1. パリで学んだ「ブレない自分の作り方」
  2. Vol.228「人生を共に歩みたい..
2020-08-13 22:23

Vol.228「人生を共に歩みたい一冊 【アキ・インタビュー番外編Part1】」

プロインタビュアーでキクタス株式会社代表取締役の早川洋平さんが、「本」という切り口でアキを色々な角度からインタビューしています。 
アキが100回以上は読んでいるという小説と出会ったきっかけや、読み返したい!とふと思う瞬間など、人生を共に歩みたいと思わせる一冊の本についてのお話をしています。

オープニングでは、日本人とフランス人の肌感覚の違いについてお話しています。

オフィシャルサイトは、http://projectsparis.com/


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こんにちは、アキです。
今日もパリで学んだ「ブレない自分の作り方」の時間がやってまいりました。
今日もどうぞよろしくお願いいたします。
今日はですね、最近ちょっと発見したというか、
フランス人と日本人の肌感覚っていうんですかね、体感の違いについてお話ししたいと思います。
私は定期的に美容院に行くんですけども、その美容室というのが、日本人のご夫婦が経営されている美容室なんですね。
で、もちろんお客様は日本人も多いんですけども、フランスの方もいらっしゃる美容室なんです。
で、たまたまそこの担当の美容師さんとお話をしていて、
よくある話なんですけども、フランスの人って結構厚刈りだよね、みたいな。
これはよく出るネタなんですよね。
フランスの人は体温が高いからなのかわからないんですけども、
とにかく厚刈りで、私たちがこれどう考えても寒いよね、みたいなところに半袖のTシャツを普通に着ていたりとか、
冬でも中が半袖だったりとか、結構この肌感覚、温度に対する肌感覚って違うよねっていうのはよく言われることなんですね。
その理由はよくわからないんですけども、人によってはもともと肉食だからとか狩猟の民族だからみたいなところもあれば、よくわからないんですよ。
とにかくフランスには冷え性っていう言葉がないように、冷え性の人があんまりいないのは確かなんですね。
冷えていて体が冷たいとか、冷え性でそれに伴う体の不調があるとか、あんまり聞かないんですよ。
本当に冷え性っていう言葉がないんで。
でね、その話は普通に出てくる話なんですけども、美容室の方が教えてくれたのが、とにかくフランスの人って、やっぱり自分の体温が暑いからなのかわからないけど、水に対する温度もすぐ暑いと反応すると。
つまりシャンプーするときに、日本人と同じ温度で髪の毛を洗うと、大抵の人が暑いって言うんですって。
なのでやっぱりお客さんに合わせて、意図的に温度を下げて、要は日本人に合うシャンプー、その洗髪の温度とフランス人の髪を洗うときの水の温度って、意図的に変えているって話をされてたんです。
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で、それは面白いなぁと思って聞いてたんですよね。
だから私は気温に対する感覚も違うとは思ってたんですけど、水温に対しても違うんだっていうのがわかりました。
で、それを聞いたときに謎が解けたんですよね。私の長年の謎。
それは何かっていうと、私にとってはフランスのプールの水が冷たすぎるっていう話なんですね。
これがね、本当に冷たいんですよ。
で、水と思えばいいんだけれども、これでは私にとっては体が冷えちゃう水なんですね。
要は冷水に使う、例えばサウナの後、水に使うっていうのとちょっとわけが違う、泳ぐわけなので、私本当にプールに行くと15分おきくらいにトイレに行くんですよ、体が冷えてしまって。
で、それをみんなは笑うんです。みんなっていうのは私の家族中心なんですけども、なんでこれが冷たいっていうのかわからないっていうんですね。
で、彼らからしてみれば当たり前だっていう感じなんですよ。
