今年で39になって、もう40。
片足以上突っ込んでる状態なんですけど。
この年になるとやっぱり、
貧性というものに非常に目が行くと言いますか。
貧がある人になりたいなって気持ちもそうだし、
この人貧がないなって思うことも多々あるんですよ。
みなさんもあります?
貧性。
すごくあります。
みのけんは貧性ないですからね。
いや、私が貧性です。
貧性でした。
すみません、私が貧性です。
前回もこんなことあったけど、
なんか抽象化を背負いたがりますよね。
概念。
概念。
そう、概念。
概念になりたがるみのけんさんですよね。
私は腹門であり貧性です。
ちょっとね、なんかいい歳してね、酔っ払ってみたいなのとか見るとちょっと悲しい気持ちになったりとかね。
そうそうそうそう。
なんか一番こう、自分が貧性あんまないなって思う人がですね、
だいたい声がでかい。
はいはい、声がでかい。
結構ここにもう、なんて言うんですか、全部着地しておりまして。
なるほどなるほど。
声が大きい人は貧格ないなって思う自分がいるっていう。
それは大丈夫?
結構、たぶんポッドキャスターさんとか結構声でかい人いるんじゃないですか。
いやいや、もちろんそれが全てじゃないと思うんですけど、
それをきっかけになんかもやもやするっていうか。
これもう話してて声が単純にでかいっていうこと言ってます?
僕と話して声がでかい人は全然いいですよ。
はいはい。
なんですけど、僕は知らない相手で、いわゆる全くの他人で、
声がでかい人いると、うわなんかちょっとひんないかもって思っちゃう。
じゃあ酔っ払いが飲み屋で騒いでるとかそういうのを含めてってことね。
もうそうだし、特にあるのは、
例えばカフェでお茶してるときにめちゃくちゃ大きい声で電話してるとか。
それがね、結構気になるんですよ。
なるほど。
そう、なんか多分それをもう少しだけ俯瞰してみると、
人のことを相手に気を遣えない、周りの人に気を遣えない人がひんがないんだろうなって自分は思うっていうところ。
なるほどなるほど。
ですね。だからそのきっかけは一番は声っていうのが大きいかもしれないですね。
なるほどなるほど。
その後接してみたら、やっぱりひんがないなっていうふうに思ったこともある?
ありますありますあります。
だからかもしれないですね。そこがこうつながるのは。
例えばどういうケースとかってあります?
例えばですけど、別の機会にお会いして、そこでは面識がなかった相手が実際に仕事をするってなったときに、
その人声でかかったとしたときに、結構仕事でも自行中心的な方だったりとか。
そういうところはやっぱりありましたね。
もう実際に会ったからなっていう。
思い返せばあの人声でけえもんなと。
そう。だから最初に会う段階で、以前僕はチラ見してるわけですよ。
はいはいはい。
声でかい人として。で実際に仕事を始めますって段階で、ちょっとやっぱこっちも先入観あるわけですよ。
あっ、この人ちょっとあんまり人のこと考えなさそうな人だった。
で実際に蓋を開けてみたらそうだったという。
なるほど。
ベースとしてはやっぱりそうならないようにしたいなっていう自分の今しめでもある。
誓いも含めてね。
誓いも含めてるんですけど。
そっか。まあ我々は声小さい界隈だからね。
そうなんですよ。お二人はね、だから僕から見るとすごい品があるんですよ。
ああ、よかった。
小さいと逆に品があるって思う。
そうそうそうそう。だから結構僕も単純で、声小さい人って品があるって。
これこの間パート先の運動会があったんですけどね、すごいでっかい会場で三千人くらい集まってやってたんですけど、
そこでね、同じチームの人に何回、え、すいませんもう一回いいですか?え、すいませんもう一回いいですか?って何回聞かれたか。
もう品がありすぎて。
品の賜物ですね。
品の賜物ですやっぱ。
私の品はね、やっぱ三千人の人々の中ではね、誰も聞き取れないって。
私の品が。
結構小さい居酒屋でも聞き取れないから。
みのけんさんの声って。品がありすぎてね。
まあでもこれ前提はそのTPOに応じて声のデカさ、声を出さなきゃいけないっていうのももちろんあるんですよ。
ダメじゃんじゃあ。
だから司会進行しなきゃいけないとか、その場をこう前に進めなきゃいけないとか、みんなさんこっちですよみたいな声のデカさはもう素晴らしい。むしろ仕事ができる人って思うんですけど。
