1. ザッソウラジオ
  2. 山下優さんとザッソウ第1回|..
山下優さんとザッソウ第1回|本屋さんに素朴な質問(#216)
2026-04-01 29:47

山下優さんとザッソウ第1回|本屋さんに素朴な質問(#216)

ザッソウラジオは、ソニックガーデンの代表・倉貫義人と仲山考材の仲山進也(がくちょ)が、2人の友だちをゲストにお招きし、ゆるーくおしゃべりするポッドキャストです。

ザッソウとは「雑な相談」のこと。毎月、さまざまなゲストとザッソウしています。

..............

2026年4月のゲストは、青山ブックセンター本店で店長を務める・山下優さんです。

「本に囲まれて働きたい」そんな憧れを抱いたことがある人も多いはず。書店の仕事について、倉貫さんが質問しまくり!な回となりました。

[今回のザッソウ]

本屋を選んだ理由/青山ブックセンターとは/ザッソウラジオよりご提案/棚の担当者に任せる/著者ができることは?

[ゲスト・山下優さんのこと]

2010年に青山ブックセンターへアルバイトとして入社し、2018年11月から、青山ブックセンター本店で店長を務めています。

山下さんのnote

https://note.com/yamayu77

青山ブックセンター ホームページ

https://aoyamabc.jp/

★おたよりフォーム★

ザッソウラジオでは、リスナーの皆さまからのメッセージをお待ちしています。ポッドキャストの感想や倉貫&がくちょへ聞いてみたいこと、下記リンクのフォームからお気軽にどうぞ。

[おたよりはこちらから↓]

https://forms.gle/vry2F9eaL3BMDqfo9

感想ツイートのハッシュタグは、#ザッソウラジオ でお願いします。

---

ザッソウラジオは、毎週水曜日のAMに更新しています。

次回の更新を、どうぞお楽しみに☺

◈ザッソウラジオ公式Twitter

https://twitter.com/zassou_radio

◈ザッソウラジオ公式サイト

https://kuranuki.sonicgarden.jp/zassou-radio

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

今回の「ザッソウラジオ」では、青山ブックセンター本店の店長である山下優さんをゲストに迎え、書店員の仕事や青山ブックセンターのユニークな取り組みについて深掘りします。山下さんはフリーターからアルバイトを経て店長になった異例の経歴を持ち、本を選び、それが売れていく過程に面白さを感じて書店員になったと語ります。青山ブックセンターはブックオフグループ傘下でありながら、独自のカラーを打ち出しており、ロゴの刷新や出版事業への進出、さらにはブックケースの制作など、従来の書店業にとどまらない活動を展開しています。特に、書店が自社で本を出版する試みは、利益率の向上だけでなく、書店が本当に売りたい本を世に送り出すという強い意志の表れです。 番組では、書店員が各棚を担当する「棚担当制」についても触れられ、担当者の興味や好奇心を広げるために、あえて得意でないジャンルを担当させることもあると明かされます。この棚担当制は、AIによる選書が主流になりつつある現代において、人間のセンスや経験が活きる職人的な側面を持つことが強調されます。また、著者が書店を訪れる際の心構えや、書店と出版社、著者との連携のあり方についても議論が交わされ、三者間のより良い協力関係構築の可能性が示唆されました。山下さんの好奇心を失わない姿勢と、読者と共に本を選んでいくという書店運営への情熱が伝わる回となりました。

