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2024-02-19 11:29

Notionの共有とWeb公開の違いとアクセス解析(第728回)

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NotionでWeb公開したページの外部からの閲覧数が確認できるようになっていました。共有機能とWeb公開の違いや、親ページを公開するとサブページも公開されることなどを解説しました。

=== 目次 ===
NotionでWeb公開したページの閲覧数
Notion用のアクセス解析ツール
Web公開がらみのアップデート
親ページとサブページ
特定の人との共有にもWeb公開
カスタムドメインとindexページの設定
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サマリー

Notionの年末のアップデートにより、ウェブ公開したページのアクセス解析がシンプルになります。ビュー数とユニークビュー数がグラフで見られるだけでなく、ウェブ公開ページを検索エンジンに拾わせることも可能になります。

Notionのウェブ公開アップデート
去年の12月末に、Notionの年末のアップデートみたいなのがありました。
そこで、NotionからWeb公開したページの外部からの閲覧数、Webからの閲覧数が見られるようになっていることに気づきました。
これ、Notionからの発表の内容では見ていないんですが、Web公開でWebサイトのように使っているページのページアナリティクスを見たら、
それなりの数字がカウントされていて、明らかにWebで見ている人のページビュー数が反映されているはずだと確信しました。
Notionのアクセス・解析・アナリティクスですが、ビュー数とユニークビュー数がグラフで見られるだけのシンプルなものです。
ビュー数は純粋にページを見られた数で、ユニークビュー数は何人のユーザーに見られているかという意味になるでしょうね。
このアクセス・解析・機能は、それまではあくまでもNotionの共有機能で共有している人にどれだけ見られたか。
Notionは基本的にはチームで使うツールなので、チームのメンバーがどれくらい閲覧しているかというのがわかるための機能なんですね。
ただ、個人的にはWeb公開したときのWebから不特定多数の人がどれだけ見たかというのを解析したいと思っていたので、シンプルな解析ですが非常にありがたいなと思っています。
Notionのページには、例えばGoogle Analyticsみたいなアクセス・解析のタグをページに埋め込むとか、そういうことが基本的にはできないんですね。
ただ、Notionでも使えるアクセス・解析のツールというものがあって、私は最近NotionLytics、Notionの後にLyticが付いたNotion用のアクセス・解析のサービスを使い始めたところでした。
これはNotionでも簡単に設置できるアクセス・解析のサービスで、無料で使うこともできます。
有料版もあるんですが、無料で100ページまで解析できるようになっています。
このNotionLyticsを使い始めて、結構すぐにNotion自体の機能でウェブ公開のアクセス・解析が解析できるようになったので、私としてはタイミングいいなと嬉しく思いました。
また、ちゃんと過去に遡って解析が見られるので、このNotionLyticsを設置するよりも、前のアクセス数もNotion標準のアナリティクスで見られるようになったので、よかったなと思いました。
ウェブ公開絡みで、そのNotionの昨年末のアップデートで変わったところがいくつかあるので紹介します。
ウェブ公開されているページを設定のところから一元管理できるようになりました。
どのページをウェブ公開しているかがまとめて見られるようになったんですね。
そして、ウェブ公開中のページを編集しようとすると、上の方にこのページはウェブ公開されてますよという正しがき的なものが表示されるようになりました。
セキュリティ的なリスクなどもあるので、ウェブ公開されてるよというページをわかりやすくしてくれてるんですね。
そして、これまでウェブ公開しているページを検索エンジンに拾わせる、インデックス化するのは有料プランのユーザーのみできたんですが、これがすべてのプランでできるようになりました。
さらにデフォルトのタグやメタデータを改善してSEOの効果が向上したので、Notionから公開したページが検索エンジンから見つけられやすくなるんじゃないかと、これまでよりも上の順位に出やすくなるんじゃないかということです。
