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2023-02-26 15:50

【詩吟ch】必聴:出だし3秒でバレてしまう詩吟スキル一覧<月夜三叉江に舟を浮ぶ>

月夜三叉口に舟を泛かぶ / 高野蘭亭
三叉中断す 大江の秋
明月新たに懸かる 万里の流れ
碧天に向かって 玉笛を吹かんと欲すれば
浮雲一片 扁舟に落つ

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00:01
詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
分かりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さんお久しぶりです5日ぶりぐらいですかね
この間にちょっと北陸の方の両親のところに帰省して
まだあの半年にそろそろなるぐらいの娘を連れて行ったわけなんですけれども
いやー子連れで旅行するというのがこんなにも大変だとはですね
ちょっとやっぱ想像よりも遥かに超えてました
いやー本当に本当に大変だった
ただですねこのもうこの一番可愛らしいこの時期をですね
自分の両親とか親戚に散々アピールすることができてですね
これは僕としてはいい親孝行ができたなというのと
この可愛さを知ってくれみたいな
それが伝えられたんで
僕としては嬉しかったなというところはあります
いやーにしてもその疲れが今なんとか今来ているわけなんですけれども
ここからですねまた改めてこのしぎんチャンネルを
引き続き頑張っていきたいなと思いますのでよろしくお願いします
さて3月が近づいてきたんですね
そろそろやるべきことが結構増えてきたんですよ
このyoutubeの有料配信ですね
youtubeしぎん教室というものも3月1日から始めようと思っているので
その説明をそろそろ明日明後日ぐらいの回で
詳しくちょっと説明作らないといけないなと
いうところがあるんですよね
あとは質問も溜まっていますし
ゼロから始めるしぎん教室もやらないといけないし
というところでドタバタしているんですけれども
まずはこの雑談をしないとちょっと気分が乗らないということで
今日はいつも通りの配信みたいな形で進めたいと思います
今日お話しする内容なんですけれども
出だし3秒でバレてしまう
このしぎんのスキル一覧ということで
今日はお話ししたいと思います
しぎんというものはですね
しぎんの大会に出ると
だいたいこの出だしだけ
出だし3秒とか5秒ぐらいでですね
評価の8割型が決まってしまうと
僕は先生から言われたことがあります
何度もありますね
他の先生からも言われたことがあるので
だいたいその視点は間違っていないのかなと思います
いやでも全体で1分半から2分ぐらいある
このしぎんなんですけれども
それがたった3秒で8割決まってしまうなんて
酷じゃないかと僕は当時思ったわけなんですけれども
やはりですね何年も続けてきて
いろんな方のギンを聞いているとですね
分かってくるんですよ
03:01
しぎんの大会に参加して他の方もたくさん聞いていってですね
この人のギンは素晴らしいのか
聞く価値があるのか聞いていて楽しいのだろうかというのがですね
本当に出だし3秒ぐらいで分かるんですよ
じゃあ一体しぎんの何がこの出だし3秒で分かってしまうのか
それをですね全部お話ししたいと思います
いくつぐらいあるのかいくつあるでしょうか
頭の中で数字を思い描いてですね
次を聞いていってください
ではですね順番に行きたいと思いますけれども
バレてしまうスキルはですね
合計8つ8個あります多いですね
順番に行きたいと思います
まず一つ目姿勢の良さですね
姿勢の良さ猫背なのか
体がもう固まっているのかとかですね
しぎんに対するこの姿勢の美しさですね
これはしぎんの大会においてステージ脇から出てきて
マイクの前でお辞儀をして
マイクの前に再び立って
吟じ始めるというこの声に出す直前までのこの初詐ですね
初詐の時点でこの人はちゃんと整えてきているなというのが
なんか分かるわけです
やはりあのぎんの上手い人というものは姿勢も美しいんですよ
例えばもともとちょっと猫背気味な方であったとしても
その人なりのこのぎんに対する姿勢というものが見えてくるんですね
背筋がピンとしているのか胸をちゃんと程よく張っているのか
首はちゃんと上げすぎず少し引いたぐらいになっているのかとかですね
その姿勢の良さがまず分かってきます
そして2つ目落ち着きの有無ですね
落ち着きの有無歩いてきてこのお辞儀するテンポ
そしてこのぎん大作者とかを言うところとかですね
吟じ始めのところとかそこも含めて
本人がこの焦って浅い呼吸でやっているのかとかですね
このどういう落ち着きがちゃんとあるのかどうかここも見えてきます
基本的に落ち着いていなかったら
やはり相手に聞かせる余裕のあるぎんにはならないので
この落ち着きの有無も見えてきます
そして3つ目はですね呼吸の仕方ですね
腹式呼吸なのか浅い胸の呼吸になってしまっているのか
そしてちゃんと発声キックを吟じ始める前に
溜めることができているのかこういったことですね
このキック出だしのところです
吟じ始めるこの直前までで
この呼吸の仕方がだいたい分かってくるというところです
最初の吟じ始めの前で胸が膨らんだり肩が浮いていたり
首が上に上がっていたりすると
これはちょっと怪しいかなっていうのが
もうその時点で分かってしまいます
そして4つ目これは魔の取り方ですね
魔の取り方銀大作者そして吟じ始めぐらいのところですかね
06:01
そこで魔の取り方というものも分かります
川中島雷山陽弁制みたいな感じで入ると
これはもう魔というものが全然取れていないなというのがすぐ分かるわけです
川中島雷山陽弁制とこういう入り方をしていたらですね
