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2025-01-15 31:38

にじシバラジオ#030 「レストラン・エスペランサ」~クルドを巡る物語の浸透と残り続ける不安~

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小倉さんおすすめコンテンツ回 / さんらん「レストラン・エスペランサ」 / クルドの話に触れる機会が増えている / 「東京クルド」「My Small Land」との違い / 芝居ならではの演出 / オンラインでも劇を見られる / 映画「ハッシュ!」/ 『それでも不安なあなたのためのクルドの話』 / ゼノフォビアについて/ 不安と付き合うこととリスク判断 / 「やさしい日本語」でなんとかしよう /

註)劇団「さんらん」のHPはこちら

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サマリー

このエピソードでは、「レストラン・エスペランサ」という芝居を通じて、クルド人料理人ジャミル・アスワードの物語が描かれています。物語は、日本におけるクルド人の移民体験と恋愛ドラマを交え、観客に新たな視点を提供します。「レストラン・エスペランサ」では、クルド人の物語とその社会的背景が語られ、不安や差別のテーマに焦点が当てられています。登場する様々なキャラクターの過去と苦悩を通じて、異なる立場からの理解が深まります。クルドの人々とのコミュニケーションにおける言語の障壁や、日本での多国籍化が進む中での優しい日本語の重要性についても語られています。特に、実際の対応において彼らの現状を理解し、適切な方法を模索する必要性が強調されています。

劇の紹介と背景
こんにちは、にじシバラジオ第30回です。
にじシバは川口市・芝で定期的に開催しているおしゃべり会です。
にじシバラジオは、にじシバで話題になったことやならなかったことについて、
にじシバ座長・ともぞーとぶなのもりの小倉さんとで語り合う番組です。毎週水曜日配信です。
で、今回は小倉さんのおすすめコンテンツ回ということで、何を紹介していただけるのでしょうか。
えっとね、久しぶりに芝居というものを見に行ったんですよ。
めったにね、お値段とかいろいろな所事情とかもあって行かないんですけど、
三蘭っていうね、ひらがなで三蘭なんだけど、そういう芝居集団があって、
そこがやっていたレストラン・エスペランサという芝居が、ちょっとネットで良かったっていう話を読んだので、
実は前からやることは知ってたんだけども、
良かったなら行ってみようかって、ようやく誰かの良かったって結構人動かすよね。
それで、頑張ってお金を払おうという気になりました。
主演女優が西川口のキンダースペースっていう劇団があって、
もうここ30年ぐらいやってると思うんだけど、
そこの看板女優さん、瀬田博美さんって人がいるんだけど、
その彼女は私実は20代から知り合いで、
20代に本郷界隈、シャッパン界隈のところで彼女がアルバイトしてるときに、
私もそこでアルバイトしてて、知り合ったっていう経緯があって、
西川口に来ても、何らかの薄い長い繋がりがあるんだけど、
その彼女が客演するっていうことになってたよね。
クルド人料理人の物語
で、内容がね、ここに一応解説がついてるから読むけども、
ジャミル・アスワードはクルドチンの料理人。
クルドチンは人口3,000から3,500万人、国を持たない世界最大の民族。
成田空港で荷物もお金も失ったジャミルは、徒歩で同胞のいる川口を目指す。
徒歩で?成田から徒歩で川口に行く?
