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詩吟の魅力を発信する、
しぃぃぎぃん……
ちゃんねるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん
おはようございます、こんばんは。詩吟チャンネルのHeyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、Heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな、日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
わかりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです
皆さんいかがお過ごしでしょうか
今日も寒いですね
最近寒いしか言ってないんですけど
今日も娘の雑談から始めさせてください
今娘がもうそろそろ4ヶ月になるところなんですけれど
毎日がもう可愛くて可愛くて
そして日に日に呼び方が変わっていくんです
もちろん名前で呼ぶこともあるんですけれど
もうしばらく前は結構もちもちに膨らんできたんで
おもちちゃんおもちちゃんとか
そんな感じで呼んでる時もありますし
寝てる場合は両手を広げて
足をガニ股にしてベーンって感じで寝っ転がってるんで
カエルちゃんとか
うちのカエルちゃんがみたいな感じで話すこともあります
あとは最近だと
急に泣き始める時とかですね
それまでもちみたいだったのが
急になんか梅干しみたいに
顔をキュッキュッと絞まして
ギャーンと泣き始めるんで
なんか梅干し梅干しちゃんみたいな感じですかね
スモモちゃんか梅干しちゃんか
なんかそんな感じで呼んだり言ってますね
そしたら奥さんから
そんなちゃんと名前で呼んであげて
カエルとかかわいそうだからみたいな感じで怒られるという
はいくだらない雑談でした
今日も元気に過ごしております
さて今日の本題ですけれども
そうですね
大揺りと中揺り
中回しの吟じ方
吟じる際の注意点みたいな感じで
お話ししていこうかなと思います
今回もですね
質問YouTubeの方でいただきましたので
そちらに回答していく形で進めさせていただきます
ご了承ください
YouTubeの方でですね
NOさん
いつもありがとうございます
質問ですと
小揺り中揺り大揺りの吟じ分け
主音にきちんと落とすテクニックを教えてください
私は落としきらずに終わる場合があり
次のフレーズも苦しくなったりします
あと主音に落とさない場合もあるのでしょうか
ということで質問いただきました
ありがとうございます
こんなところあれ追加の質問があったかな
というところですかね
はい
なのでこちらを回答していくという形ですね
はいはいそうですね
特に小揺りが苦手と難しいと言われて
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私も苦手ということなんですけれども
ちょっとこれに関して回答させていただきます
まあそうまずですね
先に断っておくとですね
僕は小揺りがあまりわからないんですよ
揺らすのは中揺りか大揺りか
中回しとも言いますね
中揺りの場合はがあって
小揺りが小揺りが何なのかなっていうところは
揺り落としでもないのかなというところで
小揺りに関しては正直話せないです
申し訳ないです
これわからない方に言うとですね
大揺りっていうのはこれですね
夜川を
大きく揺らしているので
大揺りとか大回しとか大山とか言いますね
中揺りの場合はこちらですね
同じ詞文で言うと夜川を
川をちょっとわかりづらいな
川を
これが中揺り中回しという風になります
川をが大揺りで川を
これが中揺りということですね
大丈夫ですかね
大きく回しているのか中くらいに回しているのか
そういう風なイメージで覚えていただければと思います
そして最初の質問で
この吟じ分けというところですね
吟じ分けについて教えてください
これがちょっと2つの意味で取れるんですけれども
中揺りと大揺り詞文によってここは大揺りだ
ここは中揺りだという風に使い分けるのかなという意味と
もしくは中揺り大揺りそれぞれの中で
いくつかのパターンで使い分けるのか
ということがあるのかなと思ったので
2つ回答していきますと
そうですね
まず一つ目の前者の質問に関して回答すると
大揺りとか中揺りは僕の流派においては
やはり詩文で決まっていますね
詩文にちゃんと横に不調が書いてあるんで
それに従うということが基本的になっております
ただそういうものは一切ないような
ただ詩文だけがあって
ある程度自由につけて良いような場合は
適当にやるんですけれども
感情が大きく高ぶるところは大揺り
そしてそれほどじゃないなというところが
中揺りというそういう使い分けをする
そんぐらいな感じですかね
次の質問ですけれども
次のケースで答える場合ですね
大揺りの中で銀字分けする場合がある
ということでこととして答えると
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大揺りはたっぷり揺らす場合と
テンポよく揺らす場合と2パターンがあるんですね
さっぱり味とこってり味と
そういう感じですかね
さっぱり味はこういう感じになります
