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2025-08-05 18:03

2025/07/18 参院選の争点にも、外国人問題

今週のフカボリは参院選の争点にもなった外国人問題について。政府は外国人政策の司令塔となる「外国人との秩序ある共生社会推進室」を内閣官房に新設した。一部の在留外国人による犯罪や迷惑行為への懸念が国民に広がる中、政府を挙げた取り組みを推進する狙いだ。一方で選挙期間以降も、日本で暮らす外国人への誹謗中傷、ヘイトが激しくなっている。これから日本で暮らす外国人はどうなるのか?国家の成長の為に外国人をどう受け入れていくのか?国際労働移動に詳しい東海大学の教授の万城目正雄さんにフカボリした。
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今週の注目の出来事を振り返り、本音でフカボる今週のフカボリ。
政府は今週火曜日に、外国人政策の司令塔となる
外国人との秩序ある共生社会推進室を内閣官房に新設しました。
一部の在留外国人による犯罪や迷惑行為への懸念が国民に広がっているとして
政府を挙げた取り組みを推進する、そうなんですね。
石破総理が言うには、経済成長には海外活力の取り組みが重要だとした上で
ルールを守らない方への厳格な対応や、外国人をめぐる現在の情勢に
十分対応できていない制度の見直しは重要な課題だと強調した。
なぜ今言う?
今、事務局発足させてますからね。
参院選20日投開票なんですけど
外国人の規制を強めることを公約に掲げる政党も相次いでいて
一部、それに賛同する有権者もいますし
一方で日本に住む外国ルーツの人たちが不安を抱いたりしているというようなことが
仕切りにくくなってきている。
そういう意味では、外国人に対しては
これはファクトチェックということで、新聞が本当に正しいのかどうかということを確認する記事を
連日各社ともに掲載しているのをよく見るんですけど
例えば、社会保険料を見直しているとか
生活保護を日本人よりも安く受けているとか、数が多いとか
あと、海外から来ているとか、外国の人たちに対して
それを不安視して、それが厳格に対処するというようなことも言われていたりとか
公約にそれをもっと厳しく対応するということを言って
有権者の一定の理解を得ている政党もありますしね。
ただね、やっぱり我々は、ここはもう冷静に
まずは今の現状を掌握しなきゃいけないのか
というふうに思っています。
それと、やっぱりもうすでに我々の生活の中で
もう外国人の方が入って、働いている現状もあるわけですから
じゃあ、今日はこれから外国人をどう受け入れていく必要があるのか
今、外国人の労働力はどれくらい重要なのか
外国人の違法行為や迷惑行為を受け入れていく必要があるのか
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どういうふうに考えていくのか
どれくらい重要なのか
外国人の違法行為や迷惑行為を抑制して
共に暮らしていくためには何が必要なのか
ここを主にお話を聞きたいと思います。
国際労働移動に詳しい東海大学の教授、万丈目正雄さんと電話がつながっています。
万丈目さん、お願いします。
はい、よろしくお願いします。
今、本当にネット、SNSでよく目にする外国人の問題だったり
それに対する政策なんですけれども
例えば、生活保護目当ての外国人が日本に殺到とか
外国人が国民健康保険にただ乗りしているとか
また、医療費の見払いが多いといった
この情報は本当は何でしょうか。では何でしょうか。
私は誤った情報が流れているということには
十分に留意する必要があるというふうに思っております。
先日も厚生労働大臣が閣議決定後の記者会見において
医療費や工学療養費制度において
外国人の割合が高いということはない。
あるいは、国民健康保険の見納率について
外国人の割合が高いということはないということを
説明しているわけです。
つまり、発信元はどこなのか、根拠はあるのかということ
情報を鵜呑みにしないという必要が大切なのではないかな
というふうに思っております。
まあ、さっきも言いましたけど
今、私たちの生活の中でたくさんの外国人の方が
働いていますよね。
私、コンビニなんか行ってもほとんど
接客してくれるのは外国人の方ですが
これ、今どれくらいの外国人が日本で働いていて
それは今、増えている途中なんでしょうか。
はい。
日本は人口減少社会に直面しているわけですけども
その中で、外国人労働者は
2024年に230万人となりまして
過去10年で2.5倍ということになっております。
その背景にあるのは
世紀以降と過去最高の水準と言われる
人手不足があるわけです。
都市部はもちろんなんですけれども
人手不足が深刻な地方での外国人の就労も
多くなっておりまして
増加率を見ますと、2024年には
北海道や福井、長崎県などが高い比率で
外国人の労働者が増えているということがあるわけです。
これこの先やはりどんどん増え続けるというふうにお考えですか?
