1. パリで学んだ「ブレない自分の作り方」
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2016-12-29 21:39

Vol.40「フランス大統領選挙候補で話題のイケメンの一途な愛の話」

来年の春、フランスの大統領選挙が行われますが、経財相を辞任して立候補した38歳のエマニュエル・マクロンの話をしています。彼の奥様は、なんと20歳年上なのです。この彼の愛の物語にフォーカスしてお話しています。

オープニングでは、2016年を振り返り「一年を一文字で表すとしたら?」ということをお互いに発表しています。


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こんにちは、あきです。
今日もパリで学んだ、「ブレない自分の作り方」の時間がやってまいりました。
さゆみさん、今日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
年末ももう迫ってきたという形なんですけど、
2016年のこの1年というのをちょっと振り返ってみたいなと思いますが、
この1年をあえて漢字一文字で表すとしたら何かっていうところで言うと、
さゆみさんはどんな1年だったんでしょう?
いろいろこう振り返ってみたんですけど、
自分以外のね、自分の意思以外のもので、いっぱい私はやらなきゃいけないことが生じてきたんです。
結果的に自分でいろんなことを動いてしなきゃいけないということがあんまりにも多かった1年でした。
自分以外のっていうのは例えば家族のこととかそういうことですか?
家族のこととか、本当にこう私がやろうと思っていることプラス周りのですね、子供たち、
母とか家族絡みのことで動かざるを得ないことがたくさんあったので、漢字一文字で言うと、
ちょっと受け身的ではあるんですけど、
受け身の動なんだ。
受け身の動。
動いたってことね。
自分自身でやりたい動も動がそんなにできなかったんです。
受け身の動がいっぱいあって、それにちょっと押される感じで自分自身の動くっていうことがあまりできなかったんだけど、
でもいずれにしても動いてた。
動かなければ回らないことがいっぱいあったので、とにかく動いていた。
プライオリティがそっちにあったってことですよね。
そうですね。緊急度が結構高いものとかあったらしい。
なるほどね。
でも重要度。
重要度が高いから動かなきゃいけないってことですね。
重要度も緊急度も高いものがたくさんあったので、そちらをメインに動いたっていうことで、
1年間走り切ったって感じですか?
本当ですね。たぶんしわすわ。
しわすわ。本当に走って終わったみたいな。
走りましたね。
なるほどね。そっか、どうね。
私はやっぱり振り返ってみたら、自分の中ではあんまり意識はしてなかったんですけど、
例えばこのポッドキャスト、今年始めたじゃないですか。
そうですね。
さゆみさんのおかげでここまで続いたわけなんですけども、
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これも始めてやろうと思ったのが今年の頭思いついたわけですし、
本も。
そうなんですよね。
Kindleも出したっていうのも、確かに今年決めたことでやったっていうことなので、
確かに新しいことはいろいろあったんですよ。
家で車を買うとか、お家を買うとか、そういう決断をしたのも今年だったし、
そういう意味では、自分の中では新しいことに挑戦したぞっていう実感は実はゼロなんだけど、
新しい意味の芯っていうのが結構多かったりする。
そうですよね。
意識してなかったけども結果的に新しいことをいろいろとチャレンジ。
そうしてたんですよね。
だから自分の中では新しいことをやったっていう感覚が実はなくて、
今年は実は停滞してたかなとかちょっと思ってたんだけど、
こうやって振り返るとやっぱりやってたなみたいな。
忘れちゃうんですね。
1年経って大体今年がどんな風に振り返ってみると、
あれ自分が思ってたのとちょっと違うけど、意外にこういうこともやってたんだ。
そうありますよね。
だからそういう意味で振り返りをするっていうのは結構大切だし、
私の場合やっぱりブログとかFacebookとか、