行くよ行く。大丈夫大丈夫。昔、東海道中で53つ歩いたし。
大丈夫、難民どこまでもあるから平気。
あんなに凄かったこと言って。
牧野日向は下町の洋食屋レストランエスペランサのウェイトレス。
親と大喧嘩して6年前に上京した。
お店は売りに出され、同僚はみんな辞める。
残ったのは日向と彼しか作れない見習いコック。
やってきた新オーナーはお金に細かい元マージャンプロ。
私が頑張らないとっていうふうに日向がね。
日向っていうすごい明るいキャラのお姉ちゃんと、
このジャミル・アスワードっていうね、
クルド人の料理人の難民の移民の青年の恋物語なんだよね。
いろいろな話が、逆にそこまでフラグ立て続けると、
私行きたくなくなるぞぐらいの、ちょっと怖いじゃないですか。
まあ確かに。
どうしよう、大丈夫かな。
実はその前に、この脚本を書いてた大崎太郎さんっていうさん。
たぶん座席の座長さんだと思うんだけど、
彼ともいかって話をしてはいて、
やることは知っていて、瀬田さんが客園で呼ばれてることも知ってたから、
ふーんってずっと気にはなりつつ、
どうしようと思ってたんだけど、
このね、クルド人の料理人っていうのは別にトルコのクルド人じゃないんですよ、実は。
そうなんですか。
シリアのね、今話題の。
今話題のね。
今話題のシリアのクルド人っていう設定で、
それがトルコの偽造パスポートで日本に入国するのね。
で、日本の入館じゃない、ナリダの入館で引っかかって、
逃げ押せるって話なんですよ。
とりあえず逃げて、東京の下町のレストランに養殖屋に行くんだけど、
もう本当に左前の養殖屋だったから、
みんないなくなっちゃって、売りに出されて、
そこを最後の爆鎮に勝って、その店を手に入れて、
あとはもう麻雀とかは今更もう勝てないってなって、
ロー女性ジャンシーだよ。かっこよかった。
これをね、瀬戸さんがやったのにかっこいい逆だよ。
で、最後の勝負で勝って、それを手に入れて、
さあこれで悠々自敵というかね、穏やかなレストランの女主人で生きていけるかと思ったら、
もう料理人は辞めていないわさ。他のスタッフもいないわねっていうところで、
まあその少ない人数でどうしようって言ってた時に、
とにかく料理さえできればどこでも生きていけるって言われた、
クルドの青年が運よく転がり込んでいくんだよね。
で、その店を盛り上げていくっていうさ、ちょっとこういい話みたいなことになりながらも、
入管の鍵がうろうろしいみたいな話で、でもまあ恋愛物語ですよ。好きになったと思うね。
芝居の評価とメッセージ
っていう話なんだけど、私ほんと久しぶりに40人、3、40人ぐらいのお客さんが入る箱で、
アトリエ大級芸術っていう清浄学園の箱で、まあおしゃれなね。
川口からはるか遠く、清浄学園まで行ったんだけど、良かったですよっていうのは、
まあ一つには、やっぱり今、移民難民がカゴジー・クルドの話をすると、
やっぱりそれはさ、その話をできる人が限られてた時代と変わってきてるっていうのかな。
ちょっと関心があって、なんだろうと思った人が触れられる機会が増えていて、
逆にネガティブ情報も増えるんだろうと思うんだけど、
もともとさ、やっぱり人権活動家にしても弁護士にしても市民運動家にしても、
専門家みたいなもんじゃない?そのジャンルのね。
そうじゃなくて、もうシリアだし、クルドだけどシリアだし、入管とかも出てくるけど、
全体的に薄く飲みやすくなった感じになっていて、楽しめながら恋愛ドラマを見る。
その中で、100人に1人くらい、クルドの話にちょっと触れられる。
そこにはもちろん夢物語の中だからね、それはファンタジーだから、
でも一部の真実とかは至る所にあるわけじゃない。
そういう緩くなった話なんだけど、本当はエンターテイメントなんですよ。
エンターテイメントの域に来たかと思って、ちょっと面白かったですよね、そういう意味ではね。
クルドの映画だとね、東京クルドだったりマイ・スモールランドとかありましたけど、
