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今週のフカボリ
今週の注目の出来事を振り返り、本音で深掘る、今週のフカボリ
ウクライナのゼレンスキー大統領と、ロシアのプーチン大統領の首脳会談をめぐって
アメリカのトランプ政権が調整を進めているようですが
開催の見通しは、立っていないようですね
ウクライナのシビハ外相も、SNSに、いかなる形式と場所での首脳会談であっても、応じる用意がある
我々は、殺戮に終止符を打ち、外交に機会を与える用意があると投稿し
会談に前向きのようですが、ロシアはその意向が見えません
どころか、ウクライナの首都キウで、深夜から28日朝にかけて
ロシア軍による大規模な攻撃があって、死亡者も出ているようなんですよね
アメリカのトランプ大統領は、今週ホワイトハウスで記者団に対して
私はこの問題が終わってほしいと、両首脳を合わせなければならない
これはロシアとウクライナということでしょう
進展が見られない場合については、経済制裁があると
世界大戦にはならないが、経済戦争になるだろうと
それはロシアにとって悪いものになるだろうという風に
今、ロシアに圧力をかけている状態なんですよね
さあ、この戦いの終わりはどうなるのか
気になるのは、ウクライナの今の国内の状況ですね
ウクライナのキイウにいらっしゃる、この方にお話を伺ってみましょう
世直す堂でもかつてお話を伺いました
ウクライナでの滞在歴が30年以上になるという
キイウ国立大学常席講師の江川ひろゆきさんと
今、ズームで現地とつながっています
江川さん、こんにちは、どうもありがとうございます
中谷さん、下田さん、こんにちは、よろしくお願いします
まず伺いたいのは、27日深夜から28日朝にかけての攻撃
江川さんは、ご無事だったんですね
私と私の家族は無事でしたけれども
キイウだけですよ、全土じゃなくてキイウだけで
だいたい23人ぐらいお亡くなりになって
その中には14歳ぐらいの女の子もお亡くなりになって
窓からも黒煙があちこち、キイウ市内の20か所以上
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非常に大きな被害を受けました
その様子は、江川さんから見てどのようにお感じになりましたか
それは人間ですから怖いですよね、もちろんね
江川さん、ご自身の身の危険というか
すごい近いところまで迫っているという感じなんですか
目の前、数キロメートルのところに黒煙が上がってますからね
私の住んでいるアパートのエントランスに
破片がボーンと当たって穴が開いたこともありますんでね
常に私たち危険に晒されているのは確かですね
そういった生活が3年半以上続いているということですよね
その地域の皆さんの日常生活とか
心の状態とかっていうのはどんな感じなんでしょうか
これ3年半というよりも2014年のクリミア進行以降
もう10年以上の戦争なんですよね
22年に今回の大規模な進行があって
非常に近づく不安というものがあったですね
周りの人たち、火炎瓶作る人もいるし
国外に逃げる人もいなくなる
人がいなくなるというのは怖いですよ
皆さんも大きな街に住んでいると思いますけれども
周りの人がどんどんどんどんいなくなるというのは
本当に怖かったですよね
でも江川さんはそちらに留まっていらっしゃるということですが
それはなぜですか
なぜですかと聞かれても
日本政府何もしてくれないでしょう
日本国民には
だから自分の力で帰りなさいということなんで
でも私家族がおりますんでね
息子は大学行ってますんで
つい最近は解除されましたけども
22歳以下は
25歳というのかな
国外に出られないというのを
男の子は出られないというのはありますんでね
息子とか妻を置いて
私一人だけ逃げるというわけにはいかないですよね
江川さんご自身のお仕事はできるような状況なんですか
もちろん私たち一生懸命やってますよ
本当に
もちろん防空壕の中に避難したりとか
そういうことはもちろん安全に確保しながらね
本当に学生たちも本当に真面目に
対面授業やってますよ
ちゃんと
その中で息子さんが25歳以下
国外に出られないということは
