スピーカー 2
僕が山下さんと初初対面で、学長と前からの知り合いということなんですけど。
さっきちょっと楽屋で聞きましたけど、慣れそうめ的なところでいくと、
もう何年前なんですか?小倉飛躍さんのイベントで学長が参加されたという。
スピーカー 3
そうです。発行文化人類学っていう。
それこそ青山ブックセンターさんはABCさん。
ABCさんが多分めちゃくちゃ大展開をされて、ずっと1位みたいな感じでしたよね。
スピーカー 1
そうですね、はい。
で、その頃多分発行とかにもチームビルディングって発行と似てるよねみたいな話とかもし始めたりとかしてたと思うので、
スピーカー 3
発行の話ちょっと興味あるなと思って多分行ったんだと思います。
スピーカー 2
じゃあ2018年とか多分それぐらいじゃないですか?
スピーカー 3
そうかも。
スピーカー 2
僕が学長からチームビルディングが発行に似てるみたいな聞いたのは、僕がTBP受けたぐらいの時な気がする。
スピーカー 3
そうですよね。だって同期にボッチ、久保野内さん、KLのボッチがいて、
で、ABCさんにはKLの棚がこうあるみたいな繋がり。繋がってますね、なんかいろいろ。
そうですね、2018年って出てきた。6月。2回通いましたよ。
スピーカー 1
2回やりましたね。
スピーカー 3
2回シリーズでしたよね。
スピーカー 1
トークイベントっていうよりはどちらか公演に近いみたいな。
スピーカー 2
そうそう。
スピーカー 3
なんか今までの自分のインプットをギュッと濃縮した感じの講義みたいな、まさに講義みたいな感じだったんですよ。
で、何の知識もないから、発行については。だから、単純に話としては勉強になるっていうのと、
あとなんかこういうなんか濃縮した講義みたいなのって、普段僕やらないスタイルだから。
スピーカー 2
やらないですね。
スピーカー 3
こういうのちょっと憧れるなって思った記憶があります。
スピーカー 2
わかる?
スピーカー 3
なんか一方的に自分が喋り倒すみたいなスタイル。このなんか20年考えてきたことをまとめて言いますみたいな。
そんな回でした。ひらくさんのやつ。めっちゃ印象に残ってます。
スピーカー 2
それでも、それ企画は山下さんの企画の?
スピーカー 1
企画、なんかトークイベントやりましょうって言った時に、ひらくさんから提案があって、なんか一回やっておきたいみたいな形で。
スピーカー 2
その話し切るみたいなことをやってみたいみたいな。
そのあんましこう、トークイベントと言われてきたら、ガチ講義が始まったみたいなのはない気がするんですけど。
スピーカー 3
ガチ講義でしたよ。
スピーカー 1
机も出して、本当にガチ講義。
スピーカー 2
なんかね、それ大丈夫かなみたいなのは主催側としては思わなかったんですか?
スピーカー 1
いやでも、なんか面白そうだなって。
スピーカー 3
誰もそんななんかえ?っていうリアクションだった人はいなかった気がします。
スピーカー 2
いやでもちょっとね、僕も学長じゃないけど、そのスタイルは憧れてる?
スピーカー 3
憧れます。やってみますか。
スピーカー 2
一方で学長とよく話すのは、その話聞くぐらいなら本買ってくれよって気持ちもちょっとあるじゃないですか。
その本の中に書いてあるんだけどなみたいな。
スピーカー 3
でももう本10冊以上書いてるから、なんていうんですか。
スピーカー 2
そういうこと?
スピーカー 3
もはや1冊読んでくれりゃいいのになとも言えないやつをギュッとするみたいな。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 3
その猫の話とこのなんか、このなんかeコマースの話ってそこで繋がってるっていうことなんですか?みたいなこととかを。
スピーカー 2
でも花蓮嬢女のステージと犬とか猫って繋がるのか?みたいな。
スピーカー 3
そういうやつ。
スピーカー 2
どうですか山下さん、企画として。
スピーカー 3
どうですかって。
スピーカー 1
いややりましょう。
スピーカー 2
決まった?
