1. よなおし堂・今週のフカボリ
  2. 2025/07/11 参院選目前、選挙..
2025-07-11 13:39

2025/07/11 参院選目前、選挙とSNSについて

7月20日に投開票が行われる参議院選挙。今回もSNSで政党が作った公式の動画だけでなく、誰が作ったか分からない切り抜き動画なども目にすることが多い。こうしたSNSの情報が私たちの選挙行動にどのように影響するのか、どうやって情報を取捨選択していけばいいのか、選挙とSNSについてITジャーナリストの三上洋さんにフカボリした。
Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices
00:01
つばきファクトリーの今夜だけウカレディオ
約1年ぶりの公開収録の開催が決定しました。タイトルは、
今夜だけ超ウカレディオ3夜目
出演メンバーは、小野水穂、よふうるの、鳥ふうかの3人。
2026年1月22日木曜日の夜、西新宿なる劇で2回開催します。
そして、公開収録の模様は動画でも配信予定です。
詳しくは、公式サイトやSNSをチェックしてください。
来場者プレゼントも準備して待ってますよ。
わあ、私も行きたい。
お楽しみに。
今週のフカボリ
今週の注目の出来事を振り返り、本音でフカボる今週のフカボリ。
今月20日投開票の参院選。
福岡選挙区では、店員3人に対して現職3人と新人10人に合わせて13人が立候補していますが、
今回の選挙では、物価高対策、減税、米価格の高騰、少子化対策などなど、選択的夫婦別姓制度についても、
いろんな争点で各党様々な政策がPRされていますが、
今、私たちはこれまでだと、新聞ですとかテレビの政権放送、
街頭演説で候補者がどんな政策を訴えているのか知ることができていたのですが、
今はスマートフォンでSNS戦略というものが格闘進んでいますから、
そういったところで若者は政治の状況ですとか、
どの候補に一票を投じようかなどと考えたりする機会は増えてきましたが、
一方でちょっと心配もありますよね。
フェイクの内容だったりとかね。
そうなんですよ。
あと一回見たらそれがどんどん入ってくるから。
そうですよね。
あとマッチングサイトもありますよね。
僕マッチングサイトしてみましたら、思ってもないような政党、
今イメージなかった政党がぴったりだって出てきたりしました。
そうですよね。自分がどういう政策を望むのか、どういう生活を望むのかというのを入れていくと、
それをマッチングするということ。
本当にデジタル選挙という要素がありますね。
さあ、そのSNSの情報が投票行動にどう影響するのか、
正しい情報を得るにはどうすればいいのか、
もはや切り離せなくなったSNSと選挙について、この方に深堀りましょう。
ITジャーナリストの三上陽さんです。三上さん、こんにちは、お願いいたします。
よろしくお願いします。
三上さんのX最近見たんですけども、
通常から政治経済のことなんかはいろいろな形式でツイートされておりますけども、
選挙そのものについては、今はちょっと控えていらっしゃるということなんですか?
いえ、そんなことはないですよ。
今日はですね、それまで、例えば数年前までは、
03:04
SNSやネットがですね、選挙の投票行動につながることは稀だったんですよ。
ネット上ですごく勢いがあると言われていても、
実際の投票の数字に出てこない状況だったんですね。
ところがですね、昨年選挙イヤーと言われました。
全国各地でいろんな選挙がありました。
その時にですね、SNSや動画の反響で、
得票を伸ばした候補者がたくさんいたんですよ。
昨年からやはりこのSNSや動画の力がすごく大きいということで、
今年この参院選は特に注目が集まっている。
特に今回の参院選についてはですね、
今までの野党とは違う勢力が伸びるということが言われていて、
それが実際にですね、インターネット上の、
例えばライブ配信の数字とか、
動画の再生数の数字とかに影響が出てきていて、
やはりここもですね、まだ分かりませんが、
インターネット上の力がある程度投票に結びつきそうだなあ、
ということが見えているんですね。
この状況については三上さんはどういうふうにご理解していらっしゃいますか。
いいことだというふうに理解していらっしゃいますか。
いいことと悪いことと両面あるんですね。
まずいいことで言えばですね、
冒頭動画を見る層、例えば若年層ですね。
10代、20代が意外に選挙に興味を持つようになって、
私の子供なんかは今ちょうど20歳ですけれども、
TikTokで選挙のことを見たよって言ったりするわけで、
そういう意味では、
投票行動に結びつくという意味では意味がありそうです。
それからうまくやっている政党はですね、
SNSと情報公開ということをやっている。
AIで作った今までのシステムを基にして、
AIの回答で自分の政党の主張や、
自分の政党の今考えていることを入れてくれる。
情報公開をきちんとしている。
共有をするということを上手にSNSでやってらっしゃる方もいるんですね。
逆にその政党に問題があった場合、
問題があったら問題を指摘されたら、
それをネット上で公開しながら問って、
ここを直しますって言ったりする。
そういうふうに、自分たちの有権者との向き合い方を見直すみたいなこともやってて、
ここはプラスです。
ところが問題はいくつかあります。
例えば切り抜き動画やショート動画です。
今これがすごく影響力があるんですが、
例えば外国人排斥だったり、
06:02
反ワクチン、選択肢夫婦別姓の問題、
