デジタル絵画への移行
どうも、イラストレーターの原あいみです。皆さんお疲れ様です。週に1回のスタイフ収録やっていきます。
今日はですね、だいぶマニアックな話になってしまうと思うんですけれども、私のイラストレーターとして欠かせないお絵かきアプリって言うんですかね。
そういったものがあるんですけれども、そういった新しいアプリにチャレンジするのって結構パワーがいるよねっていうお話をしていこうと思います。
私はですね、昔はもちろん手書きで絵を描いていました。
手で描いたものを会社のプリンターにスキャナーが結構高性能なスキャナーが付いているので、スキャナーで取り込んでそれをデータ化し、パソコン上で彩色をして完成させるというやり方でずっと長年絵を描いておりました。
iPadというものが登場してきて、しかもApple Pencilがかなり高性能になってきた頃に、これはもうかなり使えるんじゃないかなというふうに感じまして、iPadで絵を描いていく方に移行しようというふうに決め、それ以降ずっとiPad ProとApple Pencilでお仕事の絵を描いています。
以前デザイン会社に所属していたときはですね、このiPad Proで描くタイプのイラストレーターのことを液タブといって液晶タブレットで画面に向かってそのまま描くっていうタイプのことを2派に分かれていたっていう感じでしたね。
私はずっとiPadユーザーで今も続いております。
で、このiPadで初めて納品できるお仕事の絵にしようというふうに決めたのはですね、育休から復帰をして1年目だったと思います。
子育てしながらね、慣れない育児をしつつの仕事で両立っていうね、もうほんとバタバタの時だったんですけど、
ちっちゃい子供がいて、家に仕事を持ち帰ることも正直多かったので、紙を出してきてね、書くっていうのはスペース的にも大変だし、子供に触られたら大変だし、
もう本当にね、もう結構必要に迫られて、もう急ピッチでiPadのデジタル絵に移行しようというふうにね、もう腹をくくってやると決めてやり始めました。
慣れるまではね、やっぱり大変でした。あの、書いていて、もうほぼ納品まで書き上がったところなのに、なんか変な操作をしてしまって、半分以上消えてしまったりとか、
まあとにかくね、数々の失敗とトラブルを経験して、でもこういうのをね、経験していかないと新しいやり方って習得できないんですよね。
で、しかも会社でもiPadで書き始めたのは私早い方だったので、身近に聞ける人もいなくて、
まあネット上にはいろんな情報は転がっていますが、隣でね、一緒にやれるみたいな仲間はいなかったので、ひたすら自分でも経験するしかないと思って、
失敗してもいたしかたない、これが全部経験になるんだというふうに聞かせてやっておりました。
私はですね、iPadのProcreateというソフトを使ってお仕事の絵を描いています。
とてもね、これ使いやすいんですよね。
で、一時期漫画の仕事がすごく増えてきた時に、漫画といえばClip Studioというソフトが有名でして、
こちらの方が小回りとかね、線を引いたりとか、トーンを貼ったりとか、あと写色、文字を入れたりとかも本当にやりやすいソフトで、
漫画をメインでやられている方はClip Studio、クリスタの方を使っている人が多いっていう感じなんです。
なので、Procreateとクリスタと本当にどっちがいいかっていうのを検証してみようっていうふうにチャレンジした時がありました。
なんですけど、ちょっとね、Clip Studioは私、ダメだったんですよ。習得できませんでした。
機能が多すぎてしまって、もうちょっとね、もうProcreateに慣れてしまっていたので、移行することができませんでした。
断念でしたね、あれは。
私はProcreateというソフトで、iPadで絵をね、完成させたら、それをパソコンに持ってきて、
パソコン上でイラストレーターというソフトを使って、文字を入れたり、最後のね、コマの線を描いたりとかっていうのは、
DTP作業としてPCでやって完成させるという作業の仕方をしています。
これは、自分がもともとグラフィックデザイナーだったっていうこともあって、そっちの作業に慣れているので、そんなにストレスなくできるんですね。
新しいアプリの挑戦
かつ、デザイナーさんに入稿するとすごく喜ばれるんです。
本来、デザイナーさんがやるべきところまで、仮にね、私がやってしまっているというか、ベースを作っているっていうので、すごい助かりますって言われることが結構あります。
まあ、なのでこの方法でいいかなとは思っているんですけれども、
ちょっと最近ですね、娘がアイビスペイントというアプリを、お絵かきアプリですね。
それを使い始めて、ママも使ってみてって言って、すごい勧めてくるので、
やってみたんですね。
そうしたら、Procreateにはない、すごく便利な機能が結構揃っていて、
よくよく調べると、絵師さんと言われるね、方々、イラストレーターさんとかが、結構プロ仕様として使っているみたいなんですよね。
全然私は知らなかったので、もうProcreate命、Procreateなくなったら死ぬみたいな感じで、
本当にね、もうこれが全てと思って使っていたので、全然こう、よそ見してこなかったんです。
なんですが、結構ね、いいな、使えそうだなという感じがしてきました。
なので、ちょっとね、ここから大量の漫画を書く必要があるので、
今のうちにちょっと試してみようかなと思って、今チャレンジをしています。
でもね、こういう新しいソフトを習得するのは大変ですよね。
すごくね、最初の頃はストレスがかかります。
でも、お仕事として使えるかどうかを見極めるには、結構本気で何かを作ってみないとわからないんですよね。
遊んでるだけじゃ、だからちょっとね、作ってみようかなと思って、今ね、頑張っています。
めちゃくちゃマニアックな話ですよね、すいません。
でも、年齢が上がってくると、余計に新しいソフトに移行するって、億劫になりますよね。
でも、これからね、きっと10年、20年、どんどんどんどん便利なものが出てくるはずなので、
そういった時にね、身軽にいろいろ試して、ちゃんとやっていけるっていうフットワークの軽さをね、身につけていないと、
ガラパゴスになるんじゃないかなって、
まだそれ使ってるんですか?これ使ったら一瞬でできますよ、みたいなことがね、起こりかねないと思うので、
ちょっとここは踏ん張って、いろいろ頑張って試してみようかなと思います。
私はイラストレーターとか、グラフィックデザイナーとかをやっているので、こういったグラフィックデザイン系のソフトっていうのに触れているんですけど、
皆さん、お仕事でそういう感じのソフトの移行というか、アプリを新しく違うものに変えてみるとか、そういうことってあるんでしょうか?
もし違う業種でそういった例がありましたら、ぜひ聞いてみたいなと思いました。
よかったらコメントで教えてください。
はい、ということで、本日のお話は以上です。
イラストレーターのハライミでした。
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よかったらそちらも聞きに来てください。
また話します。