でも、たぶん私にとって、私というか日本人にとっては、たぶんそんなに暑くないというか寒いくらいの温度なんですね。
でね、これで思い出したのはやっぱり日本のいわゆる温水プールの水温なんですけども、はるかに暖かいんですね。
で、私の感覚から言うとこれぐらいの水だったらいいよねっていう感じなんですけども、たぶんフランス人、一緒にね夫とかは日本のプールも行ったことあるのでわかるんですが、温泉かみたいな暑さなんですって。
まあ暑くはないけど、これ水かみたいな暖かさなんです。
なので、たぶんフランスのプールっていうのは私にとっては冷たすぎる。
で、変な話、冬場でも結構屋外のプールとか入ったりするんですね、フランスの人って。
で、その気温より水の中の方が暖かいから気持ちよく泳げるって言うんですけど、いやいや気温も寒いけど水温も冷たいだろっていうぐらいの寒さなんですね。
で、その感覚がたぶんフランスの人と日本の人は違うんだって前提に立ったら、自分がなんであんなに屋内のプールに入ってもトイレ行きがあんなに頻繁なのかもよくわかったし、たぶん私には冷たすぎる。
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で、健康のために泳ぐのに体を冷やしたら私にとっては全く意味がないので、それ以来プールも入んなくなっちゃったんですよね。
まあお友達でプールに結構行く人もいるんですけど、私にはちょっと耐えられないかなーっていう感じがします。
まあこれでも最近はね私も体温を測っていて36度5分ぐらいが平熱になっているので、たぶん今言ったら違うかもしれないんですが、たぶんそれでもねやっぱり冷たいかなと思うんですね。
なのでもう気温が35度ぐらいでプールに入るんだったらいいかなと思うんですが、そうじゃない限りは私はやっぱりちょっとフランスのプールは水温的に合わないかなと思います。
なので単なる気温の差だけではなくて水に対する感じ方っていうのも違うんだなーっていうのを実感しました。
まあねフランスの人って結構猫舌もいるっていうのも聞くので、そういう意味では暑さっていうものに対する感覚が多分日本の方とも違うし、
ましてやお風呂に浸かる文化の人間とそういうのに慣れていない人の文化では違うっていうのも納得かなと思います。
ということでそれでは本編スタートです。
こんにちは秋です。今回も早川さんと一緒にお送りしたいと思うんですけども、また早川さんからインタビューを受けるという形でお送りしたいと思います。早川さんよろしくお願いいたします。
はいよろしくお願いします。さあ秋さんにたっぷりとですね人生をいろいろ伺ったんですが、今回はですねちょっと趣旨を変えてですね、僕今ここにですねトランプを用意してるんです。
ちょっと音声なのにトランプで恐縮なんですけど、ここにですね7枚、6枚か、6枚のカード、手作り感満載なんですけど、
キーワードがですね、ブック、サウンド、ミュージック、フード、ムービー、プレイス、エブリシングということでですね、6つの選択肢をご用意しました。
ここからですね、秋さんの人生に欠かせないものを3つ選んでいただいて、それぞれの思いやエピソードを伺いたいなあなんていうですね、ことをちょっと無理やりお願いして、結構最近趣味でこういうことをですね、いろんな人に聞いてて、
結構その人のね、またさっきのこれまで聞かせていただいたバックグラウンドとは違う角度で秋さんを浮き彫りにできるんじゃないかなと、浮き彫りって言うとちょっと怖いですけど、
シンプルに聞いている方も秋さんのいろんな思考や思考がわかると思うので、いいかなと思いまして、ということで、2回に分けて伺いたいなとは思っているんですが、
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じゃあ一つ目は何でいきますか?
一つ目はじゃあブックでいきますか?
秋さんいっぱい本読んでそうですけど、ブック何でしょうね?
ブックはこれも私あちこちで書いてるので、ご存知の方もいるかと思うんですけど、すでに100回以上読んでるんですね。
マジですか?