はい。人口減少が進む中で
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特に地方における深刻な人手不足があるわけですので
その中で外国人の労働者が増えていくという傾向は
今後も進んでいくのではないかというふうに思っております。
今、技能実習生などで規制がかかって一定の数
抑制されているということではないんですか?
はい。技能実習生の受け入れが増えてきているわけですけれども
2019年から
特定技能という制度が始まり
技能実習制度におきましては
3年から5年の期間が終えたら
母国に帰国するという制度であったわけですけれども
今後は特定技能という制度の下で
長期にわたって日本で就労し
働くことができるという制度が
今後さらに広がっていくだろうというふうに
考えられているわけです。
先ほど我々がSNSで目にする情報の中には
やっぱり間違った情報もあるというお話もありましたが
そんな中で今実際に起きている問題として
外国人の方が急激に増えたことで
どんな歪みが生まれていますか?
具体的な事例を申し上げますと
例えばある町の取り組みなんですけれども
2030年に町の人口の1割が
外国人になるだろうということを見込んでいるところがあるわけです
そのように総人口に占める
外国人の割合が高くなっていく中で
買い物やゴミ出しなどで
地域の方々と外国人の方々が
地域で顔を合わせるということが
だんだん日常のことになってきていると
それにもかかわらず
外国人の住民と日本人の住民の交流というものが
限定的だということで
なかなか相互理解が進まないということを
課題にしているというところもあるわけです
つまり外国人との共生を
進めていくということが
現実の課題になっている中で
文化や習慣の違いなどから
住民同士の理解が追いついていかないという現状があり
いかにして相互理解を進めていくのかということに
取り組んでいるということも
地域では起こっているというふうに聞いております
具体的にどうすれば理解が進むというふうにお考えですか
やはり相互理解を進めていくということで
地域でさまざまなイベントが行われているわけです
スポーツやお祭りなどの文化体験
運動会などの機会などを通じて
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相互理解を進めていくことで
同じ地域の住民だという認識が
醸成されていくということが必要ではないかと思っております
それはどちらかというと
地域のコミュニティの中でやるべきことということですよね
はい、もちろん地域のコミュニティの中で
行われていくということが
地域における多文化共生という取り組みになるわけですけれども
その中で
もちろん企業の取り組みというのもとても大事になっています
企業はどんな取り組みをすべきでしょうか
例えばなのですが
日本人の社員の方が日本語教師の資格を取って
社内で外国人、実習生や特定技能の皆さんたちに
日本語を教えるということを始めましたと
そうすると外国人の社員の方々とのコミュニケーションが
盛んに取れるようになって
地域の日本語スピーチ大会の参加を後押ししたりとか
地元の外国人の皆さんたちが作ったバスケットボールのチームと
社内の日本人スタッフのチームとの間で
練習や試合をすることでコミュニケーションが深まり
それが外国人の皆さんたちの生活の満足度を高める
それが向上するということになります
日本語を勉強すればたくさんコミュニケーションができて
地域でさまざまなコミュニケーションが図れる
それが一生懸命働きたいということにつながったという
好循環を生んで
外国人を雇用する企業にとっても
コミュニケーションが円滑になるということは
とても重要なことなんだということを
強調する企業さんもあるわけです
その一方で日本人ファーストを掲げて
外国籍の人を排除しようとか
排斥しようとか
入ってくるのをとどめようという動きもあります
それについてはどのようにお感じですか
昨年の出生数は70万人を割り込むなど
