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【詩吟の魅力を発信する】
しぃぃぃぃぃぃぃぃん
ちゃんねるぅぅぅぅぅぅぅぅぅう
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのHeyHeyです。
このチャンネルは詩吟歴20年以上の私、HeyHeyによる
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について
分かりやすくザックバルにお話ししていくチャンネルです。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
若干今日は寝不足なんですけれども、特に僕は別に夜更かしをしたというよりはですね、昨日は奥さんが帰ってくるのが遅かったんですよ。
ちょっと今ダンスの練習を頑張っているんですね。昨日も自分が仕事帰ってからお迎えから寝かしつけまで一人でやった日なんですよ。
大変かと言われると別に楽とは言えないんですけれども、ずっと娘が自分のことを見てくれてるっていうのは嬉しいなと思います。
料理はあらかじめ奥さんから指示をいただいて、それをやっているのでそこだけ本当に苦手なんですけれども、
それ以外はお風呂入れたりとかですね、着替えたり、鼻水とかはちょっと苦手なんですけど、
あとは寝かしつけですね。寝かしつけも意外とスムーズにいったかなと思ったらですね、
それまであまり言ってなかったのに急に寝る直前になってから、お母さん、お母さんって言ったような結構泣き始めてですね、
仕方ないから電気つけて絵本を読んであげて、それを何回か繰り返していたらようやく寝てくれたみたいな感じなんですけど、
本当にお母さんの妻の存在っていうのはやっぱり、多分今日はお母さんがいない日っていうのはですね、
なんとなく理解してたけれども寝る直前になってですね、多分それ本能的に出てきたんだなと感じました。
やっぱり両方いて一緒に面倒見で育ててあげたいなというふうに改めて思った次第です。
ではでは今日はですね、本題の方に移りたいと思います。
今日はですね、前回の話が揺り上げ、揺り落としの話だったんで、改めてですね、過去に話したやつもあるとは思うんですけれども、
大揺りと中回しの吟じ方について今日はお話ししたいと思います。
もちろんこれも流派によるということ、そして大揺りとか中回しっていうのも中揺りとかですね、多分いろんな流派による言い方があると思うんですけれども、
つまりはこれですね、大揺りというのは大きく揺らす。
この一番高い音まで行って降りてくるという、これが大揺り。
で、中回しというのはですね、
この大揺りの一個低いバージョンですね。
これが中回しになります。
で、これの吟じ方、うまく吟じるためにはどういうところを抑えていったらよいのか。
これは流派によるんですけれども、私の考えているところ、その要素的なところを今回もまたちゃんと抽出してですね、
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そこを自分の吟じ方にどう当てはめようかなという考えで聴いていただければよいかなと思います。
ではまずですね、大揺りです。
これは詩吟まだ始めたばかりの人とかではですね、多分悩むところとか難しいなと思うかもしれませんが、
動きとしてはシンプルです。
この詩吟の音階ですね。
この音階があるんですけれども、これが低いところから一番高いところまで上がって、ただ降りてくるだけなんですね。
この最後の音はですね、ただ下がってきているだけです。
だからその下がりをちょっとお洒落にしていく形が大揺りになるわけです。
大揺りの位置づけはですね、詩吟における花ですね。
サビとでも言いますか、見せどころになります。
だからここで一番華やかに見せられるし、いろんな感じを表現できますしというところですね。
逆に言うとここをやりすぎたらちょっとこってりしすぎる感もありますし、
全部が全部同じようにやるのもですね、サビの盛り上がりが毎回同じっていうのはやっぱり飽きてしまうという、そういう位置づけになります。
とにかく盛り上がるところですね。
ですので、やはり吟じる際に気をつけるべきポイントは、
どっちかな、これも聞かせどころを決めないといけないです。
具体的にどこなのかというとですね、
この一番高い音ですね。
この一番高い音をここをやはりきれいに聞かせてあげる必要があります。
なのでここでですね、あまり聞かせようという意識が持たなかったり、
ここの一番高いところが音程が低くて暗い感じになったりすると、もう台無しになってしまうということですね。
