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2023-02-13 35:47

215. 【前編】400億円でスニーカーショップを売却した男の話 ~アジア市場の可能性〜

SHOE LIFE(シューライフ) 「400億円」のスニーカーショップを作った男
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00:00
どうもヤーマンです。どうもハリーです。この番組は、教育会社を経営しているハリーと、デザイン会社を経営するヤーマンがお届けする、仕事に役立つ情報をゆるーく紹介する番組です。
ハリーさん、中学校とか高校の時、スニーカー履いてました?
ていうか、履いてましたよね? まあ、なんか学校、白いやつでしたよね。
中学の時は指定の。僕らが中学校とか高校の時、ナイキのエアフォースとかめっちゃ流行りませんでした?
あのーすごかった。めっちゃパクられてましたもん。 めっちゃパクられてましたよね。履いてくるなって言われましたもん。
いや本当に、あの靴箱にエアフォース置いてるだけで、もう誰かがパクるんですよね。 そう。
で、巷ではね、僕ら大阪に住んでるんで、その雨村とかでは親父狩りみたいなんでさ。 うん、あったあった。エアフォース狩り?
そう、エアフォース狩りみたいな感じで、そのエアフォース履いてる人をこう脅迫というか、暴力でこう靴を奪うみたいな。 靴をかつ上げするっていう謎の。
靴をかつ上げするっていうね、現象が起きたりしてたわけなんですけどもね。 うん。
そんなね、あのスニーカーブームを、まあ作り出したと言っても過言じゃない会社があるんですよ。
ほうほうほう。 そのね、あの、まあ今日の参考書と、図書、図書、書と。今日の参考図書。
久しぶりに本を紹介するんですけども、400億円のスニーカーショップを作った男、本名秀夫にシューライフっていう本なんですよ。
これね、こんな感じで、こんな感じってちょっと音声だけであれなんですけど、青いジャケットにね、結構この標柄、動物のアニマル柄のナイキの、これナイキだよね、ナイキの靴がね。
あのジャケットのデザインになってて、まあね、この本名秀夫って人、今注目すごいされてて、というのも2021年にアメリカの大手のスニーカースポーツウェアの小売店のフットロッカーっていう、まあちょっとあんまピンとこないと思うんですけど、超大手の、まあ日本で言ったら、
まあもっとでかいけど、ABCマートみたいな感じ?もうもっと大きい小売店があるんですけど、そこがアトモスっていう、まあナイキをメインに扱ってるスニーカーショップがあるんですけど、それを3億6千万ドルで買収したんですよ。
3億6千万ドルって、まあ約396億円?400億円で買収したんですよ。
このね、日本でね、この日本の会社が400億円規模で買収されるって、まあまあすごいことなんですよね。
靴のメーカーじゃないわけですもんね。靴屋さんですよね。
靴のメーカーじゃないです。靴屋さんです。
えっとね、90年代のこのスニーカーブームのまあ黎明期って言うんですかね、まだちょっと流行る前ぐらいから、本名さんね、本名っていう人が作った会社なんですけど、本名さんが脱さらして、
家族から集めた軍資金300万円をもとでに、東京の原宿ですよ。当時の原宿ってまだこのトタン屋根とかがあって、結構まだそんな今みたいにおしゃれな感じじゃなかったらしいんですけど、
03:09
そこにわずか2.7坪のね、小さい小さい畳2.7坪ってことは畳6畳分ぐらいですよ。
6畳分ぐらいのお店にチャプターっていうもうちっちゃなちっちゃなスニーカーショップをオープンさせたんですよ。
へー。
で、まあそこから始まって2000年には名前をアトモスっていう風に変えて、主にそのナイキのスニーカーを中心にこうビジネス拡大させていって、もうまさに2年前ですよね、2021年の大手スニーカースポーツウェアフットロッカーに買収されるというね。
で、この本もね出たばっかりなんですよ。
えっと、2022年の9月、去年の9月に第1版発行されたばっかりなんで、まだ発売されて4ヶ月とかの本ですね。
まあこの人のアメリカンドリームならぬ原宿ドリームって言われてるんですけど、まあそれを成し遂げた本名を秀文氏の自伝となりますという本です。
この人のね、幼少期の頃からこんな感じで広告を始めて、で、こんな感じで買収しましたみたいな話がね、結構しっかり書かれてて。
で、まあいろんなねヒントがありましたんで、ちょっとこれをね、長いんで、しかも面白かって、本当はこの1回で全部紹介したかったんですけど、これ無理だなと思って、2回に分けて紹介します今回。
だから今回前編で、来週後編っていう感じで、2回に分けてちょっと紹介していきますんで、ぜひ今回面白かったっていう方は来週も聞いていただけたらなと思います。
え、これで終わり?
