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2024-06-17 59:50

#57|STUDY「クラフトビアカルチャーの魅力」GUEST : エラネ・ジャン / AQ BEVOLUTION

from 雑談【STUDY】ではクラフトビール文化に縁ある方をお招きし、クラフトビールにまつわるアレコレをお伺いします。(収録 2024.5.24)

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[GUEST] ───────────────────【エラネ・ジャン /Jean Heranney 】


AQ BEVOLUTION : http://www.aqbevolution.com/

AQベボリューションの目的はとってもシンプルです。日本のビール市場に革命を起こすこと。日本の皆さんが手に持つビア・グラスに、アメリカの美味しいクラフトビール(すなわち世界最高峰のビール)を波々と注ぐことです。時代とともに、人々の味覚・嗜好は変化を続けて止みません。薄っぺらな大手ビールばかりでは飽きたらず、日々ますます、素晴らしきアメリカン・クラフトビールの魅力に目覚めて始めていることでしょう。一度飲んだら、もうたまらない。お目々ぱっちり心も踊る!今まで飲んだビールは一体全体何だったんだろうってね。旦那、もう戻れやしませんぜ。嗚呼、なんて素晴らしい世界!気がつけばもう、クラフトビールの世界にどっぷりハマっちゃう!


[HOST] ───────────────────【Mechikuro】

マンガ・オーディオ・アート・クラブミュージックなどの第一線で、分野横断的に活動するクリエイティブディレクター。 グラフィック&プロダクト両面のデザインのみならず、編集&ライティングからブランディング&プロデュースまで多様なスキルセットを駆使する。 これまでの経験と知見を活かし、『JAPAN PODCAST AWARDS』では創設メンバーとして、2019年創設〜2021年まで3年に渡り理念&審査レギュレーション設計、選考委員選定、ノミネート作品選考、グラフィック&トロフィー造形など中核業務の全てを担当。 作品選考作業においては、年間平均2000作品・2000時間強に及ぶ聴取・リサーチ・分析を行い、アワードという一つの基準において、国内ポッドキャストシーンの可視化とクオリティの定性評価に寄与した。 現在、自身のポッドキャスト作品としては、ぷにぷに電機と共に制作する『LAUNDRY AM』を配信中。 『雑談』では、より広く、より深く、音声作品の可能性と魅力を伝えるべく、さらなる能力を解放する。───────────────────────



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©︎雑談 https://zatsudan.co.jp/

00:15
STUDY、東京は東中野にあるCRAFT BEER BAR BODCAST STUDIO、雑談からライブでお届けするトークイベント、STUDY。
STUDYでは、クラフトビール界のパイセンをゲストに迎え、クラフトビール文化について深掘りお届けします。
ということで、本日は雑談のビールを仕入れさせていただいているインポーター、AQ BEVOLUTIONより、エラネ・ジャンさんをお迎えしました。
エラネ・ジャン AQ BEVOLUTIONです。よろしくお願いします。
エラネ・ジャン よろしくお願いします。
エラネ・ジャン ありがとうございます。
エラネ・ジャン 始まりましたね。
雑談はクラフトビールを出しているお店なので、クラフトビールについて少しいろんな雑談したいなと思っていくんですけれども、
まず、ジャンさんと僕ら開店してから2年近いお付き合いさせていただいているんですけれども、
まずはジャンさんのことを知っていただきたいなと思って、ジャンさんのクラフトビアインポーターとしての簡単な経歴を教えていただければと思うんですけれども。
ジャン AQ BEVOLUTION 僕は大学卒業して、特にやりたいことも見つからなかったので、唯一好きだったビールでビール屋さんでバイトから始めて、
いくつか駆け持ちしている中の一つが、今のAQ BEVOLUTIONの直営店にあたる大塚のタイタンズっていうビール屋さんで、週2、3日とか経ってて、
で、AQがちょうどその人を探してた時期に差し当たっていたので、ちょっと面白そうだなって思って、そこで働き出したのがちょうど2年前ぐらい。
じゃあまず店頭、お店の方からスタートして、で、インポーターとしての営業みたいな役割もその後。
ジャン AQ BEVOLUTION そうですそうです。だからもうそれまでは本当に仕事のメールも書いたことなかったし、敬語もろくに使えなかったし、
結構最初は普通に会社員としてペーペーだったんで、むしろそっちの覚えることがいっぱいありましたね。
じゃあ大学卒業してから、いわゆるビジネスマンっていうかビジネスパーソンとしての動きっていうのはせずに。
ジャン AQ BEVOLUTION もう全くなかったですね。だからもう1日中座って仕事するっていうのも最初は結構大変でしたね。立ち仕事ばっかりだったんで。
そうだったね。なるほど。僕はもう本当に長くお付き合いさせていただいているので、店舗から見たいインポーターさんのお仕事って大体わかるんですけれども、
03:04
恐らくリスナーの方々ってよくわからないと思うので、ちょっとその辺ゆっくりお聞かせください。
そもそも僕らのようなクラフトビールバーみたいなお店がビールを提供するまでには仕入れなければいけないんですよね。
それに伴って仕入れさせていただくインポーターさんとかディストリビューターさんっていうのが存在するっていうのがまず2個大きなところで、
AQさんの場合だと、インポーターさんとしてはどのようなカテゴリーに入るんですかね。
いわゆる海外。
はい、そうですね。インポートなので、僕ら輸入と卸しをやっている業務がそれにあたるんですけれども、
メインでアメリカ、社長が代表がアメリカ人の人で、サンフランシスコ出身なので、それのゆかりもあって西海岸を特に業界の中ではちょっと強みとしてやっていて、
そこから始まったんですけど、やっている中でヨーロッパとかも始めるようになって、今ではアメリカ全土ですね、やっぱりメインは西海岸なんですけど、
ヨーロッパもちょこちょこビールを輸入して、日本のビアーバーさんだったりとか、ボトルショップさんだったりとか、
またまた全然ビール関係ないけどちょっと扱いたいですっていうお店さんとかに卸している仕事になりますね。
