1. パリで学んだ「ブレない自分の作り方」
  2. Vol.227「『将来のビジョンが..
2020-08-06 36:15

Vol.227「『将来のビジョンが分からない問題』を解説!」 

「将来のビジョンが分からないんです!」というお悩みに関して、なぜビジョンがわからないのか?というメカニズムと、ビジョンに対する考え方をアキが解説します。 
パリ美学の講座でも取り組む「ビジョン」ですが、ビジョンを考える前にまずやるべき大切なことをお話しています。 

オープニングでは、アキが苦手な事、面倒くさいと思ってしまう事柄に関してどう向き合ってきたか?というエピソードをお話しています。 

オフィシャルサイトは、http://projectsparis.com/



00:15
こんにちは、あきです。
今日も、パリで学んだブレない自分の作り方の時間がやってまいりました。
8月に入りました。
7月はですね、大抵日本にいることが多かったんですけども、
それ以外にね、ちょっと7月にやることが実はありまして、
それは何かというと、決算の時期というか、
私自身が7月の頭に会社を作っているという関係で、
締めなんですよね。
それに関する売上と経費と、
っていう計算をきちんと出すという作業があります。
正直に申し上げると、とにかくこれが苦手。
お金の計算とか本当に苦手で、苦手というか嫌なんですね。好きじゃない。
で、そういう計算とかをためるタイプ。
で、7月はそういう時期なので、
で、やっと1年分やるんですね。
まさに夏休みの宿題を8月31日に仕上げるみたいな、
やっつけ仕事が本当に多いんですね。
で、実際はある程度の経費、固定的にかかっているものとか、
売上に関してとかね、お金の手入りとかも分かっているので、
事務局の方にお手伝いいただいているんですよ。
だけれども、自分個人でやっている仕事もあったり、
あるいは彼女の知らないところでかかっている経費っていうのもあったり、
細々あるんですよ。
だから、ある程度はお手伝いいただいているんだけど、
結局やっぱり自分でやる部分ってかなり多いんですね。
でね、本当に好きな人は好きなんだと思うんですが、
私、本当にダメなんですね。
もう本当にダメね。
で、経理のお友達とか話聞くと、
めっちゃ楽しいって、この数字が合う感覚とか、
そういうのが本当に楽しいって言うんだけど、
もう全く分からないし、
何が楽しいか全然分からないですね、私は。
で、会計士さんとも以前お話しした時に、
いやもう本当にこういう仕事を楽しんでいけるってすごいですよねって話をしてて、
で、彼らから言うと、
ブログ毎日書く方がめっちゃ大変ですよとか、
そっちの方がすごいですよとか言われて、
あー本当に人によって感覚って全然違うんだなーって言って、
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その人の人の持ち場ってやっぱ違うんだなーっていうのを、
本当に改めて感じました。
もうお金の計算するくらいだったら毎日ブログ書きますよ、私。
っていう風に思ってたくらいなんですね。
なので、こういう、なんていうのかな、
自分の持ち場ではない、
自分の好きなことではないし、できないと思っていることに対して、
どう向き合ってきたかっていうのを、
私の経験をもとにちょっと話をしたいなと思います。
でね、本当に毎月毎月やれば楽なんですよ。
だけどできない。
で、必ずこの時期、7月が終わって、
バーッと会計士さんに出してやり取りをした後、
来年、来年度っていうか今年、今年度こそは、
毎月やるって決めるんですけど、
一回もやった試しないですね。
で、必ずその次の年の6月ぐらいから、
結構慌てふためき始め、
会計士さんからのメールが怖くなっていくみたいな、
そういう感じなんですよね。
で、今回もご多分に漏れずそうで、
私1月の終わりから2月にかけてドバイに行ったんですよね。
で、セミナーさせていただいたり、
ポッドキャストのインタビューさせていただいたりして、
その後、外出禁止もあって、
本当あの時期ってよかったなと思うんですが、
そのレシートを今頃ちまちま見てるわけですよ。
で、正直、呆れましたね。
これって、ユーロで計算してるものもあるので、
私1ディラハムがいくらなのか円でね、
分かってないんですよ。
当時のレートを調べ直したりとか、
何やってんだろうと思いましたね。
もうかなり遠い半年前の話なんだけれども、
自分の中で、かなりコロナの件もあってね、
本当に昔の話のように感じることを、
まだちまちまやってんだみたいな。
このドバイの計算をやってる時はね、
ちょっと我ながら呆れましたね。
