2024-10-17 09:12

ネガティブでもいい

ネガティブでしか出てこない発想もありますよね。時にはあえてネガティブで考えるということも転換点になります。

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どうも、丸山です。
まずは、おめでとうございます。
ということで、今回は、ネガティブでもいい、というテーマで話をしていきます。
ネガティブでもいい、ですね。
普段の私が話をしている中では、ポジティブ・前向きと、どちらかというと、その方がいいですよね、というようなことを多めに話してはいるんですけれども、
当然、ポジティブなだけだと。
それもそれで、本来、踏み留まるべき場所で、踏み留まれなかったり、
行き過ぎて、相手の心の中に土足で入り込んで、何だか圧が強い人というように、なりかねないと。
さらには、ポジティブな人というものが苦手だというような人と付き合っていくような必要が発生した場合に、
そこに対しても、ポジティブな側面のみを持ち合わせているというような場合には、対処ができないというようなことにもなっていきます。
そして、行き過ぎると相手の気持ちを考えることができない、
自己中心的な人間になっていってしまう可能性もはらんでいるということなので、
バランスが重要というようなことで、
ポジティブな側面を持ちつつ、それよりも若干比重が少ないぐらいのネガティブというような側面も持っていてもいいと。
さらには、ネガティブの功用とでも言いますか、2つですね。
ネガティブな側面があるからこそ考えつくようなこと、思い至るようなことがあります。
そのような意味でもネガティブであってもいいと。
というよりかは、人の考えにダメだというようなことは一つもないですから。
それをいいとかダメとか決めるのは本人だけですからね。
あなたのネガティブなことは絶対にダメだと自分でそう思うのであれば、それはそのようにしたらいいですし、
ポジティブな側面だけでいいと思うのであれば、それはそれでもいいわけですよ。
ただその上で、ネガティブであるからこそ考える2つのことというもの。
これを先に言うと、
1つは、諦める勇気が湧く。
そして2つが、現状の認識を正しく行える。
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というようなことですね。
それで、諦める勇気というようなところでね、
何々の勇気なんていうとね、ちょっとおこがましいような、
アルフレッド・アトラーさんじゃないですけれども、諦める勇気が湧くというようなことね。
これは、できないことやらないことを決めるための心持ちが整うというようなこと。
この人とは付き合わないというようなこと。他人に期待をしないというようなこと。
そうしたらそのあたりのですね、一種の諦めというもの。
これがネガティブであるからこそ湧くというようなこと。
仮にですね、何か追いかけているものがある。諦めたくないと思っているようなことがある。
そうは言ってもそれが現実にそこしていないと。
極端な例で言うと、例えば今50歳の人がいたとして、今からプロ野球選手になるとかね。
心としては諦めたくないけれども、
これを諦めることによって空白になるわけですから。
そして空白が空いたということは、そこに代わりの何かが入るということなんですね。
ですからこれをですね、延々ポジティブで考えていたら、いくつになってもできるだろうと。
夢を諦めるということはいくつになってもしないと。
望めば叶うし、やろうと思えばできる。
だから死ぬまで諦めないと。
続けていく。それも一つの決断ではあると思いますが。
ここでネガティブの思考を持ち出すと、やめようと。
諦めることができるわけですね。
諦めるということも諦めないということもどちらも決断ですから、
どちらを選んだとしても、あなたが選んだ方があなたの人生に必要のある決断ということになります。
一つはそうですね、諦める勇気が湧くということ。
そしてもう一つは、現状の認識を正しく行えるということ。
あまりにポジティブでありすぎると周囲が見えなくなることがあるんですね。
今自分が置かれている状況がどのようなことなのかということを認識を見誤ることがあるわけです。
これがネガティブなんですね、側面を出すことによって。
悲観的に今の現状を眺めることになるじゃないですか。
そうすると、実際に今するべき活動は何かということが見える。
そうすると、今のあなたに即した活動が正しく行えるということ。
いわゆる現状の認識というもの、ネガティブな側面というものはね、
稲森和夫さんの言葉ですけれども、
楽観的に構想して、悲観的に計画をして、楽観的に実行すると。
つまり計画の部分は悲観的に、いわゆるネガティブな側面を持って行うということ。
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そのような表現もあるということで。
現状を時には悲観的には見ないと、
そのまま現状のプランで突き進むと、
とんざするというようなことが見えているにも関わらず、気持ちで何とかなるから、
頑張ろうというような、昔の野球部じゃないですけれども、
気合で何とかするというようなことね。
確かにそうした生き方も美しいと思いますが、
常にそうでは、もしかするとつまずくことがあるかもしれない。
世に出ている熱いストーリーというんですかね、
表に出ているものは失敗のものよりかは、
どちらかというと成功したような話が多いと。
その陰にはたくさんの失敗があるわけです。
サクセスストーリー、成功の話、
そのようなものはどちらかというとポジティブな側面が多いと思います。
日の当たる話というんですかね。
ただ、その陰にはたくさんのネガティブなストーリーが隠されているわけですよ。
ですから世にある美しい、成功したポジティブな話ばかりに気を取られて、
自分もポジティブであると。
当然そうした面も持ち合わせておく必要はあるんですけれども、
その中でもネガティブというような面も持ち合わせておきましょうというようなことですね。
人付き合いという点においても、現状を認識することによって、
自分が付き合う人を自分で選ぶというようなこと。
それをネガティブな側面を持って、
今目の前のこの人はすごくいい人だけれども、
ひょっとすると自分とは付き合っていくべき人ではないのかもしれない。
自分にとっても相手にとっても不幸な結果になりそうな予測が立てられてしまうから、
であれば今ここで人間関係を断ち切ろうと。
そのようなことにも活用できるわけですね。
つまり何が言いたいのかというと、
ネガティブでもいい。
これはネガティブであることでしか生まれない発想があります。
それは諦める勇気が湧くというようなこと。
そして現状の認識を正しく行えるというようなこと。
2つというよりかはあれですかね、
現状の認識を正しく行った上で諦める勇気が湧くというようなこと。
つなげてもいいですね。
常にポジティブポジティブであるというようなこと。
これもいいとは思いますが、
時にはネガティブな側面も出すと、
このようなことに思考を巡らすことができるようになります。
というようなことですね。
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ということで今回は以上となります。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。
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