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こんにちは、アシカガキャストです。
旅するポットトラックP4という企画で、
電気屋ウォーカーのコーヒーさんから、
ZOOMのポットトラックP4という機材を借りました。
今回は、ポットトラックP4がどういうものなのかの説明と、
テストしてみたことについて話したいと思います。
ポットトラックP4は、ポッドキャストの収録に特化した機材で、
マイクを4本つなげられます。
4人集まって、4本のマイクで収録できるんですね。
そうすると、ファイルも4つに分かれるので、
複数人が同時に喋っちゃってるところの余計なところを消すとか、
それぞれの音量を調整するとか、
編集がやりやすくなるわけですね、ファイルが分かれていると。
それぞれの音量は、P4でつまみがあって、
それを回すことで調整できるので、
4人の声が同じ大きさぐらいになるように、
つまみを回して調整ができます。
そして、ヘッドフォン、イヤフォンをつなげる端子も4つあるので、
4人がヘッドフォンとかイヤフォンで音を聞きながら収録できるということですね。
このヘッドフォン、イヤフォンの音量も4つバラバラに好きな大きさに調整できます。
Zoomという会社が作っていて、ビデオ会議のZoomとは関係ないんですけど、
Zoomが出している機材で、その機材そのものにマイクがついていて、
ボイスレコーダーのように収録できるし、外付けマイクもつなげられるというタイプのものもあるんですが、
このP4は、P4自体にはマイクはついていなくて、必ず外付けということになっています。
P4に挿したSDカードに収録できるんですね。
電池で動くんですが、アルカリ乾電池で約4時間、リチウム乾電池で約9時間と書いてありますね。
ただ、USBから電源を取れるので、モバイルバッテリーとかがあれば、それにつないで電源を取ることができます。
もちろんUSBでコンセントにつないでもいいわけですね。
話はそれだけではなくて、3.5ミリの4極のオーディオケーブルでスマホとつなげば、スマホで通話しながらその音を収録できるんですね。
iPhoneだと、ライトニングとオーディオケーブルへの変換アダプターというのをくっつけて、そこから4極のケーブルでつなぐ必要があります。
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そうすると、スマホからの音はP4に入るし、P4からの音はスマホ側に行くんですね。
なので、例えば3人はその場にいて、3つのマイクで収録している。
もう1人はスマホ経由で通話で収録に参加するということができるんですね。
例えばP4にiPhoneをつないだら、iPhoneで普通の電話の通話でもいいですし、フェイスタイムでもいいし、LINE通話とかメッセンジャーの通話とかでもなんでもいけるんですね。
そして、このP4のすごいところは、みんなが喋っている今の例でいうと、3人がマイクで喋っている音はスマホに行くので、3人の声が全部スマホで通話している人にも聞こえるけど、
自分がスマホで通話している人が喋っている音はP4を経由してスマホに戻らないんですね。
自分が喋っている音もP4を経由して聞こえてしまうと、二重に聞こえて非常に喋りづらいということになってしまうんですが、それがないと。
その機能のことをミックスマイナスというらしいんですが、そういう賢い機能を持っています。
さらに、USBでパソコンやタブレット、スマホとつなぐことができて、USBでつないだ機器と入出力ができるんですね、音の。
なので、リモートで収録に参加する人がパソコンのZoomだったりSkypeだったりでもいいということです。
USBで接続した機器ともさっきのミックスマイナスという機能が働くので、P4から戻ってくる音に自分が喋っている声は入らないと。
リモートで参加している人がということですね。
なので、リモート収録で1人がパソコン経由、1人がスマホ経由とすれば、リモートの3人収録で3つの音を別々のファイルとして収録することができるということになります。
そこで、P4を借りてすぐに3人収録のテストをしてみました。
ポッドキャストしゃべりたいことやまやまですのやままさんとかぐわめしのかぐわさんという無駄に豪華なメンバーに協力してもらいました。
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ほぼ毎日ポッドキャストの更新を続けているポッドキャスト仲間ですね。
最初、Zoomで3人で集まって、私は2台のMacでZoomに参加して、1台はWebカメラでポットトラックP4が2人に見えるように映しながら紹介しました。
その場で説明しながらP4にマイクを挿したり、USBケーブルをつないだりとか説明しながらやって、
P4での収録のテストでは、かぐわさんにZoomの音をミュートにしてもらって、私のiPhoneからかぐわさんに電話をかけたんですね。
私のZoomは音の入出力をP4に設定して、P4につないだマイクで喋ると。
山間さんはZoomで通話という状態で収録のテストをしました。
その音源があるので聞いてください。
山間さん聞こえる!すげー!聞こえるー!
これで今ですね、全員揃った感じになったんで、勝手ながら録音ボタンをさせていただいております。
どうぞどうぞ。こんばんは。こんにちは、YouTuberのかぐわです。よろしくお願いします。
今ちょっと複雑ですが、Zoomで喋ってもらってるのが山間さんで、
山間さんの声がこのZoomのPodTrack P4では4番に来てる。
これZoomZoom言ってるとわかりにくいですね。
そうなんですよね。
PodTrackとビデオ会議のZoomとで使い分けたらいいんですかね、用語。
そうですね。とりあえずビデオ会議のパソコン上のZoomで喋ってもらってるのが山間さんで、
僕はこのPodTrack P4についてるマイクで喋っていて、
この携帯電話で繋がってる。ここに繋がってる。
これ今P4の録音ボタンって押してるんですか?