で、やっぱり私にとっては、
お金って、お金の計算ね、
お金そのものじゃなくて、
お金の計算っていうのは、
なんかすごく苦手意識があるし、
正直フランスの口座も、
いくら入ってるか知らないんですね、私自身。
日本の口座はチェックしてるけど、
フランスの口座はチェックしてないんですよね。
で、ある意味、
フランスでも私働いてるのでね、
ユーロでも働いてるんで、
そのユーロで入ってくるお金とかもあるんだけど、
06:02
全然知らないし、正直そっから、
夫がすごく細かくやってくれてるので、
夫がそっから生活費に当てたりもしてるんですが、
いくら抜いてるかも全く知らない。
もっと言うと、ネットでフランスの口座を、
自分のね、口座をチェックする仕方も
よくわかってないんですね。
ネットでほぼ見たことがないから。
なので、さすがにそれはね、
やめようかなとは思ってるんですが、
出入りはね、自分がちょっと投資したりしてる金額は
わかってるんですよ。
でもその日常のアカウントは全くチェックしてないという。
本当にこんな恥ずかしい話、
ここでするか?みたいな感じなんですけど、
正直ね、私自身、お金の動きがない方が楽は楽なんですよね。
だって経費の計算とかしなくて楽だし、
楽なんですよ。
だからどっかそういう自分への思い込みもあるんですよね。
でね、今回、また相変わらずのやっつけ仕事でね、
やってたわけなんですが、
数字の羅列を見てると迷るんですね。
やらなきゃいけないことっていうのもすごく迷るんですよ。
で、やっぱりここで2つの考え方があって、
もうこれを完全手放すっていう。
手放してもいいと思ってます。
私も手放しているからこそ、
ある程度事務局の方にお願いしてるっていうのもあるんですが、
私の場合、個人的なね、私の場合には、
手放してもいいんだけど、
これは実は私にとって向き合った方がいいっていうことも分かってるんですね。
なので、完全な手放しはしない方がいいっていうのもあるから、
よけこのめんどくささと、
ちょっとこの複雑な気持ちがあるかなと思います。
でね、今回はやっぱその数字の羅列を見るだけではなくて、
ちゃんと向き合おうと決めました。
だから経費とかね、そういう計算とかも含めて、
例えばね、一緒に仕事をしてくれている方って、
何人かいらっしゃるんですよね。
毎月お願いして、事務局も含めてお願いしている方がいるんですけども、
ただお金を動かしている。
これくらい働いてくれたんだ、これくらいやってくれたんだじゃなくて、
その方たちへのお礼と感謝の値だという見方で見直してみたんですね。
だからネットの、細かくネットでかかるお金もあるじゃないですか。
スタンドを使っている、ドメインを使っている、
サイトの管理をしている、
そういうネットのお金も経費、
数字上げるのめんどくさいなとかではなく、
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それも私のお仕事の活動を支えてくれているものだ、
みたいな形で感情の乗っけ方を変えたんですね。
だから数字の羅列っていう位置づけから、
そこの上に乗っかっている、
関わってくれている人とかそっちを考えたんですね。
私ね、お金とか数字ベースで考えるとめんどくさいんですけど、
人ベースで考えると気持ちが乗っかりやすいんですよね。
なので、ずっと1年分、もう一回見直したりとかしている中で、
やっと後半楽しくなってきたんですよ。
なので、やっぱり苦手、手放すでもいいんだけど、
私の場合にはお金って大事なものだし、
大事だとわかっているからめんどくさくてもやらなきゃいけないと思ってたんですけど、
これを機会にちゃんとしようと、毎年思ってたんだけどね、
宣言して毎月やることを決めたいと思います。
その時には数字の羅列、めんどくさいっていう発想ではなく、
その裏側にある感情、
関わってくれている人とか会社さんとか、
そういうのも全部込みで考えていこうというふうに決めました。
あともう一つ、私の恐ろしい思い込みがあったっていうことに気づいたんですよね。
売上げを上げればいいんだって思ったんです。
当たり前の話なんだけどね。
売上げをどこかでお金の動きがない方が楽っていうふうにさっき言ったと思うんですけど、
売上げない方が、書かなくてもいいしめんどくさくないじゃないですか。
でも売上げを上げた方が楽しいですよね、きっと。
なので自分の売上げをもっと上げたら、
多分こういうお金の計算もきっと楽しくなるということに改めて気づき、
自分がどこかでめんどくさいと思っていることの中に、
売上げを上げるっていうこともなんか入ってるんじゃないかなって今回は気づきました。
