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2021-07-11 10:20

【詩吟ch】雲か山か呉か越か<天草洋に泊す>

天草洋に泊す / 頼山陽
雲か山か 呉か越か
水天髣髴 青一髪
万里船を泊す 天草の洋
煙は篷窗に横たわって 日漸く没す
瞥見す 大魚の波間に跳るを
太白 船に当たって明月に似たり

#漢詩 #詩吟
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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。 このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を分かりやすくお伝えしていくチャンネルです。
いつも通り、漢詩や俳句和歌など一つご紹介して、吟じていくというスタイルで進めていきたいと思います。
今日はですね、休日の収録になりますので、いつもよりちょっと長めのやつをですね、ご紹介したいと思います。
皆さんは行ったことありますかね? 熊本?まあ長崎の方かな?
天草、天草地方行ったことありますかね? 僕はまだないんですよ。そこの風景を吟じた、とてもとても最初のフレーズが耳に残りやすい素敵な漢詩です。
【来三葉作】【天草なだに吐くす】という漢詩ですね。 これはもう風景描写になります。
ただすごくすごく語感がいいので、まずぜひ聴いてみてください。 ということで早速読んでいきたいと思います。
【天草なだに吐くす】 【来三葉】
【雲か山か五か五つか】 【水天彷彿成一髪】
【万里船を吐くす天草のなだ】 【煙は舗装に横たわりて】
【日ようやく没す】 【別犬す大魚の羽間に踊るを】
【大白船にあたって明月に見たり】
では内容ですねまず最初にざっくりと説明していきたいとおもいます。 雲か山か五か五つか
あの遠くに見えるものは果たして雲なのかな山なのかな はてまてはてはて
漢の中国の方ですね中国の五か五つか そういう時代ですね
まあその頃の歴史を漢が見て言っているわけです この細い遠くに目をやっている状態です
水天彷彿成一髪 この水平線の方ですねずっと遠くまで行くとですね
成一髪っていうのは 成一髪なんかちょっと違うんですね気合入れるわけじゃないんですよ
青い髪が青い一本の髪というふうに書きます こういうふうに遠くまで目をやると大空と大海原とが
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はるかに遠くでもう接しているんですね 接していてそこのくっついているところが一筋の青い髪
髪の毛ですねそのように見えていると この雄大な果てしないこの雨草のなだに船でですね
泊まると 船泊まりをすると
もはやですね もうなんか
すごくいいんですよ 船から出る煙がですね寝っ転がった窓の方から見えてくると
そしてその窓からですね太陽が次第に沈んでいく様子が見えてくる この雄大なですねこの夕焼けの景色
夕景色を眺めているとですよそうしたのんびりした時間の時に突然ですね べっけんす太陽の破綻に踊る大きな魚がですね
波の間にザプーンとジャンプして飛び立つ 踊るのが一瞬見えたと
その後にはですねその ザバーンとなった後には大白船にあたって明月ににたり
にたり大白というのは大白星 つまりこれは金星のことですね金星のが金星がとても明るく
まるで月のように輝いていてその明かりが船に当たっていたということです この天草などの雄大な景色
中国が見えそうで見えないような景色ですね そしてのんびりと横たわっていると次第にも日が沈んでいって夕日が綺麗だ
魚が跳ねたなぁ もう金星もとても明るく輝いている
もうすごくいいですね こういうこういうのんびりした休日を過ごしたい
僕のちょっとした欲望が出てしまいましたけれどもいいですねこれは来山陽 便静粛々夜川を渡るこの有名なフレーズを作った方ですけれども
この方が39歳に一人でですね 旅をした時に九州を旅をした時に作られたしでしだそうです
死の形態はですねあの結構中途半端なんですね 七言ゼックでもないし七言立志でもないし
その中間ぐらいの長さ七言越し古い死と書いて七言越しと おいう形態に類されるそうです
ということで まあちょっと吟じていく際にはですね
初心者には若干難しいかな中級者向けということにさせていただきます やはりポイントとなるのは最初ですね
雲か山か五日五日 このフレーズがすごく言っていて心地よい気持ちいいですね
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これをただのまあ全く同じリズムでやるともうつまらないし間延びしてしまうし 聞いてる人はもう離脱してしまうんですね
そうならないように飽きさせないように ちょっとずつ変えながらやってみるのがいいのかなと思います
ではちょっと今日鼻が詰まりにいいかもしれないですけれども やってみたいと思います
甘草ながに博士 雷山陽
雲か
山か 五日五日
水天
彷彿
生一発
梵理 船を博す
甘草の
なだ 煙は
放送に横たわりて
ひようやく
ボス
びっけんせー
愛魚の
波間に
踊る
大白
船にあたって
芽付きに
09:00
にたり
高いですね
いかがでしたでしょうか この最初のフレーズにつられてだいぶキーを高くしてしまいました
本数高かったなぁ今のは通常よりキーが2つぐらい 6本5本か6本ぐらいかなぁちょっとやりすぎましたね
これはテンクが出ないぞってちょっと思ったんですけれどもなんとか厳じられてよかったです やはりですねもうこの最初で最初やれればもう満足ですね
雲か山か五日五日
いやーこんな風に風景を大きい 気持ちよく切り取ってくれたならもういろんなところで詩を作ってほしいですね
という風に勝手にいろんなことを思いましたということで今回は七言古詩
有名な甘草ですね甘草などに博す来参用による詩を紹介させて吟じさせていただきました
楽しんでいただけましたかね
ということで今日はこれで終わりたいと思います
詩吟の魅力を発する詩吟チャンネルどうもありがとうございましたバイバイ
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