熊本地震の被害状況とイオンモール熊本での爆発事故
今週のフカボリ
今話題となっている出来事や、二人が気になっていることなどを、本音で深掘る今週のフカボリ。
先週4月28日火曜日の夕方4時27分頃、熊本県熊本地方でマグネチュード7.1の地震が発生し、熊本県浮岐市及び氷川町で震度7が観測されました。
熊本県災害対策本部は、きのうの時点で今回の地震による死者は合わせて38人、避難者は9226人と発表しております。
そうなんです。そして、地震の影響でイオンモール熊本では爆発事故が発生しました。
地震発生からおよそ30分後の午後5時頃は、来店客と従業員合わせておよそ4300人の屋外避難を終えていました。
その後、午後5時50分頃に2階で爆発が発生し、爆発に巻き込まれた7人の死亡が確認されているわけなんですね。
地震と火災というイメージはあったんですけれども、この注意事項として、地震とガス漏れというものを新たに今回は危険性を身近に感じたところなんですよね。
それと、ニュース映像を見ると、こんなに建物って崩壊するものなのかと思いました。
この時間は、イオンモール熊本で発生した爆発事故について、この方に詳しく伺いましょう。
元東京消防庁所属で、危機管理防災アドバイザーの田中昭さんとつながっています。田中さん、よろしくお願いいたします。
被災地の過酷な状況と避難の鉄則
はい、よろしくお願いいたします。
田中さん、まず、この時期にこの暑さというのは、この被災したところは本当に大変なんでしょうね。
そうですね、今日あたり40度を超えているというふうに伺っております。本当に暑い中の避難生活は大変だと思います。ぜひ熱中症対策をしっかりとっていただければと思いますね。
そこで今回のイオンモール熊本で発生した爆発事故なんですが、地震が発生して約1時間後に爆発しているということですよね。
我々はやっぱりどこか、素人考えだと、どこかで1時間経ってたら様子を見たくなるという気持ちは分からないでもないんですけど、そういうことはやっぱり絶対やっちゃいけないんでしょうね。
ということで、建物の事態は崩壊、倒れたりはしなかったんですけど、非常にダメージを受けていると思います。ですから、一旦避難したら戻らないというのが危機管理の鉄則になりますね。
その鉄則を従業員の方だけじゃなくて、私たち生活者がしっかりこれまで認識できる方法とかって何かあったんでしょうかね。
いろいろ出ております。まず地震が発生したら身の安全を図ってください。頭を守ってください。その後に火の取り扱い、火の下閉じてください。揺れが収まったら屋外の安全な場所に避難してください。こういったものが出てるんですね。
このような形でやっていただければ、まず自分の命を守ること、大切な人の命を守ることが一番となりますね。
そうですね。ただ、帰宅するための車のキーを取りに戻ったという方がいるという報道もありまして、この際、車というのは避難生活の中で重要なものになると思うんですが、それでもやはり取りに戻らない方がいいということなんですね。
そうですね。地震発生時、特に他のものも風水害と自然災害というのは、いつどこでまた再び来るかわからないんですよね。地震もそうです。同規模の大きなものが来るかもわかりません。せっかく建物から外に出たのであれば、リスクの高い建物側には戻らないというのが鉄則になりますね。
建物の耐震基準とインフラの課題
こういうことが起こってしまって、こんなことを聞くのも何なんですけれども、現在の国の耐震基準とか、そういうものは正当なんでしょうかね。
そうですね。今、建物の耐震基準は相当上がっております。建物の耐震基準自体は非常に高い基準なんですけど、こういった建物に入れている電気、ガス、水道、これらとの整合性ですよね。建物は強いんだけど、引き込む配管、電気配線、水道管、その引き込んでいるところとのギャップというんでしょうかね、安全性の。
これらがもう少し今後は課題になってくると思いますね。
そのLPガスのこういった災害時の安全性というのは担保されているんでしょうか。
そうですね。LPガス自体は、こういった災害時には、都市ガスなんかと比べて非常に復旧が早いと言われております。
また、ガスのタンクから配管、すべて安全装置というのは備わっているんですね。
ガスの特性としては、LPガスは空気より重く、下に溜まりやすいということと。
それと先ほど申し上げましたけど、タンクから配管を通って屋内に引き込んでいるところ。
この辺が建物の揺れと地面の揺れの差が生まれたときに、何かフレキシリーズな配管を使うとか、今後何かそういった設計維持管理がされていくのかなというふうに思いますね。