自分で書いた記事を見直すと思い返したりするので、
あれはいい記録になってるんだなっていうのを感じますね。
そうじゃないと手帳だけ見ても忙しかったなって終わってしまうので。
予定があげたり。
それだけなので、何をやったかっていうその感情的なものとか実は思い出せなかったりするので、
その辺はやっぱり1年をきちんと振り返るいいタイミングですよね。
1文字にしてみるっていうこともとてもいいかもしれないですね。
だから次回も新しい年をどういう年にしたいか、またそれぞれ一文字で表すということを。
表してみましょう。
またそれは来月やってみましょう。
それでは本編スタートです。
本編ではさゆみさんとディスカッションという形でお話をさせていただきたいんですけども、
実は来年の春、アメリカの大統領選挙も今年話題になったと思うんですけども、
来年の春が5月がフランスの大統領選挙が5年間の任期を終えて、
次の大統領を選ぶ大きな節目の年でもあって、
今のオーランドさんが支持率10%。
どうなんですかね。これひどいな。
ちょっと存在感のない大統領では。
ありましたよね。
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普通の大統領でありたいみたいなことを最初に演説で言ったら、本当に普通になっちゃったみたいな。
その辺がちょっと面白いんですけど、
今回、ある大統領選にも出る人を取り上げたいんですけども、
彼はオーランドさんのところで経済省をやっていた38歳というこの若さ。
若いですね。
若いんですよ。そこで経済省になり、実は辞任をして、任期の途中で辞めて、
ある意味自分で大統領選に出ちゃうという決断をした、
なおかつ実はすごくハンサムなんですよね。
確か私もね写真見ましたけど、すごいイケメンですね。
イケメンですよね。いわゆる日本の言葉でイケメンで38歳で、
実は彼はもう結婚もちろんしているんだけども、奥様が20歳上なんですよ。
ということは。
ということは今たぶん58歳ぐらいだと。
ほぼアラーシス?
そういうことですね。
60だからアラーシス。
どういう言い方するのかちょっとあれなんですけど、
だからいわゆるフランスの言葉で数年前に流行った言葉でクーガーという言葉があって、
クーガーって動物の名前なんですけど、見てみたらピューマと一緒なんですよね。
ヒョウのことですよね。
そうなんですよ。それをフランス風に言う時はクーガーという言葉で、
これどういう意味かというと、年上のちょっと余裕のある女性が若い男の子を捕まえに行くっていう、
ちょっと肉食系の女の人の方から、さっきマナさんの話にもあったように野生的な感じで若い男の人を捕まえるみたいな。
それ流行ったんですけど、実際彼がまさにそのパターンなんですよね。
政治家でそういう人がいるっていうのはちょっと珍しいんじゃないかなと思って、
ちょっと彼の話をしたいなと思ってたんですね。
彼はたまたま大統領選に出るっていうのもあって、
ドキュメンタリーをやってて、彼の老いたちをまず見てしまいました。
知りたいです。どんな老いたちなのか教えてください。
彼はパリから2時間くらい北なのかな、ベルギーに近い北の地方の出身で、
とにかく顔もねすっごい可愛いんですよ。子供の頃から。
高校生はもっと髪の毛もくるんくるんで、本当に顔立ちはあのまんまなんですけども、
とにかく天才と言われて、とにかく頭がいい少年だったわけですよ。
その奥様は、実はその二十歳上の奥様は高校の先生なの、彼の。
彼の高校時代のフランス語の先生。要は国語の先生ってことですね。
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演劇クラブみたいなのをやっていて、彼女が演劇指導しているそのクラブの中にいて、
すごくテキストっていうんですかね、その着本とか小説も書いたりしてて、
とにかく頭がいいっていうので、その学校の高校の先生の間でも有名な少年だったわけですよ。
本当に頭のいい少年だったんですね。
本当に頭のいい少年だったみたいで、彼が二十歳年上の先生ですよね、当時の。
先生に恋をしてしまい。
でもなんかちょっとありがちな。
ありがちな。で、あるじゃないですか、先生と生徒。
以前、タッキーの主演してた。
ドラマ?