山下優さんの経歴と書店員になったきっかけ
スピーカー 2
倉抜きです。中山です。ザッソウラジオは、倉抜きとがくちょーこと中山さんで、僕たちの知り合いをゲストにお呼びして雑な相談の雑草をしながら、イルコおしゃべりしていくボットキャストです。
2026年4月のゲストは、青山ブックセンター本店店長の山下優さんです。よろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
スピーカー 2
初めに山下さんをご紹介してから始めたいと思いますが、山下さんは2010年に青山ブックセンターへアルバイトとして入社して、
2018年11月から青山ブックセンター本店で店長を務めていらっしゃるということで、最初はもう本当にアルバイトからスタートみたいな感じだったんですね。
スピーカー 1
そうですね、本当に裏方ばかりで。店長になったタイミングで社員にもなったので、だいぶ異例というか変わった感じで店長になりました。
スピーカー 2
その前はお仕事されてた感じなんですか?
スピーカー 1
自分たちの時代まだフリーターみたいなの流れる時だったので、夜勤のバイトとかしてて。夜勤の最終出勤日が311だったんです。ちょうどこの間だったんですけど。
今後どうしようかなっていう時にちゃんと残っていくものにやっていこうっていうので、青山ブックセンターでしっかりやっていこうって決めて、そこからやっていって店長になったって感じですね。
スピーカー 2
じゃあ最近フリーターって言葉は聞かないですけど、フリーター的な働き方をされていて。
残っていくものをやろうっていう中で、いくつかいろいろある中で、本屋を選んだというか、理由があったんですか?
スピーカー 1
当時並行ではやってたので、その時に自分が並べた本が直接に売れていくっていうのはすごい面白いことだなと思って、結構のめり込んでいったって感じですね。
スピーカー 2
本を選んで、選んだ本が売れていくっていう体験がよかったみたいな感じ。
スピーカー 1
そうですね。もともと書店で働きたいと思ったのは、書店ではよく行ってたんですけど、内部構造があんま分からなかったので、実際入ってみて、本が届いてきて、検品とかして出してきて、
あと返品とか結構残酷なような行為とかもあるので。
そうですね。あるっていうのはあって。
青山ブックセンターの紹介とブックオフグループとの関係
スピーカー 2
ちなみに、事前にディレクターさんからも言っていただいた青山ブックセンターという、大きい書店ですけれども、
青山ブックセンターをちょっと皆さんに簡単に紹介するというか、関東圏の方は大体、東京に住んでる人とかはみんな知ってると思うんですけど、
一応、雑草ラジオ全国にいるはずですので、ご紹介いただいてもよろしいですか。
スピーカー 1
驚かれるんですけど、会社としてはブックオフになりまして、その中の一陣容みたいな形に今あって、場所としては渋谷ともちサンドの間にある場所です。
昔はそのコースを測ったかなとか、いろいろあったんですけど、今1店舗だけですね。
スピーカー 2
ブックオフさんの配下というか、ブックオフグループとして運営される前は独立的な書店だったんですか。
スピーカー 1
そうですね。2回潰れてまして、青山ブックセンターが。
1回目は多分自分たちの資本で潰れて、2回目は違う会社さんが入ってたんですけど、その時はその会社さんが潰れてしまって、
1回目潰れた時にブックオフが出資してくださってたんで、買収したみたいな形なんですけど、一応助けてくれたみたいな。
スピーカー 3
なるほど。
スピーカー 1
ブックオフ的にも免罪不適な出版社たちの人たちに向けての、みたいなのもあったと思います。
スピーカー 2
面白いな。ちなみにブックオフさんが全体というか、入ったのはいつなんですか。
スピーカー 1
多分、自分が入社して2010年、子会社にはなってた。ちょっとごめんなさい、正確には覚えてないんですけど。
スピーカー 2
じゃあ、もう山下さんが入られる前にその状態になってた。
スピーカー 1
そうですね。アルバイトの契約書を見てブックオフって書いてあって、自分もびっくりして、あれなんですかって。
スピーカー 2
そうですね。意外とお店と会社名がつながってない。実はここってその会社なんだみたいなので、よくあるんですけど。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
じゃあ、そういう感じでやっているということで。