じゃあその店舗の大小に関わらず、すごく小さいところから大きいところまで卸しをやられている。
だから僕らのような小さいところでもお付き合いいただけて。
いやいや、もう小さいなんてとんでもない。
って感じですよね。なので僕らも実際国内ブルーワリーとかと直接取引する場合もあるし、
インポートさんを通して国内のものも入れたり、輸入のものも入れたり、いろいろなお付き合いをさせていただいている中で、
やっぱりAQさんの特徴が本当に西海岸のおいしいビールのクオリティの高いというか、素晴らしいブルーワリーと契約していただいているので、
西海岸のおいしいビールを中心に、あとは欧州のものとかも入れさせていただいている感じで、
だから本当うちもロックダップしかない店なんですけども、やっぱりAQさんから入れさせていただいている。
すごいペースで取ってくれますよね。
西海岸 大人気です。やっぱりこれって僕の意向とかももちろんあるんですけれども、やっぱりお客様の反応というものでやっぱり入れていくので、
やっぱりAQさんの入れているものってすごく好評で。
ありがとうございます。
西海岸 しかも変わったものもうちのお客さんがついてきてくれるので、AQさんが入れてくれる新しいブルーワリーだったり、
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あと変わったテイストのビールだったりっていうのも全然お客さんついてきてくれるので。
本当に好評です。ありがとうございます。
西海岸 こちらこそ。
僕らやっぱりメインはIPAが多くて、西海岸のビールっていうのがそもそもそういう、なんだろう、西海岸に限らないんだけども、
そもそもAQ自体が結構、創業当初はもうIPAで始まったような会社で、
その頃は今以上に多分IPAが前世紀っていうのかなっていう頃だったんで、
今でもそれを主軸には置いてるんですけど、
やっぱクラフトビールって当たり前ですけども、本当に足したようなビールがあるので、
本当にちょっと変わったやつとかから、本当にすごいシンプルなピルスナーみたいなのとか、
あとシンプルに僕らが飲みたいようなビールも選んで仕入れてる感じですね。
そもそもクラフトビールって呼ばれて、日本でブームになってのって、
僕の体感だと、この7、8年ぐらいが、いわゆる普通のあまりマニアックじゃない人でもクラフトビールっていうのを知るようになったのが、
そのぐらいだと思うんですけど、やっぱりその火付け役っていうのはやっぱIPAって呼ばれるものだなと思って、
それで、しかも西海岸でもね、非常にIPAが強いというよりは、そもそもその名前というかね、
呼ばれるようになった理由もね、やっぱそっちからかなと思うんですけど、やっぱり本場ではあるんですよね。
そうですね。なんかまたアメリカの地方によって、IPAはIPAでもなんかいろんな種類のIPAがあったりして、
そういうビールのスタイルって言うんですけど、日本酒で言うとなんか純米大吟醸とかみたいな、
割と作った人の呼んだものがちみたいな、名付けたものがちみたいなとこがあるので、
例えばのそういう西海岸の、アメリカ西海岸のウエストコースとしたいのIPAだったら、
だいたいこういうもので呼んでて想像がつくんですけど、もう作った人がそう呼んじゃえばそれはそうなるので、
やっぱり多少の違いは出てきて、さらにその西海岸の中でもパシフィックノース、ちょっと西海岸の北の方だったりとか、
西の方だったらもうそういうIPAが生まれたメッカのサンディエゴっていう街のあたりとかで、
またちょっと若干違いが出てきたりとかして、それはそれでまた面白いとこですよね。
面白いですね。
僕がこの脱団始める前まではこういう、いわゆるまさか自分の人生でビールを仕入れることになるとは思ってなかったぐらいの人間で、
詳しくなかったのでいくと、僕はもともとクラブミュージックとかに結構深く関わってたので、
なんかクラフトビールのカルチャーとクラブミュージックのカルチャーに似てるなと思ったポイントがまさに今のIPAの名前の呼び方にもつながるんですけど、
各ブリュワリーが名物の名柄を流行ったら、それをずっと作るんじゃなくて、
09:07
常にシングルカットを切っていくみたいな感じになって、
ジャンル名もどんどん差別化されていくっていう、
テクノみたいなものやハウスみたいなものでも、
テクノやハウスっていう大きい流れはあるんだけど、そこにテックハウスとかニーファウスみたいな、
どんどん勝手なジャンル名をつけていって、
そういう感覚なんですね。
僕もそういうハウス系の音楽とかDJやるような友達が周りにいるんですけど、
何言ってるか全然わかんなくて、
なんかアシッド、ジャズハウスとか、メローなんちゃうと、
そういう感覚なんですね、ビールを始める人って。
だからシカゴハウスとレトロンとテクノってどう違うの?
両方どんどんなってるよっていうのでいくと、それがIPAに近く。
なるほど。
だからIPAもアメリカンIPAって言うようにさっきなってたりとか、ニューイングランドIPAってなってたりとか、
なんか全部みんなその上につく枕言葉をどんどん書いていったり、
シングル柄の、そこのジャンルの名称も自分でつけるし、
ビールの名柄もワンバッチずつどんどん名前を書いていって、
それこそシングルカットして曲を作るみたいな、
なんかそこのカルチャーがすごい似てるなと思って。
なるほど、そうですね。
そこ面白いですよね。
だからそれこそ、うちもビール詳しい人も詳しくない人もいっぱいおのぎょくさんいらっしゃるので、
名柄を説明するときっていうのもやっぱ苦労して。
IPAって書いてる3つ並んでるタップの中で、
NEって書いてある、アメリカンって書いてある、いろんなこと書いてるので。
厄介なのがそこにホップの名前とかも足されてくるじゃないですか。
そうそう。
だからそれこそテクノミュージックで言ったら、
キックがどうだ、ハイハットがどうだみたいな細かい話はできるんだけども、
別にそこはどっちでもよくて、
よりは僕はレーベル名で言うようにしてるというか、
やっぱりブルワリー自体が個性を持ってる。
そうですね。
なんで西海岸なのかヨーロッパなのかとか、
このブルワリーっていうものなのかっていうので覚えていただくようにしていて、
それでいくとAQさんから仕入れさせていただいている中だと、
うちだとやっぱヘレティックっていうカリフォルニアのブルワリーとか、
ニーディープとか、
あとはスティールウォーターさんとかみたいなところっていうのはすごい人気なんですけど、
その名前で覚えてもらってるタイプですね。
そこの新しいの入ったよみたいな。
ありがたいですね。
結構ビール、定番で作ってるビールももちろんあるんですけど、各ブルワリーが。