やっぱり売上げを上げるっていうのはビジネスとして成り立たせるっていうこともあるんだけども、
何か私の活動に価値を感じてくれているからこその一つの指標だと思うんですよね。
だからそれを上げるっていうことは私にとってはやっぱりとても嬉しいことなわけで、
それをきちんと上げると決めて適当にしないっていうことをね、ちょっと改めて感じました。
本当にね、ある意味とっても恥ずかしい話ではあるんだけれども、
12:03
やっぱりね、自分の本当に弱い部分と向き合ういい機会になりました。
毎年ね、それやってるんですよ。毎年やってるんだけど、
今年はね、いい加減にしようと。
で、やっぱりあえてね、向き合って何とかすればという覚悟も決まったので、
せっかく自分の嫌な部分を向き合ったところをちょっとオープンにすると同時に、
自分への覚悟と宣言にしたいなと思いました。
苦手なことがあったり、本当に嫌なことがあったときに手放すのか向き合うのか、
もうこれしかないので、どちらにしてもやっぱり逃げずに、ほっとかずに、
どっちの選択だとしても向き合うっていうことの大事さを今回わかったのでね、
シェアをさせていただきました。
ぜひ苦手なものがある方、参考にしていただければと思います。
それでは本編スタートです。
はい、本編です。
前回ね、ちょっと転職の話をしたと思うんですよね。
転職のところで、やっぱり転職は主幹だみたいな話をした関係で、
ちょっと前回ね、言いたりないというか言い切れなかったところがあるので、
ちょっと今週はその話をしたいなと思います。
その転職に関係してなんですけども、
やっぱりよく言われる言葉というのが、
私にはビジョンが見えません、イメージできないんです、
っていうこのビジョンわからない問題っていうのがあるんですね。
で、このビジョンわからない問題もちょっと転職につながっている話なので、
このわからない問題のそのメカニズムというか、
どうやってわかっていったらいいのかっていう話をちょっと今日したいなと思います。
ビジョンがね、わからないっていうのはどういうことかというと、
前回の転職の話に若干近いんですけど、
自分の好きでたまらないとか、心が楽しいと思えるとか、やりたいとか、
好きなことがわからないって話とほぼ一緒なんですよね。
自分の意思で決められる部分なのに、
その部分が見えない、わからないことによって起こる問題なんですね。
だからビジョンがないわけじゃないんですよ。
その前回の続きで言うとね。
ビジョンがないわけじゃないんだけど、
そのわからなくしているものがいっぱい不純物が入っているよっていう話なんですね。
だから私自身もよく質問するんですけども、
お金とかね、時間とか、制限がない状態で自由にあなたができるとしたら、
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何をしますか、みたいな話をするんですよ。
その時にやっぱり人っていうのは、できるかな、できないかなとか、
でもこれ私本当にやらなきゃいけないのに、とかいうものが入ってくるから、
心が楽しいとか、やりたいとか、好きなことっていうのがわからないケースが多いんだと思うんですね。
で、ビジョンって結局未来の話じゃないですか。
なので、まずその未来の話をする時に、こういう条件を抜くっていうことが大事です。
過去に積み重ねてきた条件とか、思い込みとか、常識とかっていうのをまず抜く作業が必要なんですね。
未来のことなんて、あとわからないっていう人もいるんですよね。
要は、特にこの今の時代って変化の波がすごく激しくなってるじゃないですか。
その中で、わかるわけないじゃん、明日のことだって、みたいな感じになってしまう気持ちもすごくわかるんですね。
だからそこでちょっとブレーキがかかってる人もいるかなと思います。
で、この主観っていうんですかね、ビジョン、自分の本当にやりたいビジョンを見つけよう、条件を抜いて決めていいんですよ。
決めていいんだけど、それでもわかんない人って多いと思うんですよね。
海外に行きたいかなとか、そういうのは出てくるかもしれないけど、私の場合はそうだったんですけどね。
で、みたいな感じになっちゃう人とか、それ以上具体的にならないっていう人結構多いんですよ。
出てこないんです。条件を外してもふんわりしか出てこないっていう人が非常に多いんですね。
で、散々ビジョンは好きなように決めていいからとか、主観だっていう話をしている上で、あえて一石を投じようと思うんですけども、
ビジョンは後、後、後、後、もうそんな急がなくていいです、と私は言いたいです。
つまり、条件を外したのがわかんないものはわかんないでしょう。