東京クルドはドキュメンタリーで、マイ・スモールランドは劇映画でしたけど、
マイ・スモールランドはどちらかというと、
ファンタジーより?まだなってないよね。
あれも一応ラブストーリー仕立てにはなってる。
でもやっぱりクルドの子供たちが、清く正しく美しくしてないと厳しいじゃない。
それはやっぱり、ちょっと歌詞がないような作りにしていかなくちゃいけない。
やっぱり芝居だからさ、映画と違って生物だし、
なんていうかな、そんなこと絶対ありえないでしょうとかってことを飛ばせる何かがあるじゃない。
芝居の良さっていうのは、さっきの成田から歩いて川口までみたいな設定であるとか、
あるいはさっき話聞いてて尺前としなかったのが、
シリア難民でトルコのクルド人難民でトルコの偽造パスポートを使って、
日本に入国すると成田の入館で、
イミグレのところで偽造パスポートが見つかったら、
普通収容されちゃいますよね。
いや普通収容されんだよ。
多分みんな収容されてると思うんですけど。
もちろん偽造パスポートで通るか収容されるかのどっちかであって、
通った人たちはいるよ逆にね。
スルッと入ってくれた人たちはいる。
だけど、見逃されなかったら走って逃げるはない。
逃げても捕まります。
出られないはずなんで、成田の入館はね。
だからまあ普通収容施設に、あそこだったら牛区あたりですかね。
成田にありますね。
まず成田に収容され、
でもまあその後は多分品川の入館かどうか知らないけど、
その辺は牛区になるのかわからないんですけど、
収容されますよ普通に。
で返されますよ。
大体成田からゴーって。
なんだけどそういうところはね、
お芝居ならではの、
何せ弱虫ペダルでハンドルだけ持って自転車レースができるお芝居だったら、
ありだよ。
大体そのファンタジーの程度がいいというのかな。
実際ダンスありなのよ。
で明らかにこの子ダンスずっとやった子だろうっていうダンサーもいれば、
今日この劇団だからたまたま踊ってますみたいな人から、
ちょっといろいろレベルが違うというか、
そうは言ってもね、
久しぶりにダンスがついた芝居をね、
見まして、
場面の転換とかさ、
そういう時に話が急激に変わる時に、
そこをダンスでクリアするっていう形を取る劇団なんだね。
ここはどうやら。
それでみんな踊るんだよ。
面白かったよ。
その辺は面白かったんですけど。
刺激的でしたね、それも含めて。
だからファンタジー程度が上がる。
ダンスが入ると上がる。
ちなみにその入館が後半出てくると。
入館職員の人が敵発しに来るってことなの?
そうです。基本は敵発なんだけど、
でもこの人はわからず逃げているが、
正しく申請すれば、
そんなにひどいことばっかりとは限らないよっていうことを、
ちゃんと教えてあげたいっていう上司と、
部下はなんで取り締まらないんですかって言いながら、
実は子供の頃にクルド人との会講があって、
クルド語が喋れる。
そんな貴重な男人いるんだ、日本で。
多分20人くらいじゃないかと思って疑ってるんだけど。
貴重ですね。
そういう部下の、どっちも女性なのね。
そういう入館を悪者としても置かないっていう感じの芝居も良かったし、
見習いコックで彼しか作れないって言ってた20代のお兄ちゃん、
中一くんって言うんだけど、宇宙の中二、世界一の一なんだけど、
そういう脇のキャラの使い方がすごく上手いっていうかさ、
私やっぱね、中一くんって最初は外国人なんてどう止めちゃうんですか、
っていう風に言ってるのが最後どうしても、
一緒にいれば絶対入館に捕まったら返されちゃいますよとか、
もう二度と会えないですよとかっていう風になるっていう、
そういうキャラクターなのね。
つまりどっちにしても吊られやすく思い込みやすく流されやすいさ、
中一くんが、そこが愛おしい人間たる夢みたいな存在だなって私は思ってたんだけど、
もちろん瀬田さんがやったね、女ジャン師っていうさ、
ちょっとこれも奇妙なキャラじゃない?
