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EP2-04 さえずり石(Saezuriisi = Chirping stone)
2025-02-22 15:03

EP2-04 さえずり石(Saezuriisi = Chirping stone)

妖怪古伝 第二シーズン 2-04回目の放送 今日の妖怪は「さえずり石」 今回のオリジナルストーリーは、母の仇を探していた侍、仇は亡くなっていた。そこに大岩が話しかけてきて....ぜひお聞きください。 また番組へのご感想やご意見は Twitter @youkaikoden かメール youkaikoden@gmail.com でお待ちしております。またnote 妖怪古伝では過去のシナリオを公開していますぜひご覧ください。*この番組の効果音には「Oto Logic」「Mus Mus」「効果音ラボ」様の音源を 使用させていただいています。

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サマリー

群馬県の文化財「さえずり石」に伝わる、石が人の役に立つ言葉を話したという伝説が紹介されます。母の仇を探していた侍・新之助は、仇の源九郎がすでに亡くなったと知って絶望しますが、さえずり石の力で過去へ戻ります。そこで、母の菊が夫・京太郎の死をめぐる罪悪感から自害し、源九郎が赤ん坊の新之助を養父・平七郎に託した経緯を目撃します。さらに石の前で、老いた源九郎が菊を毎年弔っている姿を見た新之助は、仇討ちに込めていた事情を知ります。

