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こんにちは、シロクロの伊藤です。 Podcast 92回目。
今回もちょっと配信テストを兼ねた回で、何かしら話せればなと思います。
今日は2024年5月11日です。はい、よろしくお願いします。 前回からちょっと間が空いてしまったんですけど、
前回は新しい録音ツール、リバーサイドを使ってみたテストだったんですけど、やはりちょっとBGMを載せることがそのままだと無理なようで、
そこからさらに別のアプリを使ってっていうのはなかなか手間なので、何かないかなぁと今、さっき探していったんですけれども、
なかなかちょうどいいものが見当たらず。 今、たどり着いたのが、
東大元暮らしじゃないけど、Spotifyが公式で提供しているiOS用のアプリ、Spotify for Podcasters っていうのがありまして、
それがいわゆるPCのブラウズ版であったSpotifyの
たぶんアンカーかな、あれに近いものな気がしていて、今これを試しているんですけど、
これだと録った後でBGMをつけられるし、さらに最適化ツールがあって、
たぶんさっき試したところ、少しノイズを取ってくれたりとか、そういう機能があるっぽいので、
もしこれでうまくいくのであれば、今後これがいいんじゃないかなっていう気がしているので、
ちょっと動作テストです。
で、何かしらちょっと話せればと思うんですけど、そうですね、
デザイナーの引き出しの重要性
デザイナーの話、デザイナーの、ちょうど今そういう仕事してるからあれなんですけど、
なんかよく言われるのが、デザイナーとして引き出しを増やそうみたいな、いろんなスタイルのデザインができた方がいいよねみたいな。
かっこいい系もできれば、かわいい系もできたりとか、そういうスタイルの話だったり、トレンドの話だったり、
マの取り方とか、タイプグラフィーとか、色の使い方とか、もろもろひっくるめて、
自分が得意な分野もありつつ、いろんなスタイル、いろんな要望に応えられるスタイルができた方がいいよね。
まあ商業デザイナーであれば、それは一つの最適解だとは思うんですけど。
ただ、なんかこう、僕も今までずっとそういうことを終わっていってきたりしてたんですけど、
今回同じような話をしていたときに、ふと本当にそれが正しいのかなという疑問が湧いてきて、
それを言うのは簡単なんですけど、一応よく言われるのが、アーティストとデザイナーは違う。
まあそれは当然なんですけど、アーティスト、イラストレーターにしろ、ミュージシャンにしろ、
文筆かみしろ、なんでもいいんですけど、そういうアーティストは個性がものすごく出ていて、
で、なんだろう、よく言われるのが、誰々のミュージシャンは全部の曲が同じに聞こえるってよく言われされたりするんですけど、
それは逆に言えば、その人の個性が隅々まで出ている、その人らしさが出ているっていう意味ではめちゃくちゃいい話というか、
ポジティブに受け入れるべき話で、それがまあ確かに同じ曲に聞こえるっていうのは本当に個性だと思うので、
ね、ヒップホップでマイクリレーして誰がどこ歌ってるかわかんないみたいじゃないけども、
誰がどう出ているかっていうのがわかるっていうのは、やっぱりそれが強み、個性かなとは思うので、
で、アーティストはそれで引き出しとかよりも自分の好きなところに向き合ってやるのが自然な形で終わるんですけど、
グラフィックデザイナー、ウェブデザイナーはあくまで商業デザイナーなのでアーティストではないので、
いろんな状況に対応するスキル、引き出しの多さがあったほうがいいに決まってるんですね。
ただやっぱり、そこに少しの作家性、アーティスト性っていうのが多少乗っかるので、
そうなるとその人が何でもできるっていうかは、Aさん、Bさん、Cさんってデザイナーがいて、
Aさんはこれが得意、Bさんはこれが得意、Cさんはこれが得意っていう風に明確な強み、スタイルを持っておいたほうが、
発注者側としては選びしやすいんじゃないかっていう話ですね。
要はその人が何でもできたとて、全部が全部その人に依頼しなきゃいけないって話でもないので、
あくまでデザイナーっていうのは何万人もいるわけで、
そうするとその中で際立っていくためには、この人はこういうことができる、こういうことが得意、
というのが出てきたほうがいいんじゃないか、そうするとデザイナーとして引き出しを持っていくっていうのが必ずしも最適化っていうと、
そうでもないんじゃなかろうかっていう話ですね。
アーティストとデザイナーの違い
もちろんでそういえば引き出しがたくさんありつつ、自分の強み。
いろんなことができるけど自分はこれが一番強いっていうのがあるのがもちろん一番いい形だと思うんですけど、
だから昨今特にウェブとかだともうだいぶ水準が高くなってきていて、
昔だとかなり個性が、良くも悪くも個性が出ていて、
この作品って多分あの人だよねっていうのが本当によく見えてたんですけど、
最近はもう本当にレベル高くすぎて誰がどれみたいなのが全然見えてこない、
いいか悪いかわかんないんですけど、多分でもいいのかな、わかんないから、
だからどんどん少なくともウェブ業界に関しては没個性になっていってるんじゃないかなと。
でもそういうのはエンドユーザーにしてみるとあんまりどうでもいい話ではあるんですけどね。
あとその引き出しを増やした方がいいっていう、
ご年配の人が若手デザイナーに言ったりするんですけど、
じゃあその人はどんだけ引き出しあるのだし、
引き出し引き出しを読んであればデザインだけでいいのっていう話にもなるわけで、
デザインしかできないの?プログラム描けないの?営業できないの?経営できないの?経営できないの?
っていう話にもなってくるので、
だからじゃあそうなると自分がどこを武器にしてどこを掘り下げていくかっていう話、
最終的にはいついかなる話であってもどう生きたいか、何をやりたいかって話にしか繋がらないんですけど、
だからまぁ、あんまり引き出し引き出し言っててもね、
手数だけ増えてどっか掘り下げることができないんであれば、
5年経って10年経ってその他大勢のデザイナーになってもね、それはそれで、
まぁわかんない。それが正解って場面もあるので何とも言えないんですけどね。
スペシャリストとジェネラリストの選択
だから手を広げていくのか、自分が好きなスタイルを掘り下げて、
いやまぁこれしかできないっすねっていう風に生きていくのか、
要はスペシャリスト、究極的にはスペシャリストになりたいのか、何でもできるジェネラリストになりたいのかっていう話で。
そういう意味でいくとスペシャリストっていうのはもうもともと生まれた性分なので、
なりたくてなってるわけではなくて、もうそうしか生きられないってスペシャリストになってる人がほとんどなので、
逆に言うとその辺で、逆にばっか言ってるけど、悩んだりどうしようみたいに捉えてる人がいるんであれば、
もはや道はジェネラリストしかないので、スペシャリストってのはその辺何の意識もなく、
もう選植を忘れるほどにそれが好きっていう人にしかなれない、たどり着けないところだと思うので。
そういう人たちにはその分野において勝てないんで、もう割り切るしかないですけどね。
どうですか。ちょうどいい時間帯なので、一旦これでテスト配信またしてみましょう。
これでうまくいくといいんですけどね。これでいけば今後も更新しやすい体制は整うので。
試してみましょう。じゃあここで終わろうと思います。ありがとうございました。さよなら。