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ボトックス関連のご質問にお答えしていこうと思うのですが、
今更ですが、髪の毛がボッサボサしているのか、オペの帽子の跡が残っているのか、という感じですね。
ボトックスはどのくらい微調整が可能ですか?
顔の左右差を調整することは可能ですか?
どのくらいってなかなか難しいですが、微調整は可能です。
ただ、この微調整というのはかなり細かくできますが、
いきなり初回からというのはちょっと難しかったりもしますね。
なので、結構微調整してほしいというような場合というか、
そもそもボトックスとかにそういう調整が必要な場合というのは、
かかりつけ医を決めてしまって、同じ先生に丁寧に言ってもらうのがすごくいいと思いますね。
丁寧に言っているのはどういうことかというと、
この辺はですね、ドクターの性格というか、クリニックの方針というか、やり方というかですね、
ボトックスも個人的にはですね、今後その2回目とか微調整をしたいので、
ある程度細かく書くんですね。
どれくらいの位置に、どれくらいの量を、どれくらいの深さで打ったよ、みたいなのを書いておくので、
それを基にとか、患者様のお顔とかを覚えておいて、次打つときの参考にする。
つまり、2回目いらっしゃったときに1回目のボトックスどんな感じでしたか、
バッチリでした、最高でしたって言ったら同じような打ち方をしますし、
いやいやちょっとここの効きが甘くてとか、逆にこの辺はちょっと硬くて嫌でした、効きすぎでした、
っていうのをお伺いして、2回目調整っていうのが確実にできたりはしますので、
1回目、2回目、3回目、長く通っていくと、より高度な微調整がして差し上げられる、してもらえるかもしれないですね。
お顔の左右差を調整することは可能ですか?
これはですね、可能なんですけど、何による左右差なのかによります。
単純に表情癖、その右ばっかり強く使っちゃうよっていうようなパターンの場合は、
均等に止めれば治るようなこともありますが、
あまりにその片方が強い場合には右だけちょっと強めに打ったりとか、左だけ強めに打ったりとか、
例えば眉の高さが違うような場合は、眉との距離を基準というかですね、
高い方の眉はちょっと打つ場所を高めにして、低い方の眉に関してはちょっと打つ場所を低めにして、
どういうことかというと眉毛の位置が違う場合って骨格も違ったりとかして筋肉の付き方も違ったりするので、
その辺は左右差を微調整したり打ったりすることもあります。それでいい塩梅に決まることも多いです。
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ただですね、問題点としては、そのお顔の左右差が筋肉とか表情癖ではなくて、
骨格そのものから来ているような場合っていうのは、
動きを微調整したところで患者さんが思ってらっしゃる左右差については変わらないことがあるので、
それはその、もしこの左右差ってボトックスで治りますか?みたいなご質問がカウンセリング中にあった場合には、
治りますよと、ものによってはお答えしたり、
いやいやそれはもう土台のずれというか左右の違いになってくるので、
動きを変えたところで変わらないですよ、みたいなお話をしたりとか、
例えばそのエラとかのボトックスの場合は筋肉自体が明らかに左右差があるような場合には、
大きい方にちょっと多めに打ったりとかっていう風に左右差をつけることもあります。
ただ筋肉はそんなに変わらなくて骨格の差っていう場合には変わらないっていう感じになりますので、
その場合には筋肉の大きさが均等であれば均等に打った方が、
顎とかにも優しく上手にブレーキがかけられるので、
そういう場合には均等に打つ、みたいな判断になってきます。
そんな感じですね。なので、ボトックスに限らずですけど、
微調整っていうところではかかりつけ医を持つ大きなメリットの一つであったりしますね。
よかったら参考にされてください。
ではまた次回お会いしましょう。さようなら!