そう、ありましたよ。松島七子が先生役で、タッキーが生徒役。
ちょっと教師と生徒の危険な恋みたいなのがありましたよ。
そうなんだ。
すごい印象に残ってますけど。
その、まさにジビエっていう。
そんな感じですね。
彼は、たぶん公言してたし、最初は先生も手紙をもらっても、たぶん手紙とかだったと思うんですけど、もらってても、いわゆる生徒として可愛がってた。
みたいな感じだったんだけど、たぶん彼は本気だったらしいんですよ。
で、それをちょっとこう、まずいと思った親が、パリに送り込んで。
彼もともとすごく優秀なので、パリのすごく優秀な高校に送り込み。
物理的に話したと。
で、でも彼は先生にも、先生っていうかその奥様にもね、将来の奥様にも絶対迎えに行くっていうか、自分は帰ってくるの。
18歳ですよ。たぶん17、18。
で、実はその奥様はすでに結婚していて、だから16の時に20上だから、36ぐらいだったので、お子さんがすでに3人いたんですよ。
そうなんですか。
でも彼は、だからパリから手紙を送ったり電話をしたりって言って、その辺も彼女もだんだん折れていくというか、彼に惹かれていくと。男性として惹かれていくと。
で、最終的には彼はその後素晴らしい学歴で、有名なパリ政治学院に行ったりとかして、政治の道に行くわけなんだけれども、
その時には結婚したのが結局彼が30ぐらいだったのかな。
10年以上かかったって言ってたんですよね。周りを説得するのに。
でも周りもやっぱり反対だったみたいな。
特に彼のご両親は反対。2人ともお医者さんだったみたいでも反対で、唯一彼のおばあちゃんが応援してくれてたみたいな感じで。
なんかハイカラですね。
彼女の周りはもちろん子供もいるし、はっきり言って子供とその年が変わらないわけだから、離婚してたとはいえ、それについて良くないと思ってた。
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パリじゃなくて田舎だからね。
パリだったらもっとリビラルな感じでそういったことも比較的ね、受け入れられるというか。
そうなんですよね。結局彼は一回政治の道に入るんだけど、ロスチルドの銀行に入ってましたね。
だからもともと政治なんだけどその経済の方で、ロスチャイルドのディレクター、社長さんもインタビューで答えてたんだけど、とにかく優秀だから初めての面接で採用決めたっていうぐらい。
だからロスチャイルドでまたなんかすごい有名な合併を成立させちゃったりしたから、一時期年収2億円。
すごいですね。
その時は多分もう彼女と結婚してたんですよね。その結婚した時のビデオとかも全部残ってる。
どうでした?結婚。
すごい彼女すっごいミニスカート履いてて。
その頃。
だって50ですよ、多分。20以上だから。
だからね年齢関係ないんですよね。
彼も優秀ではあったけどまだ若手っていう感じなのに、みんなに祝福されて僕は嬉しいみたいな感じで言っていて、最終的には経済賞まで上り詰めて、ある意味今年大統領選にも出てくっていうところで終わるんだけど、
今彼女がもともとフランス語の先生ってことで、彼のスピーチとかも全部チェックしたり。
すっごい。
全部チェックしてるんですよ。
2人3脚ですね。
2人3脚なんですよ。
それで彼自身は彼女と結婚する段階で彼女との子供を持つっていう前提はもうないので50いってたし、
自分の子供はいないんだけども、笑っちゃったのが彼女のお孫さんが今3歳なんだって。
それが自分の孫なんだけど子供みたいに。というちょっと不思議な。
だからその二重離れて、珍しいって言われるけど別にそこがクローズアップされてるわけではないんだけど、まさにクーガーの走りだなと。
お話を聞いてる感じだとこの奥様、元教師だったね。奥様の方は自分からすごい彼を追いかけたってわけではないんですけどもね。
お子さんもいらっしゃったし、たぶん子育てもとても大変な時期だったんじゃないかなと思うんですけど。
教師だからそういう意味では先生としてっていう認識も強かったと思うので、だからどっちかというと彼がすごく積極的だった。
彼すごい人ですね。
16、17ぐらいからずっと彼女一筋で。
メンタリティーもすごく絶対自分というものを持っているというか、周りが何というともうこうっていうね。
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自分の意思をとても大事にしてるっていう感じがあります。
だからある意味オーランドに任命されたのに、オーランドからわざわざ背中を向けて、わざわざやってる任期中に辞任しちゃうからね。
だからそういう意味では結構その社会党というかオーランドの周りの人が裏切られたみたいな視点があると思うんだけど、逆に気にしないし。