どんどんどんどん新しいものとか、
一度きりしか作らないビールとかっていうのが強い業界なので、
ブルワリーで覚えた方がまずはいいかもしれないですね。
僕もずっと仕入れを担当している身からすると、
12:00
どのレベルを入れてるのかっていうのが軸にあって、
たまに変わったもの、新しいブルワリーとかを試して入れていきながら、
評価を見ていって、うちのレギュラー化するみたいな感じで、
うちのタップリストって野球の打線みたく組んであるんですけど、
あそこに新しく入るレベルがどこなのか、ブルワリーがどこなのかっていうところで、
僕個人では競わせてるみたいな、そういう楽しみ方をしてます。
なるほど。人気投票みたいな感じですね。
そうですね。打線も1番打者から6番打者にならないみたいで。
やっぱ3番4番は重量打線ということでIPAが中心みたいな。
1番2番は軽めの、ピリスナーとか、あとセゾンとかで組んで、
5番6番は変わりだね。サワーリルとかポーターとかを入れるみたいな。
そういう感じで回してる感じですね。
結構メチクロさんの中で、スターティングメンバーちょっと外れちゃうかもしれない子たちが入れ替わったりしてるんですね。
常に6タップ出す裏には、毎週毎週仕入れさせていただいて、
出番を待ってる子たちがいるんですよ、ベンチには。
その子が当番するかどうかは、前のレギュラー打線の動き具合で変わるので。
だから1番から6番までまんべんなく回らないと、出番が回ってこないで、ずっとベンチにいる子が出ちゃうから。
そこは僕監督としては気にしない。
そういう意味だと、インポーターとしてもちょっと同じような仕事をしてて、
その仕入れ元から、今こういうのあるよとか、こういうの出せるよっていうリストをいただくんですけど、
なんか一緒ですよね、お店さんが僕らのビール、こういうのあるから選んでもらうと一緒なんですけど、
それを決まった量を、ちゃんと売り切れる量で考えて取らなきゃいけなくて、
で、当たり前ですけど、缶何本かとか、1タル2タルっていう量じゃないんで、
万が一、これ人気じゃなかったら、もう本当にどうしたほうがいいかってなっちゃうんですよ。
わかるわかる。
しかもウイスキーとかと違って生物なんで、
まあ、言うて1年ぐらいには、できればもう1年も経たずに。
理想はワンシーズンですね。
そうですね。あまり長持ちするお酒ではないんで。
そういうのはちょっと面白いとこであり、難しいとこでもありますね、この仕事して。
だからその中でいくと、AQさんの毎週送られてくるリストを見ると、
保守的にならずに、ちゃんと僕らが刺激を受けるような、変わったものや新しいブルーワリーも入れてくれるので、
そこも捉えし続けてくれてるから、すごく助かってるというか。
よかったです。
なんか固くいこうと思えばいけるはずじゃないですか。
そこをちゃんと外してくれていて、僕らが常に新鮮になるようなラインナップ揃えてくれてるので、すごく面白いですね。
15:03
なるべくバランスは、定番ビールは定番で、
僕らもそうですけど、お店さんも安心して、
これはもう昔からやってる間違いなくおいしいやつだよねって取れるのはもちろん、なるべく切らさず入れて、
かつ、ちょっと新しいのもバランスよく入れるようにはしてるんですけどね。
面白い。
なんか、実際僕とジャンさんはメールでやり取りをするじゃないですか。
で、そこのやり取りだけだと、やっぱりこうすごく限られた文字数で会話してるんだけど、
やっぱり裏にはそういう、
そうです。
AQさん、AQさんでそういうセレクトを考えていて、
僕らはタップの動きを見ながら選んでいて、
で、その中で、ちょっとこの前少し話して面白いこぼれ話としては、
毎回僕が発注するタイミングに、リストにはあるんだけど売り切れちゃってごめんなさい。
いや、それは本当に申し訳ない。
面白いですよね。
そう、あのね、めちくろさん結構そういうのに引きがちなんですよね。
最後。
何人か、もう僕ら事務所とかでも話すんですけど、
いや、ここのお客さんいっつも亡くなった後にくれるよね、申し訳ねえなって。
そう、なんか当たっちゃう人がいるんですよね。
で、なんかやっぱりうちも6タップなので、
20タップ揃えてるようなところからするとね、
なんかその入れられる量とか回転率もやっぱり違うので、
毎週と言わず、2週間とか1週間ごとに送られてくる各社からのカタログを見ながら、
今の空き状況を見て追加をするっていう感じなので、
これ取りたいと思ってももう冷蔵庫満杯だから入れられないとかあって、
で、あのブルガリーのあれすごい人気だからきっと今今週頼まないと売り切れるだろうなと思いつつも、
なんか今週のこれが抜けたら入れようと思ってると、
なんかああいうタイミングになって。
そうですね。
でもあれだったらキープはできるので、
ちょっと伝えてなかったかもしれないですけど。
やった、インサイダー取引が今公開で。
いや、でも本当ありがたいです。
なんかできるだけ僕らもね、
なんか変わったビールとかおいしそうなビールをね、
提供したいので、なんかね、入れられることが。
他のお店や駅員さんにご迷惑じゃない。
うちも伸びても1週間か2週間なので、
そのタイミングで入れさせていただけるんだったら。
もうもちろんです。
だと嬉しいです。
1ヶ月ぐらいはキープOKですよってうちはお客さんに伝えてるんで、
なんか気になるのが出てきて、
でも今入れられないなっていう状況の時は全然使ってくださいぜひ。
なんか今ここまでお話聞いてても、
例えばお仕事でなんか仕入れをしたりとか、
美品調達してる人とかいたら、
今のニュアンス分かるかなと思うんだけど、
なんか本当ね、クラットビールの面白いのって、
さっき言ったように常にシングルカットされるような、
18:02
音楽レベルのようなところがあるので、
毎週送られてくるカタログ自体を見るのもすごく楽しくなるし、
自分のところでどういう順番に出そうかっていうのを考えてるのもずっと楽しいし、
なんか嫌いな人は嫌いかもしれないんだけど、
僕はすごく向いてるなと思いました。
いつも面白いですよね。
僕らも結構楽しいんですよ、それは。
さっき話してた仕入れる段階で、
このビールめちゃめちゃクセありそうだけど、
このお店は買いそうだよね、みたいな。
結構普通に数えるんですよ。
このお店とこのお店とこのお店と、
このお店はもう僕らが頑張って、
いや、お願いしますってたぶん買ってくれるよね、みたいな感じで、
ある程度、こんだけの量はいけるだろう。
あとそれ以上の幅は、もうなんとかしようみたいな。
あと、思いがけぬ注文が入るかもしれないから、
っていうのを考えながら注文するんですよ。
でも結構それだと、
