音の読み間違いは正しい音を教える?自分で読ませる?
2026-06-15 10:11

音の読み間違いは正しい音を教える?自分で読ませる?

お子様が音を読み間違えているとき、正しい音を教えてすぐに直した方が良い?それとも自分で確認させた方が良い?
というお話です。

#ピアノの練習
#楽譜は難しい
#楽譜が読めると世界が広がる
#ピアノの先生
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こんにちは、ピアノ講師歴30年のゆっぴです。
このチャンネルでは、主にピアノを習っているお子様がいらっしゃるご家族に向けて
ピアノの練習方法や練習に向かうためのアドバイス、
レッスン中のピアノの先生の心の中、
そして私、晩婚ピアノ講師の日常生活のお話なんかも
織り混ぜながらお話をしています。
さて、今日はまず皆さんに質問です。
お家でお子さんと一緒に練習をしている時、
お子さんが音を読み間違えて弾いていたらどうされますか?
そこはミじゃないよ、ソだよ、と教えてあげますか?
それとも、そこ音違うよ、何の音か読んでごらん、と
お子様に読ませますか?
これはピアノの先生としてはこうしゃ、
音違うから読んでごらん、と
自分で確認させることをおすすめします。
楽譜ってピアノを始めたばかりの生徒さんにとっては
本当に難しいものなんです。
私もね、初めて教え始めた大学4年生の頃は
楽譜って線間線間、線間線間の仕組みさえわかれば
小学生にもなれば簡単に読めるものだと思っていました。
私自身はヤマハの幼児課でピアノを始めて
全然記憶はないんですけど、幼児課だから
グループレッスンだったんですね。
私も初めは音符が読めなくて苦労したみたいなんですけど
周りの友達が読めることに気づいたら
悔しいのか私も必死になって
ドレミを読めるようになったそうです。
そしてそのドレミを読めたら
その後はスラスラ読めるようになったよと
母から聞いていたので
その線間線間という仕組みさえ理解できれば
楽譜は読める、そういうものだと思っていました。
でも楽譜ってそんなに簡単なものじゃなかったんです。
その初めての生徒さん
小学校に上がる前から
1年生ぐらいに初めてピアノを習う
可愛い女の子だったんですけど
私も精一杯楽しんでもらえるよう
語線もちゃんと理解してもらえるよう
私なりに丁寧に教えたんです。
でもね、結局お母様から
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レッスンはとっても楽しいみたいなんですけど
音符を読むのが難しくて
家での練習を嫌がるようになったので
ピアノやめます、ってなっちゃったんです。
今振り返ってもね、これは私の力不足だったので
申し訳なかったなと思います。
それで、私は楽譜を読めるように
教えるためにはどうしたらいいか
勉強を始めました。
そうすると、語線を読めるようになるには
その線間線間という仕組み以外にも
音の仕組み、ドレミファソが言えても
ド以外の音から言えないとかではダメなんだ
ということをまず知りました。
例えばみなさん、
ドレミファソラシドはきっと言えますよね。
では、それをミから言えますか?
ミファソラシドレミです。
では、その逆、ミから下がる音階は言えますか?
ミレドシラソファミです。
ピアノを全く習ってこなかった方には
もしかしたら難しいんじゃないかなと思います。
では、まだ質問を続けます。
ドの上の音は何でしょう?
レですよね。
これは多分即答できる方多いと思います。
では、ラの下の音は何ですか?
ソです。
こういうのをパッとわからないと
楽譜を読みながらスラスラ弾くということは難しいんです。
そしてそもそも、まずその前に
音符を一つずつ目で追いながら弾くという作業
これもしっかりやらないといけないんです。
今はね、いろいろ私も勉強して経験も生かして
生徒さんの理解を確認しながら丁寧に丁寧に進めています。
でも、それでもやっぱりみんな覚えて弾きたがるんです。
ピアノを弾くって目で音を読んで
その目で得た情報で瞬時に手を動かして
そしてそれを耳で弾く
それを全部同時に行わなくてはならず
それって想像以上に難しいんです。
そうすると生徒さんはどうするかっていうと
楽譜を読まずに耳と手の動きを覚えて弾くんです。
または始めだけは自分で頑張って音を読んで確認して
それで弾いた自分の音、自分で弾いた音を覚えて
その後は楽譜を見ずに弾くんです。
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もしくは指番号だけ見て弾いて覚える場合もあります。
これ何の音って聞くと、サンって答えたりする子も多いんです。
こういうのを覚え弾きと呼んでいます。
覚えられる耳を持っているのは本当に素晴らしいことです。
そしてピアノを楽しむということだけで言えば
ピアノは別に楽譜が読めなくても楽しめます。
楽譜が全てではないです。
でもピアノのレッスンにおいては
楽譜を読みながら弾くということが全てといっても過言ではないんです。
楽譜を読みながら弾く力をつけることが
生徒さんのその先の世界を広げ
そしていつかレッスンを卒業しても
ピアノを楽しめる力になるんです。
そのためには読みながら弾くという練習を
コツコツと積み上げていくしかないんです。
そうか、じゃあ音を教えちゃいけないのかってね。
何も読めないお子さんに
いや自分の力で読みなさいって
突き放してほしいわけじゃないんですよ。
お子さんがこれ音わかんないって何の音か迷っていたら
例えばドから数えて読めるのなら
一緒にじゃあちょっと読んでみようか
ドレミファソ、あ、ソだねって読んであげたり
メロディの前の音から
これ音が下がってるねとか上がってるねって
ヒントをあげて最終的に自分で
あ、この音はこれだと読むことを
積み重ねる練習をしてもらいたいんです。
これはミじゃなくてソだよってすぐに教えてしまったり
ここはこうだよって弾いてあげたりすると
読むことが難しいと思っている生徒さんは
あ、また聞いて教えてもらおう
お母さんに弾いてもらおうっていう
簡単な方に引っ張られて
自分で読もうという意欲が薄れていってしまいます。
そう音符を読みながら弾くより
覚えて弾くことの方が簡単なんです。
でもね、よっぽどの耳コピーの力がない限り
耳コピーには必ず限界がきます。
その時になってやっぱり楽譜を読んで弾こうと思っても
もう難しすぎてものすごく大変になります。
そして楽譜は読めないから楽しくなくなって
ピアノを辞めることになるんです。
楽しくないから辞めるってちょっと悲しくないですか?
何か他にやりたいことがあるとか
部活や勉強を頑張るっていう理由で
辞めるのは仕方がないかなと思いますけど
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楽しくなくなっちゃうっていうのはとっても残念だと思うんです。
お母さん一回弾いて、お父さんこれ弾いてって
まず弾いてもらってから練習をしている場合は
まず自分で読んで弾いてごらんと言ってあげてください。
そして読むことに苦労して嫌がっていたら
お子さんと一緒に考えて一緒に読んであげてください。
しっかり楽譜が読めるようになれば
一人での練習も楽しくできるようになります。
自分の力で読めたら
しっかり読めたねー、一人で読めたねーと褒めてあげてください。
今日は音の間違いに気づいたときは
正しい音を教えてあげるのではなく
お子様が自分の力で読む手助けをしてあげましょうというお話でした。
最後までお聞きくださりありがとうございました。
ゆっぴーでした。
それではまた。
ごきげんよう。
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