だからそういうのがあったわけだけど、その時にさ、身長が高いから、
思いっきり保護者の目の前なわけ。
後ろの方なわけ。
だからさ、ずっと笑いこられて下向いてさ、ずっとヒクヒクしてるからさ、
なんかこの人精神的にちょっとおかしいんじゃないかっていうことを、
と思ったって話を中学校の時に聞いた気がする。
すごいね、そんなことあったよ。
そう、それぐらい笑いこられてた。笑ってたんだと思うんだけど。
爆笑できんからさ、声を殺して笑ってるから。
もう、だいぶヤバかったみたいな。
いや、でもあれはもうみんな共通の認識でヤバかったよね、あれは。
ヤバかった。
いや、あれはね、しかも遠藤くんね。
そういうキャラじゃないもん。
そうそうそう。なんか、もうちゃんと真面目にね、
ふざけたりしないような人なんだね。
なんか、参考にね、いっつもそこで。
地味なというかね、ほんと普通のキャラが、
バイバイ、なんでそんな言い方するんみたいなのを、
ずっとやり続けて本番だけちゃんと言うみたいなのが、なんなんていうね。
違う、普段もさ、別に変じゃないよね。
変じゃない。
余計そこが目立ってさ。
そういう喋り方する人とかだったらね、
まあそうだよねって感じだけど、
なんでバイオパークそんな言い方するっていうさ。
でも、だからそれを、なんでそんな言い方するんとか言っちゃいけない相手だよね。
いや、そうそうそう。そうなよね。
ふざけてる人とかだったらさ、なんのあの言い方とかさ、言えるやん。
いじりにもなるけど。
言っちゃダメな感じするもんね。
なんかそこはね、一応人の良心的にそういうことはやっちゃいけないっていうか。
ふざけてない人に向かって、やっぱいじりじゃなくてさ、
いじめっぽくなっちゃうじゃん。
だから絶対言わないんだけど、
みんなちょっと、なんでバイオパークって言わないんだろうって思う。
でもね、あれ多分本人もやっぱ気づいたんやろうと思うけどね。
みんながちょっと、自分のターンの時に笑った感じ。
そうね、逆に嫌だったかもね。
いじった方がまだ。
良かったのかもしれないね。
みんながクスクスってなってるのはやっぱ分かるよね。
分かるよね。小学生ってやっぱりと敏感であるやん、そういうのは。
でもさ、別にバカにしてるわけじゃないじゃん。
面白い。面白いやん、みたいな。
なんでバイオパークって言わんのって。
しかもああいうさ、ちっちゃい頃ってさ、無性にそういうのが面白く感じるやん。
面白いね。
でまたこの、耐えなければいけないっていうさ。
いやでもね、あれはやっぱ文脈芸だよね。
普段ふざけてるやつが、そんなの言っても全然面白くない?
卒業式の練習でふざけんなよって言うとさ、冷めた感じになるじゃん。
滑ってるよみたいな。
でもそう、絶対ふざけない人がさ、バイオパークが変な感じで言うみたいなのは相当面白いよ。
しかも多分、あのバイオパーク以外の文面やったら、そんなこと起こってないはずない。
そうね。
そうね。
ていうかもう、みんなが真面目にやってるその積み重ねがあるからこそ、
突然あそこでバイオパークってなるのがめちゃくちゃおもろいよ、この楽さが。
伝わらんよな。
伝わらんと思うけど、あれはもうね、そういう、
今やったらね、そういう動画とかさ、撮れたりとか、
未だにでも頭の中でその動画が流れるもんね。
結構ね、やっぱ30年前なのにさ、結構記憶あるよ、あのシーンは。
そのね、あの…
面白いのはやっぱり原点かもしんない。
ああいう、そう。
やっぱりそういうことだよな、みたいな。
作られた、なんか笑かしてやろうみたいな、面白いじゃないんだと。
一生懸命やったら面白さってやっぱあるんだと思うよ。
一生懸命間違った方向に行ってしまうよね。
面白さあると思う。
で、それをなんか、
普段はそんなことないのになんでそこでそんなんの?みたいなことを、
しかもなんかツッコミづらいなんも含めて面白いっていうかさ。
確かに。
そういうこともなかったからに進めなければならないみたいな。
やっぱ笑ってはいけないのが元祖だと思う。
いや、ほんとそう。ほんとそうと思う。
みんなアウトやったと思うよ。
ね、アウトだったよね。
俺らがね、芸人としてダウンタウンみたいなね、
ああいう企画をやったとしたら、あれ出されたら一発よね。
一発よ。
卒業式、笑ってはいけない卒業式やられたら多分もうダメですよね。
いや、あれはもう、
遠藤くんが出てきただけで、
多分もうこれでもまず。
遠藤くん確かにトリガーになるで。
出てきたらもう笑ってしまう。
どっちなんだろうって思ってしまう。
どっちのバイオパークで来るんだろうって。
いや、そうよね。
前は一回裏切られた方が逆で。
そうそう、本番でね。
完全に裏を掛かれたわけやし。
面白かったなあ。
いや、もう、あらいちそういうことなんやろうね。
うん、緊張と緩和のね。
緊張と緩和まさに。
ほんとに。
緩和、緩和はないんやけどね。
普段ね、小学校6年間緊張してた人がさ、
そして緊張した場面においてさ、突然緩和するっていうさ、
なんなんこの6年間の掘りみたいな。
いや、6年間積み上げた貿易、やっぱそれはね、
強いっすよね。
強いよ。
もうブランドができてるから、遠藤くんって。
そのブランドを崩してくるみたいなのがやっぱ面白いよ。
すごいよね、だって。
それを30年近く経った今、語られるってすごいと思う。
いや、すごいと思うよ。
6年積み重ねたおかげと思う。
そうそうそうそう。
それで30年後に、たぶん俺らだけじゃないんよね。
他の人たちにも。