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猫を幸せにするアドバイザーがお届けする、猫を幸せにするラジオ
今日お話しするテーマは、猫が嫌がらないブラッシング方法をお伝えします。
どんな方に聞いて欲しいかというと、ブラッシングを嫌がる猫と暮らしている方にはもちろん、
人馴れしていない猫と暮らしている方や、ブラッシング中または手でなでなでするような
スキンシップ中に突然ブチギレるという猫たちも多いですが、
そういったブチギレの猫と暮らしている方、そしてブラッシング全然できてるよという猫も
もっと喜んでもらえるブラッシング方法をお話ししていきますので、ぜひ最後まで聞いていてください。
それから私がお勧めするブラシも最後にお伝えしていきます。
まずですね、猫たちには本来ブラッシングというのは必要ないという話をしますね。
野生の猫たち、野良猫とかはもちろんブラッシングしないですよね。
その代わりに猫たちはグルーミングをしています。
猫の舌というのは、猫貝さんはお分かりだと思いますが、
この小さなトゲトゲの密集なので、その舌で毛を自分でなめとることによってブラッシングの効果があるんですね。
そして猫は体がめちゃくちゃ柔らかいので、自分で全身くまなくグルーミングをすることができる。
唯一できないのは顔周り、頭とかね、その辺できないので、仲良しの猫同士で密集してグルーミングし合うなんていうのもよく見ますね。
そうやって自分たちでグルーミングを使ってブラッシングしているので、本来はこのブラッシングっていうのは必要がないです。
ただ、長毛の猫とかは放置していると毛が団子状になってしまうので必要ですし、
あと怪我しているとか病気とか高齢の猫なんかはブラッシングが必要な猫たちもいますね。
そして現代の室内猫がなんでブラッシングが必要になってきたかというと、
外猫たちっていうのはグルーミングによって体の中にたまった毛を便からうまく排出できていればいいんですが、
それが排出できずに胃でどんどんたまってしまうと毛球症って言うんですが、
そうすると不快で気持ち悪いしあんまり体に良くないので、
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自分でね、この草、猫草って言いますね。長い草を好んでむしゃむしゃ食べて、
胃に刺激を与えて毛球をゲボッと吐き出すっていうことを外ではやっているんですね。
お家の中にも猫草あればいいんですが、ない場合には毛球症にならないように
飼い主さんが代わりにブラッシングをするっていう風になってきていますね。
あとは飼い主さんが室内に毛がいっぱい舞い散ることで猫アレルギーの方は困りますし、
洋服とかソファーとか布団とかに猫毛がつくのも不快なので、
毛が舞い散る前にブラッシングしておこうということでブラッシングを毎日するようになってきましたね。
そしてそれが時短になるといいなということでブラシのヘッドがどんどん大きくなっていって、
ひと撫でふった撫でで結構ごっそり取れるとか、
あとグローブタイプのもの、手にグローブをはめて撫でつけることによって結構ごっそり取れるよっていうようなやつが最近主流になってきています。
それは本来の猫のグルーミングの感じとは感覚、感触とはだいぶ違うので、
それによってブラッシングが苦手な猫が増えたりとか、
突然切れるなんていう猫たちが増えてきているんですね。
これは私の見解なので正しくは分かりませんが、おそらくそうなんじゃないのかなというふうに思っています。
ではどうしたらいいのか、今日6つほど持ってきています。
まず一つ目は猫って皮膚が結構敏感なんですね。
なのでブラッシングはやっぱり短時間で終えたいんですね。
なのでこまめに、できれば毎日短時間でサクッと終えるような感じがいいですかね。
で、この皮膚の不快を感じると毛が波打つようにしたりとか、
あと痙攣っぽくなる猫たちっていうのは結構多いです。
花瓶症って言ったりしますが、
で、その痙攣とか毛が波打つ感じに気がつかずにそのまま続けていると、
突然ね、ブチ切れる、噛みつくとか、
あと走って逃げていっちゃうとか、どんどんブラッシングとかスキンシップが苦手っていう風になってきてしまうので、