なんだろう、安牌で行きがちになっちゃうんですよね。
だから、こんぐらい売れるかもってよりも、
ちょっと少なめに取ったりとか、
でもそれが結構落とし穴で、
つい最近もう、あんまり好評すべきじゃないかもしれないですけど、
うちの会社でもやっちゃって、
ちょっと予想よりもありがたいことにオーダーいただいて、
すごいもう、在庫が少なくなっちゃった時期で、
その頃って注文してすぐに日本に届くわけじゃないんですよ。
基本的に船でインポーターの会社って送ってて、
本当に短くて、もう2週間かかるんで、
そっからまたその、
日本に着いて、いろんななんか許可とか、
関税払ったりとかっていう段階を追うんで、
もう注文したから、
ある程度時間経たないと売り出せないんで、
そういうのを予想して入れて、
わかります。
って言うんだけど、
生物だからあんまり一度にドカーンって入れて、
長い間キープもできなくて、
なるべく短時間で売り切れる量を頻繁にやらなきゃいけなくて、
っていうのが面白いとこで。
ですよね。
だから生物じゃないもので、
かつ自給生産みたいなものだったら、
在庫コントロールや製造コントロールも簡単なんだけども、
やっぱりこういう読み、
データを見ながら直感も駆使しながら、
読みで入れるっていう商売って、
ダイナミックで面白い代わりに、
やっぱりこう事故起きるリスクとかとも戦うっていうところ。
だからそういうところを代行していただいてるっていう感じなんですよね。
そうですね。
では僕らが直接それこそカリフォルニアのブルワリーと、
メールをやり取りして、
ひとたるだけ送ってくれって言ったんで、
こんな生物そんなことできないじゃないですか。
で、それをいろんな読みや、
それこそ僕らのような小売店の傾向とかまで熟知していただいて、
21:01
大量に仕入れてくれてるから成立する。
こんなマニアックな商売が、
それが成立してるっていうのがすごい面白いんです。
そうなんですよね。
たぶんアメリカとかだと、
もっともう成熟してるっていうのかな、マーケットが。
成熟してるのかわかんないですけど、
規模が日本と比べたらとてつもなく大きくて、
日本みたいにブルワリーから直接がほとんどだと思うんですけど、
お店さんがオーダーするので。
それじゃなくて、アメリカはほとんどそういうのがなくて、
ブルワリーから直接仕入れるっていうのが、
必ずディストリビューションの企業が仲介に入っていて、
アメリカ国内でもやっぱりディストリビューターが必ず入るんですよね。
そうですそうです。
だから、インポーターでもディストリビューターから通るとかもちょっとはあるみたいです。
やっぱりそしたら高くついちゃうんで、
基本的にはブルワリーと直接なんですけど、
基本的にはアメリカのビアワーとかは、
ディストリビューターからオーダーを取っていて、
だから僕らが要は、こんぐらい売れるだろうねっていう予想をして取るのを、
ディストリビューターはやってることになるんです。
じゃあもうなんか希望的には、
僕らはずっとインディペンデントなクラフトカルチャーだって思ってはいるんだけど、
やっぱりアメリカぐらいの希望になると、
もはやクラフトビールブルワリーだとしても、
やっぱり大企業とは言わないまでも、
やっぱ大きい技術をやってるっていう。
そうなんですよ。
で、結構何にでも仕事になってるっていうか、
そういうコンサルとかする会社もあるんですよ。
あるんだ。
あとはブルワリー用のカンニングラインとか、
要は缶にビールを詰める、
あれって結構高いんですよ。
それをレンタルしてる業者とか、
ほんとなんかもう想像できないような業種でも、
クラフトビール会で成り立ってて。
だからマーケットが大きいから、
全体の流れの中ですごくニッチな専門職みたいな会社もいっぱいあるからですね。
そうなんです。
日本でも多分ちょっとずつそういうのはできていくとは思うんですけど。
例えば僕らだとビアバーなので、
タップ自体で使う機材とかを輸入して小売りしてくれる小さいお店もあったりするんですけど、
そういうのがもっともっとネットワークっていうか、
チェーンとしてつながってるってことですよね。
はい、そうです。
それはそれで面白そうですね、アメリカでやるのも。
なんかそんな感じで、僕らが雑談っていうビールバーをやって、
お客様にビールを届けるまでにはそういう流れがあって、
やっぱこうAQさんみたいな会社と、
僕らみたいなクオリティのつながりってすごい大事なんだよってことは、
大体今のでわかってくれると思うんですけど。
24:01
じゃあ実際、今僕らのまさに、
今日何日だっけ、5月24日時点でのタップでいくと、
今3番に今日入ったばっかり、昨日入ったばっかりの、
オゴポゴっていうカリフォルニアのプレワリーのママン、あれなんていうんですか。
あれママス、リャマス。
南米の動物のリャマっていうじゃないですか。
ですね。
それのウエストコースターIPAが3番に入ってるのと、
あとは、
AQはそれですかね。
ちょうど4番に、今日抜けちゃったのがベアボトルのタップが、
まさに3番4番はAQさんのでつながってたんですけど、
全部おいしくて、
今日たまたまヘレティックが入ってないんですけれども、
すごいですよね、結構常設ぐらいに来るたびにヘレティックがつながって。
そうなんです、うちはね、ほぼヘレティックは何かしら入ってる状態で、
やっぱね、すごく人気ですね、ヘレティックは。
ありがとうございます。
全体、AQさんの取り扱いの中でいくと、ヘレティックってどうなんですか、人気。
人気高いですよ。
長くやってるっていうのもあるんですけど、
まず安いんですよ。
多分僕らがやってる中では一番安いのにあって、缶も樽も。
えっと、なんだろうな、さっきちょっとお伝えしてた定番ビールと、
ちょっとシーズナルビールのバランスが良くて、
結構定番がもう、何種類かな、5、6種類、もっとあるかな、7、8種類。
IPAナンシュとか、ラガー系とかがしっかりしてて、
それに加えて、たまにちょっと面白い風変わりなビールとか、
あと結構もう彼ら本当に何でも作れるんで、
結構IPAで有名なブロアリーなんですけど、
セゾン系とか、さっき言ったラガーとかもそうですし、
ウィスキーだったり、ワインの樽で熟成した、
そういう熟成系のビール、ちょっと酸っぱいタイプのフルーツが入ってるようなやつから、
すごい濃厚な、10%超えるようなインペリアルスタートクローキービールだったりとか。
バラエティーもすごいですよね。
だからうちで行くと、そのレギュラービールである、
イーヴィルツインとか、イーヴィルカズンとかみたいなものは大人気でガンガン回るんですけど、
この前ちょうど先週抜けた樽が、本当さは初めてヘレティックさんの絵でしたっけ?