これがさっぱり味
こってり味はこれがこってり味
まあどちらもですね
大揺りであることには間違いはないんですけれども
まあこういう銀字分けがありますと
まあこちらもですね
詞文に不調が書かれていて
それのぐにゃぐにゃ感を見てですね
これは大きくぐにゃぐにゃしてるなという場合は
こってり味にするし
あんまりシンプルなぐにゃぐにゃだなと思った時はですね
あっさっぱり味にしてると
それぐらいの使い分けにしております
あとはそういう違いが
教科書を見てもよくわからない場合はですね
まあこれもシンプルに
ここが一番主張したいんだ
作者の感情が一番ここに詰まっているんだ
というところでこってり味をしてですね
でそれ以外のところは
緩急をつける意味でもさっぱり味にすると
そういう銀字分けになります
そして中回し中揺りに関してはですね
あまりそういう銀字分けは
僕はしたことがないですね
中揺りが出てくるのは基本的に四分に1個
どんなに多くても2個かなと思うんですけど
関心の絶句はですね
なのであまり銀字分ける必要がないのと
そんなバリエーションを入れるほどの
ボリューム感が特にないのでですね
夜川を
これをたっぷりすると
夜川を
こんな風にやることもできなくはないんですけれども
あんまり普段やることはないですね
ということですね
そして次の質問です
主音にきちんと落とすテクニックを教えてください
ということです
で落としきらずに終わる場合があって
次のフレーズが苦しくなると
音程の話だと認識してお答えするんですけれども
そうですね
特に大揺りで音程がちゃんとずれないように
最後着地できるように
主音で着地できるようにするポイントに関しては
過去にも第何回かちょっと忘れたんですけれど
大揺りの銀字方とか音程に関する
大揺りの話かな
やってると思うので
そちらも見ていただければ
聞いていただければと思います
今回答するとですね
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大きく揺らす場合
揺れてはいるんですけれども
山なんですよね
山の形をしているので
まず基準となる入り口の高さを
しっかりと出してあげて
そして一番山頂ですね
山頂はやはり抜けるような明るい感じで
基本的に大揺りの一番高いところで
上ずれするってことは
上振れするってことは
なかなか少ない経験がありますね
なので上にスカーンと抜けるように
ちゃんと高い音を取るということ
山頂をちゃんと捕まえる
そして下りなんですけれども
下りは駆け足で降りると
音がずれやすいので
一番最後の二段手前の音
ここを丁寧にちょっと長めに入れてあげると
だいぶ安定します
まあどういうことかというと
夜川を
今のやり方で言うと川を
ここはしっかりと声を力強く出すんですね
ここでふわふわな声をすると
基準がずれてしまうんで
それ以降が全部ずれてしまうので
まずここを出すと
この音ですね
一番高い音
ここはただ高い音を取るというのではなくてですね
もう山なんで下から突き上げるかのような
どこまでも遠くに行くかのような
やはりそういう勢いがあると
ちゃんと高い音を捕まえることができますね
夜川をという風にただ取るんじゃなくて
川をという風にゴーンと上がって
で一番高い音を捕まえる
そういう風に意識すると
そして最後ですね
この音です
あれ最後から2番目じゃなくて
3番手前か3音手前ですね
失礼しました
ここに踊り場を作ってあげると
駆け足で降りてもここで一旦落ち着くんで
安心して主音の最後まで
落ち着くことができるということになります
これは中間足でもおおむね一緒ですね
夜川をまずまっすぐ出してしっかりと
まずしっかり出して
高いところも上に上がりきる
こっちの方がちょっと難しいかもしれないですね
この3音手前っていうとすぐに来ちゃうんで
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3丁そして次の音を丁寧にやる
ただ長くやりすぎると
中間足自体が間延びしてしまうんで
それもイマイチですね
中間足の方が意外と音がずれやすいかもしれませんが
ただ気をつける意識すべきポイントは
やっぱこの3つかな
入り口3丁3音手前ここを気をつけると
良いのかなと思います
あと最後の質問ですね
主音に落とさない場合もあるのでしょうか
これは基本的にないですが
関心においては僕はないですね
経験したことはないです
もしあったらすみません
ただ和歌ですね
和歌であればこういう落とし切らずに
大揺りが終わる
中揺りが終わるということはありますね
どんな例があるかな
これも落ちてるな
ちょっと綺麗な例が今パッと思い浮かばないんですけれども
そうですね
確か和歌であればあると思います
ただその基本的にないという理由はですね
この大揺りとか中揺りはですね
ある意味不安定パートなんですよ
不安定な場面なので聞いている人はですね
あの心動かされるけれども
ふわふわしている状態なんですね
そのままこのふわふわしている状態で次に行こうとすると
このふわふわしている状態のまま
どんどんどんどん行ってですね
聞いている人はどんどん不安感が大きくなっていくんですよ
そうならないために主音にしっかりと落ち着いたら
地に足がついた感じで地面に足がついた感じで
次のシーンも聞けるなっていう感じの
この足の踏み場みたいな感じになるんですよね