いずれ兵役が来る
その任務を想定して
外に出られないということなんですか
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本当つい最近なんですけれども
22歳以下の男性は
一応パスポートを持ってて
軍の登録をしていれば出られますよ
ということになったので
今の時点で出られないってことはないですけれどもね
息子の場合は
そうですよね
そういうことにもなりますわね
これはだから
うちの息子だけじゃなくて
ウクライナ人の男性なら全員そうなんですよね
基本
国のために戦うために
とどまりなさいということですね
国の国家機構のためとか
そういうことじゃなくて
やはり自分たちの生活社会を守るためでしょうね
これ侵略戦争ですので
日本で非常に誤解されているのは
ウクライナが戦争をやめれば
何とか言ってる人とか
コメント書いてる人がいますけど
とんでもない話で
一方的に侵略されている国で
こっちは守ってるので
平和のためにやめましょうって言うんだったら
やめるのはもう今すぐにでもやめるんですよ
相手がやめれば
相手が撤収すれば
今アメリカ政権が
仲介をしようとはしています
というような報道がされていますが
その辺あたりについては江川さんどのようにお感じですか
バイデンさん
それから大統領補佐官のサリバンさんみたいに
生殺しみたいに
ウクライナに対してするよりは
トランプさんが何か変化をもたらしてくれるんだろうか
という一抹の期待はあったんですけど
やっぱりあの人っていうのは
やったもん勝ちとか
既成事実とかイメージ作ったもん
強いもん勝ちの人ですから
仲介してるのかなという気はありますよね
さっさと経済制裁するんだったら
どんどんやらなきゃいけないですよね
どんどんどんどんまた引き伸ばし引き伸ばししてますよね
落としどころがとか
国際政治の現実的にとか言い訳するんだったらですね
役人も経営者も政治家もこういう高いお給料をもらって
エリートで権力者の人たちの存在意義がないわけですからね
ヨーロッパの交渉に関しては期待できるところはありますか
ヨーロッパは近いので
この間アラスカでプーチンとトランプの会議があった後に
みんなで行きましたよね
そういう気持ちとしては
サポートする気持ちもあるし実際やろうとしてるんですよね
残念ですけどそこに日本いなかったですよね
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日本の代表者誰か石川さんか誰かも一緒に
ホワイトハウスに行ったらよかった
その辺あたりはやはり
日本の政府の動きに関しては江川さんとしては不満がありますか
日本政府は一生懸命やられてると思いますけれども
でももう世の中変わってるんで
日本の世論っていうんですかね
やっぱりちょっと
皆さんも北九州に住まれてて歴史的に考えたら
日本が侵略された歴史の中で
遠いとかそれから元甲とか近いところでは
幕末に津島取られそうになってるんですよ
ロシア帝国にね
皆さんの住んでるところ最前線ですよね
北海道側とか沖縄側とかそんなところじゃないんで
もうちょっとやっぱり
世論の中でやっぱりこのウクライナ問題っていうのは
遠いヨーロッパの問題じゃなくて
本当に日本の隣国がやってる戦争なんですよね
侵略をかけて
もうちょっとその辺のところは
もうちょっとコミットしたほうがいいと思うんですけどね
ドイツとかスイスとか
ステイレンとかフィンランドとか政策変えてますよね
そのために
そうでしょ
みんなその中立とか
そういうことを保ってたようなところ
それがどんどんどんどんやっぱりちょっとこれはまずいなっていう風に
感じてるんですよね
日本は未だになんか戦争はダメで戦争はダメだって言ってますけど
戦争はダメですっていうのはウクライナの人が一番よく分かってるんですよね
でも侵略を受けてるんだから
それを早く戦争を終わらせるためにみんながなんかやらなきゃいけない
日本は本当にそのちょっと当事者の一つっていう風に
やっぱりちょっと意識変えていかないといけないと思いますね
隣の国なんですよ本当に
侵略してるのは隣の国なんです