はい。
モンライトラグーンかな。
もうすごい人気で、
ヘレティックさんの特徴が、なんかさっきの音楽レベルで例えると、
なんかね、本当に信用できるハードロック。
そうですね。僕らも結構絶対的な信用を置いてますね、ヘレティックに。
27:02
で、やっぱりいろんなことやってる代わりに、
使ってる材料とか製法とかをカタログにいっぱいいろんなブレ割りごとに書いていただくんですけど、
ヘレティックが、やっぱ書いてるのと味わった感覚がすごい近いんですよね。
こんなことやってるよって言うんだけど、
飲んでもいまいちピンとこないものも、
やっぱいっぱいある中で、ヘレティックってこれをやったって言ったものって、
もうそのまんまガツンと来るっていうか、
すごいはっきりしてて。
それなんかいいこと聞けました。
いや、初めてそういうなんだろう、フィードバックもらえましたね。
あー、そっかそっかそっか。
なんかやっぱりこう、すごくこう回転の早い業界だから、
変わってるもののトレンドとかも移り変わる中、
やっぱりこう、カタルグに書くキャッチコピーとかも、
やっぱ皆さん工夫されていて、
それを頼りに入れるんですけど、
なんかいろんな変わったこと書いてるんだけど、
飲むと、そこまで個性出てないな、
その通りになってないなっていうブレ割りと書いた通りっていうのが分かれるんですけど、
やっぱヘレティックは書いてる通り、
ちゃんとそのまんま伝わるっていう。
こえー。
いや、結構僕らで書くんですよ、そういうのって。
分かりました、分かりました。
なんならブレ割りから出てる、
そういう紹介文、ビールの紹介文みたいなのが、
本当にもう短かったりするのもあるんですよ。
そうですよね。
だから、そういうのをまず和訳するじゃないですか、
で、そっから伝えやすいような感じで書いて、
で、実際飲んでみて、
あ、ちょっと違うなって思ったら、
あの、僕らの言葉で書き換えたりとかするんですけど、
結構皆さんちゃんと読まれてますよね。
そうですね。
それはそうなんですよね、頼む分には。
それこそ開店の早いものなので、
テイスティングするまでもなく入れなければいけないから、
それとさっきの音楽の話でいくと、
視聴しないで買うんですよね。
本当はやっぱり、書いてあるレビューみたいなものっていうものが、
やっぱ頼り。
なんだけども、そのインポーターさんごとのテキストの癖とか、
あとブレワリーさんの癖とかも、
だんだん覚えてくると、
そこも加味しながら入れたりしていく中でいくと、
ヘルティックさんとかって、さっき言ったように、
あの、要は書かれてるテキストと、
実際の味っていうのも誤差が少ないので、
新しいものを入れていただいても取りやすいんですよね。
書いてあるんだったら、あんな感じかなっていうのが想像ついて、
実際届くとその通り。
なるほど。
やっぱそこって、おそらくインポーターさんの、
さっき言った難しいっていうテキストのライティングセンスとかっていうのもあるだろうし、
そこも含めてAQさんはすごい信用してる。
本当ですか?ありがとうございます。
でもちょっと、そう言われると本当により…
で、ああいうのってなんだろう、
時間いくらでもかけるじゃないですか、文章を作るのって要は。
で、僕も書いたりするんですけど、
30:02
ね。
面と向かって言われると、
本当気をつけて、ちゃんと考えて書かねばなって思いますね。
また3行、4行の中で伝えなければいけないから、
急ぐ中書かなきゃいけないんだろうなっていう苦労もすごく感じるし、
やっぱうちとは違って、また違う店舗だと、
おそらく使ってるホップの銘柄が正確に書かれてることが大事な人もいるだろうし、
僕の場合は、
使われてるホップや製法みたいなもの、
情報としては欲しいんですけど、
それよりもフィーリングみたいなものっていうものが書かれてる方がイメージしやすいので、
むしろフィーリングを簡潔に書いてくれた方が。
お店として欲してる情報が違いますもんね、お店によって。
だと思います。
その中でね、さっき言ったような在庫リスクを背負いながら、
短いライティングで小売店に伝えるっていうのは、
やっぱすごい苦労は忍ばれるなぁと思って。
なんか、いや、そうですね。
2月ぐらいにちょっと福岡に出張で行ってて、
そこのお店でタップテイクオーバーしてもらった、
それこそさっき樽が空いたっていうベアボトルだったんですけど、
そのベアボトルのビールは、説明は全部僕が担当してたんですよ。
結構初めてか2回目ぐらいの輸入だったんで、
なんだろう、恐る恐る書いてたっていうか、
こんな感じで伝わるかな、みたいな考えながら、
結構真面目になるべく味がわかりやすいように書いてて、
そこのお店って、たぶんすごいお客さんとお店の人の距離が近いような、
イケてる、みんな仲いいようなお店なんですけど、
ビールの説明が、なんだろうな、すごいふざけてるんですけど、
でも、すごい頼みやすくなるし、
ふざけてんのに、こんな感じかってわかりやすいんですよね。
僕が書いてた文章、一文字も残ってないぐらい全部変わってて、
でも、さすがにちょっと、僕らの取引先全店舗に向けてやるには、
ちょっとラフすぎる文章だったんですけど、
本当にセンスがあるんですよね。取り入れたいなって、
丸コピしたいなって思うぐらい。
それこそ、音楽なんかも、レーベルの側から出しているオフィシャルなテキストと、
あとレコード各店が作るポップの文章ってやっぱ違うもので、
やっぱニーズが違うものだと思うんですよね。
僕らはエンドユーザーに向けてわかりやすくライティングするし、
逆に僕らっていうのはプロ同士の関係だから、
プロに対して簡潔に、インポートさんは伝えるしっていうところで、
やっぱそこも面白いですよね。
僕らも、僕が入れるときの情報としては、
ホップだとか製法っていうものは、
情報としては大事にしてるんですけど、
やっぱりエンドユーザーさんには、
その情報って特に重要な情報ではないので、
33:00
じゃあそれをどういう伝え方するのかっていうのでいくと、
例えば一個IPAのホップの例え方でいう、
ダンク感とかストラス感みたいな言い方してくれてるじゃないですか。
それをダンク感っていうワードって、
マニアの人たちの共通言語なので、
クラッドビールに慣れてない人にダンク感って言ってもしょうがないので、
ちょっと悪い香りがします。
そうですね、その方がわかりやすいですよね。
とかって言ってみたりとか、
そこも面白いんですよね。
僕らはコミュニケーション、お客さんと取りながら、
このビールのテイストをどう伝えるのかっていうことも、
多分、僕らが接客してるスタッフごとに違うだろうし、
僕は仕入れるところまでで、
彼らに伝えるっていうところまでだけど、
彼らが実際どう伝えるのかっていうのはそれぞれなので、
お客さんも飲んでみて言った感想っていうのを聞くと、
またちょっと違ったりする。
結構個人個人で飲んだ感じで全然違いますもんね。
面白いですよね。
インポーターの僕らでさえ会社の人で飲み合って、
感じ方全然違ったりするんで、
その人の言葉で言うのが面白いと思いますね。
今ちょっとビールの専門的な話した後に、
ちゃんさんと今日話したかったのは、
クラフトビールっていうカルチャーが持つ特性の話したいなと思ってて、
今バーッと話したように、
クラフトビールの世界、今僕2年間関わらせていただいてすごく感じるのは、
全ての関係者がオープンで、
かつすごくカジュアル。
一方、お酒の世界ってワインとかウイスキーみたいな世界があったりすると、
そこって格式があったりとか、
それからビンテージが存在するような業界なので、
何を飲んだことがある、何を知ってるっていうことって、
すごい価値が大きい世界なんだけど、
ビールってさっき言ったように回転がすごく早くて、
全ての今出てるビールを飲める人っていない、存在しないわけじゃない。
だからそういうマウントが存在しないとか含めて、
なんかすごくみなさん軽やかに感じるんですよね。
それはジャンさんも活動されてて感じます?