100回は軽く150回ぐらい読んでるかも。
それはすごいな。
で、これなんですよね。
知ってますかね?アルケミスト。
パウロ・コエリオン。
パウロ・コエリオン。
私この人結構好きで、アルケミストはその中でも一番好きで、これも本当に花見話さず必ず、何かあったときは読んでますね。
小説ですよ。
もちろん。
僕パウロ・コエリオンちょっとダセしますけど、インタビューを何度かちょっと動こうとしてるぐらいですから。
欲しい。スイスにいるんですよね。
そうそう。
私も参加したいです。
まだアポ撮ってないですけど。
アルケミスト結構知り一つ知るというか、もちろん世界的な名著なんで、読んだことある方、聞いたことあるっていうのはあると思います。
150課ってのはちょっと、よくバイブルって言うけど、本当にそんな読んでる人どれだけいるのかなと思うんですけど、これそもそもどういう状況で。
これがまた人生のターニングポイントだったっていうのもあるんですけども、イギリスに行く直前にお友達が貸してくれたんですね。
イギリスに。
読むといいよって、おすすめって。
で、読んで、なんか私がイギリスに行く感じにちょっとすごく近いって思って、そこをお友達に返した後に自分で速攻買って、イギリスにも持って行ったんですけど、
やっぱり自分の迷う時とか、何かを考えたい時には、これに立ち戻るとすごい勇気と元気をもらえる本ですね。
そのご友人っていうのはそうすると日本の方なんですね。
日本の人。東京で読んだんです、最初。だから東京で読んで、でもまだイギリス行きは決まってたけど、まだ出発はしてなかった時なんですよね。
で、その時に読んで、簡単に読めるしすごくいいよって言われて、読んで、じゃあ読んでみるって言って、いい本だと思って、小説だし簡単に読めるし、
でもすごく資産に富んでるというか、一個一個が深いので、これは何回も読むに値するなと思ったんですね。
私結構気に入ると何回も読むタイプなんですけど、この子だけはもう本当に100回以上読んでるのはこの子だけですね。
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この子っていう表現がいいですね。
文庫版っていうのがあるんですけど、イギリス行った時も英語版買っちゃいましたよ、ここに英語版なんですけど。
どうですか、英語版と日本語版。
すでに英語版を買った時には何十巻も読んでたんで、英語をそんなにわからなくても読みが全部入ってきちゃってるんで、だからすごいスラスラ読めましたね。
フランス語版も買いましたよ、フランスに来てから。
どうです?もちろん元々日本語で読んでるっていうのもありますけど、今やトライリンガルというかマルチリンガルの秋さん。
あえて今三つ並べてみると、シンプルに思うのが、やっぱり翻訳というかね。
元はポルトガル語なのかな?最初は英語か。
ブラジルだからポルトガル語ですよね。
その3冊ってどうなんでしょう?全然違う?それともそれがちゃんと訳されてるか全部もちろん共通点はあるけど。
それなりにちょっと国によって違うみたいなとこあるんですか?表現とか。
英語とフランス語はね、1ヶ月しか読んでないから、そんなに100巻も読む勇気がなくて。
だけど、やっぱり私の場合は文字で捉えてるというよりも、情景でほら、ケミストは捉えてるので、
その情景を浮かべながら英語を読むと、英語でもしっくりくるし、フランス語でもしっくりくるかな。
日本語もすごい私、ある意味いい訳してると思います。ピンとくるというか。
実は私最近オーディブルっていうアマゾンの音声のやつも聞いてるんですけど、
オーディブルでも聞いてみようかなと思って、アルケミストを。
まだ聞くんかみたいな。アルケミストを買ってみたっていうかやってみたんですけど、
ダウンロードしたら違った。オーディブルは違った。
それはそういう意味ではちょっと個人的にはちょっと残念な感じだった。
やっぱり少年の話をしているから、私の中でナレーションは男の人の声だったんですよね。
だから女性だったことで、女性のその声のトーンが私のイメージしてた声のトーンと違うので、
会話とか読むときの感じとかもピンとくる。
私のイマジネーションとは違ったからちょっと残念。
個人的にはね。他の方にとっては全然問題ないと思うんですけど、
私の、100回読んじゃってるからね。
私は多分イメージが確立されちゃってるから、オーディブルはちょっと残念でしたね。
でも確かにアーキさんおっしゃるように、声っていう意味ではまさにこのポッドキャストもそうですけど、
やっぱ大事ですよね。
大事かもと思ったんですね。
だから本の中で自分で勝手にイメージ作り上げちゃうから、
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最初声から入ってたら多分全然問題なかったと思うんですけど、
文字から入っちゃってたから、特に小説はその辺のギャップが出ちゃうかもしれない。
でも日本語版有名な翻訳の山川ご夫妻が確かやってると思うんですけど、
そういう意味ではアーキさんも普段、仕事として翻訳とか通訳バリバリ今してるってことではないと思いますけど、
そういう世界観っていうのは、このアルケミストはやっぱり僕ももちろん何度も読んでますけど、やっぱり素晴らしいですよね。
やっぱり自己啓発的な部分も含まれてるし、特に夢とか、これから何かしたいとか、
自分が生きる意味とかゴールとか、あなたに何か挑戦したい時には本当にオススメかなと思っていて、
その時に何を大事にしたらいいかっていうのをすごく教えてくれるかなっていうのは、
だからそのイギリスに行くタイミングとすごく合ったっていうのも大きかった気がしますね。
でもアーキさんおっしゃったようにすごい個人的にはいいなと思ったな。
小説であり文字ではあるんだけど、情感、情景として捉えてるというか、
だからいわゆるビジネスとかハウツーの本は、それがいい悪いじゃないですけど、
ロジックとかこういうものがあってこうだってあるけど、当然アルケミストもそういう捉え方もできるかもしれないけど、
ストーリー全体でふわっとご自身の今後の指針だったり、そういうものを人によって違うかもしれないように導いたり、
その感覚を感じるというか、それが僕はいいなと思ったんですけど、
アーキさんは何だろう、アーキさんもそういう感じの捉え方なんですか?
