00:01
続いての症例解説ですけども、こちらはですね、
術前の状態はですね、埋没の手術で目が重くなっちゃったよという方ですね。
見てもらいますと、左目の方はもうグッと重くなっちゃって、開いてないですね。
さらに二重のラインも当然開きが左右差が違うことによって、
同じところに糸を入れてもですね、目の開きが違うとこうやって二重の幅自体も違ったように見えちゃうんですね。
で、ここでじゃあ眼圏下垂をしたらいいんじゃないのっていう話になるんですけども、
眼圏下垂、実はですね、眼圏下垂の手術をすると二重幅は狭くなります。
これはどういうことかというと、目はですね、こっち目重くなってますね。
こっちも二重幅広いですね。こっち開いてますね。こっちも二重幅狭いですね。
普通に切ってあげると二重幅はどんどん狭くなります。
さらに目頭側に二重のラインを作っていくのが難しくなってくるんですね。
この突っ張ってるこの辺のヒダのせいで、二重が隠されていくから、
じゃあどうしたらいいのっていうところがこの猫目形成になってくるわけですね。
普通の眼圏下垂の手術とちょっと違いまして、
この内側の部分の切開とかですね、中の筋肉の操作の仕方が少し違います。
こうすることによって、術前よりも目の開き負けて、
これカラコン入っちゃってますから、ちょっと黒目大きくなっちゃってますけど、
術前より開いてる状態なんですが、
この時にも負けない二重のラインを作っていくことができるわけですね。
この内側を見てもらいますと、この時よりも内側のラインまで出てますね。
なので、この微調整をするというのにですね、
単純に二重のラインを切って縫えば二重になるんだよというわけではないので、
ディテールにこだわったデザイン、もしくは処理というのが必要になってくるわけです。
傷に関してもですね、ちょっとくごみ感があるかなという感じですけども、
普通の生活してたらまずわからないですね。
上を見た時、これが二重の手術の時の眼圏滑水の機能評価、
虚禁機能評価というのをしないといけないんですけども、
ポイントは、照明師は力を抜くと目の開きをわざと悪くして、
術後目をものすごく開くみたいなことができるんですけど、
上向きの時というのは意識的にこの目の開きをコントロールすることが難しいんですね。
なのでこの上向きの時に評価をしますが、上向き左目かなり重たいですね。
術後しっかりと目を開いてますね。
なのでこの情報師がきちんと開いてるよというところで、
眼圏滑水の手術がきちんと行われているのを判断していきます。
機能的にも見た目もかわいくなって良くなってますね。
ということで、この目の開きが悪いから眼圏滑水しないといけないの?
という方は、二重のラインに関して、二重の幅に関しても細かいところに気を使わないと、
思っきり末広になって、この辺が隠れたような目になってきつい目になっちゃうということもありますので、
気をつけてください。以上です。