すごく感じますね。
そもそも結構ビールが好きになって、
味が好きっていうのはもちろんそうなんですけど、
そういうビアバーとか行くと、
いわゆる大衆な人も、
めちゃめちゃなお金持ちな人とかも、
同じフラットな感じで飲める、
多分唯一のお酒がビールなんじゃないかなって僕思ってて、
めっちゃ高いものでも高橋入れてるじゃないですか。
っていうとこですよね。
そうなんですよ。
だからそれはすごい感じてて、
なんだろうな、
もうシンプルに、
で、味も、味のバリエーションがすごく多いじゃないですか。
ワインだって、ウイスキーだって、ジンだって、
いろいろあると思うんですけど、
多分やっぱりビールが味とか香りで考えると、
すごい表現の自由が広いなって思って。
36:01
ビールとは思えないっていうものが、
こんなにあるのかってびっくりしました。
だから、やっぱりビール苦手って人も、
大体は、これおいしいねっていうの見つかるし、
それでなんだろう、輪が広がるっていうのかな。
すごく自分は、
商材として扱ってて好きなとこですね。
だからこそなんですけど、
いろんなジャンルの人とつながりやすい、
っていうのも魅力のひとつかなって思ってて、
例えばワインだったら、
何かを飲んでたことがスキルになるみたいな格っていうんですか、
とかもないから、
ほんとビール初心者の人も、
すごいビールいっぱい追ってる人とかも、
ビール追ってる人でも、ビール初心者の人に、
こんなビール飲んだんですって言って、
味見させてもらって、これ面白いですねってなるじゃないですか。
それはね、楽しいですよね。
うちが常連さんがカウンターに皆さん立っている中で、
新しいお客さん、新規のお客さん来たりすると、
カウンターにこう混ざって、
5,6人で話しながら飲むことあるんですけど、
最近流行ってるのが、
常連さんがうちにある缶をひとつ、
473mlの缶をひとつ買っていただいて、
それをうちのテイスティングクラスで、
みんなに分けるっていうのが流行ってて、
それいくと、今までサワーとかポーカーとかって、
よく分かんない単語のもの、
飲んだことないっていう人たちいっぱいいるんですけど、
その人たちに体験させてくれるんですよ。
そうすると、こんなのビールじゃないけど、
こんなおいしいの?みたいなのが、
新しい出会いがそこで生まれたりして、
お店側がやんなくても勝手に支援会が始まったみたいな。
そこで別に、提供する人も、
それを知ってるから買うわけじゃなくて、
みんなで試そうぜって言って買ってくれる。
それに対して僕らが少し説明をするだけで、
みんなで初めて味わうビールに関して、
感想を言い合って、
本当だ、本当だとか言ってる感じが、
やっぱりすごいビールならではだなと思って。
普通、こういうバーの常連さんって、
何々の何年を飲んだことある?
どうだ、偉いだろう?みたいな、
空気が出るものじゃないですか。
で、カウンターのあっちの人に一杯みたいな、
そういう感じになりがちなのが、
みんなで新しいものを常連さんも試すみたいな、
そういうカルチャーがすごいオープンで、
気持ちいいんですよね。
で、実際関わってる人とかもね、
いろんなジャンルの人いるし、
ここでジャンさんについてちょっと僕も聞きたいんですけど、
ジャンさんもやっぱりビールによって、
僕らって知り合ったんですけど、
ジャンさんのライフスタイル自体も、
すごいユニークだなと思っていて、
そういう意味でも面白いなと思うんですけども、
ジャンさんってビールのインポーター業をやりながら、
39:04
普段ってどのようなことをやられてるのか、
教えていただけますか。
僕はもう暇さえあれば、
クライミングに勤しんでいて、
クライミングっていうのは、
ロッククライミング。
ボルダリングって言ったら、
多分すごい伝わりやすいと思うんですけど、
ロープを使わないタイプの、
比較的低い壁だったり岩とかを、
下にマットがある状態で登るっていうのをやっていて、
それは東京都内じゃなくて、
いろんな地域に遠征してやられるんですか。
そうですね。
平日とかは仕事終わりなんかに、
都内の家の近くだったりとかのジムで、
トレーニングですね。
遊びに行って、
休みの日とかは、
車とか持っている友達とかで乗り合わせて、
山梨だったりとか、長野だったりとか、
ちょっと長い休みが取れるときは、
もっと遠くに行ってみたりとかして、
ひたすら岩を登るっていう変なことをやってますね。
実際、クラフトビールカルチャーの僕のお付き合いのある方々、
前回スタディにご出演いただいた宮崎さんなんかも、
トレイルランやられてたりとか、
やっぱりランとか山とかクライミングみたいな、
そういうアウトドアカルチャーとの親和性って、
やっぱあるんですかね。
あると思いますね。
シンプルに運動した後とか、
大自然で、
キャンプとかで飲むビールって美味しいじゃないですか。
そうですよね。
で、
あと結構、なんだろう、
僕の中でもしかしたら勝手なイメージかもしれないですけど、
そういう運動してる人って、
めっちゃ飲むんですよね。
分かります。
要はさ、
罪悪感のない飲み方が起きる唯一の人たちじゃないですか。
そうですね。
もう使い切った後に入れるだけだからね。
本当にそうなんですよ。
やっぱそういうとこあるんですか。
ありますあります。
昨日もそれこそ、
靴のビーボベアフットっていう靴のブランドがあるんですけど、
ベアフット。
そうなんですよ。
すごいソールが薄くて、
ほとんど裸足で歩いてるような感覚になるっていう、
面白い靴のブランドなんですけど、
そこがちょっと初めてランニング会みたいな、
ランニングビアークラブみたいなのを、
昨日やって、
いつも仲良くさせてもらってるお店さんに、
最終的に走った後ゴールして、
そこでみんなでビールを飲もうっていう会だったんですけど、
もうみんな明らかに、
プラマイマイぐらいの量を飲むんですよね。
分かります。
でも、ビールって、
みなさんカロリーとか、
豆乳通風みたいなものとイコールで、
かけられやすいお酒じゃないですか。
やっぱり、そういうビールの楽しさを味わうために、
自分のライフスタイルも合わせてたりとか、
42:03
そういうのを感じますね。
そうですね。
結構みんな運動してる人は、
もちろんその運動自体も好きなんですけど、
なんだかんだビール飲むためにやってんじゃないかなっていう人、
よく出くわしますね。
確かにね。
で、また、僕がやっぱ感じるのが、
クラフトビール×○○っていうカルチャーが、
やっぱそこそこニッチで、
で、みんなスタイリッシュなんですよね。
やっぱかっこいいカルチャーの人多いなって感じるんだけど、
で、なんでなのかなって考えたんだけど、
確かに、例えばクライミングやる人とか、
トレイルランやる人とか、
僕らはポッドキャストなんですけど、
で、やっぱり他とは違うものが好きな習性の人たちって多いんですよね。
そのメジャーなカルチャーにどっきりというよりは、
やっぱりニッチなものにはまってしまう習性がある人たちが多くて、
ってことは当然みなさんユニークになるというか、
個性的になるから、
だからみなさんいろんなスタイルで、
すごいオシャレだし、
やっぱり持ってる知識とかも、やっぱすごくユニークだし、
そうですね。
集まりやすいのかなと思いました。
確かに。
結構その分、ニッチな分なんか尖るし、
尖ったものには、
触りだけじゃなくて、
結構とことんはまって、
お金も使うしってとこあるかもしれないですね。
しかもお金の使い方も、
お金ある程度ゆとりのある人だろうが、
少し自分のやりたいことにお金を使うから、
お金がそこまで余裕がない人でも、
ギリギリ一緒に楽しめるぐらいの価格帯じゃないですか。
そうですね。
少し贅沢。
日本のビールよりは3倍ぐらいはするんだけども、
って言ってもやっぱ1000円ぐらいで、
言うてもビールだから。
そうそうそうそう。
で、楽しめるから、
なんかその階級とか、
自分のプライベートの差をあまり気にしなくても、
一緒に遊べるって意味でいくと、
すごくストリートカルチャーに近いっていうのが、
スケボーの子たちもそうじゃないですか。
スケボー、どんだけお金かけても高がじれてるし、
お金かけたものを持ってたとしても、
遊ぶ場所って路上だからとかっていうのでいくと、
そこまで、なんかそれぞれの階層を気にせずに、
