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はい、こんにちは。今回ですね、タイトルにもある通り、パリ五輪柔道に思うことというテーマでお話しさせていただこうと思うんですけど、というのはですね、
先日の男子73kg級橋本壮市選手、この選手ね、すごく強くてね、僕も大好きな選手なんですけど、銅メダルを
取ったと。素晴らしいことだと思うんですけれど、準々決勝でですね、フランスのGaba選手という選手と対戦して、微妙な判定で
敗れてしまったんですよね。実力的にはですね、僕が見る限りは橋本先生全然劣ってなかったと思うんですよ。
勝てた試合だと思うんですけど、結果的に指導を3つ取られて、反則負けという結果になってしまったわけですね。
フランスの選手なので、会場にフランスの観客が多いというのもあって、3つ目の指導が橋本選手に来た時には、
フワーって大歓声で、これで反則勝ちだって、自分の国の選手が勝ったってね、ものすごい観客が盛り上がってたんですよね。
フランスの観客とかヨーロッパの観客とか見てると、指導を3つ相手に与えて、自分の応援してる
選手が勝つと、ワーッと喜ぶっていうところがあるんですよね。そこがちょっと日本人と感覚が違うかなって思ったんですけれど、
極めて微妙な負け方でしたね。 全体的な流れを見ると、結構橋本選手を攻めてたんですよね。
逆に相手のフランスの選手は駆け逃げとか、組み手でも組ませないでとか、
ちょっと演技っぽいところがあって、決して有効的な投げ技を決めて、攻めてたっていう感じではないんですよね。
そこが今回私が一番この動画で話したいことなんですけど、結局指導を3つの反則負けで勝負が決まるのって本当につまらないんですよ。
本来柔道っていうのは武道なので、正々堂々と戦うべきなんですよ。
がっつり組み合って、お互い有効的な技を出し合って、強い方がぶん投げて勝つとか、寝技で決めて勝つとかですね。
そういう勝負であるべきなんですよ。 なんだけれど、今回の橋本選手の準々決勝とか見てもですね、
やっぱり国際的な柔道、日本でいう漢字の柔道とローマ字の柔道って全然違う競技なんですよね。
なので橋本選手が優勢じゃないかって僕ら見てても、結局審判次第でどっちかに指導3つ行って、
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どっちかの選手が負けて勝つっていう風な流れになっちゃってね、それが本当につまらないなって思うし、
あとはやっぱりね、日本人選手を勝たせないようにするっていう、なんとなく圧力っぽいものも時々感じちゃうっていうのはあると思いますね。
なので本当に日本人選手、ある意味不利だし可哀想だなって思うんですけど、結局さ、指導3つ反則がちっていうのは、
相手にいかに指導を与えるかっていうのが勝敗のポイントになってしまうんですよ。
投げて勝つとか、寝技で決めて勝つというのが本来は面白い柔道だし、せいせい堂々とそうやるべきなんですけれど、
結局国際柔道でいかに勝つかってなると、実力が傾向している場合なんか特にそうなんですけど、
いかに上手に演技して相手に反則を与えるかっていう駆け引きになっちゃうんですよ。
それは外国の選手はめちゃくちゃ上手くて普段からそれを研究してるんだけど、残念ながら日本の選手はそういう練習とかそういう駆け引きっていうのをやらないんですよね。
そうやって子供の時から教わってるからだと思うんですけど、それは良いことだと思うんですけど、逆にそれがあだになって国際試合で強い選手でも反則で負けちゃうっていうことがあるわけなんですよね。
結局、積極的に攻めてない選手に指導が行くっていうルールになってるじゃないですか。
これ素晴らしいことだと思うんですよ。この考え方自体は。
っていうのは本来相手にガッツリ組んで技を掛け合ってっていうのが勝負なんだけれど、時々守ってばっかりの選手っているわけですよ。
守ってばっかりで消極的だと投げられないし負けないんだけれど、勝負がつかないじゃないですか。
これは良くないよねってことで守ってばっかりで攻めない選手には指導が行くっていうルールになってるんですけれど、そうしないと試合が展開しないし、見ててもつまらないわけだし。
だけどそれがちゃんとルールとして機能していればすごくいいことなんですけど、残念ながらオリンピック見てても特に今回のパリ五輪は全然機能しないですね。
これ何が問題かっていうと審判です。もう審判が最悪です。審判のレベルが低すぎるんですよ。