自分の好きとかそういうものにもっと敏感になっていくとか、本当にやりたいってものは何なのかっていう感覚をね、もっと見つけていこうっていうのは大事なんです。
それはもう同時進行で大事なんだけども、それでも出てこない人にビジョンボードとか聞いたことありますかね。
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自分の未来でワクワクするような写真とかを集めてきてビジョンボードを作りましょう。
言っても、その時は楽しいんだけど、「で?」に必ずなってしまうんですね。
で、何?っていう。
なので、私自身はこう考えました。
なんでビジョンをそんなにみんな知りたがりたいとか分かりたいっていうのはいいし、ビジョンボードを作るってことは全然大切なんですけども、
私自身は日本人の特性としてビジョンボードをそんなに早く、早い段階で作る必要はないと思ってます。
だからパリ美学のベーシックの中でもビジョンボードを作ろうっていうのがあるんですけど、もう本当に後半でしょ。
その前にやることあるよね、みたいな感じなんですね。
で、それは何かというと、自分のリソースを知るっていうことなんですよ。
リソースって言葉はメルマガとかでもね、よく書いてるので分かっている方もいらっしゃると思うんですけど、
自分の持っている性格、気質、能力、価値観、経験、その人持っている経験を全部含めたその人個人の資産ですよね。
物理的なものではないんですよ。家持ってるとかそういう話ではなくて、個人の能力とか性質として持っている資産をリソースと呼んでいます。
このリソースが分からないままビジョンを決めている人が多いことが、このビジョンが分からない迷子を作っている原因じゃないかなと思うんですね。
自分を知らないのにビジョンボードを作ってもさあ、みたいな。そういう感じなんですね。
どういうことかというと、ビジョンボードを作りました。このビジョンは私にとってワクワクする。
でもそのビジョンを作った私自身が自分の本音とは違っている、要は無意識なんだけども、一般的に良しとされているとか、
これが理想形だよねっていう暗黙の了解とか、そういうものに混ぜられたビジョンだったらどうでしょうかという話なんですよ。
つまりそのビジョンがね、その人にとって本当の本当の本音の部分から出たビジョンかっていうのに対して、私は結構はてなマークを持ってるんです。
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それくらい私たちの、特に日本人は不純物、不純物って言い方をちょっと先週からしてますけど、
一般常識とかこうあるべき価値観みたいなものに結構影響を受けて、それを当たり前のように受け入れているがために、それが本音だと思ってしまっているケースって多いんじゃないかなと思うんですね。
これはね、どういうことかというと、例えば私もよく言うんですけども、
例えばね、あなたは今仮にね、横浜港にいます。これから船に乗ります。目の前にある船に乗りました。
お、シンガポール行き。うん、シンガポール、私のビジョンです。ビジョンのあるここだ。シンガポール行きの船に乗りました。
で、太平洋をね、渡って行きます。
お、もうすぐシンガポールに着きそう。でもそのシンガポール行くまでに何日かかりますよね。
で、その間に、あれ?っていうことが起こるとするじゃないですか。
あれ、私、実は本当はシンガポールじゃないかも。
で、気づいた時の悲劇。私やっぱりハワイだった。みたいな悲劇。
シンガポールからまたハワイ行くんだ、みたいな。この悲劇ですね。
そういう感覚なんでしょ。で、もちろんシンガポール行くからこそわかったことはあります。
シンガポール行くっていう経験が悪いわけでは全然ないんだけれども、
でも、自分が闇雲に、あ、いいかもいいかも、シンガポール、これが私のビジョンだわ。
で、私の本音に気づかないままシンガポールに行き、ふっと気づいたら、やっぱりハワイだったか。
で、そのハワイも本音かどうかわかんないんですよね。
ハワイだって言った後に、やっぱり私オーストラリアだったわ、みたいな。
で、この揺れ動いてる人の特徴って何かって言うと、やっぱりこの自分の真となる部分がわからないまま進んでるって感じなんですよ。
で、これを私は自分軸と呼んでるんですね。
で、この自分軸の元になるものって何かって言うと、それは私がさっき言ったリソースじゃないかと思ってるんですね。
つまりその人個人が経験してきたもの、培ってきたもの、価値観、能力、そういった、これ環境も含めてなんですけどね。
教育環境とか職場環境っていうのも含めてなんだけど、その人個人が出てきた、味わってきた考え方とかそういうのが全部込みのものがその人の真になるものであって、
