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絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は元アスリートのカフカが日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオです。
好きなソフトバンクはヒカリです。
さて今回はですね、投資とランニングの話をしていきたいと思います。
一見繋がらなそうな話と思われるかもしれないんですが、投資をやられている方とかランニング興味あるよという方、ぜひ最後までお聞きくだされば幸いです。
私、カフカは2025年の探求テーマがお金ということでですね、いろいろ本を読んだり、実際に証券講座を開設して、株式投資をしてみたり、小学なんですが、してみたりしています。
その中でですね、いろいろ勉強していく中で、日本証券業協会というところが、投資の格言というものを出されています。
皆さんご存知ですか。
これ非常に面白くてですね、例えば、人の行く裏に道あり、花の山といった心構えみたいな格言があるんですね。
つまり、人が注目をしている企業ではない裏のところに、宝の山が眠ってるよっていう、花の山が眠ってるよっていうような格言があったりします。
その中で今回ちょっとご紹介しようと思うのが、株式の売買のタイミングについての格言なんですよね。
それが、もうはまだなり、まだはもうなりという格言になっています。
株価がもうそこだ、だから買い時だと思った時にはまだまだ下がる可能性があり、逆にまだ上がるから売り時ではないと思った時には、実はもう天井でもうここからは下がる一方だという意味になっているんですよね。
つまり、買い時と売り時をもうちょっとしっかり考えよう、そこを思い込みと過信に委ねないで、そこを一旦疑ってみようといった格言になっています。
そうやって損をする人が非常に多いという表れなのかなという気もするんですが、これっていうのはですね、ランニングにも非常によく当てはまるんですよね。
まだよくわかっていない方もおられると思うので、詳しく説明したいと思います。
もうはまだなり、まだはもうなりということですよね。
もうというのは思い込みを疑うということなんです。
つまりどういうことかというと、ランニングを始めたばかりの人、ランニング初心者っていうのは、もうこれ以上走れないってすぐ感じてしまうと思うんですが、そのもうの思い込みを疑って、まだ走れるんじゃないかって自分に言い聞かせることが大事だったりするんです。
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そして逆にランニング初心者だし、自分の体のことがよくわかっていない方というのはですね、まだ行けるはずだっていう過信が出てきてしまうんですよね。
だからまだ行けるはずだ、まだ行けるはずだというふうに自分に言い聞かせた結果、体にはそんな余裕はなくて、怪我のリスクが高まってしまったり、オーバートレーニングになってしまったりするんですよね。
だから何が言いたいかというと、この格言にもそうなんですが、ちゃんと冷静になって考えてみようというところと、ちゃんと自分を観察してみようということなんですよね。
投資で言うなら、おそらく自分の持ち金、株式のポートフォリオ、その他の株をどういうふうに持っているのか、長期で見るのか短期で見るのか、そこに柔軟な視点が必要ですよね。
これはランニングにおいても同じで、自分の体調とか疲労度、そういったことを客観的に自分で判断する必要がある。
それが今の気持ちよさ、ランニングを走って気持ちいいという気持ちよさだけではなくて、長期的に見て、1週間で見たときに、今日はどのぐらいの負荷で走ったらいいのか、あるいはもうちょっと追い込んだ方がいいのか、みたいなところをちゃんと考える必要があるんですよね。
今、投資とランニングという例を挙げましたけれども、もうダメかもしれないという思い込み、まだまだいけるだろうという過信、これっていろんなところにあるなというふうに思うんですよね。
ちなみに僕はまだまだいけるだろうという過信がいろんなところに出てくる人間です。
つまり仕事においてはまだまだいけるだろうという形で、ついつい長時間労働になってしまいがちですし、資格試験にチャレンジをしていくというのもまだまだいけるだろう、まだまだ自分は市場価値を高めていけるし、もっと知識を高めることで価値を出せる人間だろうという過信があるからですよね。
それは良いことなのか悪いことなのかはさておき、もうダメかもしれないと思い込みすぎるのも良くないし、まだまだいけるだろうと過信をして、世間とのギャップがありすぎるのも良くない。
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だからそこを一旦疑ってみる姿勢というのは大事なのかなというふうに思います。
そういうふうに考えると、やっぱり自分自身でちゃんと内政するという大切さ、それを言っている格言なのかなというふうに思いました。
もうはまだなり、まだはもうなり、そういう投資の仕方であり、ランニングをするときのマインドセットみたいなところにつながるかなというふうに思いました。
とはいえ、やはり人というのは本当の意味で学ぶのは、やっぱり痛みを通してしか学ばないと個人的には思っているんですよね。
だから投資にしろランニングにしろ、まだ売り時ではないと放置したことによって、ものすごく損をすることで痛みを通して学ぶ。
そしてランニングにおいても、まだまだ走れると思って怪我をして過信について学ぶということがあるのかなというふうに思います。
でもなるべく痛みは最小限に抑えたいですよね。
なので知識をつけたり、その思い込みや過信になるべく気づけるようにメタ認知をしていけたらいいのかなというふうに思いました。
というわけで今回は、もうはまだなり、まだはもうなりという投資の格言についてお話をしていきました。
最後までお聞きくださりありがとうございました。
ではまた。