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さて、今日はノイズを、そしてノイズを足す話です。
ノイズゲートを使って、ノイズをキャンセリングするとすると、無音のところをカットして、ノイズなく綺麗に聞こえるんですけども、ノイズを起きているところで、綺麗に音がなくなってしまう。明らかにそこが不自然になるということですね。
それで、ノイズキャンセリングをして、無音をカットした後に、やはりホワイトノイズを足したらいいんじゃないかな、というふうな、ノイズを抜いておいて、ノイズを足すのか、というふうなことになりました。
今回からやってみているのが、ノイズゲートのスレッショールドレベルをマイナス50dBに合わせました。これで、マイナス50dBよりも低いシグナルはミュートされます。その後で、無音をカットします。
ただ、そうすると、無音をカットしているところで、本当に音のないところが出てきて、これが非常に不自然に聞こえます。もちろん、ヘッドホンをしていても、歩きながら、外を歩きながら、電車に乗っている時とかであれば、気にはならないんですけども、よく聞くと、そこは音が切れているので、ちょっと不自然だということで、ホワイトノイズを足してやりました。
ソクスを使うと、もともとの音源に対して、同じサンプリングレート、同じビートレート、同じチャンネル数の同じ長さの何かを作れます。この何かというのがホワイトノイズだったり、ピンクノイズだったり、あるいは用途があるのかどうかとして、制限波とかですね、そういうのでも作れるというので、それを使って全く同じ長さのホワイトノイズを作りました。これをミキシングして、最終的に出力にするということをやります。
このポッドキャストでは、ジングルのところはその処理をする必要がないので、ジングルのところ以外のところにその処理をして、後からジングルのところに付けることをやります。
ホワイトノイズの音量をどれくらいにするかという問題があり、ここはまだテスト中ですけれども、ホワイトノイズを縦断するというサンプルが検索すると出てくるということは、やっぱりこんな形で自然に聴かせるためにあえてホワイトノイズを足すということは、やっぱり用途としてあるし、そういう必要性があるんだなということですね。
サンプルではボリュームの指定が0.01というふうになっているんですけれども、この0.01だとホワイトノイズが入っているようには聞こえない。おそらく自然に聴かせるためにはそれぐらいのレベルでいいんだけれども、今回のように無音部分をカットしているので、そこが不自然に無音になってしまう。本当に何もない状態になってしまうという状況には向いていないかな。
ということで、0.02というのでテストをしてみたんですけれども、悪くはないんですけども、全体にホワイトノイズが乗っちゃうということで、喋っている後ろでも何かノイズがずっと乗っているというのはちょっと耳障りになってしまう。ということで、今回の設定はボリュームの設定を0.015という間のところに持ってきてやってみたら、まあこれでいいかなと。
私の意味ではいいんだけど、モニターする環境によって若干変わってくるかもしれないので、ここはもうちょっと詰めていかないといけないかもしれないんですけども、今のところボリュームの設定を0.015ということでホワイトノイズを縦断しています。
実際のやり方は、ソックスを使う人は検索していただくと、ホワイトノイズを出してパイプで繋いでホワイトノイズを縦断するということをやっているのが簡単に見つかるかと思いますので、必要な人はやってみてください。では。