スピーカー 1
決まった。
スピーカー 2
決まった。学長の講演聞ける機会が。
いやーこれはもう雑草ラジオのリスナーの人たちはみんなで終わります。
スピーカー 3
必須参加です。合宿ですもん。
僕3回か4回ぐらいイベントで会わせていただいたというか、出させてもらったことがあって。
いいですよね、ああいうイベントスペースあって。
スピーカー 1
結構本当にそこで助かってるというか。
やっぱり昔と比べてフラッと本屋に行くとか、前だったら待ち合わせ場所になったとかないじゃん。
スピーカー 3
遅刻されても別に時間潰しやすいからっていう最適な場所ですもんね。
スピーカー 1
自分たち世代は、今年40代なんですけど、まだギリギリそういう世代だったんですけど、
もうだんだんそうではなくなって、駅前にもなかったりするじゃないですか。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
こっちは特に駅から微妙に遠いんで、渋谷からももち山道からも微妙に歩くところなので、
来てもらう動機というか、来てもらえればなんか楽しんでもらえるかなっていう風にお店作ってはいるんですけど、
イベントがあることによって、より来ていただけるかなっていうのは感じてます。
スピーカー 2
そういうのはどういう決め方をするというか、山下さんが決めてるのかな。
もしくは店舗でそういうチームがあるのか。
スピーカー 1
もともとは最初本当に自分一人でずっとやってて、その先のアルバイト期間から店長になったぐらいは一人でやってて。
だんだん今は他のスタッフもこうできるようになっていって感じですね。
スピーカー 2
そうなんですね。
スピーカー 1
棚担当者が一応各棚にいて何度か兼任してたりするんですけど、今はその棚担当者がお願いしたりだとか。
あとは何回かやったことあると逆にご提案いただいたりとか。そこは大体半々ぐらいのところですね。
スピーカー 2
ちなみに本屋の青山ブックセンターぐらいの大北だとスタッフの方ってどれぐらい必要な感じなんですか。
スピーカー 1
全部で11か12ぐらいですかね。
スピーカー 2
で、皆さんそれぞれは棚の担当になってるって感じですか。
スピーカー 1
基本的には全員ではないんですけど、ほぼほぼ棚を持ってる状態ですね。
スピーカー 2
そうなんだ。その棚は何でしょう、例えばビジネス賞とか技術賞とか人文とかっていうジャンルをその人が担ってるみたいな感じですか。
スピーカー 1
そうですね、はい。
スピーカー 2
それ、どうやってどの人にどの棚みたいなのがあるんですか。選び方というか。
スピーカー 1
最初はその人が興味持ってるジャンルじゃないところに任せたりとか。
そうじゃない時もあるんですけど、基本的にはそれで1回お任せして、視野広げるじゃないですけど、やってもらったりしてますね。
やっぱり書店員ってやっぱり好奇心をどんだけ持てるかが大事だと思って。
もちろんそのジャンルにめちゃくちゃ不詳しいのも大事だと思うんですけど、正直お客さんの方が詳しかったりするんですよね、やっぱり。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
店で読まれてる人、そこをどう横に広げていくかっていうので、1回そういう自分の興味外のジャンルやってみて。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 3
面白いよね。だから結構変わった組み合わせっていうか、面白い組み合わせの棚とかありますもんね。
スピーカー 1
なんかガチガチの人から見たらまたちょっと違うかもしれないですけど、割とフラットに入っていって、基本的に売れていくタイトルを自分たち分析していって、次これみたいな感じでやっていくって感じですよね。
スピーカー 2
全く興味がないというか、勘どころない本を棚に担当になって、売れていくタイトルを分析するってどうされるんですか。
スピーカー 1
それこそSKUが今めちゃくちゃ増えてると思うんですよね。出版点数が増えてるみたいな状況が。まだ続いてますよね、出版点数、増加数が。
でもコロナ以降ちょっと落ち着いた感じはしてますけどね。
スピーカー 2
そうなんだ。出版点数というSKUは増えてるけど、総部数が減ってるぐらいのもんで、ってことは昔に比べて扱う種類が増えて、冊数は減って種類が増えるみたいな、
めちゃくちゃ難しくなって、本屋側からするとめちゃくちゃ難しい状況が起きてるなというふうには思ってはいて、
その中でどうやって分析してそれを選書に繋がるのか、どうやって選び、どの棚に何を置くのかみたいなのは、
書店ごとに多分違うと思うんですけど、青山ブックセンター、エビシさんではどうされてるのかなみたいなのは、
ちょっと企業秘密で言えないところはあれですけど、言えるところだけ。
スピーカー 1
基本、担当者に丸投げしてるっていうのが基本的にはあって、
今そのお客さんの点数も増えてますし、今自費出版とか、文振りとかの盛り上がりもすごいし、
自費出版とかジンとかもすぐ増えてるので、選択肢はめちゃくちゃある中で、
丸投げ、言葉悪いんですけど、基本的に店長なのでこれを置いてとか、これをした方がいいんじゃないみたいなことも言いますけど、
基本的にはもう任せちゃって、入ってきて品出しして多分売れて発注するって流れの中で、
だんだん次こういう方が提案できるかもみたいのもできるようになってくるというのが、
なってる人が残ってるって感じですね。
スピーカー 2
なるほど、じゃあそこは技術があるとかやり方があるとかじゃなくて、
結構職人芸みたいな、ちゃんと経験が生きるみたいな感じなんですか?