青山ブックセンターの独自性と出版事業への挑戦
スピーカー 2
青山ブックセンター自体は歴史長いですもんね。
スピーカー 1
長いですね。もともと六本木店で、そっちの方も有名だと思うんですけど、朝5時までやってて、結構いろんな人が来てたっていうのはよく聞いてますね。
スピーカー 2
なるほど。ちなみに青山ブックセンター、山下さんが店長されてから、いわゆる普通の書店と違うカラーを出してきたみたいなのって何かあるんですか?
スピーカー 1
カラーとして一つは結構異例だったのが、ロゴを買いさせてもらって、結構すんなり割と通ったんで、結構好きに買いさせてもらった。
自分の好きなデザイナーさんに連絡してやってもらったりとか、あとは出版始めたりとか。
あとはこの間、おてんとナオキさんたちとブックケース作ったりとか、そういうこともいろいろやってます。
スピーカー 2
書店が出版まで行ったってことですか?
スピーカー 1
そうですね、はい。
スピーカー 2
それは独自の出版社として動いたのか、自分の本屋で売るための本なのかっていうと。
スピーカー 1
そうですね、基本的にやっぱり書店の問題としてあらりが低いっていうのがあったので、
自分たちで作ったらそのあらりを上げれるっていうところを、やっぱり出したいものが出せるっていうところだったので、
基本的には卸しはせずに自分たちのところを中心に。
スピーカー 2
なるほど、じゃあ青山ブックセンターでしか買えない本を自分たちで作ったという。
スピーカー 1
そうですね、たまにフェアとかでお貸しはもらったりはしてるんですけど、基本的には卸さずって感じですね。
スピーカー 2
面白い。
そうなんですよね。
逆に出版社が本屋やってもいいんだよな、みたいなことを思ったりもしてたりするので。
やっぱり本屋、書店をやってることと出版はだいぶ違いました?
スピーカー 1
でもこっちは延長線上というか、の流れだったなっていうのと、
実際に作っていく過程みたいなのを見れたのがすごい良かったなと思って。
より尊くなりましたね、一冊届いた。
スピーカー 2
まあそうですよね。自分たちで作ったものは自分たちの店で売れるっていう。
スピーカー 1
そうですね。
藤原印刷さんに見学させていただいたんですけど、結構感動しますよね。
擦り上がっていって、ネットとかを見ていくと。
そこで聞いたのは出版社の人とかでも全然行ったことない人がいるっていうので、
毎回全員行けばいいなっていうのはちょっと思いましたね。
スピーカー 2
印刷は藤原印刷さんなんですね。
スピーカー 1
そうですね、はい。
スピーカー 2
いろんなところで藤原印刷さんの名前が出るので、
ユニークなことしてる人みんな藤原印刷だなって。
どこに集約していくんだなみたいなのはありますけれども。
ちなみに今日は、僕がトントンと聞かせていただいてますが、
発行文化人類学イベントと倉貫・山下さんの繋がり
スピーカー 2
僕が山下さんと初初対面で、学長と前からの知り合いということなんですけど。
さっきちょっと楽屋で聞きましたけど、慣れそうめ的なところでいくと、
もう何年前なんですか?小倉飛躍さんのイベントで学長が参加されたという。
スピーカー 3
そうです。発行文化人類学っていう。
それこそ青山ブックセンターさんはABCさん。
ABCさんが多分めちゃくちゃ大展開をされて、ずっと1位みたいな感じでしたよね。
スピーカー 1
そうですね、はい。
で、その頃多分発行とかにもチームビルディングって発行と似てるよねみたいな話とかもし始めたりとかしてたと思うので、
スピーカー 3
発行の話ちょっと興味あるなと思って多分行ったんだと思います。
スピーカー 2
じゃあ2018年とか多分それぐらいじゃないですか?
スピーカー 3
そうかも。
スピーカー 2
僕が学長からチームビルディングが発行に似てるみたいな聞いたのは、僕がTBP受けたぐらいの時な気がする。
スピーカー 3
そうですよね。だって同期にボッチ、久保野内さん、KLのボッチがいて、
で、ABCさんにはKLの棚がこうあるみたいな繋がり。繋がってますね、なんかいろいろ。
そうですね、2018年って出てきた。6月。2回通いましたよ。
スピーカー 1
2回やりましたね。
スピーカー 3
2回シリーズでしたよね。
スピーカー 1
トークイベントっていうよりはどちらか公演に近いみたいな。
スピーカー 2
そうそう。
スピーカー 3
なんか今までの自分のインプットをギュッと濃縮した感じの講義みたいな、まさに講義みたいな感じだったんですよ。