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環境、外からの環境で決まるものではないんですよ。個人、全然違うんですね、当たり前ですけど。
で、それが分かった上で私シンガポール行くっていうのと、シンガポールいいな、私の目指してる未来が待ってるような気がするだけでシンガポール行くのでは、考え方が根本的に違うっていう話なんですよ。
だからもしその自分のシンを分かった上でシンガポールに行き、やっぱちょっと違ったわってなっても、そのシンガポールを糧にして次の目的地に行けるんですけど、
フラフラしてる場合、本音が分かんない場合は、シンガポールじゃなかった、ハワイだった、オーストラリアだったっていうようは目的地を変えるだけなので、何の本音のシンというのは変わってないですね。
それが悲劇だって言ってるんですよ。なので自分のリソースっていうのをきちんと見る作業を私はお勧めしています。
で、このリソースっていうのは過去を振り返ることもあるんですけども、過去を振り返ると固定化されたイメージで持ってしまう方多いんですよね。
過去こうだったからこの価値観が出た、こういう考え、私のリソースはここなんだ、っていう固定されたもので捉えがちなんですけど、実はそうではなくて、全然変わってっていいんですよ、これから。
バージョンアップしてっていいんですよ。上書き保存してっていいんですよ。今培っている経験にさらに加わっていくものなので、
変わってって全然いいんだけれども、その変わっていく時に指針となるものをすでに持っているかどうかっていうだけなんですね。
で、その中で私がいつも必ずやっていただくことが自分史を作っていただくことなんですけども、いろいろコツがあるんですけどね。ここではちょっとお話ししませんけど長くなるので、細かく書いていきます。
自分史自体は別に摂取を受けなくても一人でできると思うんですけど、多分私はかなり細かく書いてもらうことをお願いしていると思います。
なぜかというと、私が知りたいというよりは本人が認識するためには詳細に書いていく方が早いからなんですよね。
で、ポイントはその後です。その自分史をもとにどうやってコアコンセプトというか、自分の中にあるリソースを整理してコアコンセプトを決めていくかっていうこのプロセスが多分一人だと難しい。
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なぜかというと、自分の歴史自体が主観に満ちあふれているので、これをどう整理していいかって結構わからないんですね。
多分私自身も自分の自分史を見て一発でわかるかっていうと、やっぱりわからないところがいっぱいあると思います。
やっぱりその第三者の目とか視点っていうのを入れることによって、あとその人の特徴をきちんと捉えた上での視点ということなんですけど、そこをきちんとガイドしたり教えてあげる人がいた方がこのコンセプトは決まりやすい。
この自分史っていうんですかね、自分の過去を振り返ることを結構ね、軽んじてる方が多いんですけど、これはね、宝なんですよ。リソースの。だって自分の生きてきた証ですよね。
で、私の人生なんて大したことないとかね、あとさらーって書いてくる人いるんですけど、この部分3年間空白ですけど、これなんで?みたいな話はよくしますとか、あとこの部分もうちょっと細かく書いてみてとか書きながら思い出してくることもいっぱいあるので、一発で完璧なものを仕上げなくてもいいと言ってます。
本当にバージョンアップして思い出したら加える、思い出したら加える、でも全然構わない。人によってはね、やっぱりね、記憶が完全に飛んじゃってる人もいるんですよ。
それがね、どうでもいいから忘れてるっていう場合と、あるいはインパクトがありすぎて完全に記憶から消されてしまってるっていうパターン、両方あるんですけど、それを丁寧に見ていくっていう作業をします。
なので自分の過去のそのプロセスを無にした状態でビジョンなんて私は作れないと思ってます。
だからこの今までの自分を認めた上で次のビジョンを見た方が、そのシンガポールとかハワイとかその行き先ははっきりしてくるかなと思います。
でね、私のクライアントさんで大学生がいたんですね。1年生の子で19歳、もう今20歳になってますけど、いたんですね。
彼女のね、自分史、彼女のコアコンセプトを決めていく中で自分史書いてもらったら当たり前ですけど、過去19年分しか出てこないんですよ。
だからはっきり言って彼女の自分史ってほぼ家のこと、家族のこと、それから学校のこと、それも中高、あとまあ大学入るまでの話とかね。
