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2020-09-28 10:53

第24回:【雑話】10〜40代の方に聞いてほしい話、「晩秋舟行」

詩吟の世界は超超高齢化社会です。
なので、40代でも十分に「若者」として優遇されます。
また、小さな頃から詩吟を始めても、10〜20代で辞める方が多く、その年代も大変貴重です。そんな話です^^ #詩吟
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詩吟の魅力を発信する、
詩吟チャンネル!
おはようございます。詩吟チャンネルのheyheyです。
この詩吟チャンネルは、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の、
その魅力をですね、全く知らない方にも伝えようというチャンネルになっております。
私はというとですね、詩吟歴20年以上、準詩班の資格を持っていて、
全国大会も優勝経験があるという経歴を持っておりまして、
それでですね、詩吟の面白さ、便利さ、こういったところで役立つよとか、
こういった面白い話があるよとか、内側の話とか、
そういったところですね、ありありと話していこうかなと思っております。
なお雑音からも分かりますように、私の車の中、通勤時間を使って配信していますので、
エンジン音であったり、ワイパー音であったり、入るかと思うんですけれども、
それに負けないような詩吟で培ってきた滑舌と肺活量でですね、
分かりやすく伝えていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。
いつも通り前半に詩吟に関する話、後半は毎日違う吟を紹介して吟じていこうと思います。
では本日の内容に入っていきます。
今回はですね、10代から40代の方に聞いてほしい、
詩吟の世界の内輪の事情ですね、をちょっと話したいと思います。
これはどういうことかというと、詩吟のどういった人口構成、年齢層がどんな感じでいるのかという話ですね、
について話したいと思います。
もしかしたらご存知かもしれませんが、詩吟の世界というのは超超高齢化社会です。
平均年齢は多分70歳を優位に超えていると思いますね。
僕も大会にいろいろ出ていて、参加されている方とかのバランスを見ると、
まあそうなりますね。60歳でも若いと言われる世界です。
なのでまあ80歳、90歳でもされている方、たまに100歳の方もいらっしゃいますけれど、
それほどに高齢の方がとても多い世界です。
一方でこの若い人たちはどうなっているのかというとですね、
幼年の部、少年の部、青年の部ということで、幼年の部というのは大体小学校入るぐらいのところですね。
少年の部は小学生ぐらい、小学校から中学校まで入るかと思います。
青年の部というと高校から35歳ぐらいまでですね。
そこから一般が入っていって、一般の場合だとそこから50歳か55歳ぐらいまでというような区分けがざっくりと言うとあると思います。
全国大会を基準にするとそんな形になります。
これでですね、意外と思われるかもしれないんですけれども、
この幼年の部、とても一番小さい子ですね、まだ10歳もいかないような子たちは結構多いんですよね。
人口が高齢者に比べたらもちろん少ないんですけど、他のところに比べれば多い。
その次に少年の部、小学校ぐらいのところが多い。
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その次ですね、青年の部、高校から大学、社会人であって一番若々しいところだと思うんですけれども、
そこが最も少ないというのがこの市議員の中の人口ピラミッドになります。
なぜそうなるのかというと、この幼年の部というのはとにかく親御さんが自分の子供たちにですね、
いろんなことを触れさせたいとか、ご近所付き合いでとかということで習い事を始める時期なんですね。
だからその日本的なものということで買い日も比較的安いしということもあるかと思いますし、
おばあちゃんがやっていたとか、もともと僧家だったとか、そういった流れもあってですね、
小さい子は何もあまり疑問に思わずにやり始めるわけです。
おじいちゃんおばあちゃんも結構優しくチヤホヤしてくれるわけで、その小さい子はそれなりにいます。
小さい頃から始めているか、もしくはもうだいたい仕事も収まって定年になってきて、
定年間近になってそれから趣味を始めるかというそこの二極化、そこの入り口しかほとんどないわけです。