一緒に遊べるっていうのでいくと、
クラフトビールはそこをちょうどつなぎ合わせるような、
いい場所にやりますね。
すごくいい潤滑剤だなと思うんですよね。
例えば僕がワインすごく美味しいお店を知ってましたって、
なんだとしても、
じゃあそこに一緒に行こうぜって言える友達っていうのって、
確かに。
やっぱりその彼ら彼女たちのね、
今のライフスタイルの状況とかって、
やっぱり気にしてしまいますよね。
そうですね。
やっぱりとことん敷居が低いんですよね。
クラフトビールちょっと高いと言えど、
と言えどビールだから、
そういうのにも誘いやすいし、
いろんなことにつなげやすいし、
でもそれこそ運動とかも、
45:00
低アルコールなお酒だから、
まさに。
気にせず。
で、あと居酒屋で300円のハイボールとか、
で、ガブガブ酔っ払うために飲むみたいな飲み方をしないので、
やっぱりうちのお店やってても感じるんですけど、
悪酔いしたりとか、
いわゆるやからっぽいムーブをする人はほとんどいないですよね。
そうですね。
そこも秩序が保かれて、
はいはいはい。
すごい良いですよね。
はい。
これもほとんどと言ってくらい見たことないですね、
そういう悪酔いのタイプは。
クラフトビアバーを営業してても感じるし、
お店行っても感じるわけだけど、
そこのお店で嫌な思いしたことがほとんどないですよね。
そうですね。
なんかそういうのを含めて、
僕らは偶然ポッドキャストをやるためにクラフトビアバーをやったんですけれども、
そこでクラフトビアバーを選んで、
ほんと良かったなっていうのが、
この2年目迎え入れにあたって、
どんどん感じる。
はい。
結構何にでも合わせれると思うんですよね。
ほとんど。
まさに。
今の運動は全般、まずクリアだと思うんですよ。
ポッドキャストもそうだし、
サウナとかもすごい流行ってますよね。
そうですね。
サウナとビールとか。
キャンピング、キャンプやサウナ。
はい。
だから、もううちの社内とかでもそうなんですけど、
それこそ今話題に上がったスケボーが、
すごい好きな女性のスタッフがいて、
この彼女はスケボーとビールも自分の趣味と繋げてあったりとか、
キャンプが好きな人もいて、
キャンプにビール持って行ったりとか、
あと音楽ももちろんそうですよね。
収録中じゃないんですけど、
さっきちょっと話してたクラフトロックとかは、
すごい音楽が好きな集団の会社で、
自分たちのブルーアリーも持ってて、
本当のプロのメジャーなアーティストさんを呼んで、
ライブ、顕微やフェスやったりとか、
フェスも特徴いろいろありますよね。
それぞれ面白い形でビールとフェスをくっつけたりとか。
そうですね。
面白いですよね。
だから僕らもお店やってて、
クラフトビールを通じて出会ったお客さんって、
今まで出会えなかったユニークな人たちがいっぱい出会えたんですよね。
それこそ近所にたまたま住んでた隣のマンションのご夫婦で、
多分僕が一生出会うことのなかったご夫婦さんだったり、
あと隣のコインランドリーに来たついでに、
うちに寄ってくれてる人って、
クラフトビールっていうところで気になってきてくれたんですけど、
その人とお話ししてると、
すごく今まで会わなかったような人だったりとか、
みなさんすごくユニークで、
僕の人生とかライフスタイルを拡張してくれる存在として、
クラフトビールがあるようにだんだんなってきました。
そうですね、僕もこんなに普段絶対会わないだろうなって思う人と出会えたのは、
48:03
この仕事始めてからですね。
やっぱそうなんだ。
でね、実際明日行く場所とかもね、ジャムさんが。
そうですね。
明日どこ行くんでしたっけ?
明日は長野県の小川山っていう山のふもとなのかなにある、
まわりめだいらキャンプ場っていう、
日本の寄せみてって言われるクライミングの聖地のとこがあって、
そこで年に1回行われるアウトドアクライミングの祭典みたいなイベントが日で行われていて、
そこにビールと、
うちもともとビール始める前に社長餃子の会社やってて、物飲み屋で。
そこのビールと餃子で、
明日朝3時に家を出て、そこに出店しに行きます。
あんまりそこ、そんなにビール飲んでる場合じゃないですよね。
ちょっとセーブしないと。
でもそれも、ジャムさんが本来そういう目的じゃなかったところに自分でパッと思いついて、
自分でプレゼンテーションして、
その新しい楽しみを彼らにも提供するし、
自分も楽しむために行く目的がもう1個増えたみたいになる。
さっき言ったように、やっぱり自分の出会いや楽しみを倍増させるようなものになってますよね。
結構ビール、インポーターに限らないですけど、
たぶんブルワリやってるとことかも、
すごい仕事における自由度が高いんじゃないかなって勝手に思ってて、
僕らは輸入してそれを下ろしてるっていう仕事なんですけど、
それでも自分たちの扱ってるビールで何か面白いことできないかなって考えて、
僕の場合はそういう自分の好きなことにつなげて、
それでちゃんと一応商売として成り立つので、
例えば日本のブルワリさんとかだったら、
それこそクライミングが好きな人がいるんだったら、
どっかのクライミングジム、オリジナルのビールを作ったりとか、
缶のデザインだって自由にできるわけだから、
そこになんかもう登ってる少年の絵描いたりとか何でもいいんですけど、
だからすごい自由度が高いお酒であり仕事であるなと思って、
それこそね、こういうポッドキャストとつなげたりとか。
確かに従来の他の業種のトン屋さんとかインポーター、ディストリビューターさんと考えたら、
自分たちの扱ってる在庫を既存の小売店に営業をかけて、
そこの店頭に並べてもらうっていう目的、
以上ってなかなか動きとしてはありえないけど、
今のを伺ってると、自分たちが仕入れてたものと、
自分たちの扱ってるカルチャーを持って、
外に新しいものを作り出したりとか、
新しいものとつながるために自分たちの商材を使えるっていう、
51:03
なんかすごく面白い。
そうなんですよ。
一個の材料として使えるってことですよね。
あとめちゃめちゃラフなんですよね。
売ってる僕らもそうなんですけど、
売り先のお客様方、ビールバーの人だったりとかもそうなんですけど、
ビーラー使ってる人たちって結構フランクな人が多くて、
みんなちょっと変わってる人も多かったりして、
なんか本当お客さんによってはもうため口の中ぐらいになったりとかは当たり前にあって、
それが繰り返しになるんですけど、
ワインとかだったらなかなかないんじゃないかなと思って。
だからなんか声をかけたときに、
一緒になんかやろうぜっていうときのハードルがすごく低い。
低いですね。
こんだけ深くて魅力的なジャンルなのに、
なんかずっとたかがビールぐらいの線をちゃんと保ってるっていうか、
ちょっとビール持ってくからちょっとそこで置かせてよみたいな話をしたときに、
いいよいいよ、ちょっとそこに置いてって言えるぐらいの感じとかね。
そうなんですよね。
その感じですよね。
だから新しく今回のジャンさんの話とかも、
いわば向こうが予定してなかったとこに自分で再次を持ってくっていうのをしてるわけじゃないですか。
だからそういうのがすぐ可能な自由度があるってことですよね。
たぶんほとんどのジャンルで、
ビール売りますってなって迷惑ですってなるのなかなかないと思うんですよね。
なさそうだよね。
そういうイベントごとで。
よっぽど宗教上の云々が何も言わないですもんね。
だからだいたいウェルカムって言ってもらえますね。
すごい。
だからなんか僕らもこういうことやったことなかったのに、
こうやってビールやって名乗れるぐらいのところまでやらせていただけたのも、
やっぱりビールのカルチャーの人たちのフランクさとかフレンドリーさがあったから、
僕らも怖がらずできたし、
実際いろんなことを教えていただいたんですけど、
その顔も全然誰も嫌な顔せずにね、
みなさんなんかすごくニコニコしながら楽しそうに関わっていただけてるので、
しかもなんか貸し借りとかって感じでもなくね。
そうですね。
ちゃんと一期一会の中ですごくライトに、
音気性がましい人もいなくやってますよね。
はい。
だからすごく良い業界だなっていうのは感じました。
チャンさんも今働いてみて、
クラフトビール界ってそういう感じ受けます?