スピーカー 1
本当は良くないなと思いつつも、それが逆に棚の面白さにはなってるかなっていうのがあって、
一回反省として、ブックオフになる過程の中で、とにかく全国ランキングで売れてるものを置くとか、
メディア化されたものを前に押し出すとかっていうのを一回やってみたんです。
その時売り上げがすごい下がってたんで、そしたらより落ちてったんですよね、売り上げが。
だからこれが他の書店でもまた別だと思うんですけど、
青山学生たちとしてはそういうことを求められてないんだなっていうのを最初から見てきたので、
そういうのもあって、結構棚担当者に任せてるっていうのもありますね。
スピーカー 2
いやー、これでも難しい世界ですね。
要はその人のセンスに問われるというか、そのセンスに問われてしまうし、
でも多分センスに問われてるから本人は面白いでしょうね。
スピーカー 3
そうですね。
スピーカー 2
全然違うから、もうそのあれですけど、
ギャンブルに近いというか、自分の信じてるものを書けたら、
それが当たった時の快感たるや、多分たまらないっていう感じはするなっていうのは、
それを機械で分析してとは、そんな面白いことやらせるかよみたいな感じがちょっとあるんですよね。
スピーカー 1
AIとかでは難しい、AI戦書とか出てきたので、また全然違う文脈だろうなっていうのはずっと思ってますね。
スピーカー 2
あとは、それこそ棚の担当者に任されてる棚のセンスだとしたら、
さっきの話で売れてるものを置いても買ってくれない。
ABCのファンの人たちは、ABCの戦書が好きで、みたいなところも多分あって、
それがじゃあ、担当者のセンスによっているところは、棚をシャッフルしたりすると、
そんなことあるんですか?銀次郎でこっちの棚からこっちの棚へみたいな。
スピーカー 1
前はそれよくやってたみたいなんですけどね。今はずっと任せたままで。
もちろん辞めちゃったりするとまた変えたりするんですけど。
結構お客さんと一緒に伴奏してる感じは、やってるとはそういうふうに思ってますね。
こっちがどんだけいいと思って打ち出しても、全く売れないときもあるんです。
これ、著者の皆さんの前で失礼なことかもしれないですけど、あるんですよ。
でも、じゃあこっちかみたいなことはすごいあったりするので、
タイミングもあると思うので、やりがいももちろんありますし、
その届けられなかった時の申し訳なさもすごい同居してますね。
面白さの裏には結構そっちも残ってたりするので。
スピーカー 2
著者側としては、売れない本を書いちゃってごめんなさいって気持ちもあります。
スピーカー 3
売れないっていうか売りにくいね。伝わりにくいやつ。
スピーカー 2
本当、もう申し訳ないなって気持ちはあるので、お尋ね様かもしれないですけど。
スピーカー 1
いわゆる売りにくいものが売れていく書店ですね。
どこ置いたらいいんだろうみたいな本が、
出版社さんからも頼みの綱みたいになってるのはたまにしてます。
スピーカー 2
その独自性というか、お客様と一緒にみたいなところとか、
ABC昔からあるので、ABCのファンとしてずっと通われてるみたいな方もいる中で、
山下さんとしては、この辺狙ってやってるわけではない気もするんですよね。
でも気をつけてるみたいなところっていうのはやっぱあるんですか?
スピーカー 1
本当に自分、好奇心をどんだけ失わないかみたいなところはずっと意識してますね。
こういうもんかみたいな思ったら、たぶんそこで終わりかなと思って。
すごいずっと意識してるところですね。
スピーカー 2
その好奇心っていうのは、何だろう、どこに対しての好奇心ですか?