で、何の知識もないから、発行については。だから、単純に話としては勉強になるっていうのと、
あとなんかこういうなんか濃縮した講義みたいなのって、普段僕やらないスタイルだから。
スピーカー 2
やらないですね。
スピーカー 3
こういうのちょっと憧れるなって思った記憶があります。
スピーカー 2
わかる?
スピーカー 3
なんか一方的に自分が喋り倒すみたいなスタイル。このなんか20年考えてきたことをまとめて言いますみたいな。
そんな回でした。ひらくさんのやつ。めっちゃ印象に残ってます。
スピーカー 2
それでも、それ企画は山下さんの企画の?
スピーカー 1
企画、なんかトークイベントやりましょうって言った時に、ひらくさんから提案があって、なんか一回やっておきたいみたいな形で。
スピーカー 2
その話し切るみたいなことをやってみたいみたいな。
そのあんましこう、トークイベントと言われてきたら、ガチ講義が始まったみたいなのはない気がするんですけど。
スピーカー 3
ガチ講義でしたよ。
スピーカー 1
机も出して、本当にガチ講義。
スピーカー 2
なんかね、それ大丈夫かなみたいなのは主催側としては思わなかったんですか?
スピーカー 1
いやでも、なんか面白そうだなって。
スピーカー 3
誰もそんななんかえ?っていうリアクションだった人はいなかった気がします。
スピーカー 2
いやでもちょっとね、僕も学長じゃないけど、そのスタイルは憧れてる?
スピーカー 3
憧れます。やってみますか。
スピーカー 2
一方で学長とよく話すのは、その話聞くぐらいなら本買ってくれよって気持ちもちょっとあるじゃないですか。
その本の中に書いてあるんだけどなみたいな。
スピーカー 3
でももう本10冊以上書いてるから、なんていうんですか。
スピーカー 2
そういうこと?
スピーカー 3
もはや1冊読んでくれりゃいいのになとも言えないやつをギュッとするみたいな。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 3
その猫の話とこのなんか、このなんかeコマースの話ってそこで繋がってるっていうことなんですか?みたいなこととかを。
スピーカー 2
でも花蓮嬢女のステージと犬とか猫って繋がるのか?みたいな。
スピーカー 3
そういうやつ。
スピーカー 2
どうですか山下さん、企画として。
スピーカー 3
どうですかって。
スピーカー 1
いややりましょう。
スピーカー 2
決まった?
スピーカー 1
決まった。
スピーカー 2
決まった。学長の講演聞ける機会が。
いやーこれはもう雑草ラジオのリスナーの人たちはみんなで終わります。
スピーカー 3
必須参加です。合宿ですもん。
僕3回か4回ぐらいイベントで会わせていただいたというか、出させてもらったことがあって。
いいですよね、ああいうイベントスペースあって。
スピーカー 1
結構本当にそこで助かってるというか。
やっぱり昔と比べてフラッと本屋に行くとか、前だったら待ち合わせ場所になったとかないじゃん。
スピーカー 3
遅刻されても別に時間潰しやすいからっていう最適な場所ですもんね。
スピーカー 1
自分たち世代は、今年40代なんですけど、まだギリギリそういう世代だったんですけど、
もうだんだんそうではなくなって、駅前にもなかったりするじゃないですか。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
こっちは特に駅から微妙に遠いんで、渋谷からももち山道からも微妙に歩くところなので、
来てもらう動機というか、来てもらえればなんか楽しんでもらえるかなっていう風にお店作ってはいるんですけど、
イベントがあることによって、より来ていただけるかなっていうのは感じてます。
書店経営におけるイベントの重要性と頻度
スピーカー 2
じゃあそういうイベントとかもやっていくことも含めて、青山ブックセンターという本屋の経営になってるという感じなんですかね。
スピーカー 1
そう。店内の中にもう1個100名規模の場所が別であるので、結構そこは有効に使わせてもらってますね。
スピーカー 2
どれぐらいの頻度でイベントされるんですか。
スピーカー 1
今月20本前後ですかね。
スピーカー 2
もうほぼほぼサラリーマンで言うと営業日ぐらいやるっていう。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