ジャン師でお姉さんかっこいいんだけど、
それこそ姉さんみたいな感じのキャラなんだけど、
勝てなくなってきた経緯とかさ、
なんかそういう人間模様みたいなところも、
単純な難民かわいそう物語に集約されてなくて、
リアルから離れたところだから描ける、
でも実際結構視線越えてきてるなって話とか、
あるいはいろんな人生の、つまりこのジャミルっていう男は、
もう一回結婚してるんだけど、奥さんはやっぱり殺されて亡くなってるんだよね。
で、つまり日向という日本で出会った若いウェイトレスさんと、
結局こういう仲になるんだけど、
それぞれの人は、日向は日向で実家を出てきた経緯みたいなのがあって、
過去と登場人物の背景
それぞれは背負ってきた過去みたいなのがあって、
それって小説とかだと、
その小説のストーリーを転がすための仕掛けでもあるんだけど、
逆にそういう突出した難民みたいなキャラがあると、
あるよねって逆にそっちが普通になる?なんていうのかな。
以下の反対。
ジャン氏にはジャン氏の都合が、中一くんには中一くんの都合が、
日向ちゃんには日向さんの都合がね。
で、ジャミルにはジャミルの都合がある。
入管の職員にもそれぞれ都合があるっていうさ。
以下の反対。
同化統合も違うんだけど。
なんか、まあみんないろいろあるよねっていうさ。
要するに、それぞれの立場を背景を描いていくことによって、
それぞれの課題というか辛さ的な部分があって、
自然と相対化されていくみたいな感じっていうか。
そんな感じで見れましたね。
不安とリアリティの探求
2時間10分の舞台だったけど、
だからそういう結構ダンスありのさ、
だったので、あっという間の2時間10分でしたね。
オチ聞いちゃっていいですか?
見れるよ、見れる。
オンラインで見れるから一応外しといて。
オンラインでね、産卵のホームページから実は見れるんですよ。
びっくりしました私。
ぜひね、関心ある方見ていただきたいんですけど、
ちゃんと映像がアップされていて、
見れることになったのが1時間、2時間近くあったと思うんだけど。
なので、たぶん全編だと思うので、
最後のオチだけないとかそういうことはないと。
私はそっちは見てないんですけど。
なのでそれはね、
一つのことを見ていったときに、
だんだん最初は問題だったものが、
もっと位相を変えていくっていうのはさ、
それこそLGBTQ絡みとかでも見てきたことじゃない。
最初はやっぱりテーマは常に問題だから、
すごい真剣なドキュメンタリーではないと作れませんから始まって、
あるいは、だんだんそれがリアルに近づくようで、
上手にファンタジー化していくような過程みたいなのが減るじゃないですか。
そうですね。映画とかと違って、
芝居の場合だと基本的にそういうイメージカットみたいなものがない。
イメージショット的な部分がないので、
それで補完をするとかっていう手法が取れないってなると、
基本はやっぱり舞台上でのセリフで説明したりであるとか、
ということが中心になって、
そうすると逆に説明ベースっていうか、
芝居の方がそうした他の人物、登場人物の背景っていうのを、
余計なイメージが出てこない分、
比較しやすいみたいなところがあるのかもしれないですね。
言葉で解決するというかね。
言葉で解決できるというか。
だからそういう局面にこのテーマも入ってきたんだなというふうに思ったし、
当然そこにあるのはリアルではないわけじゃない。
もういないよこんなやつとか、できないよそんなこととか、
それはもうどうでもいいことなわけじゃない、ある意味。
私たぶんLGBTQものの映画で言ったら、
二人のカップルの中に女の子が入ってくるやつ。
ハッシュハッシュ。
あのぐらいからファンタジーとしてのリアルな芸が出てきたような気がするんだよね。
橋口さん、橋口監督の作品は割と初期、
20歳の微熱とかその辺からリアルな芸を中心にしている、
じゃあしているかなと。
まあエンタメ要素、20歳の微熱あんまエンタメ要素なかったんですけど、