全く関係ない空間での声の代償っていうのはすごく気になるなって。だから声小さい人は僕の中では品がある。
TPOはわきまえてないけどね、みのけんさんのやつ。
だから逆にそう考えたら品がないかもしれないです。
大きければ大きいほど品がない、小さければ小さければ品があるってことで私は認識したんですけど。
それは極端かもしれないな。
そこの部分だけ止まってるんですよ。あとは話聞いてない人。
本当そうですよね、話聞いてない人。
アルファベット出てきたとこからちょっと難しくなってきた。
TPOね。
TPO結構最近。
難しくなったんで。
いやそうなんですよ。
面白い観点かもしれないですね。
自分自身も結構声はでかい方なんですよ、しかも。
だからかもしれないです。小さい人の方がいいなっていう。
とりあえず見えてるのは、楽譜の本番舞台上で大声を出してる富永さんのパートはありますんで。
そうでしょうね。
大半大声出してもらうかもしれないですね。
そうでしょうね。
でしょうね、見えてる。
あと、もしかしたら小さく何言ってるかわかんないこともやってるかもしれないですよね。
そうだな。そこに品を結びつけるっていうのは面白いかもしれないですね。
なんかそう具体、なんていうんですかね、品があるないなっていうのは結構僕の人付き合いでもポイントにはなってて、
長くいろいろご一緒したりする人はやっぱり心地よさがあったりとか、
自分自身も会いたいなと喋りたいなと思える人、
なんかそれを相次いで見ていくと結構声の音量、ボリュームっていうのは、
もちろん適切な声量と言いますか、そういうの結構大事にしてるなって自分を振り返ってる感じですね。
自分がでもやっちゃってるかもしれないなっていうのもあるんですね。
そうですそうです。僕自身も声が大きい部分はあるので、
それはでもね、これはもう一個しょうがないなっていう部分にもなってくるんですけど、
若干やっぱね、耳が悪くなってきてるんですよ、最近。
なんかね、居酒屋とか本当聞き取れなくて。
で、もちろん周りが喧騒が激しいところは、
うるさいところだと本当に一対一とか4人とか行った時に、
おしゃべりが聞こえなかったりするんですよ。だから僕も声を大きく張っちゃうし、
っていう悪循環は最近すごく感じてて、
だから一概に声を大きくならないようにしたいなとは、
もちろん思ってはいるものの、そういうこう自分の機能的な部分で、
そうせざるを得ないこのちょっとジレンマ。
品がないなって思ってた人も実は単に耳がもう聞こえなくなってきてて、
声でかくなっちゃってただけの可能性もあるんですね。
それはね、やっぱちゃんとそこの視点も考えておかないといけないなと思います。
はいはいはい。
おじいちゃんとか声でかいからね。
たしかに。
だからおじいちゃんは品がないと今のとこ思ってる。
おじいさんは品がない。
今のことだけ上積みだけすくうと、
本当に年取れば年取るほど品がなくなると思っている。
でも声小さいおじいちゃんってめっちゃ耳いいってことじゃん。
でもそうなんじゃないですか。聞こえてんじゃないですか。
なるほど。
自分も聞こえてるから別に全然これくらいできる。
それか本当に聞く気がないか。
逆にも。
伝える気もないし聞く気もないし。
でもそれっていいですよね。
仙人みたいな。
品があるそれ。
達人か仙人か。
かっこいいですよね。たしかに。
かっこいいですよね。伝える気もないし。
なんかそれってね、今ご時世でいう老害化してないおじいちゃんですよね。
別に伝えたいこともないっていう。
声っていう声量っていう意味じゃなくて、
ネットとかそういうので声でかい人。
そうかも。やっぱそういうことかもしれないですね。
つながってくるかもしれないです。
あれは確かに品ないですよね。
口数もそうだし、語彙と言いますか。
そこら辺はつながってる気がしますね。
でもみのけんさんそっか、ネットだと声でかいから。
そこでバランス取ろうとしてるんで。
声でかいっていうか、たしかに口数が多い。
そこでバランスをね、取っとかないと。
大半なんかよくわからないこと言ってるし。
ただ140字までつぶやけるんで、
やっぱ140字ぴったりにしたいじゃないですか。
そうするとね、別に書く必要ないことも入れときたくなるじゃないですか。
140にしたいんでね、全部。
犬のフン踏んだぐらいのつぶやこうとしても140にしたいってこと?