この主音というものは
なので基本的には大揺り
この大きく不安定な場所の後はしっかりと主音があって
まだ不安定なところがあって
主音があってというこの足場を一個一個聞かせてあげる
安定して聞かせてあげるということは
この人の議員は聞いていて安心するな落ち着くな
聞きやすいなというこういうことになっていくので
まあこの大揺り中揺り
まあしっかりと主音に戻るのが原則だと
僕は理解しておりますという感じですかね
今日はテーマタイトルどう書けばいいか悩んでるんですけれども
だいたい一通りこんな感じで質問回答させていただきました
いかがでしたでしょうか
もしずれているところがあれば追加で細かく言っていただけるとありがたいです
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小揺りに関しては本当わからなくて申し訳ないです
こういう音階ですみたいなのを教えていただけたら
ちょっと自分も思い返してみます
ではこんなところですね
前半では後半の方ですけれども
こちらはリクエストいただきました
そうですねリクエストいただいたのは
音声配信のスタンドFMのアプリの方からレターいただきました
せんさんですねありがとうございます
このリクエストはっ取り難格作
夜木水を下るですね
こちらも有名な新聞です
意外と僕あんまりそんなに
今までちゃんと吟じてなかったですね
ではこちら吟じていきまして
まず詩文から読みます
夜木水を下る
はっ取り難格
金流三般
光月浮かぶ
浮かぶ
光揺らぎ
月湧いて
金流流る
編集とどまらず
とどまらず
とどまらずかな
天水の下し
両眼の周風
二周を下る
ですね
金流山のほとり
隅田川の水面に
明るい月の影が浮かんでいる
香水の揺らぐにつれ
月の光が波の中から湧き出てきて
さながら金の流が走っていくようである
小舟も軽やかに走り
夜空は水のように清く澄み
右の岸も左の岸も
いずれも秋の気配が溢れているが
その武衆総衆の
二周の境を下っていく
ですね
川の流れの美しさ
そこに月の光がいると
それをまるで金の流だということなんですけど
いやそんな
そんな風に僕は表現力ないですね
これはもう感情を込めるというよりは
もう情景をいかに伝えるかというところなので
極力気持ちは入れない方がいいのかなとか思いますね
ではこちら吟じていきたいと思います
夜木水を下る
はっとり南郭
金流三端
紅葉
浮かぶ
小揺らぎ
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月湧いて
金蓮
流る
返信
とどまらず
水の
落とし
両眼の
修夫
西を
下る
いかがでしたでしょうか
自分としては結構気持ちは抑えた気がするんですけれども
どうでしょうかね
淡々と風景を吟じる
もう言葉を丁寧に伝えれば
それだけで風景が出てくる
そういう自分はやはり自分はこう思うみたいなのは
極力消した方がより美しさが引き立つのかなと思います
あとは吟じてみて
気をつけないといけないなと思ったのはですね
聞くですね
聞く最初ここ一気に一息で行くんですね
だからちょっともう少し丁寧にやってもよかったかなと思います
金流三端
こんな感じ
節調たっぷりやるからちょっと置いておいて
言葉はもっと丁寧にやってもよいのかな
というところですかね
あと編集とどまらず水天の如し
このあたりが何と言いますか
本当に風情がふわーっとふわーっと綺麗に膨らんでいるような感じなんですよね
景色はわーっとしか言ってないですけど
なんていうか夜景が開けるみたいな
そんな気分なんですけど
そういうたっぷりとした満ち満ちた感じが
ここで表現できたらなんかいいなと思います
前半はできるだけ淡々と金流流る
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ちょっとここらへんは気持ち強めに言ってもいいかもしれないですね
このアクセントというスパイス的な意味で
両眼の周風2周を下る
ここらへん最後はやはり淡々とやった方がいい
ただ全部を淡々とやるとですね
聞いてる人もなんか飽きてきたなっていう風になりかねないなと思ったので
このショークと転句ちょっとですね
吟じ方を入れてみるというのが楽しいんじゃないか
聞いていて面白いんじゃないかなと感じました
どうでしょうかね
正解というものはないので
自分の考えをあくまで話させていただきました
ということで今回は以上となります
本当にですね
いつもたくさんコメントリクエスト相談いただきまして
ありがとうございます
コメント来るたびに
僕ちゃんと通知がすぐ来るようになっていて
来たら僕すぐ見るようになってるんです
返信する時間は夜中しかちょっとないんで
なかなかまとまってやってるんですけれど
コメント来た時はですね
嬉しいなと本当に読ませていただいています
さらに初めてとか久しぶりとかコメントくださる方もですね
この人前コメントくれたなとか見て嬉しいなとか思いながら
それだけでちょっとテンションが上がって
よし今日も収録頑張ろうという風になっております
いつもありがとうございます
引き続きですね
あのこういうところを聞いてみたいとか
こんなこと聞いていいのかなというのはもう一切ないので
ぜひぜひお待ちしております
ではではシギンの魅力を発信するシギンチャンネル
どうもありがとうございました
バイバイ