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あとお友達とかクラブ、部活ですよね。そういうのだけなんですよ。当たり前ですよね19年の中で。
で、もちろんこのね、社会人を経験した人間からすると、もうなんかこう青春時代みたいな自分史なわけですよ。
なんかドロドロ、まあドロドロありますよもちろん。その学校の中でね、ドロドロ人間関係とかありますけど。
でもなんかこう、ある意味社会人とは違う学生生活ってなんか当たり前に思ってるけど、でもこの19年の中にドラマがいっぱい溢れてるんですよね。
で、この彼女のドラマティックな19年を全部細かく整理してたんです。
でね、単なる部活での出来事とか、よくある話かもしれないんだけど、彼女にとっては一大事なわけで、もう本当にドラマティックだし、やっぱその人の人間関係の中で出てきて、
彼女の視点でどうそれをね、乗り越えてきたかっていうのを語ってくれたりしたわけですよ。だからもうそこを掘り下げるインタビューもずっとしてるわけね。
でね、やっぱり19年でもこんなにドラマティックなんですよ。
だし、その中から彼女らしいこだわりとか価値観とか、もうそれがもうバーッと浮き彫りになったんですね。
これはもちろんセッションの中だけではなく、その前に彼女がもう徹底的に自分史を書いたり、これもうちょっと掘り下げてみてっていうところを丁寧に丁寧に、
私が口うるさく言うのも丁寧に丁寧に一生懸命書き出してくれたっていうのもあるんですけども、その準備段階がそのコアコンセプトを決めるセッションの前にはとっても大事で、
それをきちんとやってくれた上でのセッションだったからっていうのもあるんですが、
この彼女のドラマティックな出来事からコンセプトを導き出して、彼女の指針となる部分っていうのが全部浮き彫りになったんですよ。
で、考えてほしいんですね。19歳でも19年の人生でも出てくるんですよ。
もちろん彼女にももちろん言ってますけど、バージョンアップしていく前提だし、だけど彼女がこれからどんな大学生活を送り、どんな就職活動をし、どんな社会人になっていくかっていう指針がこれで分かったから、
お友達からのね、なんかこういう話とかにいちいちもうぶれなくなってくるわけですよね。
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で、その19年の人生で出てくるコアコンセプトがあるくらいだから、30年とか40年近く生きてる人にないはずがないんですよ、ドラマティックな人生が。
なので、作業大変ですよ。長く生きてる、50代の人はもっと大変なんですけどね。
大変なんだけども、でもそのドラマティックな人生で私は大したことない人生ですとか、
みんなのようなドラマみたいな生活を送ってません。ではなく、それ自体が思い込みで、
どんな人にも素晴らしいドラマとリソースが隠れている前提だっていうことを、ぜひみんなに知っていただきたいなと思います。
もうね、私は個人個人とこうやって喋ってるのでわかるんですけど、
どんな人にも素晴らしいリソースがあって、どんな人にもそのリソースを支えるドラマティックな出来事があったわけなんですよ。
で、それをわかった上で、まあその言い方も変えれば一回条件も抜いてね、
自分の本当に好きなやりたいっていう思える未来を作って、そのビジョンボードをその時点で初めて作り、
それをもとに行動していくっていうのが一番効率がいいと思ってるし、パリ美学のやるワークの順番でもあると思ってます。
なので、その意味では自分のビジョンがわからない人、あと過去との折り合いができてない人ほど、
自分のリソースっていうのに行き合っていただきたいなと思います。
ちょっとまた熱く語ってしまいましたが、また質問とかあったらぜひぜひお待ちしてます。
またね、こういうセッションの話とか、あとその人のビジョンの話、リソースの話っていうのがこれからもね、
本当に大事なことなので、しつこくお伝えできたらなぁと思ってます。ありがとうございました。
この番組は毎週金曜日をミドにお届けしています。
確実にお届けするための方法として、iTunesやPodcastのアプリの購読ボタンを押せば自動的に配信されますので、ぜひ購読するのボタンを押してください。
また皆様からの質問や感想をお待ちしています。
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また次回もパリで学んだぶれない自分の作り方をお楽しみに。
秋でした。
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