そうなんですよ。
今日暑いなって、それだけで済むことだけど、
でも140にならないなって思って。
みのけんさんも暑いな、暑いな、暑いなとか言わなきゃいけないと。
別に。
大変なんですよ。
それみのけんさんもつぶやきじゃないですからね、それ。
主張だよね、もうね。
主張とかでもないですよね、140字ですね、あれはね。
そんなにメディアにとらわれてる人初めてみたい。
130ぐらいで書いて140にしたいとかわかるけど。
2文字を140字にしたい。
それはもう無理よ。
無理無理。
かさ増し。
かさ増しで本筋がなくなるにも関わらず。
品があるかなと思った、やっぱりそのほうが。
SNSとかでこういうデカいとかは使えそうですね。
確かにそう、ほんとそうかもしれないですね。
なんか別に文字って音量は出ないけど、
そっからイメージする声量ってあるじゃないですか。
そういうことも含まれるかもしれないですね。
対比的な現実世界では声小さいけどネットで声デカい人と、
現実世界で声デカいけどネットで声ちっちゃい人みたいなのも出してもいいかもしれない。
います?そんな人。
いないと思うけどな、俺。
逆のほう。
ネットで声小さい。
ネットで声小さいってなんすか?
ネットが使えないとかそういうことですか?
フォントが弱そう。
フォントが小さい。
逆に主張強いですよ、それ。
逆にそうかもしれない。
まあでも多々にしてみると本当にリアルで声デカい人って、
SNSとかインターネット上でも声がデカいですよね。
確かに。
太字にするかもしれないですね、確かに。
そこはそうか。
じゃあ、現実世界の話に戻すと、
現実世界でめっちゃ品のあることをデカい声で言ってたらどう思いますか?
出会ったことないかも。
すごいでも面白そう、その人。
興味あります。
品があるってなんだろうな。
品のあること。
だから今、現段階の僕の物差しで言うと、
品があるっていうのは声の小ささなんですよ。
それが一番一回分かりやすいなと思って。
逆もありますよね。
めっちゃ品がないことをめっちゃ小さい声で言ってたらっていう。
それもありますね。
すごい小さい声で殺すぞとか言ってたら、
なんかでも気になりませんぞの人。
品があるマフィアか。
品がある、確か。
殺すぞよりは殺すぞ。
そっちの方が怖かったりするし。
かっこいい。
そうそう。かっこいいしかっこいいし。
かっこいい。
小さい声で品がないことって、
どういうことを言えば品がないことを言えるんだ、小さい声で。
小さい声で品がないことってなんだよ。
ボソボソ喋ってないじゃん。
ボソボソ喋ってない。
下ネタとかを。
すごい小さい声で言う。
小さい声で言えば品ないのかな。
でもだいたい下ネタと大きい声で言ってますよね。
確かに。
そうですね。
下ネタのTPOをわきまえてるってことになる。
TPOを出すなら下ネタ言わないんですよ、そもそも。
そっか。
下ネタメインで置いた人が、
下ネタを生かさなきゃいけないって思ったときに、
大きい声出さなきゃいけないっていうのは品がありますね。
そこまで考えるとね。
そこまで考えるとね。
なるほど。
確かに小さい声で下ネタ言うと本当に怖いですもんね。
ガチだなっていう。
この人ガチじゃんみたいな。
思想じゃんこれってなるけど、
大きい声で言ってくれたら、
誰単に冗談で言ってんだなと。
面白いっすね。
深いな。
色んな変数はあると思うんですよ、品性って。
なんですけど、僕が今一番分かりやすく理解できるのが、
声の量と喋ってない量。
それで一回判断するといきやすい。
そうですね。
分け方がはっきり分かれるような気がしますよね。
そこの外れ地を見つけたい。
その人を抱きしめてあげたい。
抱きしめてあげたい。
我々はそういう活動をしていきたい。
あいつたちは落語の活動でしょ。
そんな品性の旅に出てるはずじゃないですよ。
ゆるっと大喜利を始めますということでお願いします。
お願いいたします。
第2期コーナーゆるっと大喜利でございますけれども、
大喜利だからといって面白くないといけないわけじゃないということでね、
ゆるい答えを送ってきていただくコーナーでございます。
今回のお題は、
友達をゆるアクオフェス26に誘ったら何それと言われました。
めちゃくちゃ行きたくなる。一言を返してください。
というお題でございます。
皆さんからキャッチコピーを募集しておりますから。
そうですね。
一言でも友達が行きたくなるよ。
助かります。
そういうのを考えてきていただいております皆さんね。
コピーをやりたいなってください。
コピーをやりたいなっていただければと思いますけれども、
では今日の一人目、ゆるアクオネーム牛あいこさんから。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ゆるアクオフェス26にめちゃくちゃ行きたくなる一言とは。
何それ。
大人の学芸会だよ。
いいですね。急にどうした。
いいですね。
いいじゃないですか。
先週26個ぶるくなって。
あの方ですよね。いいじゃないですか今回。