日本の人口減少は
はとめがかからない状況になっております
その中で国力を維持するためには
外国人労働者が必要だというふうに
考えているわけです
つまり現実に即した議論というものが
活発に行われているということが
必要ではないかというふうに思っております
そういう意味では
今回の参院選の争点に究極を浮上してきましたが
そのことについては
先生のお立場ではどのように感じていらっしゃいますか
急増する外国人
在留外国人
ちょっと音声が途絶えました
もしもし
はいどうぞ
在留外国人及び外国人労働者が
急増するという中において
12:04
国という中におきまして
2070年には
外国人の住民
外国人の住める
人口に占める割合が
約10%になるのではないかという
試算もあるわけです
その中でいかに現実的に
外国人の労働者の方々
外国人の方々と共生していく道を
探っていくのかということを
しっかり議論するきっかけになったのではないかな
というふうに思います
今後の地域
社会の利用について
一定の外国人の方々と
共生するという姿を
念頭において
どのような社会を作るのかということを
しっかり議論していくということが
今後ますます一層重要になっていくのではないか
というふうに思っております
ただ一方で
労働環境が条件が悪かったりとか
差別があったりということがありますが
これはなくすためには
誰がどのように
注意喚起ですとか
温度をとっていくべきなんでしょうか
それは政府 自治体
そして企業
私たち国民一人一人の認識というのが
とても大事になってくると
いうふうに思います
先ほど
技能実習や特定技能という
お話がございましたが
2027年には
技能実習に代わり
育成就労という制度が
スタートすることになっております
今後
育成就労
特定技能という制度を通じて
中長期に
在留する外国人が
増加していく
ということが考えられるわけです
今後は
中長期にわたり
日本で就労する外国人が
増加する中で
同行する外国人の
家族の方々も
増えていくでしょう
外国人の
子どもの教育ということにも
これまで以上に
重要な
社会的なテーマになっていくもの
というふうに思います
また外国人の方々も
年齢を重ねれば
高齢化をしていきますので
今後の社会保障の問題を
どう考えていくのか
といったような社会問題を
しっかりと対策していく
ということが
ますます重要になっていくんだというふうに
思います
分かりました ありがとうございました
ありがとうございました
国際労働移動に
詳しい東海大学の教授
万丈目雅夫さんでした
これは今回の
選挙結果がどういう形になるかも
分かりませんが
選挙の争点だけではなく
15:00
じゃあ今後
どういう制度を
作ってくれるのか
それを私たち見とかないといけないな
と思いましたし
あとねこれは
ちょっとしゃべっていいのかな
コミュニティとか
そういうレベルでいうと
やっぱり相手に対する
想像力
それぞれ今のところ文化が
違うわけですから
なんだろう相手がどういう
気持ちになるんだろうとかっていう
そこの分かり合いみたいな
レベルのことって
俺明日お祭りだから
地域のお祭りなんで
そういうところに参加してもらうと
本当に
楽しみながらこういうことが分からないんだ
とか列に並ぶって
いうことも文化が違ってたら
そういう瞬間もないかもしれない
とかってことが分からないと
そうですね理解しないと
うまくもいかないでしょうね
外国の方と何か接したこと
ありますかともに暮らしていくには
何が必要だと思うでしょうか
お待ちしています
今週の深堀りでした
木曜日の夜西新宿なる劇で
2回開催します
そして公開収録の模様は
動画でも配信予定です
詳しくは公式サイトや
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来場者プレゼントも準備して
待ってますよ
私も行きたい
お楽しみに
18:03

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