なので例えば積極的に攻めてる振りをして、攻めてる振りだけして、全然効果がない技を掛け逃げして、相手に攻めさせないっていうことをやり続けると相手が攻めてないっていう風に判断されて、
指導が行って3つ重なると反則負けになっちゃう。それを狙ってるんですよ。これは日本人の感覚だとありえないんですよね。これ武道精神に反するんだけど、
悲しいんだけど海外、ヨーロッパ、フランスなんかだと当たり前なんですよ。勝つためにはそういうこともありだっていうわけであって、ルールの中で勝てばいいですよと。
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仮に全然技が決まらなくても、反則勝ちすれば指導を3つ与えて勝てばいいですよと。それで観客もワーって盛り上がるんですよね。
これ日本人とヨーロッパ人、フランス人との決定的な違いなんですよね。サッカーとか見てると演技するじゃないですか、選手。
いかに演技してファールを倒れ込んで痛くないくせに痛えとかやるじゃないですか。でファールでPKにあったりとかフリーキックでそこで点が入ってワーって勝つじゃないですか。
サッカーとか見ててもすごいわかるんだけど、いかに演技するか反則受けた被害者アピールするかっていうのが上手いし、それも勝負のうちなんですよ。
それも技術のうちになってるんですよね。
なんだけど、柔道もヨーロッパの選手、フランスの選手見ててもサッカーと同じ感覚なんですよね。
被害者アピールっていうか、被害者アピールなんですよ。駆け逃げして相手が攻めてないって。実は自分が攻めてなくて駆け逃げしてるだけなんだけど、相手が攻めてない攻めてないって。
だから相手は反則を与えてくれアピールなんですよね。つまんないですよね。
結局効果のない技で駆け逃げする。組手争いするじゃないですか。
で自分が組んだら不十分な組手でもいいからとにかく技かけるんですよ。もう投げれないって分かってても投げると。
それをレベルの高い審判だったら見抜けるんですよ。
あ、こいつ明らかに駆け逃げしてるなって。で駆け逃げしてる方に指導が行くんだけれど、レベルの低い審判だと明らかに駆け逃げなのに、駆け逃げしてる方が攻めてて、駆け逃げされてる方が攻めてないって判断して指導が行くんですよね。
これね、ほんと気分悪いですよね。審判のレベルが低いっていうのもあるだろうし、あるいはね、わからないけど買収されてるかもわかんないんですよね。
あるいは心の中で悲喜してるかもわかんないですよね。自分の応援してる国とか応援してる選手の方を勝たせるようにとか、あるいは絶対あってはならないことなんだけど人種差別とかあるかもわかんないですよね。
差別してて有色人種の人を負けさせて白人を勝たせようっていう意識がなんとなく頭の中で働いてるかもわからないんですよね。
だから審判のレベルが低いのか、意図的にやってるのか、買収されてるのか、人種差別なのかもわからなくて、とにかく審判のレベルが低すぎて、この消極的な相手に対して指導を与えるっていうこのルールがちゃんと機能していないんですよね。
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なので最悪ですね、背が高くて手が長い人の方が有利になっちゃったりとかするんですよね。
例えばフランスのリネールっていう選手いるでしょ。あの人フランス国内だと英雄なんですけれど、日本人からすると本当最悪って言っちゃ悪いんだけど、気分良くないんですよあの人。
すごい手が2m超えでさ、手が長いんだから先に組めるわけですよね。先に組むから先に技かけれるんですよ。
効果がないんだけれど効果があるような感じの駆け逃げするのがすごい上手くて、リネールって日本人は逃げるって言うんですよね。
まあそういう感じでそれ以外でもね、結局その駆け逃げもさ、上手い駆け逃げと下手な駆け逃げってあるわけであって、下手な駆け逃げっていうのは組んでバーって駆けるんだけど、全然相手が動いてない。
これ明らかに駆け逃げだよねって、下手な駆け逃げあるんだけど、なんかね、フランス人ね、上手い駆け逃げするやつがいるんですよね。
ガッパッと組んでね。で、投げれないんだけど相手を動かしつつガーッと巻き込んでぐじゃぐじゃーってなる感じだと、なんか駆け逃げで投げれないって分かってても、効果があるような駆け逃げを演出するその演技力に長けてる人がいて、
なおかつ、背が高くて手が長い人とか多かったりとかね。結局、反則で勝つっていうのはね、演技力の勝負になっちゃうんですよね。
