1. 妖怪古伝 youkai koden〈奇々怪々〉
  2. EP21 むじな(Mujina)
EP21 むじな(Mujina)
2022-11-12 09:47

EP21 むじな(Mujina)

妖怪古伝21回目の放送

今日の妖怪は「むじな」

小泉八雲の「むじな」を大胆にアレンジしたオリジナルストーリー

ぜひお聴きくださいませ。

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*この番組の効果音には「Oto Logic」「Mus Mus」様の音源を

使用させていただいています。

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サマリー

むじなを、民話や伝承に登場する、人を化かす獣の妖怪として紹介する。小泉八雲の怪談では、紀国坂の男がのっぺらぼうに遭遇し、逃げ込んだ蕎麦屋の主人も同じ顔をしていた。物語では、酔った男を女に化けたむじなが驚かせ、さらに蕎麦屋に化けたむじなが身ぐるみを奪おうとする。そこへ本物ののっぺらぼうや天狗に化けた狐が現れ、むじなたちは次々に打ち負かされる。

むじなの伝承と小泉八雲の怪談
ひょっとして 妖怪 5 年 を お 探し です か ?い やね 、 私もこれ から そ こへ いくと ころ なん ですよ。
よ かったら ご 一緒 し ましょう。江戸 の 時代 から 庶民 に 怖 がら れ ながら も 愛 さ
れ 続けてきた 妖怪。この ポッドキャスト は 、そん な妖 怪 を毎 回一
つ取り上げ て紹 介 し、 こ このオー ナー 自 らが 勝手に作 ったばか ばか しい 妖 怪の 物 語 が聞ける。
それ が この 要 介護 点 なん です。さあ 、着きました。
私 が 扉 を お分け し ましょう。うん。
ムジナ。民話 や 伝承 に 伝わる 獣 の 妖怪 の 一種。
昔 から 秋 に 恒也 化け ダヌキ 同様 に 人 を 化かす存在 と して 知られて おり 、そ の腕 前 はキツ ネ
の七 編 芸 狸 の 八へ んげ いムジ ナ の急 変 芸と言われ るよう に 、 狐 や狸よ りも 上 手 だ と され
ある 古 寺に住んで いたム ジ ナは 僧 侶に化 け て6 年間も 正 体を悟ら れ る事 。無くな
りすまし ていたが。ある日 、安 心しきってい たの か、居 眠 り 中にうっ
かりお っ ぽを出 してしまい。正体 が 露見 して しまった という エピソード が ある。
ムジナ は 小泉 八雲 の 怪談 ムジナ に 登場 する 妖怪と して も 知られています。
夜 すっかり 暗く なった 紀国 坂 を ひとり の 男 が歩いて いる と 女 が うずくまって 泣いて いる。
男 が 声 を 掛けて も 女 は ただ 俯いて 泣く ばかり。必死 に 宥め 、なんと か 顔 を上 げさせ る と、 そこに
い た の は 目 も 鼻 も口も ないのっ ぺら坊。男 は 腰 も 抜か さ ん ばかり に 驚いて 慌てて 逃げ出
します。走って 走って たどり着いた の が 、四 谷見 附あた り
にあ る屋 台 の蕎麦 屋 の駆け込ん だ 男 は、 屋 台の主 人 に 事の 顛 末 を語り ます 。
主人 は それ は恐 ろしいござい まし たなあ。とこ ろで 、 お前 さんが 見 た という の は こんな顔回
。そうい っ た そ ば 屋 の 顔 は 、目も鼻
も口もなかったそうです。余談 です が 諺 同じ 穴 の 狢 は 一見 する と 違って
見えて も 、同 類仲 間であ るこ と のたと え悪 事 を働く同 類 の意 味 で 使 われま す。
悪いイメ ー ジのこと わ ざと して知ら れる 理由は?ムジナ は 仲間 と 同じ 穴 で 生活 する 習慣 が
あり 、 穴 を 掘れな い 狸 が穴掘 り名 人 の 狢 の穴 を勝 手 に利 用す るこ と があ り 、 人を化 かすと
いう 悪いた ぬ きと 、 同 じANA で生 活す る 習 性を持 つた め、悪い イ メージで 使 わ れ
酔った男を化かすむじな
たのだと言われています。月 が とても 綺麗 な 夜 だった。
男 は 友人 と かなり 飲んで から 家 まで の 道 をふらふら と ご機嫌 で 歩いていた 。あ る
橋 のたも と に来 た 時、 見 る と 橋の真 ん中あ たりで 若 い 女と思わ れる 人 影 が 川を 望むよ