そういったものを強く主張するショート動画、
切り抜き動画というものが非常に多く再生されるんです。
これをやってるのは実は候補者本人ではなくて、
プロの選挙ユーチューバーたちです。
なるほど。
選挙や政治のことを話題にするユーチューバーで、
非常にこれが影響力を持っておりまして、
例えば街頭で何々の配信をする、
それから街頭演説を切り抜くという形で、
十分にお金になってるんですよ。
お金になってる。
YouTubeの広告収入で彼らは食えるというところです。
つまりそこの問題点は、
自分たちの政党とか候補者の思いを伝えるんじゃなくて、
再生回数を伸ばしたいというところが目的というところが問題ですよね。
そうですね。その場合は非常に偏った一方的な内容です。
ワン・イシューと言って、
外国人が日本でこんな問題点を起こしているということばかり言う。
冷静な政治の判断とか、
投票行動に結びつくような、
良くするための行動ではなくて、
一方的な批判みたいなのを流す。
それを実は再生回数が回ります。
実はそれを参考にして、
そういった政策を決めてるんじゃないかと思われる政党まであるんですね。
様々な政策をインターネット上や街頭演説で言う。
その中で、例えばSNSや動画上で反響があったり、
再生回数が回るものをより強く主張する。
それをやってる政党は、実はかなり主張内容が変わったりするんです。
これはインターネット上で、
ある意味意識調査で意識が強いものを言うという意味ではプラスですけども、
単純にアテンションエコノミーといって、
注目を集めて炎上するような内容にすればするほど注目されて露出が増えるからいい、
という極端な行動に移っている。
それと一度見ると、同じ傾向の動画が流れてくるじゃないですか。
そうすると、若い世代の若年層は、
それに半ば洗脳されてしまったりする恐れもあるんじゃないですか。
それが表示の仕組みのアルゴリズムと呼ばれるものです。
例えば、ワクチンは体に良くないといった、
これは明らかに科学的に間違った主張があったとして、
そういうものの動画を一つ見ると、同様の動画が流れてくるんですね。
09:05
これはショート動画やYouTubeなどの、それぞれの表示の仕組みで出てくるわけです。
こういうものがたくさんあるので、
一つ見ちゃうとずっと反ワクチンの動画ばっかり出てくる状況になってくる。
同様に特定のそういった、
例えば反ワクチンについてずっと述べてる候補者の動画を一個見ると、
それがちゃんとつながるということになってしまって、
洗脳のような状態になりやすいということです。
実はYouTubeだったりショート動画というのは、
特定の偏った思想を広めてしまうという問題があるんですね。
そんな中でもSNSを利用するというのは、私たちの生活の中ではもう切り離せないわけで、
選挙に関してはどういうような利用の仕方で正しい情報を得ることができるんでしょうかね。
基本的にはまず、ショート動画やYouTubeの動画に気をつけていただきたい。
どんなものでも結構なんですが、
同じ内容が2回3回出てきたら、
これはプラットフォーム、YouTube側の何らかの操作で出てるんだと思った方がいいわけです。
例えばこれは別に厳税の話でもいいですし、
外国人の話でもなんでもいいんですが、
一定の同じ傾向のものがいっぱい出てきちゃったら、あれこれはやばいなと。
これをずっと見続けると、やっぱりここに私自身が洗脳されてしまう恐れがあるよっていうところを、
ちょっと警戒してみていただきたい。
流れてくるショート動画、流れて関連して出てくるYouTubeの動画を万全と見ちゃダメよって話ですね。
最後に例えば各政党ごとにSNSに対するアプローチが得て増えてだったり、
例えば他の政党を見てこの焦りを感じている、特に与党に当たったりすると思うんですけど、
そういう政党の差っていうのを感じられますか。
そうですね。やっぱり今まで政権を通りた自民党、公明党なんかは、
他の新しい野党系と比べるとネット展開がちょっと弱かったというところがある。
ただ自民党は、候補者にもよるんですけれども、かなりショート動画を始めていて、
そこは頑張ってるかなと思います。
やればいいっていうものではないと。
ショート動画、切り抜き動画が意味があるのは、先ほど言ったアテンションエコノミーであるから意味があるわけです。
でもアテンションエコノミーって言って、わざと炎上させたり、わざと極端なことを言うっていうことは、
12:01
本来の政治ではないですよね。
そういった間違ったやり方を見直さないでほしいなとは思います。
選挙のプラス、SNSやネット動画の展開が必ずしも、
その得票率の上下に影響があるわけではないです。
そうではなくて、私たちはその内容、政策、人柄っていうのをちゃんと見なくちゃいけないんだよというところは、
私たち有権者がちゃんと訂正に見ないとダメだと思います。
分かりました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ITジャーナリストの三上洋さんでした。
約1年ぶりの公開収録の開催が決定しました。
タイトルは、
出演メンバーは小野水穂、与風梨奈、豊風香の3人。
2026年1月22日木曜日の夜、西新宿なる劇で2回開催します。
そして公開収録の模様は動画でも配信予定です。
詳しくは公式サイトやSNSをチェックしてください。
来場者プレゼントも準備して待ってますよ。
わー!私も行きたい!
お楽しみに!
13:39

コメント

スクロール