そういう部分はあったかもしれないですね。
ファンタジー的なリアル、変な話だね。
リアルがあるからこそ、リアルがある程度みんなの中で共有している可能性があるからこそ、
ファンタジーに飛ばせるみたいなところっていうさ。
ただそれでもクルド問題、クルド人の話に関しては、
まだファンタジーどころじゃないよね。
ファンタジーどころではなく、
デマというかね。
まだ全部がファンタジーですね。
実際実像が伝わってないというか、
実像をめぐってもけんけんがくがく、かんかんがくがくしている部分があるのかな。
実像ね。
あーダメだ鼻で笑ってしまった。
実像で私もだからそれもあって、
なんでリアルじゃない空中線がいろんなところで展開されているかわからないから、
文振りでそれもあってちょっと一冊出そうと思って、
それでも不安なあなたのためのクルドの話というのを小冊子を作ったんですよ。
これは本当は自分でおしおり、人におしおりするぐらいの実心作で、
たぶんデータ的なこととか、社会背景的なこととか、
現状的なこととか、課題的なところとか、
たぶんすごいリアルに描けた、名作だと思ってる。
自分で名作言うと言いますけど、
等身大な感じで描けてると思うけど、
問題はあるけど、
ゼノフォビアとリスク管理
まあそれこそいろんな数ある問題の中の一つに過ぎない程度の話ですよね。
問題がないわけない、もちろんね、日本語しゃべれない人たちだっていっぱいいるし、
習慣の違いだって決してちっちゃいものではないから、
決して問題がないなんていうのは口が裂けても言えないけど、
でも、例えばね、もっといろんな事情がある日本人であったりしたところで、
あるいはセクシャルマイノリティーであるところであっても、
いろんな問題がある中の、あるのは当たり前じゃんっていう、
人間だからって障害の問題とかね、高齢者の問題とか、
その中でちょっと大変そうだけど、大変な中の一つですよ。
結局やっぱりその外国人、不法就労というか、
ビザを持ってなくて滞在している外国人の問題っていうのは、
別に黒人に限らず存在していて、
在日外国人の中には在留資格持たずに働いたりしている人ももちろんいて、
それもまた黒人には限らない問題で、
だから別に今はね、そういう黒人の人が、
黒人がビザを持たずに働いているとか、
不法就労をしているとかって話になりがちなんだけど、
別にそれって黒人の話題でもないというかね。
てか、不法就労してるってことを問題にされてるような気もしない。
そこは一番大きな声で批判していい問題だと思ってるから、
そこを言ってるだけであって、
不法就労の問題が取り立たされてる気もしない。
昔は150万人の在留資格のない人がいたんですよ。
それを一斉に返して、今は本当にちょっとしかいないのね。
私は本当に在留資格がない、
不法就労者がここまで減らせると、
様々な労働省とかね、
法務省とかの施策でできると思わなかったぐらいに減ってて、
多分本当に数万人しかいないはず、今。
その中で黒人の人だいたいこの辺に、
トルコ人のうちのだいたい仮に半分ぐらいが黒人だとしても、
さらに3分の1が在留資格なくて、
働いてる人ってのは3分の1の1部分じゃない。
だから数百人の問題でしかないんですよ。
黒人3000人の問題で、
その人たちをなぜ返さないんだっていうふうに言うけど、
他、不法就労者、
在留資格がない人だけでも3万人ぐらい、
今ちゃんとここの数字はっきりしてないけど、
何万人かいて数百人の黒人のことだけが、
特にクローズアップされてるのも妙な感じだし、
これは多分言いやすいから言ってるんだなと思うし、
黒人に対外は不法就労者でない上に、
在留資格がある人がメインだし、
在留資格ない人でも子どもとかね、
奥さんとかね、
年寄りはあまりいないからあれだけど、
働いてない人があらかたなので、
不法就労の問題でいけば本当に小指の先ぐらいなんだよね、
黒人問題の逆に言えば。
外国人問題に関しては、
なんとか人問題みたいに語られるけど、
それが問題なのは、