大規模商業施設の防災対策と情報収集
これ、いろんなもののような大型商業施設は、これからできることというか、どのような対策をするべきでしょうか。
非常に高い耐震性能を持っております。
ただし、こういったガス、おそらくまだ原因ははっきりわかっておりませんけども、LPガスと引き込まれているようです。
例えば、このガス漏れ警報器とともに、何か建物の非常換気、換気を回すとか、あるいは街頭エリアの電源を遮断してですね、爆発事故を防ぐとか、
それから事務員様の点検避難マニュアルの厳格強度化というんですかね、この辺もしっかり明確化にしていく必要があると思いますね。
これ、こういうことが起きたときの、この企業がどういう情報を集めて、どういう判断をするかというのも重要な気がするんですけども、
そのあたり、今回この一連のここまでの流れを見てどのようにお感じですか。
そうですね、まず事務員さんの安否確認というのももちろん必要です。
ただし、このヨンモールさんってもう数千人入るような大型商業施設です。
特にですね、不特定多数の方が出入りしているので、今何人収容しているかというのがほとんどわからない状態なんですね。
ただ、30分以内で多くの皆様を避難誘導できたというのが、ヨンモールさんの、事務員さんの、この避難誘導がしっかりされていたのかなというふうに思います。
またですね、事務員さんの安否確認もお客さんの安否確認もそうなんですけども、一旦避難したら戻らないでほしいというのが私の願いではありますね。
生活者としての避難行動と事前確認の重要性
やっぱりそうですよね。我々が、例えばお客としていろんなところに行っている、そこでそういうことが起きてしまった。
我々が生活者として気をつけることを、今お話があった一遍避難したら戻らないということ以外にも何かございますか。
商業施設だけではなく、ホテル、旅館等で宿泊する場合もあると思います。ご家族で。
必ず避難方向って二方向に避難できるように建物ってできてるんですね。
右に行けば避難口がある、左に行ってもあるということで。
ですから、ただ単にお部屋に入る、その場所に入るんじゃなく、ちょっと振り返っていただいて、避難口誘導灯、緑のランプになりますけど、
これがどこにあるのかというのを確認していただいて、何かがあった時に自分と自分の大切な方の命を守るような行動がとっていただければと思います。
わかりました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
パーソナルな防災意識の向上と教訓
元東京消防庁所属で危機管理防災アドバイザーの田中昭さんにお話を伺いました。
この日、福岡でも揺れを感じたじゃないですか。その時って僕自分の劇場でアフターイベントをやっていたんです。
お客さんのスマホも鳴っている。
そんな中、どういう対応をするかということを、当然その時お客様と一緒に一旦様子を見て、安全を確認してから続けたんですけど、
その夜の公演前の間にみんなといろんな話をしました。
でもその時に反省したのは、そういうことがあったからじゃなくて、そんな話、避難経路、そういうものの確認はやっぱりやっとかないといけないということを強く感じましたし、
幸いというか、いろんな事情でちょうど劇場の退死に関しての遵法性を保つ、いろんなことを直した後ではあったので、意識はちょっと高い時期ではあったんですけどね。
避難マニュアルで戻ってはならぬというものはイオンもあったということですが、
それを厳格に守るとか、あるいは金庫のお金を取りに行ってとか、納めてとかっていう、例外がないということを、私たちは可能を肝に銘じて進んでいきましょう。
JNN・JRN共同災害募金のお知らせ
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2026年7月28日、熊本県熊本地方を震源地として起きた地震により、各地で大きな被害が出ています。
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お寄せいただいた義援金は、全額、日本赤十字社を通じて被災地にお届けします。
皆様の温かいご支援をお願いいたします。
三井住友銀行、赤坂支店。
口座番号、普通、8103864。
三井住友銀行、赤坂支店。
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口座名は、JNN、JRN、共同災害募金です。
本週の深堀りでした。