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2020-10-23 07:54

第44回:声の通りを良くするコツ、「富士(和歌)」

声の通りがいいと、声がより遠くに届くようになったり、声の透明性が上がったり、聴きやすくなったりします。
じゃあどうすれば良いのか?ちょっとしたコツについて話しました。
後半は気持ちの良いシンプルな和歌を吟じました!#詩吟#発声トレーニング#ボイトレ
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詩吟の魅力を発信する、
詩吟チャンネル!
おはようございます。詩吟チャンネルのheyheyです。
この詩吟チャンネルは、詩吟というとってもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力とですね、
この和の発声方法に関することを、いろいろと発信していこうというチャンネルにしております。
私はというと、詩吟歴20年以上純詩班の資格を持っていて、全国大会も優勝経験があります。
加えて言うと、ゴスペルの経験も10年以上あります。
ということですね、この経験から詩吟の世界とかについて、より分かりやすく話していきたいと思います。
なお、この背景の雑音からも分かりますように、私の車の中の通勤時間を使っているので、
ワイパーの音であったり、エンジン音であったり入ってきますけれども、
それに負けないように、詩吟で培ってきた滑舌と肺活量でカバーしていきたいと思いますので、そこはどうかよろしくお願いします。
いつも通り前半は詩吟に関する話、後半は平日毎日違う吟を紹介して吟じていきたいと思います。
では本編の方に移ります。
今回はですね、声の通りを良くする、とても簡単なお手軽な方法ということで話していこうかなと思います。
声の通りっていうのは結構大事なものでして、僕もですね、こういう風に声を出しますけれど、
実際はアレルギー整備炎を小さい頃から患っていて、鼻が詰まりやすかったんですね。
ということでやり方としてはですね、急に鼻の詰まりがポーンと良くなるとか、そういうわけではないんですけれども、
普段歌っている声からちょっとだけ1割増しとか、それだけ声の通りが良くなる、高い声を出しても引っかからなくなるとか、
声の透明感が少し上がるとか、そういった方法を話したいと思います。
と言ってもですね、ちょっと真剣に聞かれると困る内容なんで、聞き流し程度にお願いします。
これは完全に僕の経験談になります。
ちょっともったいぶりましたけど、じゃあ何をするのかっていう話ですね。
これはですね、アレなんですよ。
耳の穴をちゃんと耳かきをするということですね。
耳かきをして耳の穴の感覚、感性をちょっと敏感にするんですね。
なんじゃそりゃと、ふざけんなっていうふうに思われるかもしれないんですけれども、
これそれなりに僕の理由があるんですよね。
声を出している時は口から息が全部出ていると思いがちだと思うんですけれども、実はそうじゃないんですね。
わかる人はわかるかと思うんですけれども、鼻からも確実に息が出ているんですね。
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特に透き通った声とか出す場合はですね、喉だけじゃできないんですね。
特に鼻なんて少し詰まってたらすぐ声が、あれなんか詰まってる声だなというふうに思われるかと思います。
僕もちょっと昨日今日と若干詰まってるかなと思うんですけれども、鼻の通り、まずこれは大事です。
なんで鼻をよく噛みましょうというところもあるんですけれども、噛みすぎると逆に詰まりやすくなるということもあるんで難しいんですよね。
あまり力まないようにするというところがポイントです。
まずその息を出すとき、声を出すときに息の通りというのはものすごく大切なんですね。
それで鼻から息がちゃんとスーッと出ているかどうか。
これは基本的によく知られていることなんですけれども、僕はそれに加えて耳の穴も加えたいと思っているんですね。
本当に声がよく出るなあと気持ちよく出せるなあという時はですね、耳の方からも若干息が漏れ出ているように感じているんですね、僕の場合。
そうするともう顔中から、顔中から息がファーッと鼻からも耳からもプワッと出ているような感じになります。
声を出そうとした時に息がそこから全部ファーッと少し漏れ出ているような、そんな状態。
急に意識できたらやばいですし耳かけをしすぎて痛めてもそれは大問題なんで、気持ちよく耳かけをして耳の通りが良くなったなあと思ってみてですね、半分プラシボ効果もあると思うんですけれども、
それを思ってみて、それから声の通りが良くなるイメージを持ってですね、息が通り抜けるイメージを持ってそれで歌ってみると、ちょっと高めの声を出してみると、
優しく最初は優しく次第に強く、ファーッと出してみるというところはですね、声の通りを良くするという小技になります。
そんな長続きするものじゃないんで、本番のちょっと前とか人前で歌う少し前、30分前とか1時間前とかに軽くやってみて、ちょっと効果が出たらいいなとか、そんな感じに思ってます。
結構友達に話すとバカにされるんですけれど、僕の中で結構実績があるやり方なので、ぜひ試してもらいたいなと思っております。
ということで、今回ちょっとこんな話になりましたけれども、以上となります。
では後半ですね、詩人の方を吟じていきたいと思います。今回は和歌、和歌を吟じますね。
これも富士山の歌です。
富士、山岡鉄修という方が作られました。
説明が全く不要な、とても分かりやすい気持ちの良い詩文です。
晴れてよし、曇りてもよし、富士の山、元の姿は変わらざりけり。
もうどんな状態でも富士山は素晴らしいよと、最高だ、そういうような気持ちの良い歌ですね。
特に今秋晴れで関東の方は富士山もよく見えるかなと思いますので、それを想像しながら聴いていただければいいのかなと思います。
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富士、山岡鉄修。
晴れてよし、曇りてもよし、富士の山、
元の姿は変わらざりけり。
晴れてよし、曇りてもよし、
富士の山、元の姿は変わらざりけり。
いかがでしたでしょうか。和歌はですね、漢詩の方に比べるとだいぶ細かい違いがたくさんありすぎて、僕も結構苦手なんですけれども、
富士山の良さが伝われば幸いです。
このようにしぎんチャンネルでは基本的に平日毎日、ちょっとやる気があれば休日も少し配信していきたいと思いますので、これからも楽しみにしていてください。
本日はどうもありがとうございました。
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