いやいや違う違う違う。今からです。今からです。
あ、今からね。失礼失礼。
ちょっとコーヒー飲むの落ち着くために。興奮してるんですよね、俺こう見えて。この本を紹介するにあたって。
まあアトモスってね、あの大阪で言えば、まあ僕らは大阪なんでね、あのルクア。
大阪に言わなくてもいいよ。
大阪に言わなくてもいいんですけどね、あのあんまピッとこないでしょ、だって。
うん、わかんないですね。
わかんないでしょ、あのルクアとかに入ってるんですよ。
えー、はいはい。
あと震災橋とかにもあって、もちろん原宿で創業してるんで、東京のね、方とかはもう知ってるかと思うんですけど、
うん。
まあ現在日本の国内に39店舗、店舗があって。
おーすごい。
世界に49店舗。
うん。
まあ約50店舗ですよね、展開してて。
えーとね、2020年度の売上は192億円。
うーん。
結構でかいですよね。
うーん。
でまあそのうちの60%が、まあネットショップによる売上らしいんですけどね。
おーネットか。
うん。
まあそういうアトモスっていう、まあナイキをメインに使ってるそういうスニーカーショップがあるんですけど、それを作った本名さん。
うん。
この方ね、あの学生時代。
06:01
うん。
もう全然勉強できなかったんですよ。
うんうんうん。
もう全然勉強できなくて、浪人するんですよね。
はい。
で、浪人中勉強しなきゃいけないんだけど、浪人中に、あのーちょっと本にはまるんですよね。
本。
本。
でいろんな本こう読みなさって、哲学とかね。
うん。
その自己啓発的なところの本とかも読んで、
なんかもっと自由にいきたいし、自分の知見を広げたいみたいな。
うん。
そういうことを考えて、いきなり浪人中にも関わらず、アメリカに旅行行っちゃうんですよ。
それ現実逃避じゃないですか、もう。
そうそうそう。
まあある意味現実逃避なんですけど。
うん。
で、まあでもそのアメリカに行って、帰ってきて、うわー俺アメリカ行きてーよってお父さんに言ったんだって。
うん。
じゃあお父さんが、もうこいつ勉強もできねえし、もうちょっと見兼ねたんでしょうね。
うん。
なんかこいつ興味持てることやらせたほうがいいかもしれないみたいなんで、
うん。
もう黙ってその留学費を出してくれたんだってお父さんが。
すごいなあ。
うんうんうん。
心の広いお父さんだよね。
ねえ。
もうじゃあお前はアメリカ行ってこいっつって。
で、アメリカに3年ぐらい行って、
まあここでね、習得したこの英語。
うん。
これがまあ今後の人生でね、もうものすごく大きな収穫になるんですけど。
うん。
まあ3年間留学して英語を習得して帰ってきましたと。
はい。
でね、帰国後もね、なんかいまいちパッとしなかったらしいんですよね。
うんうん。
で、まあ自分の得意分野って英語だから、英語を使える仕事がいいよねって言ってたんですよ。
うん。
で、まあ自分の得意分野って英語だから、英語を使える仕事がいいよねって言ってたんですよ。
で、柿内っていう繊維の商社で働き始めたらしいんですよ。
うんうん。
ただ当時、
まあ1960年、
いや違う、19何年だこれ。
70年、80年ぐらいなのかな。
あの、繊維業界って、
あの、
社用産業って言われてたらしいんですよ。
1990年代か。
ほうほうほう。
で、朝から晩まで働いても手取りって当時で14万8000円だったらしい。
ほうほうほう。
結構きついよね。
時代が古いとはいえ結構きついよね。
14万8000円手取りって。
うん。
で、いやマジきついっすわーってこう、
斎藤先輩っていうのが当時いたらしいんですよ。
はい。
で、マジこれ生活やっていけねーっすわーみたいなことを相談すると、
その斎藤先輩っていうのが
すごい優しい人で、
じゃあお前もうこれ
回してやるからこれ売って
小使いにしろって言って、
その繊維のB級品、
そのー
縫製がうまくいってないって弾かれたやつとか
不良品のそのスラックスとかね。
うんうん。
ああいうのをこう回してくれたらしいんですよ。
おーはい。
で、それをフリマで売るって言うね。
フリマか。
そうそうそうそう。
ただ当然でそういうB級品を仕入れて、
