるんじゃないかなと予想していた人もいるかもしれません。なので、実験的な意味合いもあるんですね。
せっかく記事にまとめるので、音声だけのポッドキャストでは伝えきれない、紹介しているツールの画面であったり、こういうものを画像生成AIで作りましたと言うんだったら、その画像などを見せたいので、
そういう画像を用意したり調整したりするのに、それなりの時間はかかってしまっています。とはいえ、最初にベースとなる原稿が出来上がっているので、かなりの時間短縮になっていると思いますし、
AI君が原稿を用意してくれたわけなんで、後はバトンを受け継いで作業をやるしかないと。違ったモードでスタートできるのがいいなと思っています。
ポッドキャストの内容を要約したものをテキストで見られるようになることによって、音声の方が聞かれなくなるデメリットがあるんじゃないかと思うんですが、これはもちろんゼロではないと思いますが、デメリットよりもメリットの方が大きいんじゃないかと考えるようにしています。
そもそもリッスンというサイトで、このアシカガキャストは文字起こしを公開しているので、テキストで読みたいという人はリッスン上で各エピソードの全文を読むことができます。
私はデジタル活用のヒントといった情報を伝えるポッドキャストをやっているので、テキストでも読めた方が情報を求めている人への利便性が高いだろうなと思ってリッスンに番組を登録しています。
リッスンはただ文字起こししたテキストだけを載せているのではなく、文字起こし部分をクリックするとそこの音声が再生されるので、音声への誘導もできている。声も聞いてもらえるということでありがたいなと思っています。
じゃあこの文字起こしのテキストを生かして、生成AIの力を借りて、要約して、原稿にできないかなと結構前に考えたことがありました。
で、その時はチャットGPTを無料版でしか使っていなかったので、長い文章を扱えなかったりするので、クロードというチャットGPTのライバルとして有名なチャットAIでやってみたんですね。
クロードは無料版でも結構長い文章を扱ってくれます。ファイルを添付して処理することも無料版でできます。ただその時は細かい指示もせずに、要約してくださいみたいな感じでやってもらったんですが、あまりいい感じの文章ができなかったので、これ修正するの大変だなという印象でした。
それが今になってこれは使えそうだぞというところまで行き着いた話なんですが、きっかけはチャットGPTを有料版にしたことです。有料版ではGPT4という最新版の無料版よりもより良いAIが使えます。
そして自分でカスタマイズしたGPTというのを作ることができるんですね。
なのでともかくテストとして何かオリジナルのGPTを作ろうと作業を始めて何を作ろうかというときにポッドキャストの文字起こしをもとにブログ記事を作ってくれるGPTというアイデアが浮かんだんですね。
で、その時に見出しプラス本文の塊、セクションを5つくらいで記事を作ってくれという指示をしてみたんですね。
他にも文体を私が書く文章に近くなるように指示をしたりしたんですが、その結果結構いい感じの文章を作ってくれるようになりました。
で、これはいいなと思って直近の3本分のポッドキャストの文字起こしのテキストからブログ用の記事を作ってもらいました。
それをノートに貼り付けて修正したり文章を加えたり画像を追加して記事として完成させるということをやってみて、
これならめちゃくちゃ忙しい日じゃなければポッドキャストを公開したその日に文字起こし要約の記事も上げられるんじゃないかという手応えを感じました。
文字起こしされている原稿なので、本来喋ってない、違う言葉に間違って認識されている箇所だったり、
日本語がおかしくなっているところとかもあるはずなんですが、そういうおかしくなっているところがそのまま原稿に反映されたりしてないんですね。
多分チャットGPTの方でおかしいところは直してくれてるんだと思います。
で、このオリジナルのGPTを使い続けるにはチャットGPTを有料版で使い続ける必要があります。
月20ドルなのでこの用途に使うプラスアルファで画像生成とかもできるので、まあいいかなとも思ったんですが、
クロードの方の有料版も試してみたいと思ったんですね。
クロードも有料版が月20ドルなので、チャットGPTと両方有料版で使い続けるのは月40ドルはちょっと厳しいですが、
どっちかを有料版で使い続けるのはどうかなと考えました。
チャットGPTではオリジナルのカスタマイズしたGPTを作ったと言いましたが、結局はテキストで指示しているだけなので、
その指示の内容を最初に伝えれば無料版のチャットGPTでも使えますし、クロードでも使えると。
同じ指示で原稿を作ってもらえるということです。
そしてクロードの有料版で一番賢いというクロード3オーパスというAIを使ってみたところ、驚くほど優秀でした。
チャットGPTのGPT4が作ってくれた原稿が70点だとすると、クロード3オーパスが作ってくれた原稿は85点ぐらいだと思います。
勝手に余計な要素を加えたなみたいなところが全くないですし、固有名詞をバッチリ表記してくれます。
例えばアドビイラストレーターとかキャンバーとかアフィニティなどをちゃんと正しくアルファベットで表記してくれました。
チャットGPTが作ってくれた原稿はなんだかんだで手を加えないといけない部分が50%くらいなイメージなんですが、
クロードが作ってくれた原稿の場合は30%くらいに手を加えれば完成させられるイメージです。
7割はAIが生成した文章そのままだと言うと手を抜いてるなと思われるかもしれないんですが、
もともとポッドキャストの文字起こしのテキストありきで要約してもらっている書かれている内容は全部私発信のものですよということを一応主張しておこうかなと思います。
今回のこの内容を要約してもらうのも楽しみですね。
クロードが自分のことについて書かれた原稿を要約するわけですからね。
ということで現時点ではチャットGPTとクロードのどちらを有料で使い続けるかはクロードの方がだいぶリードしているという状況です。
今回は以上です。
アシカガコウジがお届けしました。
キャストアシカガ〜♪。
10:53

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