日本は大丈夫北九州は多分大丈夫でしょうって言ったら
一番最初に難民がドーッと来たりとか
あるいは最前線になって近く岩国の基地なんかもありますしね
タセボもあるでしょうしね
ですからやっぱり北九州の人たち
リスナーの人も多い北九州の人たちもやっぱりちょっとやっぱり
この辺のところをもうちょっと身近に捉えてほしいですね
一つこのウクライナとロシアの侵攻を止めるために
ドネツク州の一部の活状という話も出てきていますが
それはウクライナの人たちはどんな国民はどのような
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賛否というのはどのような形成になっているんでしょうか
これはですね例えば日本国内で前は私
タテカワセイシさんと田中美月さんの番組の時にも少し言いましたけれども
日本も九州と沖縄を諦めるか
九州と沖縄の人はそれじゃあごめんなさいねって
そんな風に考える日本人一人もいないでしょう
国土の20%以上でドネツク州
ルハンスク州それからザコロジア州
それからヘルソン州ハリコフ州の一部
それからクリミア半島
返すつもりないですよロシア連邦はね
そんなの活状してなんていうことを
ウクライナ人誰もそんなこと考えてないと思います
どこでここの進行を止められる
もちろん一切の領土を渡さないという気持ちは終わりだと思いますが
じゃあこのままずっとロシアが引かない限りは戦闘が続いていくとなりますが
戦闘はね多分続くと思いますね終わらないですよ
なぜかというと14年から後にヨーロッパの国々が
仲介に入って停戦したんですよね民族合意だなんだかんだと
ところが22年までドネツクあたりの前線では
人が死んでるんですよずっと戦闘やってたんです
国際監視団が入っているとは言うもののずっとやってたんですよ
ウクライナがやってたんですかといったら
占領している人たちが引かないと終わらないですよね
だからこれロシアの謝罪と賠償それから非軍事化民主化
それからロシア人プーチンのじゃないですよ
ロシア人全体の正しい歴史認識というものがないとできて
戦争が終わるまでこれはもう続くでしょうね
分かりましたどうも大変な中ありがとうございました
最後にちょっと言いたいんですけれども
私住んでるのはキイウですから非常に報道されやすいところで空爆がありましたけれども
ウクライナでは毎日前線の近くでたくさんの人たちが死んだり怪我をしてます
バスの中でも足のない人目のない人手がなくなっちゃった人いっぱいいます
皆さんによくわかっていただきたい
ロシアは変わるでしょうか
変わらせないといけないですね
その力は何が変わるそれを変わらせるものって何ですかね
それは日本の方々だったらロシアと商売しない
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ウクライナに軍事援助するはっきりと
ヨーロッパやアメリカの国々と一緒になって
軍事的にも経済的にも染み上げていくしかしょうがないでしょうね
それが先ほどおっしゃってた変わらなきゃいけないということなんですね
そうですよ
日本が戦争を45年で負けた戦争を始めた時と
ウクライナが今やってるっていうのは立場が全然180違うんで
ウクライナに戦争を終わらせなさいっていうのはおかしいんですよね
ウクライナが諦めなさいとかそれは違うんですよ
ここはさっきも言いましたけど現実的にとかそういう話じゃなくて
ここは人類なんですから道徳とか公正さそれを追求していくのが人間でしょ
分かりましたどうもありがとうございました
今日はキイウとズームでつないでお送りしました
ウクライナへの滞在歴30年以上の国立大学
キイウ国立大学常席講師江川博之さんと話しました
とにかく今一番江川さんと話して感じたことは今起きてることなんですよね
もう今
そして私たちもおなじみにならないとは限らないということですよね
今週の深掘りでした
スバイパクトリーの今夜だけ浮かれてよ
約1年ぶりの公開収録
今夜だけ超浮かれてよ3夜目開催決定
2026年1月22日木曜夜西新宿なる劇で2回開催
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お楽しみに