そうですね。
あとそういう縦っていうんですか、
お取引先もそうなんですけど、
横、同じインポーターとか国内のブルワリーとかの人たちも、
そこもすごい協力的だし、
フラットだし、
透明っていうか隠したりとかもないし、
すごい助け合いが多い業種で。
ブルワリーもレシピを全然公開したりシェアしますもんね。
54:00
そうです、そうです。
それもすごい良いとこだなって。
結構レシピ公開して、
別にそれをそっくりそのまま作りたかったら作ればいいし、
作っても若干その設備によってとか、
原材料も、
例えばホップとかだって、
ある一品種のホップって言っても、
いつ作られたとかどこで作られたか若干変わるんで、
全く同じビールは多分絶対作れなくて、
だから全然そういうの隠さないですし、みんな。
なんか僕の印象だと、
全く同じ味の全く同じコンディションのビールが届いたとしても、
そのブルワリーのレーベル名と、
ビールのタイトル、タイトルとラベル、
デザインが違うだけで、
それは僕は違うものに感じるんですよ。
やっぱそういう面白さっていうか、
幅があるなって感じますね。
そこもみんなを余裕あるっていうか、
楽しくやるものにしてるっていうのはありますよね。
インポーター同士とかだったら、
一緒にビアフェスみたいなイベントやって助け合ったりとかもあるし、
もう本当それこそ、
僕は営業っていう職種なんですけど、今の会社だと。
だからビアバーさんとかボトルショップさんに、
営業にお話しに行ったりとかが、
よく仕事のパートの中であるんですけど、
それで他のインポーターさんと出会わせたりっていうのが結構あって、
特に都内だと。
それでも本当に、
最近こういうのが売れてるとか、
今はここの地方からの船は遅れちゃうから大変だよねとか、
そういう何でも話すんで、
それもストレスがないっていうか、
楽ですよね、業界として。
だからすごく感じますね。
だから僕もこの店が長く続けられていくんだったら、
おそらくビール屋っていう業態は変えないと思うし、
なんかよりここに関わることによって、
新しい出会いがあるような気がしてならないので、
多分なんか続けるなーって気はすごくしますね。
って感じでね、今日しっかりもう1時間。
1時間経ちましたね。
楽しかったですね。
あっという間に。
なんかいつもジャンさんとはさっき言ったように、
僕取引先としてのメールの交換しかほぼない。
それでたまにジャンさんに聞きいただいて、
ここでお話することはあるんだけど、
なんかこういう風に専門的なお話をじっくり話したの初めてだった。
なんかすごく楽しかったし、
楽しかったですね。
なんかただの取引じゃなくて、
なんか1歩カルチャーとして同じところに入って、
その仲間になれたなって感じがしました。
ありがとうございます。
なんかなんだろう、
だいたい頭真っ白になりながら喋ってたんですけど。
いやいや、そう?
そうなんだ。緊張してるとか言ってたもんね。
いや緊張してましたし、してますね。
57:00
いや、マジで。
すごい楽しかったです。
なんかこういう話したら面白いだろうなって思ったことも、
なんか全部消えてるし。
でもね、ポッドキャストってそんなもんなんですよ。
なんかそう準備したことを話すよりは、
その場のなんか話の脱線とかしてた方が面白いんだろうなって、
思ってはいたんですけど、
でも本当にリードしていただいて助かりました。
いやいやいや、
本当はエイキューブエボリューションっていうの、
ヤゴを背負って出演されると、
おそらくコンプライアンスを踏みで、
いろんなのは他の業種だからあると思うんだけど、
やっぱそこもすごくいいなと思うのは、
やっぱりジャンさんと僕がお話をしてるっていうことの以上でも、
以下でもないっていうところでね、
こういう話できるのって本当ありがたいんですよね。
どうしよう、でも後日社員に聞かれて、
お前何こんなこと話してるのとか言われて、
多分ないと思いますけど。
大丈夫です。
多分今日話した内容で、
誰かが怒るっていう内容は一言も言ってないんで。
だからむしろなんか、
エイキューブエボリューションの他のスタッフの方とかも、
もし興味を持っていただけたら、
またこういう形でお話を僕もしたいので。
ぜひぜひ。
あと、なんかできればいつかね、
エイキューさんと一緒に組んで、
うちのテントを使ってね、
アップテイクオーバーとかね。
ぜひ。
なんかそういうのもやりたいですね。
やりたいですね。
お願いします。
なのでちょっと聞いてる方とかね、
今日あのお店に来てるお客さんとかも、
おそらく楽しんでくれると思うので、
なんかどっかに一回ね、
共有があるときとか。
お願いします。
なんか面白いことやりたいですね。
本当にありがとうございます。
こちらこそありがとうございます。
じゃあ閉めますね。
はい。
では、そろそろお時間となります。
今後も定期開催していく予定の公開収録イベント、
次回はぜひ直接発壇へ足をお運びください。
これね、いつも言えない。
足をお運びください。
はい。
ここまでのお相手は雑談よりメチクロと、
永久レボリューションよりエラネジャンでした。
ありがとうございました。
この番組は東京東中野にある
クラフトビアバー雑談で収録しています。
厳選されたクラフトビールと
こだわりのスパイスカレーを楽しみながら
世な世な繰り広げられる雑談に参加したい方は
概要欄をチェック。
では、次回の更新をお楽しみに。
59:50

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