なんか家の近所でやってた土日とかにフリマ当時やってたらしいんですよね。
うんうん。
で、そこで600円と700円とかで売ってたんですって。
うん。
で、当時この本名さんで、
これも世代なんかね、
僕これ聞いた時あんまパッとしなかったんですけど、
パジェロがめちゃくちゃ欲しかったらしい。
パジェロ、あのー。
三菱の4WDですよ。
はいはい。
09:01
もうあれがなんかこう野生的で、
すごくかっこよかったから
あの車が欲しいって言って、
でも今の給料じゃ買えねーみたいな。
それでフリマでそういう風に先輩からB級品
こっそり回してもらったのを、
1円とかで買ってたんですって。
それを600円700円で売ってたと。
はい。
ただその近所のじいさんばあさんが
そのスラックスとかをね、結構買ってくれたらしいんですよね。
当時のフリマって。
ほうほう。
で、まあ30本ぐらい売れば、
まあ1日1万とか2万円ぐらい
なったらしいんですよね。
うん。
で、これマジでパジェロ買えるかもってなって、
その商社マンとして働きながら
土日はそのフリマで復業して、
おーこれじゃパジェロ買えるぞー
って言って頑張って働いてたんですよ。
うん。
で、そんなある日ね、こうフリマで毎回出展してると
いろんな人とつながりできてくるじゃないですか。
うんうん。
で、情報交換してると、
常連のその出展の仲良い人が
あーそんだけフリマやってるんだったら
代々木の方行くといいよと。
もう規模でかいから
あのーむちゃくちゃいいから一回行ってみなみたいなんで。
あーそうなんだーつって。
で、その日もそのB級品パーって
トラックバンボーリッパーに抱えて
代々木の方行ったら
もう規模が全然違かったんですよね。
で、そこで
何が流行ってたかって言ったら
ヴィンテージのジーンズ。
ほーはいはいはい。
僕らあんまピンとこないですけど、
当時そのダメージのジーンズとか
エドウィンとかリーヴァイスとか
ああいうのがもうむちゃくちゃ流行ってたらしいんですよね。
古着っていう
もう一種のブームになってて。
で、それを見た時に
その本明さん留学行ってたじゃないですか。
で、留学中アメリカで
そういうジーンズが
むちゃくちゃ安い値段で叩き売りされてたの知ってたんですよ。
ほーはいはいはい。
で、え、ちょっと待ってこれ
もしかしたらって言って
こうアメリカで仕入れて
ここで売ったらむちゃくちゃ儲けんじゃねえかって
閃いたらしいよね。
で、U級を10日間取って
その学生時代
その友達だったら友達に連絡して
止めさせてくれつって。
なけなしの10万円を片手にね。
買いに行くんですよ。旅行がてら。
で、古着屋とか
その当時
あの学生時代に
色々回ったところバーって回って
例えばブルックスブラザーズのジャケット
とか
95セントのTシャツとかね。
うん。
古着安いらしいんですよ向こう。
それを段ボールいっぱいバーって買って10万円分。
で帰ってきたんですよね。
はいはい。
で、次の週代々木のフリーマーケットで売ってみたと。
そうすると
なんとそのブルックスブラザーズのジャケットが5000円で売れて
95セントで買ったTシャツが
3000円で売れたらしいんですよね。
へーすごい。
もうそれでテンション爆上げですよね。
これビジネスになるぞと。
だからこの時にね
自分がアメリカに留学した経験がね
結構ビジネスにつながっていくんですよね。
はぁはぁはぁはぁはぁ。
で、順調に
小遣い貯めていたある
12:01
その代々木のフリーマーでの出来事に
その日ね本名さんが
メイドインフルエンスの
2980円くらいで買った
ボロボロのアディダスを履いていったらしいんですよ。
ほう。
そのフリーマーに来てた中学生が
すいませんって声かけてきて
その靴2万円で売ってくれませんかって
言ってきたらしい。
今履いてる靴を。
そう今履いてる靴を2万円で売ってくれませんかって。
なんでなんでって言ったら
その靴めちゃくちゃレアなんですって言うね。
すごいなそいつも。
ほう。
えってなってこんな靴
マジでフィラデルフィアとか
ジャマンタウンのそのパパママタウンって言って
家族経営のさ
日本でもあるじゃないですか商店街でさ家族がやってる