それでですね、私は10歳から始めてきたわけなんで、幼年、少年ぐらいからですね、幼年じゃないですね、
から始めてきました。
それでですね、やはり中学校になると部活動が盛んになってきます。
すると、そっちで忙しいというのと資源自体にあまりかっこよさを感じなくなってくると、
何が面白いんだろうこれはというところで、結構離れていく人が増えていきます。
僕も気持ちは相当ここで離れました。
そして次に高校ですね、高校に入るともうそれが加速しますね。
もう部活は全力で尽くすし、よりかっこいいことをやるということで、
資源なんてもうわけがわからないよということですね。
それまで資源で全力でやってこなかった人、人前で堂々と見せれるとか、お前すごいなとか、
そこまで言われるようなレベルじゃない人は、そこでだいたいやめていきます。
で、大学生になっても同様ですね。
そこまで続けていても、よほど先生に、とてもいい先生に出会ったとかでない限りはやめていく。
社会人とかになるともう見向きもしないし、触れたこともないよというような人たちがいるというわけです。
こういった形で人口ピラミッドとしては上にとても偏っているんですが、
下にちょびっと出て、中の30歳前後20代10代、そこら辺がもうすっかりなくなってしまうというのが
資金の世界になっております。
ですから10代の方であれば、もう毎日ちょびっとでもいいから、それを10年20年続けるだけで、
もう資金のトップクラスに入れるぐらいに、とてもマイナーで、かつ若々しい力もあるという方になります。
そして30代の方でもですね、とても貴重な貴重な戦力で入会すれば、ものすごく優しくしてもらえるかなと思います。
そして40代、40代ぐらいもですね、だから色々言ってますけれども、
10代から40代の方が資金の世界に入っていただくだけで、ものすごくありがたがれるというのが本当の資金の世界になります。
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そこから5年10年やって大会に向けてやっていくと、それだけでも立派な力もつきますし経験もつきますし、
ということで資金の魅力、他の会でも言っていますけれども、そういった感じでですね、若い方に入ってもらえれば嬉しいかなという、
結構半分以上かな、宣伝に近い形になってしまいましたが、そんな内容になります。
ということで10代から40代の方、資金の世界、とてもありがたがれるようということで検討してみてはいかがでしょうか。
では後半はですね、銀を一つ紹介して銀字でいきたいと思います。
もう秋が一気に加速してきましたので、それにちなんだ詩を行きたいと思います。
晩秋秋光。秋の晩にですね、川のところを船を進めていくという内容です。
市川関西という方が1700から1800年代の時に作られた詩になります。
では詩文ですね。
青空を秋静かにして、遠く天を浸す。
岸を差しはさみて、双風万円に焼く。
漁鐘を消化、すべて去り尽くし。
詩を思いて、人はあり、赤黄の船に。
これはもう秋の静かな風景ですね、大自然。
自然の風景をとても美しく読んでいる詩だと思います。
青空を秋。晴れた川の状態ですね。
秋静かにして、遠く天を浸す。
空気が積み渡っているので遠くまでよく見える。
岸を差しはさみて、双風万円に焼く。
岸の両脇にある楓は霜で紅葉していて、
特に火が照らすと真っ赤に燃えるように明るくなってくる。
漁鐘を消化。これは漁夫の歌であったり、
消化、木こりの歌であったり。
そういったものも聞こえてくるし、すべて去り尽くし。
詩を思いて、人はあり、赤黄の船に。
夕暮れになるとそういった声もすっかりなくなって、
とてもひっそりとした時間が流れていくよという、
秋を思うとても素敵な詩だと思います。
それでは吟じていきたいと思います。
晩秋秋光。市川関西。
星光秋静かにして
遠く天の岸をさしはさみて
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蒼風万年に焼く
漁鐘を消化めて
去り尽くし
詩を思いて
人はあり
赤黄の船に
いかがでしたでしょうか。
秋は暮れていくところなので、優秀な感じを出してみました。
いかがでしたでしょうか。
こんな感じで、詩吟チャンネルは平日毎日配信していきたいと思います。
ですので、次は休み明けになるかと思います。
引き続き楽しく聴いていただけると嬉しいです。
本日はどうもありがとうございました。
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