じゃあもうほぼ毎日やってるみたいな感じですね。
スピーカー 1
ほぼほぼって感じです。土日たまに2本とかもあるので。
スピーカー 2
多いんか。
スピーカー 3
なるほど。
棚担当制と選書の難しさ
スピーカー 2
そういうのはどういう決め方をするというか、山下さんが決めてるのかな。
もしくは店舗でそういうチームがあるのか。
スピーカー 1
もともとは最初本当に自分一人でずっとやってて、その先のアルバイト期間から店長になったぐらいは一人でやってて。
だんだん今は他のスタッフもこうできるようになっていって感じですね。
スピーカー 2
そうなんですね。
スピーカー 1
棚担当者が一応各棚にいて何度か兼任してたりするんですけど、今はその棚担当者がお願いしたりだとか。
あとは何回かやったことあると逆にご提案いただいたりとか。そこは大体半々ぐらいのところですね。
スピーカー 2
ちなみに本屋の青山ブックセンターぐらいの大北だとスタッフの方ってどれぐらい必要な感じなんですか。
スピーカー 1
全部で11か12ぐらいですかね。
スピーカー 2
で、皆さんそれぞれは棚の担当になってるって感じですか。
スピーカー 1
基本的には全員ではないんですけど、ほぼほぼ棚を持ってる状態ですね。
スピーカー 2
そうなんだ。その棚は何でしょう、例えばビジネス賞とか技術賞とか人文とかっていうジャンルをその人が担ってるみたいな感じですか。
スピーカー 1
そうですね、はい。
スピーカー 2
それ、どうやってどの人にどの棚みたいなのがあるんですか。選び方というか。
スピーカー 1
最初はその人が興味持ってるジャンルじゃないところに任せたりとか。
そうじゃない時もあるんですけど、基本的にはそれで1回お任せして、視野広げるじゃないですけど、やってもらったりしてますね。
やっぱり書店員ってやっぱり好奇心をどんだけ持てるかが大事だと思って。
もちろんそのジャンルにめちゃくちゃ不詳しいのも大事だと思うんですけど、正直お客さんの方が詳しかったりするんですよね、やっぱり。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
店で読まれてる人、そこをどう横に広げていくかっていうので、1回そういう自分の興味外のジャンルやってみて。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 3
面白いよね。だから結構変わった組み合わせっていうか、面白い組み合わせの棚とかありますもんね。
スピーカー 1
なんかガチガチの人から見たらまたちょっと違うかもしれないですけど、割とフラットに入っていって、基本的に売れていくタイトルを自分たち分析していって、次これみたいな感じでやっていくって感じですよね。
スピーカー 2
全く興味がないというか、勘どころない本を棚に担当になって、売れていくタイトルを分析するってどうされるんですか。
スピーカー 1
それこそSKUが今めちゃくちゃ増えてると思うんですよね。出版点数が増えてるみたいな状況が。まだ続いてますよね、出版点数、増加数が。
でもコロナ以降ちょっと落ち着いた感じはしてますけどね。
スピーカー 2
そうなんだ。出版点数というSKUは増えてるけど、総部数が減ってるぐらいのもんで、ってことは昔に比べて扱う種類が増えて、冊数は減って種類が増えるみたいな、
めちゃくちゃ難しくなって、本屋側からするとめちゃくちゃ難しい状況が起きてるなというふうには思ってはいて、
その中でどうやって分析してそれを選書に繋がるのか、どうやって選び、どの棚に何を置くのかみたいなのは、
書店ごとに多分違うと思うんですけど、青山ブックセンター、エビシさんではどうされてるのかなみたいなのは、
ちょっと企業秘密で言えないところはあれですけど、言えるところだけ。
スピーカー 1
基本、担当者に丸投げしてるっていうのが基本的にはあって、
今そのお客さんの点数も増えてますし、今自費出版とか、文振りとかの盛り上がりもすごいし、
自費出版とかジンとかもすぐ増えてるので、選択肢はめちゃくちゃある中で、
丸投げ、言葉悪いんですけど、基本的に店長なのでこれを置いてとか、これをした方がいいんじゃないみたいなことも言いますけど、
基本的にはもう任せちゃって、入ってきて品出しして多分売れて発注するって流れの中で、
だんだん次こういう方が提案できるかもみたいのもできるようになってくるというのが、
なってる人が残ってるって感じですね。
スピーカー 2
なるほど、じゃあそこは技術があるとかやり方があるとかじゃなくて、