日本において国籍取得をしている、
大多数を占める日本人のゼノフォービアの問題なので、
本来は日本人側が持っている外国人嫌悪の問題があって、
それを日本人サイドが、
なんとか人問題という形で、
なんとか人に自分たちのゼノフォービア、
外国人排除や外国人嫌悪の問題を、
外国人の存在に対して投影して、
そっちに押し付けているっていう話なんだとは思うんですよね。
それはもうしょうがないと思っていて、
だからこの本なんだけど、
不安なのは、
私みたいにリスクが測れないタイプの、
リスク管理がぶっ壊れてるタイプの人じゃなければ、
今まで知ってた不安の人と違う人が来たら、
不安なのは当然だというところの前提でやりたいなと、
だんだん思ってきていて、
とりあえずうっすらゼノフォービアであることは、
当然じゃんっていうところからスタートしようと。
でも本当のリスクに備えたいというふうに、
あなたが思うのであるならば、
事実じゃないことを信じたら、
リスクは違うところに行くだけだから、
正しく情報を取る、
あるいは正しく付き合う、
あるいは知らないんだったら黙るとかっていうところなんだけど、
それはやれないと思うんだけど、
不安なのはしょうがないよねってところから始めたいなって、
なんとなく今そこに椅子を替えていて、
なんと後ろの一番最後の障子の部屋、
最後から2番目か。
もうはっきりうっすらゼノフォービアに進めとまで言っているので、
私はもうすでに進めてます。
だってもうなんか私不安じゃないもんっていうふうに言うところで、
やっぱりこの嘘が出てくるかなって思うんだよね。
事実というかデータベース。
基本的にファクトベースで把握をしないと、
それがどの程度のリスクになるのかっていう、
リスクの見積もりっていうところが課題になってしまったり、
過小になってしまったりっていうことになっちゃう。
人間は動物だから、ある程度本能がちゃんと機能している人たちは、
怖いと思ってもしょうがないんだと私は思うのね。
怖いと思った話が間違っている情報に基づいているならば、
それは全然自分の生命を守ることとか、
穏やかな生活を守ることに繋がってないですよっていうふうに思うなっていうふうに、
ちょっとロジックを変えてみました。
だから要するにゼノフォービアに繋がるような不安ですね。
不安っていうのがあるときに、不安を否定することはないですよと。
不安は不安であって当然なんだけど、
それが誤った事実に基づいて、どんどん増幅していく方向にいくのか、
不安は不安として受け止めて、正しいデータであるとか、
ちゃんとした事実に基づいて。
本人、人間がいるわけだからね。
ちゃんと不安は不安はあるけど、増幅させないで、
そこから正しいリスク判断に繋がるかっていう。
クルドの人々とのコミュニケーション
対応も含めてね。
例えば、彼らが英語を喋れると思ってる人が一定数いることも、
それはフォービアではないけど、間違った知識だし、
ほとんどの人が喋れないっていう現実とね、
やっぱ彼らは英語で対応するべきものだって言ったら、
例えば実際の行政とかの施策にしたら間違っちゃうわけじゃない。
あるいは、彼らが日本語を喋らないと思っていることによっての対応をする。
でも難しい漢字とかはわかんないですよとか、
ひらがながギリギリの一つばっかりですよみたいな、大人はね。
っていうことになった時に、やっぱ対応を間違えてしまう。
じゃあ英語がわかんなかったらひらがなで伝えるしかないかっていう風なことを、
例えば実際に現場ではやっていくしかないわけじゃない。
それが一番問題解決につながるから。
だから下手すると、クルドの人たちだとトルコ語も使えない人もいるんだよね。
だからトルコ語さえ用意しておけば大丈夫だろうって思うと、
誰か読める人はいるかもしれないから教えてくれるかもしれないけど、
それこそ学校も行ってない。
学校行かないと彼らは別にトルコ語を学ばなくても暮らせちゃったりするから、
クルド語で生活したりしてる人たちも、女性だけだけどね。