この人の銀は聞く価値がありそうだなというのが
だいたい分かってくるというところです
この魔の取り方これが4つ目ですね
そして5つ目ここからはこれまで言ってきていることばかりなんですけれども
この骨組みに関するところですね
5つ目が発音の正確さ
こんな風になっていたら発音がちょっと良くないなというのが分かります
そして6つ目は発声の良さですね
鼻に引っ掛けているのかどうかとか
この喉にかかっているのかどうかとかですね
こういう発声の良さも分かってくると
そして7つ目音程の正確さですね
という風に入ってくると
もう音程がもうバラバラだなというのが分かってくると
そして最後8つ目はアクセントの丁寧さですね
これはもちろん流派にはよるんですけれども
アクセントの丁寧さというのは
ある意味一音一音を丁寧にやっているのか
言葉を丁寧に扱っているのかというところにも大きくかなと思います
アクセントを重視しない流派もあるんですけれども
そういう場合はこの言葉の丁寧さというところに置き換えても良いかなと思います
早く言うことによってそういう美しさもあるかと思うんですけれども
どれだけ一音一音を丁寧にしているのか
ここら辺が見えてくるなというところがあります
なので本当にシリン怖いんですよ
怖いんです
出だし3秒でこの8つのことが分かってしまうと
姿勢の良さ
落ち着きの有無
呼吸の仕方
間の取り方
発音の正確さ
発声の良さ
音程の正確さ
アクセントの丁寧さ
もしくは言葉の丁寧さですね
ここら辺が分かってしまうので
本当にこの吟じ始めのところまでのこの出だしをですね
今までの教わったことを全部ちゃんと出し切るように
しっかりと落ち着いて丁寧にやる必要があるということです
ここに本当に全部をかけてそこさえ行けばですね
残りの分は大半はですね
うまく起動に乗るかと思いますので
09:00
ぜひぜひ比重をこの出だしにかけるように頑張ってみてはいかがでしょうか
よし5日ぶりですけれども
なんとかいつも通り喋れたかなと思います
ではでは
今日ちょっとまだ疲れが残ってるんでしょうが
喉が少しですね
ちょっと水を少し飲ませてください
それでは
後半はですね
今日吟じていく吟なんですけれども
タカノランテイサク月夜三砂溝に船を浮かぶ
こちらを吟じたいと思います
これ本当にあの五感がとても好きなんです
ではまず詩文を読んでいきますね
三砂中断す大興の秋
明月新たにかかる万里の流れ
壁転に向かって玉的を俯瞰とほすれば
風雲一片編集に落つ
通釈を読んでいきます
今小川が隅田川の流れを絶つように注むこの三股のあたり
秋の夜空には明るい月がかかったばかりで
万里の流れを照らし出している
月の光も澄み渡った深緑色の夜空に向かって
笛を吹こうとすると
ひとひらの白い浮雲がこの小舟に落ちて
小舟に落ちてきたかのように
私の目に映ったのである
この三砂のところですね
そこにちょうど差し掛かったところで
秋を感じるんですよね
月がとても美しくて
それに向かって笛を吹こうとする
夜なんですけれども
この壁転にっていうのは
なんか美しくて爽やかなんですよね
秋の澄み渡った感じが
遠くまで澄み渡った感じで
この壁転に向かって玉的を俯瞰とほすれば
最後にひらひらと
ひとひらのですね
浮雲が見えるように感じると
これはいいんですよ
ということでこちら吟じていきたいと思います
本当に久しぶりだから
ちゃんと吟じれるか心配なんですけど
この間の吟僕7本で吟じてたんですよね
いやアホだなと思うんですけど
今日は3本か4本ぐらいで頑張りたいと思います
月夜三砂溝に船を浮かぶ
鷹の乱啼
三砂中断す
12:03
太鼓の秋
明日
新たにかかる
万里の流れ
壁転に向かって
玉的を俯瞰とほすれば
浮雲
一片
編集に
落ち
いかがでしたでしょうか
久しぶりにやると
結構喉にかかってる感じ
呼吸がまだお腹に落としきれてないな
という感じはあるんですけど
とりあえず楽しく吟じ切れたかな
爽やかに吟じれるかどうか
この壁転に向かって
ポイントはですね
三砂中断す
太鼓の秋
この三砂中断す
言葉がキレがいいんですよ
キレがいいんです
太鼓の秋
ここでもっと雄大な
壮大な感じにちょっと広げたいんですよね
新たにかかる万里の流れ
この万里
万里もですね
ちょっと重みをここで入れたいんですけれど
新たにかかるっていうので
言葉が多いんですよ
だから焦らず
この新たにかかるをやらないといけないなと
そしてこの天空が一番肝ですね
天空がものすごく言葉が多いんです
壁転に向かって
玉的を俯瞰とほすれば
もうどんだけ声が
言葉が多いんだというところなので
一音一音をですね
走らずに
丁寧にやらないといけない
特に向かって
俯瞰とほすれば
このあたりがですね
言葉が縮まりがちなんで
そこをいかに
向かってとかの小さい図をですね
ちょっと強調して
たっぷりめにやった方が
15:00
もっとスカーンと広がる空を
夜空をですね
表現できるかなと思います
ここら辺でノリノリになったところで
最後は綺麗にそっと着地しないといけないので
そこをですね
この結句の方で
落ち着いた感じで落とすという
そういう感じになるのかなと
結構希少転結がイメージしやすいんですけれど
言葉が多いんで
そこがやっぱ難しいかなというところです
いやでもこれ楽しいんですよ
というところで
今日はですね
まずリハビリガテラこんな感じで
演じてみました
参考になりましたならば幸いです
ではまた皆さんの
久しぶりのコメントをお待ちしております
いつも聞いてくださってありがとうございます
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル
どうもありがとうございました
バイバイ
15:50

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