それこそでもこういう例えば好きな一文があるとか。
好きな一文もいろいろありましたね。
でもそのどの立場で読むかっていうのは結構ありますね。
3年の立場で最初はずっと読んでるんだけど、
例えば一緒に旅するイギリス人の立場になったりとか、
あとはその出会うファティマっていう女性に立場を置いたりとか、
結局アルケミストというか錬金術の人にとか、
なんかいろんな立場で読めるから、その時の自分の状況に合わせて見方が違いますね。
そうか、そのイギリスの時って言うともう結構前ですか?
相当前です。
その今お手元の文庫本?
文庫本。
文庫本アルケミストのその子は初代なんですか?
百何十回読んでるとさすがにボロボロで2代目とかってことは?
平成9年。
すごい。
初版ですよ、初版。
すごい。
文庫本の初版。
じゃあそれずっと百何回読んでるけど大丈夫なんですね、まだ。
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そうね、大丈夫ですね。
折り目とかは多分意識的にこの文大事とかつけてますけど、
小説だからなんかささっといけるし、そんなにボロボロっていうことではないですね。
汚いですよ、やっぱりこれは。
いい感じに味が出てる。
いい感じ。
でもその百回百五十回って相当ですけどなんだろうな。
それこそでも別に毎週1回読もうとかって決めてるわけじゃないわけですよね。
ないですね、最近は読んでなかった。
でもやっぱり1年に1回はちょっと読もうかな、今回はね。
今ちょっと読みたいなと思ってますよ。
今年まだ読んでないしとかそういうレベルです。
それは何かふとなんですか、それともそれこそ講師ともに何かちょっと考えることがあってみたいな時なのか、振り返ればそうなのかな。
ふとですね、ふとアルケミストをちょっともう一回読んでみようかなとか、
オーディブルもなんか久しぶりにちょっと世界観に触れてみようかなとか、
やっぱりちょっと原点に立ちたい時にふと思い出す本ではありますよね。
この子は多分一生持ってますね。
でもそう考えると初版っていうのもすごいし、最初に紹介してくれたご友人もすごいですよね、その目が。
当時今ほどアルケミストも、ちょうど初版出た時にそれ買ってるからそんなに出たばっかに買ってる感じですか、どちらかというと。
そうですよね、だからまだ最初はそんなに爆発的に読めてる前、日本版はね、だったとは思うんですけどね。
だからまだ多分その彼女から借りた本と同じ本だと思います。
初版としてはね。
でもね、人によってやっぱり響く人と響かない人がいて、
私はだから夫にすぐフランス語絶対出てるから読みなさいみたいな感じで、
だからその時まだ月夜前とかだったと思うんですけど、
そう言って彼も読んだけど、読んだよって終わりました。
単白ですね、サクッとね。
そうなの、サクッと。
この熱いこの情熱をこんなに共有できないんだみたいな感じで、
良かったけど、
てんてんてんみたいな。
100回も読む?みたいな、そういうノリですよ。
でも割とこう本を何度も読むことが多いとおっしゃいましたけど、
そうすると100回は別ですけど、
他にも5回10回読んでるような本は結構あるんですか?
そうですね。
心理学の本とか、小説はあんまりないかも。
小説は結構1回読み切り。
21:00
だから小説でこんなに読むのはある程度ぐらいですね。
小説はどっちかっていうと、私はストーリーを追ってしまうタイプだから、
1回ストーリー分かれば。
ああ、まあね。
タイプなんですけど、これはちょっとあまりにも資産に富んでるので、
何回も読み返したい小説みたいな感じがあるんですけど、
そうですね、小説は少ないかも。
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また次回もパリで学んだぶれない自分の作り方をお楽しみに。
アキでした。
22:23

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