ようなお店あるじゃないですか。
ちっちゃいお店ね。
ああいう家族経営のことパパママタウンって言うんですけど
そういうところでもう10ドルとか15ドルで
もう叩き売りされてること知ってたんですよ。
うん。
でパッて周り見渡した時に結構
古着はたくさん売ってたらしいんですけど
靴を売ってるライバルっていうのは
少なかったらしいんですよね。
でこれはビジネスになるって言って
またアメリカ行って
靴を仕入れるんですよ。
これがね
めちゃくちゃ儲けたらしいんですよね。
ようやく靴院来ましたね。
ここで靴院来るんですけど
もうこれ下手したら
その商社で働くよりも
こっちの方がいいんじゃないか
みたいなね。
専門でやっていけるんじゃないか。
それでその商社マン時代もね
ちょっとこの本名さん変わった人で
突き詰めていくタイプらしいんですよ。
で会社ではね
結構嫌われてたらしいんですよね。
絶対こうした方がコストカットなのに
なんでやらないんだみたいなね。
商社だから貿易のことは結構いろいろマスターして
いたらしいんですよ。
どういうルードが安く仕入れれるとか
こういう風に通貫通せば
安く通貫できるとかね。
そこでいろんな
貿易に関する経験してたんで
それもね後々大きなね
自分のビジネスに繋がってくるんですよね。
この貿易のトレーディングの知識
とその英語
そしてこのフリーマーケットの
その並行輸入みたいなこと。
いいですね。
コネクティングザドックスじゃないですか。
この辺のね経験が全部後々
アトモスに繋がっていくんですけど
会社の方でも
結構突き詰めて上司にも
嫌われてて居場所もなかったし
復業の方が調子良さそうだから
もう会社辞めて
独立しちゃおうと。
ということで1996年の
3月31日って書いてましたね。
会社を辞めて独立することになるんですよね。
で当時
パジロ買うために貯めていた貯金が
75万円。
奥さんも結婚されてたんですけど
奥さんの貯金が75万円。
でお母さんの
貯金が150万。
で28歳の時に
家族の助けを借りて
その300万円を元でに
15:01
独立するんですよ。
余談なんですけど
本名家
家族むちゃくちゃ仲良いんですよ。
妹さんもいてね。
なんで仲良いかこれが原因かどうか
分かんないんですけど
弟さんを病気で早くに亡くされてるんですよ。
人一倍
家族の絆が強いらしいんですよね。
それは本書で本名さんご自身が
語ってるんですけど
普通の家族よりもやっぱ僕たちは
家族の絆が強いと思うと。
お父さんも黙って留学
行かせてくれたし
自分が会社辞めて独立するっていう時も
当時お母さん弁当屋さんで
アルバイトしてたらしいんですよね。
で弁当屋のアルバイトなんてさ
もう時給知れてるじゃないですか。
それをせこせこせこせこね
150万っていうのをね
何年もかかって貯めた金を
黙ってペヨンって出してくれたみたいなね。
はあ
ええ話やね。
そうええ話なんですよね。
でその300万で
税金を差し引いて200万
ぐらいでまずはアメリカに買い付けに行くと。
税金
高っ。
いろいろね300万全部買い付けるわけにいかないから
100万だけ残して
その200万で
アメリカに買い付けに行って
段ボール約20パック分をね
仕入れて
それを1ヶ月で売り切るっていうのを任務に
まずは始めたらしいですよね。
でまあ売るには
場所が必要だということで
当時そのヴィンテージとか古着が
流行ってたんで
高円寺っていう場所が流行ってたらしいんですけど
まあそこどこも空いてなくて
で原宿
なんか原宿もいいよみたいな感じで
原宿に行ってたんですけど
原宿に行ってなかったらしいんですよね。
でもうむちゃくちゃこの
ちょっと治安の悪い
むちゃ奥の半ばったところに
2.7つもの
なんか小さいボロボロの
店舗がテナントが空いてたんですって。
そんなところですら
当時家賃20万したらしいんですけど
そこで借りて
当時ね
本が好きだったんですよね。学生の頃も本の影響で
アメリカいきなり旅行行ったりするから
でずーっと本を好きだったから
なんかここからまた
新しい自分たちの
新しいショーが始まるっていうので
ショーっていう意味でチャプターっていう名前をつけたんですよ。