逆に言ってそのあの若さとエネルギーが人気を呼んでる。
たぶんすごい人気になるんじゃないかなという感じがします。
これからどんな風にいくかにもよるんですけど、彼はだから別に党の援助をもらってるわけじゃないから、やっぱ借金して大統領さんになってるみたいです。
まあでも年収2億円ぐらいあったんだったら、たぶんそこを借りられる。
何ていう言い方をしてたかな、その月収で言うと政治家の方が10分の1以下みたいな感じで言ってたとは思うんですけども。
だからそういう意味ではやっぱり38にしてはこうガンガンやり手といえばやり手だし、結構彼の動向はファンとかファンでないとか関係なく。
注目すべきところがありますね。
ちょっとブログの方に写真は載せたいと思ってますが、
ぜひ載せてください。
エマニュエル・マクロンって調べればすぐ出てくると思うので、この彼が大統領選にどこまで食い込んでくるかっていうのは。
ちょっと楽しみになりますね、大統領選がね。
アメリカが終わって、次はフランスみたいな。
やっぱり多少影響はあるような気がするんですよね。
ありますよね。
私、トランプが大統領選に通った後、フランスでもちろん話題になってるじゃないですか、日本も多分そうだったと思うんですけど、
極右政党のリン・ルペンっていう、要はちょっとトランプに近い極右政党の党首の女性が出てて、もうね、笑顔が隠しきれないの。
嬉しすぎる。
だから私は関係ない。私は私の道を行くとか言ってるんだけど、もうほころんじゃってるんですよ。
アメリカに友ができたみたいな。
そういう感じ。
だからそういう理由のね、イギリス離脱っていうところもちょっと関係はしてくると思うんですけど。
そこなんかね、全部つながってる感じがあります。
つながってますよね。
私ちょっとそのつながりがフランスに与える影響って結構大きいと思います。私も個人的に大きいと思っていて。
だからトランプになってなかったらまたちょっと違ったかもしれないんだけれども、これでさらに白車がかかっていく可能性はあるかもしれないですよね。
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だからそういう意味では、あの方ある程度結構マリン・ルペンさんっていう女性はちょっと個性的な女性ですよね。
だから今回いくある程度いいとこまで行っちゃうんじゃないかなみたいな。
だって本当過去に比べたらあの生徒伸びてるんですよ。
すごい伸びてますよね。
伸びてるんですよ。
だからやっぱりね、そういった波動というか、
波みたいな感じですよね。
世界中を結構取り巻いてるのかなという気がしないでもないですね。
だから2017年はフランスだけじゃなくて確かドイツも選挙があったと思うので、
そういう意味ではこのヨーロッパがこのアメリカの影響を受けてどうなっていくかっていうのは結構ある意味注目してるんですね。
その中でこのエマニュエルさんがどこまでみんなの共感を集めるかっていうところは、
かわいいっていう意味では顔が綺麗とか素敵っていう意味では多分人気はあるけど、
政治的なところでどこまでいくかっていうのが多分これから注目されるポイントかもしれないですね。
クーガーの奥様の腕の見せどころ。
たぶん結構頻繁にも週刊誌とかに出てるし、すごく日焼けしてるんですよ。
多分バカンス明けだったのかわかんないんだけども、
なんかすごく細くてスタイリッシュな感じで、
私の田舎のフランスの高校教師っていうイメージとはもう全然。
今は多分彼女の中でもイメチェンをされて。
もしかしてファーストレディになるかもしれない。
だからイメージチェンジをちょっとしてるんでしょうね。
このフランス的ジョークが面白かったのは、
私は2017年が選挙で、その次が2022年じゃないですか。
2022年だと遅すぎると、彼にとってはいいけど、
私の顔が2017年じゃないと持たないっていうジョークを飛ばしてる。
そのユーモアは彼女も60になっちゃうから、
その前にぜひできればっていうことじゃないかなっていうのを語ってるから、
そういう意味では楽しんでるのかなみたいな感じがするので、
どんな風に伴奏していくかっていうクーガーの視点も合わせて見ていただくと面白いね。
皆さんもぜひ注目していきたいと思います。
ありがとうございました。
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どしどしご応募お待ちしています。
また来週のパリから学んだぶれない自分の作り方をどうぞお楽しみに。
さゆみさんありがとうございました。
ありがとうございました。
秋でした。
21:39

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