さえずり石の伝説
お前さん、ひょっとして妖怪古典を探しておるのか?それならばわしが入り口まで案内してやろう。妖怪古典。このポッドキャストは毎回この館の主人が勝手に作った妖怪の。誰も聞いたことのないオリジナルストーリーが聞ける番組じゃさあ着いたぞ。この扉の向こうじゃ。
気。をつけてな。
さえずり石さえずり石は、群馬県の文化財である。大きさ約4mの巨石。しゃべり石とも言う。所在地は吾妻郡中条町大道。名前の由来は、かつてこの岩が言葉を発したという妖怪伝説による。その昔、親の仇を探して旅をしていた男がこの地を通りかかり、この石を寝床として一夜を明かすことにした。夜中。
男は人の話し声で目を覚ました。耳をすますと、声はなんと石の中から聞こえていた。しかも、話の内容は男の目指す敵のことであり、その敵の居場所まで話していた。男はこれぞ神仏の助けと信じ、その場所へ赴き、見事に敵を取ることができた。その。
後もこの石は幾度も声を発し、人々の役に立つことを話していたので、土地のものは石の神としてこの石を祀った。しかしある時、この石の近くを訪れた旅人が石の声を聞き、驚いて石の角を刀で切りつけてしまった。以来、この石が。声を出すことはなくなったという。
新之助、母の仇を知る
ここは上野国の奥地の山の峠である。一人の侍が途方に暮れたようにブツブツとつぶやいていた。なんということだ。やっとずっと探していた我が母の敵の所在を突き止めたと思ったのに。昨年。病で亡くなっていたと。俺は何のために今までずっとたたきの源九郎を探してきたのか。今までの苦労はすべて無駄になってしまった。そう言って、この侍新之助がこの峠にある大岩によじ登り、大岩の上に横になった俺を育ててくれた養。
父。平七郎の話では、この大岩の下で母は切られ赤ん坊だった。俺は大岩の上にいたため助かったと聞いている。ああ、もうどうしていいのかわからない。そんなことを言いながら空を見上げていると、どこからか低い声が聞こえてきた。
おお。大きくなったな。あの20年前の赤ん坊がこんな立派な侍になったのか。時はあっという間に過ぎるのだろ。
うだ、誰だ。どこにいるんだ。姿を現せ。姿を現せと言われても、わしはずっとお主の下におる。ほら、ここじゃ。
ここじゃよ。俺の下、俺の下と言われても、下にはでかい石しかないじゃないか。
過去で明かされる事件の真相
そうじゃ、わしは昔から皆にさえずり石と言われている。大岩じゃ、ところでお主話を聞いてしまったの。じゃがお主を二年前の。まだ元九郎が生きていた頃に戻してやろう。
かなにそんなことができるのか。本当にできるならお願いだ。俺を連れて行ってくれ。よかろうでは目をつぶれ。そしてわしの上、この大岩の上に大の字になれ。では行くぞ、それ。
大岩がそう掛け声をかけた。すると新之助の体は大岩がなくなったように下に落ちていくような感覚になり、気を失った新之助が気がつくと大岩の後ろに倒れているようだった。そして何やら表側では男と女が揉めているようである。新之助は姿を出さず。聞き耳を立てた菊殿、早まるな。その子には何の罪もないではないか。無実を訴えて死んだ京太郎のためにも、その子を育てるのだ。それは無理よ。こうなってしまったのも、すべては私のせい。この子だけを残して、藤家の恥を背負わせて生きさせるのは不憫。
ならば、いっそ私の手で。しんのすけは。2人の会話に聞き入っ。た。
話はこうだった。最近、年貢の量がおかしいと訴えがあって、調べると、米を測る松の大きさに再考されていた。菊はその話を大韓から聞き、松を預かり。夫の京太郎の手柄にしようと家に持ち帰ったところ、役人たちが突然家にやってきて再考された。マスを見つけられた役人たちは、京太郎がこの偽物のマスを使って農民たちを苦しめたのかと咎めてきた。身に覚えのない京太郎は、誰かにはめられたと悟り。
役人たちの隙を見て無実を訴え切腹した菊は、すべては大韓が仕組んだ罠で、年貢をごまかしていた大韓が保身を図り、その罪を夫の強太郎になすりつけ、犯人に仕立て上げようとしたこととわかった。そして、菊自身が。まんまとその代官の悪巧みの手助けをしてしまった。しかも、自分の夫が犠牲になってしまったのだ。菊は混乱し、正常な判断ができる状態ではなくなっていた。おっと、京太郎様を殺したのは私なのよ。だからこの子、しんのすけも私と一緒に。
夫のもとに行くのが一番幸せなの。邪魔をしないで源九郎様やめるんだ。そんなことをしても恭太郎が喜ぶはずがない。まずはその子を私に渡すんだ。源九郎は菊から赤ん坊を奪い取った。するときくわ。懐刀を抜き、源九郎に切りかかった。それを源九郎は避け、2人はもみ合って倒れた。源九郎が立ち上がると、足元には喉元に刀が刺さり、事切れた菊が倒れていた。そこに平七郎が駆けつけた。源九郎、どういうことだ。
なぜ恭太郎の妻の菊が死んでいるのだ。教えてくれ。平七郎よ。菊殿は私が殺した幼い頃からの親友の妻を私は殺したんだ。平七郎頼みがある。この赤ん坊を預かってくれなお。新之助という母を殺した私が育てたのではあまりにも不憫だ。もし新之助が大人になったら、母の敵は私だと教えてやってくれ。新之助に打たれるなら私も本望だ。こうして源九郎は赤ん坊を平七郎に託し。
石の前の弔いと帰還
その場を去っていった。大岩の後ろの新之助は涙を流し、嗚咽をこらえながらその話を聞いていた。おお、すまんすまん。わしもとしかの時を間違えてしまったみたいじゃのでは。今度は本当に二年前のこの場所に参ろうか。さあ。
目をつぶり、わしの上で横になれ。新之助が気づくと、今度は大岩の前に倒れていた。そして立ち上がると、こちらに一人の年老いた侍がやってくるのが見えた。新之助は近くの松の木の後ろに隠れた。老いた侍は大岩の前に来ると座り込み。
持ってきた花をその大岩に手向けて手を合わせた。すみません、通りかかりのものですが、どうしてそんな岩に花を供えるのですか?失礼でなければお聞かせ願えませんか?これは。
これは見られてしまいましたか?偶然でも見られたのは何かの縁。お話しいたしましょう。実はこの岩の前は、私の親友の妻、そして私が幼き頃よりずっと思いを寄せた人の終焉の場所なのです。様々な未練を私もこの人もここに残してあるので。
毎年、今日この日に花を手向けに来ているのです。そう言うと、年老いた侍はさしていた刀を地面に置いた。少し時が過ぎた。そうですか。見ず知らずの私に話していただき、ありがとうございます。あなたのその思い、きっとその人も成仏できたのではないでしょうか。新之助の返事を聞くと、年老いた侍は刀をとって立ち上がり、新之助にお辞儀をするとその場を去っていった。新之助はその後ろ姿が見えなくなるまで深々と。
頭を下げていた。さあ、そろそろお主の本来の時代に戻ろうか。用意ができたら、またわしの上で横になれ。
新之助は大岩に登り、横になった大岩から見上げた空はどこまでも青く。澄み、切。
って。い。た。
エンディング
おかえり、どうじゃった、今回の妖怪話は。もし気に入ってくれたなら、またここに聞きに来ておくれ。そして。フォロ。
ーしてくれると嬉しいの。それと妖怪古典へのご意見ご感想はこの番組の概要欄を見ておくれ。また、新しい話は毎週土曜日の午後五。
時に、公。開されるらしいから、楽しみに待っていておくれ。そう。そう、妖怪古典の話はノートでも読めるようになっているらしいぞ。よかったらそちらも覗いてみてくれ。それではまた来週の黄昏時。
大間が時にまた会おうぞ。
15:03

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