でチャプターっていう店舗で
まあこの売れるものを
世界中から探してくるっていうのを
コンセプトでね
この原宿の奥のほうの狭いくらい
2.7坪の売り場面積を
めいっぱい使ってね
ご商売を始めたっていうのが
この後もその原点なんですよ。
なるほどね
2.7坪にね
写真が載ってるんですけど
壁一面にグワーって壁を
靴を並べるんですよね。
そうするともう天井を届くまで
靴並べて
50足ぐらい並べれたらしいんですよ。
50足か。
で当時もうやっぱりアメリカの
留学中にいろんな情報を持ってるんで
18:00
どこにでもないような
珍しいこの配色の組み合わせとか
日本では絶対売ってないような
靴を結構買い揃えたらしい
んですよね。
でやったと。
なんだけどやっぱねそんな
甘くないですよね。オープン初日の売り上げ
スニーカー一足と古着
2着。
きついっすね。きついっすよね。
10万300万
脱さらして
母ちゃんと嫁さんからお金借りて
よっしゃーって
チャプターだっていう名前で
こっから俺らのショーが始まるみたいなことでさ
やったけどそんだけしか売れないと。
ただ売れない日が続いたらしいんですけど
商品力には自信があったんですよね。
どこにでも
レアな靴置いてたし
自分も良いものを仕入れてた自負があると。
で来たお客さんを
大事にして当時SNSとかインターネット
もそんなに普及してなかったんで
SNSなんかなかったし
来てくれたお客さんの口コミしかない
ということで結構密にコミュニケーション
とってたらしいですよ。
そんな
2.7つもの原宿の奥の方の
マニアックな店に
来るお客さんってやっぱりマニアックなんですよね。
マニアックな層ってやっぱネットワークがあって
結構早く
口コミが広がったらしいんですよね。
そんなこんなしてるうちに
雑誌に取り上げられたらしいんですよ。
当時やっぱ雑誌の
影響力って強くって
雑誌に取り上げたら
またたくまに人気店となったんですよね。
でもお店に行列が
できるようになったと。
でなんと初日
靴一足と古着2着
しか売れなかった
あの2.7つもの小さなチャプターっていうスニーカーショップ
1日の売上が
200万になりました。
やるやん。
でもうむちゃくちゃ
忙しくなったんですよね。
で嫁さんとお母さんに手伝ってもらって
朝に
特に安い
トートバッグみたいな
本当に数十円で売ってるような
トートバッグを
100枚200枚買って
チャプターっていう箱をバーンと押すんですって。
それを袋にして
商品入れて持って帰ってもらうみたいなことを
やってたらしい。
でそれがね最初は
10枚20枚だったのが50枚
いや100枚はいるんじゃねえかみたいなやり取りをしながら
毎日過ごしてたんですって。
さすがにねその狭い2.7坪で
200万円売り上げるって
相当忙しいんですよね。
で月に1回
仕入れてたのがもう3回4回
って仕入れるようになって
これ誰か手伝ってもらわなきゃいけないな
みたいなことになった時に
高校生の時の同級生で
三上くんって人がいたんですよ。
三上くんね。
もうねチャプターを語る上で
彼がめちゃくちゃいい働きするんですよ。
おー。
三上くんね
もの静かで決して
押し売りとかするタイプじゃないし
彼自身がむちゃくちゃスニーカー好きだったらしい。
21:00
おー。
でお客さん顧客が
なんか300人ぐらいいたらしいんですけど
その300人の名前
全部覚えてたんだって。
で店に来たお客さんと
1時間2時間ぐらいずっと喋ってた
はいはい。
当時はねそういう営業スタイルが受けたんだと思う。
へー。
やっぱそういう
マニアックな靴ってやっぱマニアな話
したいじゃないですか。
それに全部対応できてたらしい。
へー。
雑談しながらコミュニケーション取りながら
でお客さんが店に来たら
その本名さんと三上くんと
そのお客さん3人で喫茶店行って
1時間2時間ぐらいずっと雑談するみたいな
毎日してたんだって。
店番を嫁さんとか妹に任して。
じゃあまあすごいお客さんとの
関係性もねできてきて売り上げもどんどん
伸びていってもう見る見るうちにね
1000万円ほど貯まったんですって。
おーすごい。
これすごいですよね。