結構職人芸みたいな、ちゃんと経験が生きるみたいな感じなんですか?
スピーカー 1
本当は良くないなと思いつつも、それが逆に棚の面白さにはなってるかなっていうのがあって、
一回反省として、ブックオフになる過程の中で、とにかく全国ランキングで売れてるものを置くとか、
メディア化されたものを前に押し出すとかっていうのを一回やってみたんです。
その時売り上げがすごい下がってたんで、そしたらより落ちてったんですよね、売り上げが。
だからこれが他の書店でもまた別だと思うんですけど、
青山学生たちとしてはそういうことを求められてないんだなっていうのを最初から見てきたので、
そういうのもあって、結構棚担当者に任せてるっていうのもありますね。
書店と著者・出版社との関係性
スピーカー 2
いやー、これでも難しい世界ですね。
要はその人のセンスに問われるというか、そのセンスに問われてしまうし、
でも多分センスに問われてるから本人は面白いでしょうね。
スピーカー 3
そうですね。
スピーカー 2
全然違うから、もうそのあれですけど、
ギャンブルに近いというか、自分の信じてるものを書けたら、
それが当たった時の快感たるや、多分たまらないっていう感じはするなっていうのは、
それを機械で分析してとは、そんな面白いことやらせるかよみたいな感じがちょっとあるんですよね。
スピーカー 1
AIとかでは難しい、AI戦書とか出てきたので、また全然違う文脈だろうなっていうのはずっと思ってますね。
スピーカー 2
あとは、それこそ棚の担当者に任されてる棚のセンスだとしたら、
さっきの話で売れてるものを置いても買ってくれない。
ABCのファンの人たちは、ABCの戦書が好きで、みたいなところも多分あって、
それがじゃあ、担当者のセンスによっているところは、棚をシャッフルしたりすると、
そんなことあるんですか?銀次郎でこっちの棚からこっちの棚へみたいな。
スピーカー 1
前はそれよくやってたみたいなんですけどね。今はずっと任せたままで。
もちろん辞めちゃったりするとまた変えたりするんですけど。
結構お客さんと一緒に伴奏してる感じは、やってるとはそういうふうに思ってますね。
こっちがどんだけいいと思って打ち出しても、全く売れないときもあるんです。
これ、著者の皆さんの前で失礼なことかもしれないですけど、あるんですよ。
でも、じゃあこっちかみたいなことはすごいあったりするので、
タイミングもあると思うので、やりがいももちろんありますし、
その届けられなかった時の申し訳なさもすごい同居してますね。
面白さの裏には結構そっちも残ってたりするので。
スピーカー 2
著者側としては、売れない本を書いちゃってごめんなさいって気持ちもあります。
スピーカー 3
売れないっていうか売りにくいね。伝わりにくいやつ。
スピーカー 2
本当、もう申し訳ないなって気持ちはあるので、お尋ね様かもしれないですけど。
スピーカー 1
いわゆる売りにくいものが売れていく書店ですね。
どこ置いたらいいんだろうみたいな本が、
出版社さんからも頼みの綱みたいになってるのはたまにしてます。
スピーカー 2
その独自性というか、お客様と一緒にみたいなところとか、
ABC昔からあるので、ABCのファンとしてずっと通われてるみたいな方もいる中で、
山下さんとしては、この辺狙ってやってるわけではない気もするんですよね。
でも気をつけてるみたいなところっていうのはやっぱあるんですか?
スピーカー 1
本当に自分、好奇心をどんだけ失わないかみたいなところはずっと意識してますね。
こういうもんかみたいな思ったら、たぶんそこで終わりかなと思って。
すごいずっと意識してるところですね。
スピーカー 2
その好奇心っていうのは、何だろう、どこに対しての好奇心ですか?
スピーカー 1
なんて言ったらいいんですか。
世の中で起きてることと、その本が出てきた時と、書かれたジャンルのすり合わせというか、
あんまり言語化はできてないんですけど、そこを意識してるってところですか。
こんなもんかってなったら、あんまり届けられない気がするんで。
スピーカー 2
なるほど。面白いですね。
スピーカー 3
面白い。
スピーカー 2
ディレクターさんから僕は今日は饒舌だなというふうに。
スピーカー 3
やっぱ出版関係に。
いやいや、学長にも振ろうかなと思いますけど。
スピーカー 2
学長的に、書店の裏側みたいなところを話してもらってますけど。
学長的にその辺で不思議だなとか。