大人の学芸会だよ。
めちゃくちゃいいじゃないですか。
いいですね。
いいキャッチコピーですね。
これもチラシにドーンって載せたいですね。
ちょっと18禁っぽいかな。
寄せてきますか。
そっちに。
大人をカタカナで来てくれてるから。
それはちょっと18禁の感じになっちゃいますね。
惜しかった。
惜しい。
でもいいキャッチコピーなのは間違いないですね。
そうですね。
大人の学芸会っていうのは。
いいね。
大人の学芸会みたいな感じで。
それこそそれくらいゆるい感じになってほしいですから。
いいですよ。
ありがとうございます。
素晴らしい。ありがとうございます。
では2人目。
イラコネームザッククさんから頂きました。
ザッククさん。
ありがとうございます。
イラコフェス26にめちゃくちゃ行きたくなる一言とは。
何それ。
フェスっていうよりでっかい放課後。
いいじゃないですか。
でっかい放課後。
これもチラシにドーンって載せたいですね。
これこそチラシね。
でっかい放課後丸って来てますから。
丸までついてる。丸いいですね。
いいですねこれね。
素晴らしい。大人の学芸会でもあり、でっかい放課後。
だから学校の時間中は子供たちが学芸会やって、放課後は大人が学芸会やると。
何それ。おしゃれ。
何。ちょっと青春じゃん。
青春じゃん。ちょっと行きたい。これは。
いいですね。今回いいですよ。
素晴らしいキャッチコピー。
では、ちるのさんのコーナーということでね。
イラクオネームちるぬるおさんからもたくさんいただいておりますので。
ありがとうございます。
読ませていただければと思いますよ。今日2つね。
では、ちるのさんの1つ目。
イラクオフェス26にめちゃくちゃ行きたくなる一言とは。
何それ。
あなたのソウルメートに出会えるよ。
勧誘がやっぱ強いですね。
良くないですか。ソウルメートに出会えるよ。
ちょっと勧誘感が出てしまったかもしれない。
今の流れだったらいけるかなと思ったんですけど。
何だろう。ソウルメートってワードか。たぶん。
あれ。
かといってね。魂の友人にでも結局勧誘が。
そうですね。
そっか。惜しかったな。
なんでしょうね。
でも出会えるよってなったらやっぱりちょっと行きたいなと思います。
出会える友達にね。
友達が増えるよみたいなことですよね。
そういうことですよね。
よく分かんないけどあなたのソウルメートに出会えるよ。
やばいやばいやばい。もう勧誘。完全に勧誘になりました。
でも行きたくなるかもしれないですね。
もしくは可能性はありますから。これをきっかけにね。
実際ね。
めちゃくちゃ。
ソウルメート。
あの時初めてユラクフェスでお客さんとして出会って打ち上げでね。
息統合してみたいな。
ありえる。全然。
ありえますから全然。
確かに。すみません。ありえました。
いやこれ素晴らしい。
素晴らしい。ありがとうございます。
じゃあ今日の最後ですね。千里野さんの2つ目でございます。
ユラクフェス2シックスにめちゃくちゃ行きたくなる一言とは。
何それ。
とりあえず3人友達に紹介してその友達がまた3人ずつ紹介してくれればみんなハッピーになれるよ。
もう完全じゃないですかもう。完全にじゃないですか。まんまじゃないですかもうそんな。
でも今日の流れでいけばもうなんか。
今日の流れ途中まで違ったんですよ途中まで。
まあただ確かに1人3人ずつ紹介してくれたら助かりはします。
我々はハッピーになれるし。
来たら楽しんでもらえる可能性がありますからハッピーになれるから結果みんな楽しいこと言ってるんですよこれだから。
私も最初はちょっと怪しいなと思ったんだけどでも商品はいいやつだから。
いいよハッピーになれるんだよ。
そっかじゃあいいのか。
ハッピーになれる。
皆さんハッピーになれますよ。
ハッピーになれます。
3人以上にね紹介していただけたら。
何それって言われたらこれ言えばいいから。
3人紹介して。
3人にこれ言ってその3人も紹介したらこれを回答すればいいから。
本当だ。
すごいじゃん。
じゃあこれでいい。
皆さんこれでいきましょう。
新しいビジネスじゃん。
こうすればいいんだみんな。
本当だ簡単な話でしたよ。
誰もやったことないよねこんなことね。
聞いたことないです。
聞いたことないよこれ。
3人に紹介すればいいだけなんだ。
3人紹介してその友達がまた3人紹介してまたその友達が3人紹介してってやればいいだけだ。
なんか生き物みたい。
生き物みたい。
なんかね。
生き物みたいな。
すごい。
これは。
じゃあみんなでハッピーになりましょう。
では今日の以上ですかね。
どうしてもまだまだね。
ハッピーになれる文言をいただければと。
ちょっと変わっちゃった。
ちょっと変わっちゃった。
友達をユラコフスジックに誘ったら何それと言われました。
めちゃくちゃ生きてくなる人か投函してくださいというお題に送ってきてください。
はい。
じゃあ以上です。ありがとうございました。
ありがとうございました。
川田さん。
僕と付き合ってください。
ごめんなさい。
え?
