春の訪れと感情
僕今日を抜けたら
雲の隙間に青が覗いた
最近どうも暑いから
ただ風が吹くのを待ってた
木陰に座る
何か頬につく
見上げれば頭上に咲いて散る
花火も忘れて
瞬きさえ置く
さあ今日さえ明日過去に変わる
ただ風を待つ
だから僕らは
声も忘れて
さよならさえ置くだけ
晴れのある吹雪