でまあ会計士の
お金もちょっと管理も大変だからって
会計士の先生に聞いたら
そんなビジネス大丈夫ですかみたいな。
もうアメリカでゴミ同然のものを
仕入れてきて。
このゴミ同然って本名さん自身が言ってますからね。
ゴミ同然のものを
仕入れてきて
売れビジネスなんか大丈夫ですかみたいなこと
言われたんですけど
やっていけるっていうことで
順調に売り上げも
伸ばしてるし
その会計士枠300万あれば
有限会社1000万あれば株式会社が
作れるということを聞いて
株式会社今ではね
1円でも作れるんですけどこの本ではそんな風に
書かれてて
聞こえがいいから株式会社を
作るぞって言ってその1000万で
テクストトレーディング
カンパニーっていうのを1997年
8月に設立しました。
97年か。
そう。だからチャプターが
1996年
に出典してるからわずか
1年でね1000万貯めて
株式法人化してるんですよね。
へー。でこの
テクストトレーディングカンパニーって言うんですけど
このテクストっていうのもねこのチャプターって
本にまつわるからテキストが良かったんですって。
はいはいはい。
でトレーディングは貿易じゃないですか。
だから相当本が好き
なんですよ多分。
自分の社名にするぐらいですからね本名さん。
うん。そうで会社
設立までのわずか10ヶ月
うん。で
売り上げはなんと2億5000万
に出していた。
へー。すごいですよね。
もう貿易の仕事であれば
どこでも食っていけるという自信を身につけて
いた。
そしてこの頃になるともう
パジェロは欲しくなくなっていた。
はははは。
はははは。
いやぁ良いなぁそれ。
いや相当楽しかったと思います。
1000に入る頃にはもう別の
更に次のものが欲しく
なってる現象ある。
そうなんですよ。
でーまあこの去年にね
このテクストトレーディングっていう会社が
24:00
あのー持ってるブランディング
Atomosの方が有名なんですけど
うん。あのー運営してる会社の方は
テクストトレーディングカンパニーっていう会社なんですよ。
会社が3億6千万ドル約396億円で 買収されたっていう話なんですよね
で、こっからもねまだ面白い話あるんですけど これ喋ってたらもう僕喉カラカラなると思うんで
今日は一旦ここぐらいまでになるんですけど
はいはいはい
次回ねこのチャプターっていうところが まあ言ったら並行輸入ですよ
うん
その既にあるナイキの靴を仕入れてきて 同じナイキの靴を売るとね
並行輸入屋さんって嫌われるんですよね メーカーから
あーはいはいはい
だってメーカーが1万円で発売してるものをさ
それを10万20万とかで売るわけですよ レアなやつをね
ね、メーカーには1円も入らず
そうそうメーカーからしたらなんだ気に食わねえなっていう
まあその並行輸入としてのチャプターと そのナイキが今後どう展開していくのかっていう
そうですね、ナイキ別に出てきてないですもんね
そうなんですよ
ここまたナイキとかねいろいろ出てきて すごい面白い話になっていくんで
ぜひ後半も聞いていただきたいんですけど
ちなみにね、買収したフットロッカーっていうところね
この小売店ね、同じ日にアメリカの西海岸を目指しに
スポーツウェアのこのでっかい小売店を 手掛けるユーロスターっていうね
これ僕もあんま見んとこなかったんですけど
スポーツウェアのメーカーがあるらしいんですけど
そこをね827億円で買収してるんですよ
ほう、同じ日に
同じ日に発表したんですよ
はい
だからアトモスを400億、このユーロスターを 約800億で買収してるんですよね
ほうほう
で、今後急成長するアジアパシフィック市場事業を 強化していくって言ってるんですよね
だからこのフットロッカーっていう アメリカの超大手の会社が1200億円
そのうちの400億がアトモスなんですけど
まあ投資してアジアを狙ってるって言うんですよね
へー、じゃあ全然これから来るかもしれない
来るかもしんないですね
僕なんかABCマートの方が靴屋としては 認知度が高いなと思ってたんですけど
まあ今後フットロッカーアトモスみたいな感じで 出てくるかもしんないですね
ABCマートって日本の会社?