だから本来の武道の組んで相手を投げる、相手を決めるっていう技術が全然出てこない、正々堂々と戦うっていうのもないわけであって、
なので本当ね、柔道って武道なので、相手を敬って正々堂々と戦わないといけない。で、日本人は生まれつきそういうのがね、なんか叩き込まれてるんですよ、なんとなく。
やっぱ柔道少年、少年時代からやってるとですね、例に始まって例に終わるってことを、普段の日常の生活でもやってるわけなので、すごい叩き込まれてるんですよ。素晴らしい子なんですよ。
本来は柔道って相手を敬わないといけないから、勝ってもガッツポーズしちゃいけないんですけれど、なんかね、僕がね、子供の頃柔道やってた時、中学校高校の時、勝っても絶対ガッツポーズしちゃいけなかったんですよ。
けしからんって怒られてたんですよ。それ当然だと思うんですけど、いつ頃からかね、日本人も日本国内の試合でもガッツポーズをやるようになって、国際試合だと当たり前のようにガッツポーズをやって、
ヘラヘラヘラヘラするでしょ。あれもね、本当はダメよ。本当は大相撲と同じように勝っても絶対ガッツポーズしちゃダメです。もう相手を敬わないといけないわけですよね。
相手を見下したとかね、そういうふうに捉えられるわけなんですけど、だけどね、これね、外国人にはね、理解できないんですよ。
なので、なんつーかな、駆け逃げして反則勝ち、汚い手で勝つっていう流れがどんどんできちゃって、そうするとさ、みんなどんどん汚い手で勝つようになっちゃうわけですよ。
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となるとその柔道っていう競技の秩序が乱れるんですよね。なので日本人は、やっぱり汚いことして勝っちゃいけないっていうふうに叩き込まれてるわけですよ。
やっぱり秩序を守る、島国でね、本当に秩序があって治安の良い国じゃないですか、そういうね、なんかDNAに刻み込まれてるんですよね。
で、仮に一人でもね、汚いことして勝つ奴がいるとね、みんなで非難してあいつは決死かなんてなるんですよね。
だからみんな正々堂々と日本国内では戦うようになるんですけど、だけどね、ダメなんだよね、国際試合になっちゃうとね。
なのでね、日本国内で行われてる漢字の柔道と国際試合のローマ字の柔道って全く別物って考えた方がいいですね。
だから本当は日本人選手も本気で国際試合で勝つ、勝ちを狙いに行くんだったら、ローマ字の柔道を練習しないといけないのかなと思います。
これはそれを進めてるわけじゃないんだけど、現実的に話すとね、駆け逃げとか演技力の柔道っていうのも本当はやった方が勝てるんだけど、
でもね、それをやらないのがやっぱり日本柔道の素晴らしいところで、結局日本国内で練習してね、日本国内で日本人同士で試合して代表を決めるわけですよね。
だから日本の柔道はレベルが高いんで、本当にみんなすごい強いんですよね。
だけど、実際にはめちゃくちゃ強いんだけど、その選手がオリンピックで金メダルを取るためには駆け逃げとか演技力で勝つとか反則狙いっていうのをしないで正々堂々と戦うんで、
だから日本人が金メダルを取る場合はその階級で圧倒的に世界一強い人じゃないと金メダルを取れないんですよ。
安倍晃文選手とかね、大野翔平選手とか、それぐらいのレベル、あるいはそれに匹敵するぐらいのですね、
角田選手なんかも本当に強くて金メダル取って素晴らしいと思うんですけど、なので圧倒的に強くないと日本の柔道は金メダル取れないんですよ。
なので本当にもっと量産的金メダルを取りたかったら老末の柔道、国際柔道をやるしかない。
あるいはそれが嫌だったら日本だけ国際柔道から脱退するとかね。
それはやめてほしいんですけど、僕柔道大好きだしね、世界的に日本の武道がこれだけ広まったって素晴らしいことなんでね。
なのでなるべく駆け逃げとかね、あるいは今もろ手狩りとかね、最初から相手の足を取って肩車とか、すくい投げとかもね、そういうのもできなくなっちゃってね。
レスリング的な柔道がなくなって日本柔道に有利になるかって言われてもね、やっぱりね、ダメだね、結局は外国人の審判が最悪だから。
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審判のレベルが高ければ本当の駆け逃げとか本当に消極的なのかっていう演技してるのかっていうのが見抜けるんだけど、
あの外国人の審判見てるとね、もう全然ダメだね。正直僕が審判やった方が全然マシです。まともです。
っていうのが今回の私の意見です。ご視聴ありがとうございました。