録音ボタン押しました。
しかもこれそれぞれファイルができてるんですもんね。
これあれですね。
iPhoneの方のボリュームをもう少し大きくしてなかったんで、
今ギリギリまで大きくしてもかなり香川さんの声がちっちゃいなと思ってたんで。
今だいぶ大きくなりましたね。
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なかなかちょっと複雑ではありますが、
これで遠隔で3人でも普通にZoomの音を録音すればいいんじゃないかっていう声もありますが、
これだと3人分別ファイルに分かれて録音できるし、
それぞれの音がちっちゃいなって人をここのつまみで大きくできる。
あとはこれ収録終わった後、ファイルを実際確認して本当に3つ分かれてるのかいなって感じですよね。
そうですね。
これP4のSDカードに収録した音なんですが、
全ての音が一緒になってるファイルと、
山間さん、香川さん、私の3人の別々な音のファイルもできていました。
4つ入力できるうち3つを使っていた形になるんですが、
使ってない1個の分の音のファイルもできていました。
さらに、効果音とかジングルとかをボタンを押して鳴らす機能があるんですが、
こんなのですね。
それ用の音のファイルもあるので、
必ず5個の音声ファイルができるようです。
マイクとか繋いでいなくても必ず4つの入力分収録されてしまうんですが、
考えてみたら収録中に途中参加でマイクを繋いで取るというようなケースもあり得るので、
もう必ず最初から全部録音されるということになってるんでしょうね。
なおこの収録のテストの時にスマホからとZoomからとで会話ができるというところでちょっと盛り上がりましたが、
一番驚きの声が上がったのは、
P4を作っているZoomが日本の会社だと言った時でした。
そして今この収録もP4を使っているんですが、
私のいつもの収録スタイルでパソコンのAdobe Auditionというソフトウェアで収録しながら編集してるんですね。
ちょっと喋って気に入らなかったら撮り直し、言葉に詰まったらそこで止めてそこからまた喋ると。
間が空きすぎたところとかはその場で編集で切るとかそういうスタイルなので、
P4とiMacをUSBのケーブルでつないでAdobe Auditionのオーディオの入出録をP4にすることで、
P4につないだマイクで喋った音をオーディションで録音すると。
いつもはUSBでつないだマイクで喋ってるんですが、その部分がP4プラスダイナミックマイクになったというだけの状態です。
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P4のもったいない使い方ですね。
P4のSDカードに録音しても何度も撮り直したりとかしているNGシーンも全部収録されるだけなので、
バックアップにはなるかもしれないですが、あまり意味がないということになってしまうのでSDカードに収録はしていません。
一応テストでパソコンのAdobe Auditionで収録しながらSDカードにも同時収録というのも試してみたんですが、問題なく両方で収録できました。
あと、USBでiPadとつないでiPadで収録するというテストもやってみました。
その音声のファイルも聞いてください。
こんにちは。アシカガキャストです。
PodTrack P4とiPad等をUSBケーブルでつないでの収録のテストです。
iPadのボイスメモのアプリで収録しています。
iPadで聞くと無音の部分のノイズもほとんどなくてすごく綺麗に撮れてるなと思ったんですが、
どうやらiPadで聞くといい感じに聞こえるだけみたいで、実際のファイルを見てみるとノイズは結構入ってましたね。
その代わりすごく大きな音で収録されていました。
P4のマイクの入力のつまみ、ゲインとかは全く変えてないんですが、iPadのボイスメモで撮った方が大きな音で収録されていました。
なのでノイズが大きいのもそのせいということでしょうね。
iPad用にマイクのゲインを調整すればノイズは減らせるだろうということですね。
私がP4に興味を持ったのは、実はiPhoneでの通話を録音できるというところに魅力を感じたんですね。
で、実際問題なく通話を録音できるということはわかったんですが、
P4を使って通話を録音しながら会話をするには、P4につないだマイクで喋って、P4につないだイヤホンかヘッドホンで相手の音を聞かないといけないんですね。
なのでちょっと大掛かりすぎるかなと思ったんですが、P4につなげられるXLRというごつい端子のピンマイクもあるということがAmazonで売ってることがわかりました。
今P4につなげているマイクは、マイクも貸してもらってるんですが、ケーブルがかなり太くてごついんですが、そのピンマイクは細いケーブルだったんで、
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細いケーブルのピンマイクとイヤホンをつなげるんだったら、そんなに大掛かりじゃない感じで使えるのかなと思いました。
ということでポットトラックP4とはどういうものなのかを私なりに説明してテストした内容などを紹介しました。
このような機会を与えてくれた電気屋ウォーカーのコーヒーさんに感謝しています。
収録のテストに付き合ってくれた山間さんと加川さんもありがとうございました。
ということで長くなりましたが、この辺で終わりにしたいと思います。
ポットトラックP4にはかなり詳しくなったので、質問などあれば聞いてください。
最後まで聞いていただきありがとうございます。