うに立っていた。男 は 酔った 勢い も あり 、そ の 女 に 声 をかけた。
おい 、そ こ のネーサ ン、 どう し たん ?だい気 分で も 悪いの会。
女 は 振り返って 顔 を 見せた。すごい 美人 である。
ありがとう ございます 。実は先ほ ど 男 に 振 ら れ 、 川 を見な がら泣いて い
たんです。そりゃ こんな ベッピン さん を 振る なんて とんで も
ねえ 、野 郎 だな。大丈夫 お前 さん ほど の 器量 よし なら 、 男 がホッ
ト がねって。さあ 、さ あい つま で も泣い てね ー で よかった らこ
の土 産 にもらっ たおは ぎで もくいね ぇな。男 は ニヤリと し ながら 、おは ぎ の 箱 を 女
に向けた。あら 嬉 しい あたし 、甘 い 物 に は 目がな い のよ。
そういった 女 の 顔 から。目玉 が 落ちた 。続い て
鼻 も 口も。女 の 顔 は 何もない のっぺらぼう に なった。
う わ 、バケモ ンだ。男 は おはぎ の 箱 を 投げ出 して 、その 場か ら逃げ
出した。しばらく 走って 息 も 絶え絶え 、お 寺 の 前辺 り にく
る と蕎麦 屋 の屋 台 が出ていた。やっと 会 えた 人間 に ホッと して 、 男 はそば 屋
のオヤ ジ につ いさっ き会っ た 事 の顛 末 を 事細かく語った。
しばらく 洗い物 を していた 親父 だった が。そりゃ 大変 な 目 に 、お会 いなすっ たで すね。
ところで。その 女 の 人 は?
こんな 顔 じゃ なかった です かい?と 親父 が 見せた 顔 は のっぺらぼう。
男 は バタンと 気 を 失った。ふ ふ ふ。
人間 なんて な たわい もない な 。この程 度 でバ カされて。
本物ののっぺらぼうと狐の裁き
さて 、こい つ の身ぐる み全 部いただ く としよう。そんな こと をいって いる と 、なにや ら 前 の 方か
ら誰 か がやっ てくる。なん だ こいつ は?
方 に 鉄砲 抱えて やがる。しかも 背中 に 何か の 動物 が 入った 籠 しょって
上がる。だ 、 誰 だお 前は?
誰 だ はない だろう。お前 たち ムジナ が 俺 様 に 化けて 悪さ を し よって
から に。お前 の 仲間 も とらえて きて やった ぞ。
そう 言って 男 は かぶっていた ずきん を 取った。あほ 本物 の のっぺらぼう だ 許 して くれ 俺 たち が
悪かった。そう 言って そば屋 の オヤジ に 化けた ムジナ は
倒れた。おい ほい。
だめ だ 完全 に 気 を 失って いる。ムジナ に 戻って いる し。
情けない 同じ 負ける こと が できる 仲間 と して 恥ずかしい わ。
さて と こいつ も この かご に 入れて と。あと は 、こ の倒れ てい る 男か ら有り 金全 部いただ
く としよう。そこ に 夜空 から 何か が 舞い降りて きた。
天狗 である。動物 の 分際 で 化けて 人間 を 騙す と は 不届き もの
が。わし が さばいて やろう。
そう 言って 天狗 が うちわ を 振り上げる と 、のっぺらぼう は気 絶し て倒れた。
ああ 、情けない。気絶 して のっぺらぼう から たぬき に 戻って いる し
、ま あ同 じ 穴 の 狢っ てい うくら い だか ら同じよう なも のよね。
そういう と タヌキモ 籠 の 中 に 放り込んだ。でも 私 も この 格好 して いる の 、疲れ る のよね?
えー 、天 狗 に化けてい た の はキツ ネだった。よかった は 間に合って。
気絶 して いる この 男 よく うち の お 稲荷 様 に、お参 り に来 る の よ。た
ま には 借 り を返 してあげ な いとね。そう 言って 狐 は 山 に 帰って いった。
いかが でした か ?今日 の妖 怪 話は?
もし 気に入って 頂 けた の なら。フォロー して あげて ください。
また 、要介 護 度 へ の ご意 見 ご感 想 は?この 番 組の 概 要 欄を 見てくだ さいね。
新 しい お 話 は 毎週 土曜日 午後5時 に 公開 に なるらしい です よ。
もし よろ し かったら また この 場所 で お会い しましょう。
それで わ また。
09:47

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