日本じゃなかったっけあれ
ABCマートめっちゃ見るもんなー
めっちゃ見ますよね
まあなんかどこにでもあるような会社ですね
あーそうですね株式会社ABCマート
うーん
東京ですね
設立1985年資本金約200億連結売上げ2500億だからすごいよね
うーん
でね、ちょっとここで余談になるんですけど
やっぱそんだけアメリカの大企業が アジアを見据えて投資するって
やっぱりこれからのアジアって 激アツだなって思うんですよね
あーそうなんですね
やっぱ中国もそうですけど特に東南アジア
これからどんどん来んじゃないかなと思うんですよ
27:00
アセアンですよアセアン
はいアセアン久しぶりに聞いたな
アセアンアセアンって皆さんわかりますよね
えっとインドネシアマレーシアフィリピンシンガポールタイベトナム
あとミャンマーラオスカンボジアあとブルネこの10カ国ですよ
へー
ここねこの10カ国のことアセアンって言うんですけど
人口6億5000万人いますからね
めっちゃいますね
めっちゃいますよインドネシアだけで2億か3億くらい確かいたと思う
でここのアセアンのGDPが確か300兆円ぐらいありますね
おー
300兆円でしかも成長率が5パーとかなんですよ
うんうんうん
日本でねあの前回その国内株式の30年間の成長率1.5って言ってましたけど
東南アジア今5.1とかだったと思います確か
へー熱いですね
平均年齢が29歳
若っ
もう未来しかない
すごい
そうなんですだからこれからねインドネシアとかフィリピンとか
まあシンガポールはねもう超先端に行ってますけどタイとかベトナムとか
うん
あの辺の生活水準が上がってくるとみんなやっぱりね
その1990年代に流行ったスニーカーブームみたいなのが
もしかしたら東南アジアでも同じ現象が起きるかもしれないですよね
そのファッションカルチャーみたいなね
がまあ広まりつつあるところを見越してこの倍収に踏み切ったんじゃないか
って思いますね
あとアジアで言えば南アジア
南アジアってどこ
南アジアってねもうほぼインドです
インドね
ほぼインド
あの南アジアで括られるのはさっき調べたら
インドパキスタンアフガニスタンバングラディッシュブータンイランモルディブネパールパキスタンスリランカらしいんですけど
この南アジアで人口18億人いるらしいですよ
でもインドで10億人とか
インドでもう中国と同じぐらいですよ
14億人です
すごいな
インドやばいですよ
だって2050年に22億人になるって言われてますからね
20億人ぐらいになるのかな
南アジアが熱いって言われてて
東南アジアが熱い南アジアが熱いって言うんですけど
南アジアがほぼインドなんですよ
インドも大陸だから
そこ国というより
あのグーグルのさCEOインド人でしょ
あのサンダーピチャイとかなんかいう人
あーインドの方でしたっけ
グーグルのね今トップインド人の方なんですよ
それがねあのインドのモディ首相っていうので
オンラインでねあの会談して
去年だったかな
30:01
今後の5年から7年で約1兆円投資しますと
国にグーグルがインドに
これからインドどんどん成長すると思いますね
しかもそのアマゾンもね
2025年までにインドの中小企業向けに
約10億ドルだから1000億円
1000億円投資しますと
さらにフェイスブックメタですよね
メタはねインドの印刷大手財閥のね
リライアンスインダストリーの図の
参加の通信会社に
まあ57億ドルだから
5700億投資してるんですよ
だからねまあ世界を牽引してる
そのガーハムみたいな大企業が
インドの可能性に結構力入れてるんですよね
いろいろ投資してるんですよ
まああとアフリカもね
アフリカは今中国が今
バンバン投資してますからね
まあ電車とかいろんなインフラ整えて
やってますから
まあ今後その東南アジア南アジア
ちょっと先にアフリカみたいなところが
まあ今後の経済の主戦場になってくるのかな
っていうのをね感じたわけですよね
この買収劇を見てて
今世界の人口増えてるって言ってますけど