検索エンジンへのインデックス化は、もちろん標準ではオフなんですが、検索エンジンに拾われるようにできるし、検索順位もSEO的な効果が上がっているので、検索されやすくなるかもしれないので、よけい本当はみんなに公開してはいけないページを公開しないように気をつけましょうということですね。
Notionではページをディレクトリに分けるみたいな考え方はないんですが、親ページ、子ページの考え方があって、子ページのことをサブページと呼ぶんですが、
親ページの中にサブページがいくつでも作れて、そのサブページにさらにその子供であるサブページを作るという階層構造が作れるんですね。
この親ページをウェブ公開した場合、サブページも全部ウェブ公開されるというのがNotionの基本的な仕様になっています。
Notionのウェブ公開ページの解析機能
これウェブサイト的に公開したいと考えた場合、当然トップページ、親ページだけではなく、そこからリンクされているサブページも公開されるべきですよね。
ただそういう仕組みであるということは理解しておかないと、本当はウェブ公開したくないページを公開してしまうということにつながるかもしれないですね。
ただそのページの親となるページに必ずそのページへのリンクが表示されるので、見えないページ、リンクされてないけど共有されているページみたいなものはできないようになっています。
もちろんこの親ページはウェブ公開しない、この親ページはウェブ公開すると、親ページをいくつも作ることができます。
そしてさっきも言いましたが、本来的にはグループワークのためのツールでもあるので、ユーザーであったりグループだったりを指定しての共有機能があります。
グループで使ってグループのメンバーはみんな共有してドキュメントが見られるという使い方をしている人も多いと思います。
私はフリーランスなので一人でグループではなく一人でノーションを使っているんですが、仕事のやりとりで特定の人とページを共有するときもウェブ公開の機能を使ってしまっています。
セキュリティ的なことよりも利便性を優先している感じですね。
ITリテラシー、デジタルのリテラシーが低い人にノーションにわざわざユーザー登録してもらってそのページを見てもらうというのはなかなかハードル高いなと思っていますし、
継続的にこのメンバーで共有するためにグループを作ってどうのみたいな話になってくるとノーションのプランごとの制限だとか色々絡んでくるのでウェブ公開の方が楽でいいやとなってしまっている面もあります。
もちろん機密情報とか個人情報とかを扱っている人にはウェブ公開でやっちゃえばいいじゃんとはお勧めできないですね。
ノーションの有料プランのユーザーはウェブ公開するときにカスタムドメインを設定できます。
例えば私はashikaga.notion.siteというサブドメインでウェブ公開しています。
ノーションのページはそれぞれページごとにID的なものというか長い文字列の名前がついているのでこのページをトップページとしてウェブ公開しようとしたときでもそのashikaga.notion.siteすらの後にめちゃくちゃ長い文字列が入ってしまうんですね。
だからこそ推測されにくくてリンクを知らない人が推測してアクセスすることがほぼ不可能ということでセキュリティ的にはいいんですがこれが私のウェブサイトですよと紹介しにくいと思っていたんですが
そのカスタムドメインでのインデックスページトップページ的なものを設定できることを最近知りました。
ノーションの設定のところワークスペースの設定のパブリック設定っていうところのパブリックホームページのところでノーション上のページを設定するとそのページがトップページという扱いになります。
なのでさっき言ったashikaga.notion.siteだけでそのページが開けるようになります。
あとウェブ公開した時のURL共有リンクですが共有を1回オフにしてからもう1回オンにした時にリンクが変わるのかを実験してみました。
こういう実験が好きなんですね。
で結果としてはリンクのURLは同じでした。
なので1回そのページを共有してリンクが他の人に知れ渡ったところですでにそのリンクを知っている人にはもうアクセスしてほしくないけどそのページをもう1回ウェブ公開したいと。
レアなケースかもしれませんがそういうことがあった場合にはノーションはページを複製する機能があるのでページを複製すると別なリンクのURLになるのでそういう方法を取ればいいかなと思いました。
今回は以上です。
11:29

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