スピーカー 1
なんて言ったらいいんですか。
世の中で起きてることと、その本が出てきた時と、書かれたジャンルのすり合わせというか、
あんまり言語化はできてないんですけど、そこを意識してるってところですか。
こんなもんかってなったら、あんまり届けられない気がするんで。
スピーカー 2
なるほど。面白いですね。
スピーカー 3
面白い。
スピーカー 2
ディレクターさんから僕は今日は饒舌だなというふうに。
スピーカー 3
やっぱ出版関係に。
いやいや、学長にも振ろうかなと思いますけど。
スピーカー 2
学長的に、書店の裏側みたいなところを話してもらってますけど。
学長的にその辺で不思議だなとか。
僕は今、結構素朴な質問をさせてもらったんですけど。
スピーカー 3
僕も素朴な質問なんですけど、
本出した後って、書店さん対書店さんでできることって何かありますか?
何をしたら良いのでしょうか?っていう。
何もしたことなくて。
スピーカー 2
この本の著者ですって言ったら迷惑だって聞いてるので、絶対行かないといけないかもしれない。
スピーカー 3
何なら書店行って。
スピーカー 2
書店さん忙しいのに、著者ですとか行かないでくださいって。
何かで見て、確かにな、思いは書けないようにしようと思って。
スピーカー 3
Facebookとか見てると、今日は書店周りですみたいなことを投稿してる人とかも見かけたりするものの。
いきなりこんにちはとかって、一人で行くメンタルとかないしなとかって。
スピーカー 1
書店側からしたら偉そうかもしれないですけど、アポ取っていただけたら嬉しいです。
スピーカー 3
そうですよね。
スピーカー 1
通してなくてもいいんですけど、急にだといろいろ大変で。
確かにそうです。何ができるかそうですよね。
スピーカー 3
逆に言うと、書店さんの立場からして、
スピーカー 1
なんか著者とか出版社的にこういうことしてくれたらいいのになぁみたいな。
そうですね。何ですかね。
スピーカー 3
多分一般会みたいなものではないのかもしれないんですけど、特に山下さんのキャラクター的には。
スピーカー 1
そうですね。うちあんまポップとかも置いてない書店みたいな。
もちろん全然来ていただけるのは嬉しいですね。
どういう思いで書かれてるかとか、たまにジャンル的にどうしたらいいんだろうみたいな本があったりするんで、
そういう時に思いとか聞くとより届けやすいっていうのはありますね。
スピーカー 3
ちなみにこの前ABCさんに言った時、青足本の2がビジネス書のコーチングとかマネジメントみたいなところの棚に置いてあり、
青足本の1の方はスポーツの棚に置いてありました。
スピーカー 1
本当ですか。
スピーカー 2
面白いね。
スピーカー 3
すごい迷わせてんなって思って。申し訳ないなって思ってました。
スピーカー 1
一応多分置いてたはずだった。どっちにも置いてるタイプの書店なんで。
スピーカー 2
そうですね。僕も感じてるのは、書店さんは書店さんで、僕も本屋好きなのでいろんなところ行ったりするし、
それは残してもらいたいなと思うし、本屋さんたちも皆さん文化を残すみたいなつもりもあって、
誇りと信念を持ってされてる。
出版社は出版社の人たちも僕はお付き合いなので出版社に始めてて、出版社の人たちもその思いがある。
著者は著者で、やっぱり自分の伝えたい思いがあり、
それをただウェブで流すだけではなくて、当然その本という形にして残していきたいし、
伝えたい思いとか伝えたい相手がいるので本にするっていうのがあるんだけど、
そこがうまく僕から見て連動してないというか、
書店さんと出版社は営業という行為を介して連携はするけれども、
でもやっぱり売る側と買う側みたいな、
小売側とメーカーみたいな関係性でしかないっていうところと、
著者と出版社は、やっぱり編集と筆筆っていう関係性の中で、
著者としては最後出版社に納品して、著作権は著者が持ちますけど、
販売権は出版社に渡して、どう売るかは出版社が考えるみたいな、
返本して裁断して処分するのか増殺するのかもコントロールは出版社が持つみたいなところで、
やっぱりそこに力関係がちょっとあるみたいな。
だけど、書店と著者がないんですよね。
せっかく本当は三つ三角形あって、
メーカー小売、原作みたいなところの制作みたいなところが、
本当は連動しても良いし、協力関係築けても良いし、
でもそこがまだまだ、いわゆる役割における関係性でしかないっていうのは、
なんかもったいないなっていう感じは僕はしていて、
書店さんの中でもイベントされて、
著者さんが出させてもらえるとか、
そこで書店さんと繋がれるみたいなことがあるのは、
著者さんとしてはすごくありがたいだろうなというふうに思うし、
そこをもっとできることあるかなみたいなことは、
常々思ってはいたっていう話なんですけど、