僕は今、結構素朴な質問をさせてもらったんですけど。
スピーカー 3
僕も素朴な質問なんですけど、
本出した後って、書店さん対書店さんでできることって何かありますか?
何をしたら良いのでしょうか?っていう。
何もしたことなくて。
スピーカー 2
この本の著者ですって言ったら迷惑だって聞いてるので、絶対行かないといけないかもしれない。
スピーカー 3
何なら書店行って。
スピーカー 2
書店さん忙しいのに、著者ですとか行かないでくださいって。
何かで見て、確かにな、思いは書けないようにしようと思って。
スピーカー 3
Facebookとか見てると、今日は書店周りですみたいなことを投稿してる人とかも見かけたりするものの。
いきなりこんにちはとかって、一人で行くメンタルとかないしなとかって。
スピーカー 1
書店側からしたら偉そうかもしれないですけど、アポ取っていただけたら嬉しいです。
スピーカー 3
そうですよね。
スピーカー 1
通してなくてもいいんですけど、急にだといろいろ大変で。
確かにそうです。何ができるかそうですよね。
スピーカー 3
逆に言うと、書店さんの立場からして、
スピーカー 1
なんか著者とか出版社的にこういうことしてくれたらいいのになぁみたいな。
そうですね。何ですかね。
スピーカー 3
多分一般会みたいなものではないのかもしれないんですけど、特に山下さんのキャラクター的には。
スピーカー 1
そうですね。うちあんまポップとかも置いてない書店みたいな。
もちろん全然来ていただけるのは嬉しいですね。
どういう思いで書かれてるかとか、たまにジャンル的にどうしたらいいんだろうみたいな本があったりするんで、
そういう時に思いとか聞くとより届けやすいっていうのはありますね。
スピーカー 3
ちなみにこの前ABCさんに言った時、青足本の2がビジネス書のコーチングとかマネジメントみたいなところの棚に置いてあり、
青足本の1の方はスポーツの棚に置いてありました。
スピーカー 1
本当ですか。
スピーカー 2
面白いね。
スピーカー 3
すごい迷わせてんなって思って。申し訳ないなって思ってました。
スピーカー 1
一応多分置いてたはずだった。どっちにも置いてるタイプの書店なんで。
スピーカー 2
そうですね。僕も感じてるのは、書店さんは書店さんで、僕も本屋好きなのでいろんなところ行ったりするし、
それは残してもらいたいなと思うし、本屋さんたちも皆さん文化を残すみたいなつもりもあって、
誇りと信念を持ってされてる。
出版社は出版社の人たちも僕はお付き合いなので出版社に始めてて、出版社の人たちもその思いがある。
著者は著者で、やっぱり自分の伝えたい思いがあり、
それをただウェブで流すだけではなくて、当然その本という形にして残していきたいし、
伝えたい思いとか伝えたい相手がいるので本にするっていうのがあるんだけど、
そこがうまく僕から見て連動してないというか、
書店さんと出版社は営業という行為を介して連携はするけれども、
でもやっぱり売る側と買う側みたいな、
小売側とメーカーみたいな関係性でしかないっていうところと、
著者と出版社は、やっぱり編集と筆筆っていう関係性の中で、
著者としては最後出版社に納品して、著作権は著者が持ちますけど、
販売権は出版社に渡して、どう売るかは出版社が考えるみたいな、
返本して裁断して処分するのか増殺するのかもコントロールは出版社が持つみたいなところで、
やっぱりそこに力関係がちょっとあるみたいな。
だけど、書店と著者がないんですよね。
せっかく本当は三つ三角形あって、
メーカー小売、原作みたいなところの制作みたいなところが、
本当は連動しても良いし、協力関係築けても良いし、
でもそこがまだまだ、いわゆる役割における関係性でしかないっていうのは、
なんかもったいないなっていう感じは僕はしていて、
書店さんの中でもイベントされて、
著者さんが出させてもらえるとか、
そこで書店さんと繋がれるみたいなことがあるのは、
著者さんとしてはすごくありがたいだろうなというふうに思うし、
そこをもっとできることあるかなみたいなことは、
常々思ってはいたっていう話なんですけど、
第1回まとめと今後の展望
スピーカー 2
これを話し出すと長くなるので、第1回はもう十分だという、
十分だという指示が来ましたので、
これぐらいにして、まだ第2回、第3回続きますので、
また聞いていただけたらと思います。
ということで第1回はここまでです。また来週。
雑草ラジオ
29:47

コメント

スクロール