男の人だとそこまでの人はあんまりいないけど、
女の人だと読み書きができない人も一定数いる。
だから本当に日本で、日本語教室で習ったひらがなが初めての言語である可能性も高いんですよ。
とかってことが起こったら、実際の現実に即して対応していかないと、
英語でお前らこうだぞとかって言ったところで何一つ伝わらんぞ。
だって英語文化圏では全くないので、
優しい日本語の重要性
何かその辺ボタン掛け違って、
相手が何言ってるかわかんねえやと思って、
お互い喧嘩越しになっても始まらないし、
実際現地では間違っても英語で説明しようとするような人は逆にいないわけよ。
現地はそんなの当たり前になりすぎていて。
ワラビの僕の住んでる家の近くにあるコンビニがあって、
そこにこないだ中国人のお客さんが来てたと。
それでコンビニのレジの方がアラブ系かな、インド系かな。
インド系の店員さんが対応していて、
そうすると中国のお客さんは中国語で来れないかみたいなことを。
聞いた。勇気あんな。
でもインド系の店員さんよくわかんないから。
結局そうなってくると共通言語って日本語になる。
だからどんどん多国籍化して、
この埼玉県南部の方もどんどん多国籍化しているので、
そうなってくるとやっぱり優しい日本語が基本はベースになるというか。
近くにバンガルディッシュのハラルフードショップがあるんだけど、
仕入れ先はいくつもある中で、
一つは多分パキスタンの国旗をトラックに印刷したところが来てるんだけど、
バンガルディッシュとパキスタン昔戦争してたなと思いながらも、
二人の会話が日本語なんだよね。
だから見てると微笑ましいというか、
何やら二人が日本での事情でね、それこそ歴史的な経緯を超えて、
このくそ寒い日本の冬を過ごしてるかと思うと、
なんかあったかい気持ちになるような、
そういうシーンをよく見かけて楽しいですね。
やっぱ優しい日本語っていうのは割と今どんどん使われるようになってきてますけど、
日本人側もね、優しい日本語で外国人に対してどう説明するのかみたいなのを。
あと日本人の理解度のほうも疑わしいわけだよ、本当のことを言えば。
優しい日本語のほうが読みやすい日本人も一定数いんじゃないかなっていうふうに私は踏んでいて、
みんな言葉が通じないっていうふうに大暴れする前に、
ちょっと優しい日本語のほうで説明してみたらどうかな、
と思ったりしちゃうケースって正直あるじゃないですか。
雰囲気で、ほら漢字と日本語と混じりで読んでると、
雰囲気でお互い理解した気になってるけど、
同じことを理解してるのかっていうと微妙だったりするよね。
もしかしたら優しい日本語のほうが通じ合えたのかもって、
私優しい日本語って道具に過ぎないから好きも嫌いもなくて、
あんまりかわいいやつとは思ってないんだけど、
やむを得ないかって言って、私は英語が上手じゃないですとか、
もちろんトルコ語だって挨拶ぐらいしかできませんってなればね、
中国語もそうよ、中国語もやってるし韓国語もみんな触ってっから、
でも語学のセンスがないのでどれもできないんですけど、
でも優しい日本語が一番もしかしたら共通言語として通じやすい可能性はあるよねって思ったりはするよね。
結構喋ったな。
あまり劇の話はしてないじゃん。
とりあえずその劇に関してはネットで見れるというところですね。
見れます見れます。
三蘭の劇団三蘭のホームページ行ってもらって見れるのでぜひよかったら見てください。
興味ある方は三蘭ホームページで見ていただければと思います。
二次芝は川口市芝のシェアスペース、スペーストプランで月2回開催しています。
誰でも参加できるおしゃべり会でLGBTQに関する様々な話題などについておしゃべりしています。
詳しい開催日程などは概要欄のホームページをご覧ください。
またチャンネル登録やフォローお願いします。
それではまた来週お会いしましょう。さよなら。
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