ほとんどがアフリカとアジアなんですよね
ああそうなんですね
欧米はそんなに
アメリカも増えてるんですけど
オーストラリアとかも増えてるんですけど
アフリカとアジアの伸び率がすごい
中国はね今ちょっと落ちてるんですよ
やっぱねあの一人当たりの生活水準が
上がってくると
みんな子供産まなくなるんですよね
一人の子供にお金かけるようになるから
教育とか塾とかね通わして
今そのフェーズに中国が入っちゃってますね
なんかね中国アメリカ抜く
みたいなこと言われてましたけどね
本当はなんかコロナで
ちょっと中国が停滞したんで
一応日経新聞の記事に載ってたのは
2028年に中国がアメリカのGDP追い抜かすっていうのが
一般的な線だったらしいんですけど
アナリストとか予想してたラインなんですけど
ちょっとコロナで停滞して
33年頃になるんじゃないか
みたいなが書いてあった
中国がアメリカ抜かすのは
まぁただね一方で
中国アメリカ逆転しない説みたいなもあるらしいんで
まぁこの辺はねどうなるか分かりませんよね
だからね今後なんかね
貿易とか世界に向けて
ビジネスしようと考えてる人は
本当に東南アジアとかアフリカ
いいんじゃないかなと思いますね
ジム・ロジャズって知ってます?
世界的有名な冒険投資家みたいな
なんか前に本紹介してましたよね
33:00
紹介してましたっけ
あの人もねご自身の著書で
歴史上の世界の経済の中心的なスポット
ポイントって移動していってるらしいですよね
つまり今アメリカが覇権握ってますけど
世界の経済の中心アメリカだけど
つい100年前19世紀はイギリスだったと
なんだっけ大英国帝国みたいな
もうなんか世界地図のほとんどが
イギリスの領土ですみたいな時代もあった
でもう第二次世界大戦が終わって
アメリカが覇権に移って
今貿易戦争を繰り返してるのが
中国に移るんじゃないかって言われてて
移動してるんですよねイギリスから
こうアメリカに行って
次太平洋を渡ってこのアジア中国に行って
次下行って東南アジア南アジア行って
次アフリカに行くみたいな
世界地図と移動していってるらしいですよね
このジム・ロジャーズもいろんなとこ冒険して
いろんなこと見ながら投資してる人なんですけど
この人自身も古代の歴史まで見れば
やっぱりアフリカすごい発展してる時期もあったと
南アジアはやっぱそのピラミッドとか
立てた時はやっぱり当時はあれは
南アジアが文明が一番進んでたと
中国の歴史もそうだし
こうやっぱり回ってるんですって
この経済のね
だからまあそのアメリカの大手フットロッカーもね
総額1200億円も投資してアジア行くぞって言ってるんでね
まあ一見ちょっとやりすぎなんじゃないかなって思うんですけど
アメリカの企業ってやっぱねスケールがでかいんでね
まあ今回の買収が良かったのか悪かったのか
みたいなのは数年後に分かることなんでね
今後の展開に注目していきたいところなんですけどね
なるほどですね
ってことでちょっと長くなって
余談が長くなってしまったんですけど
後半この約400億円でスニーカーショップを売却した男の話
これからねこのチャプターがどんどん成長していって
アトモスっていう風に会社ブランドが変わって
ナイキとね色々コラボレーションして
色んなことありながら成長していって
最終的に売却するっていうところまで行き着きますんで
ぜひ来週も聞いていただけたらなと思います
ってことでいつもお便りいただきありがとうございます
あのお便りね本当に読むだけで我々のテンションがグググと上がりますんでね
あの本当感謝しておりますありがとうございます
ってことでね今回の感想もまたメールまた
アップルポッドキャストのレビューでお待ちしています
2人でコメント欄すべて読んでいますので
今後の番組をより良くするために
あなたの感想をお待ちしています
それではまた来週お会いしましょう
35:47

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