ここは本当に聞かせるんだ、だから音もきれいにここをとるんだというところは、まずここが第一歩、一番大事になるところです。
その次にこの上がるところですね。
上がるところをちゃんとやらないとですね、高いところに到達しないんですよ。
なので、
一つ手前のこの高い音、ここを比較的たっぷり伸ばしてあげた方がいいです。
一番高いところは聞かせるからといって時間的に長くする必要はなくて、そこに至るまでをたっぷりやってその勢いでひょいっと上がった感じ。
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そういう位置づけですね。
たっぷりやってひょいっと、でもひょいっとやる方を聞かせるということになります。
なんというか声って不思議なんですけれども、
ただコンダクターで音を弾くとですね、
これはただ伸ばしているだけではなくてですね、富士山という山を登ろうとしているんですよ。
大揺りという富士山を登ろうとしているので、
これはですね、上にどんどん上がっているぞという意識を持って声を出した方がいいですね。
このイメージです。これもイメージの話になりますね。
このイメージを持っていればですね、高いところに到達できると。
そこが、それがないと、ただただ音を出しているだけという話になってしまいます。
音が変わっているわけじゃないんですよね。音は変わっているわけじゃないんですけど、イメージを持っているということ。
多分それがきっと物理的にこの音の幅の高めの位置をですね、きっと拾ってくれてるんじゃないかなというふうには思うんですけれども、
そういう意識で上に登るぞ、富士山の登るぞ、最後にひょこっと一番上のところを聞かせてあげるという感じになります。
最後は下りのところなんですけれども、
この二段下りたところ、一番高いところから二段下りたところですね。
ここをたっぷりめに、比較的ちょっと普段より長めにしておくと、最後降りるときが安定して聞こえます。
そうじゃないとですね、この富士山を登ったあと最後もう崖一直線でダダダダッとノンストップで降りていくとですね、聞いている人がもう心配になります。
というふうにやると、おっとっとというふうになるので、
こんなふうにおーっとここをたっぷり伸ばすと最後の下りも比較的やりやすくなるのかなと思います。
一番最後のおーおーおーこの音で多くの人はですね、音が上ずったり下がりきれなかったり低く落ちすぎたりとかですね、
だいたい本当に市議員のアドバイスさせていただいているんですが、8割方の方はここら辺結構音がずれやすくなるので音としては要注意ということになります。
なのでだいぶ分解したんですけれども、富士山のイメージになってくるかなと思うんですけれども、そういう考えで大揺りを意識していただけたら良いかなと思います。
ちゅーまわしどうしようかな、ちょっと今日あの最初にちゅーまわし言ったんですけど時間がないんで今日はやめとこうかな。
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明日、次回にちゅーまわしとかをやります。ちょっと大揺りでたっぷり喋りすぎました。
ということで今日はこんな感じですね。では後半の方に移りたいと思います。
今日はまたたまたま目についた立詞を一つ吟じようと思います。
では詩文から。
川は町の東側を巡って流れている。今ここでひとたび別れを告げれば君はただ一人風の吹くままに大地の上をどこまでも飛ばされてゆく。
枯れたよもぎのように万里の彼方に行ってしまうのだ。
空に浮かんでいる雲は頼りげなく旅行く君の心を表しているかのごとく。また今にも沈みそうになっている夕日はいかにも寂しく。
あとに残る私の悲しい思いそのままである。握った手を振り切っていよいよ出発しようという時君の乗る馬も一声悲しそうにいらないたのであった。
もう李白の詩はなんてこんなただ読むだけで美しいんでしょうかね。ではこちらを吟じて終わりたいと思います。
友人を送る李白
青山北角に横たり白水
登場めぐるこの地
ひとたび別れをなし
御本尼に行く
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風雲ゆしの
六日
黄針の
頂点を振って
ここより
されば
少々として
半端
ちょっと中途半端になって申し訳なかったですが、引き続き楽しんでいただければ幸いです。
ではでは詩吟を楽しく学び、詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネルどうもありがとうございました。バイバイ!