なんで?
僕、高学歴で高収入なのになんで?
私、品性がない人嫌いなの。
え?
僕、品性あるよ。
仮に品性がなかったとしても収入はすごくあるよ。
だから付き合ってよ。
品性ないよね。
私、品性がない人嫌いなの。
品性がない人は人への思いやりがないってことだから、
つまり品性がない人はいずれ必ず犯罪を犯すの。
そうなの?
だからあなたとは付き合えない。
待って。僕、品性がある人になるからさ。
品性がある人になって川田さんの彼氏にふさわしい人間になるから、
もう少し待ってください。
数日後。
このようなリッチな白ワインにはサーモンのクリームソースがよく合います。
シャルドネの豊かなカリスミがクリーミーなソースと調和し、
程よい酸味がサーモンを爽やかに引き立て、
芳醇なハーモニーを奏でますよね。
僕、品性ある人間になりましたよね。付き合ってください。
ごめんなさい。
え?なんで?
声がでかいの。
え?え?
だって、声は大きければ大きい方がいいって母方のおばあちゃんも言ってたよ。
おばあちゃんはね。私、おばあちゃんじゃないから。
いい?声が大きい人は全員品性がないの。
え?そうだろ?
声が大きい人の声は、周りの人の耳、鼓膜、自傷骨、渦巻き感を問答無用で振動させるでしょ?
勝手に他人の鼓膜を激しくバイブレーション、鼓膜バイブレーションさせる人、実質痴漢よね。
つまり、声が大きい人は全員痴漢なの。声が大きい人は全員犯罪者なの。
だから私は声が大きい人が嫌いなの。声が大きくて品性がない人は嫌いなの。
待って。わかった。僕、声が小さい、品性のある人間になるから、もう少し待ってください。
数日後。
おい、富永ザ・グレート。
今日こそはこのマスクド・カピバラ様が、てめえをマットに沈めてやる。覚悟しろ。
あ?なんだその目は、富永ザ・グレート。
何か言いたいことがあるなら、言ってみやがれ。
おい、お前、今日は必ず俺が勝って、お前のマスクを破って。
え?なんて?
あ?おい、富永ザ・グレート。
あ?てめえ、てめえなんかに負けりゃいいからな。
こっちこそ負けるわけねえだろ。なめてんじゃねえぞ。てめえをミートボールにしてやろうか。
なんて?
ああ、もういい、もういい。
つべこば言わずにかかってきやがれ。
富永君、お疲れ様。
あ、川畑さん、来てくれてたんだね。
今日の試合どうだった?
うん、私、プロレス見るの生まれて初めてだったんだけど、すっごく盛り上がってて楽しかった。
富永君のマイクパフォーマンスのとこだけ盛り下がってたけど、でも、富永君、すっごく品性があった。
プロレスラーの人ってみんな暴力的で声が大きくて品性がない人しかいないと思ってたんだけど、富永君は声が小さくてすごく品性があったよ。
プロレスラーって全員犯罪者が元犯罪者しかいないし、男って全員暴力を振るう野蛮な生き物だし、女って全員爆発してるし、日本人ってアメリカの稲荷でしょ?
みんな品性がない人ばかりなのに、富永君は声が小さくて品性があって、私、好きになっちゃったかもしれない。
ね。
私たち、付き合ってあげてもいいよ。
川畑さん、ごめんなさい。
え?え?
あ、大きい声でしちゃった。
え、え?え、なんで?
僕、主語が大きい人嫌いなんだ。