できれば短時間で終えるということ。
そして二つ目は、そういった嫌がるサインっていうのは猫たちは事前に発していることが多いです。
で、この毛が波打つ痙攣っていうのもそうなんですが、
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それ以外にも耳がイカ耳状態になっていたりとか、
逆にピーンって立っていたりとか、動きが固まったり、
あとは飼い主さんの手元を見たりとか、顔をじっと見たりとかね、
そんなサインが多いかな。
これは猫によってサインは違うので、
うちの猫たちの嫌がるときのサインっていうのはどんなのかなっていうのを
毎日見ているとだんだんつかめてくるので、
そのサインを見逃さない、できればそのサインが出る直前で止めるっていう風にしていくと、
突然切れる、噛みつく、ブラッシング嫌がるっていうことは避けられるようになっていきます。
そして3つ目、猫のグルーミングを参考にするといいです。
猫は小さな舌を使って小刻みにグルーミングをしているので、
ブラシもヘッドが小さめがおすすめです。
動かすときも小刻みに、できれば2、3センチくらいの小さな範囲をさっさと動かす。
そんな感じがいいんですね。
私もやりがちなんですけど、首のあたりから尻尾の先まで一気にビロローンと一回で撫でつけようっていう風にしがちなんですが、
できれば小刻みに。
そしてブラッシングが苦手な猫たちも、顔周りからであれば比較的受け入れてくれやすい。
これは自分でグルーミングができない場所なので、仲いい猫たちにしてもらっていたような感じで、
飼い主さんに顔周りのブラシであれば受け入れてくれやすいということになってきますね。
そして4つ目は、猫の毛流れと逆向きに当てないということとか、
あとはヒゲや耳も敏感ですから、その辺にブラシが変に当たらないようにしていく。
意外とこれ、きっちり見てやってないと当たっちゃって猫が嫌な顔してたりしますね。
なのでできれば当てない毛流れに向かってブラシをするということですね。
そして5つ目は、人慣れしていない猫には突然ブラシっていうのはちょっとハードルが高いので、
これは日頃私がお勧めしている伸びる孫の手を使いたいです。
持ち手を長くして、まずは顔周りから慣れてもらって、
それに慣れたら今度は背中の方とか撫でられる範囲を増やしていき、
慣れてきたらだんだん持ち手を短くしていき、
それにも慣れたら今度はブラシに持ち替えるというような段階を踏んでいくと、
ブラッシングは受け入れてくれやすくなっていきます。
そして6つ目、これ最後ですね。
おすすめのブラシなんですが、ちょっと前にブラシを買い替えようと思いまして、
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最近いろいろハイテクっていうのかな、いろんなブラシ出てますね。
なのでその辺を買ってみました。
やはりヘッドが大きい時点で結構猫たち嫌がりますね。
もちろん嫌がらないっていう猫たちはわざわざ買い替える必要ないので、
大きなブラシもグローブもいいと思います。
ただちょっとそれだと嫌がる頻度が高いなとか、
そういう猫たちには小さめなブラシ買い替えるタイミングで試していただくといいと思います。
そしてこの毛先というかブラシの先っちょが皮膚に当たって痛いっていうこともあるので、
先端が丸くなっているようなやつであれば痛がらずに済みます。
この2つをお金備えているブラシっていうのが結構探したんですけどなくてですね、
唯一ドギーマンというメーカーのもの1種類だけでした。
これは結構ね昔からありますね。
私もだいぶ前からこれ使っていて、結局同じやつを買い直しました。
クラシックな気がするのでこれ廃盤にならないといいなと思うんですが、
これの商品リンクを概要欄のところに貼っておくので気になる方は見てみてください。
そして今日のお話もショート動画があります。
20秒ぐらいかな短い動画なんですけど、
動画も合わせて見ていただくとよりわかりやすい気がするので、
ぜひ概要欄から見てみてください。
では最後まで聞いていただきありがとうございます。また!