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今日のテーマは、大崎さんからのご質問です。
今日の質問は、上脚マッスリと前身マッスリの違いについてです。
サロンのメンバーさんは、ほぼすべての質問に答えているので、質問慣れしています。
その中での質問は、前身マッスリと上脚マッスリの違いは、
前身マッスリは呼吸を停止して、機械的なものでコントロールする。
一方、上脚マッスリは艶々深い眠りについて、自発呼吸で痛みは感じないと思っているのですか?
この方は、上脚マッスリは経験済みで、前身マッスリより体に負担が少ないと思っています。
オペの内容によりマッスリの種類を使い分けると思うのですが、
使い分けの仕方はどういう風にしているのでしょうか?
どちらも患者さんにとっては寝ているだけの状態になると思いますが、
とあるドクターから、喉が痛いか痛くないかの違いくらいと言われました。
それだけでしょうか?お答えしてあげて嬉しいです。
というご質問をいただいています。
めぐみさん、ありがとうございます。
さて、これ大嘘なんですけど、
上脚マッスリと前身マッスリが喉が痛くなるか痛くないかだけの違いだったら、
さらさらマッスリ家という先生たちはいらないよという話ですよね。
これに関しては、サロンの方では以前、
マッスリ家かつ救急の専門医を持っている先生を取材しまして、
いろいろとマッスリに関する詳しいことをお話しています。
そちらでフルバージョンを見てもらえればと思うんですけど、
今日はざっくりとお話をしますと、
上脈マッスリというのは、痛みを感じなくはなっていません。
上脈マッスリというのは、ただボーッとしているだけです。
だから痛いことをされると動きます。
寝ているときに詰められたらどうですか?
痛ってなるでしょ、あれ。
だから、上脈マッスリというのはあくまでも
マッスリという言葉は気づいていますけども、
手術をしている部分が痛くないわけではないんです。
なので、上脈マッスリをする場合には必ず極小マッスリと一緒になります。
極小マッスリというのは、いわゆる駐車ですよね。
手術をする場所に極小マッスリを打って、
そこの神経の伝達というのを止めることによって、
そこは痛くないと。
一方で、上脈マッスリは寝るというふうにしてですね、
極小の痛み止めとボーッとするという、
鎮静ですね、これは。
鎮痛ではないんですよ。
をしていると。
ここがすごい重要なところなんですけども、
鎮静と鎮痛というのはあまり一般的に聞かないと思いますけども、
鎮静というのはボーッとしているだけですね。
寝ているだけ。
ボーッとしているやつです。
全身マッスリの場合には、
鎮静と鎮痛ができる。
お薬で痛みを感じにくくできる。
なので全く違います。
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例えば、目の手術とかは、
途中で目パチパチしたりしないといけないので、
さすがに全身マッスリはできないんですよ。
一方で、例えばお鼻の手術。
お鼻の手術に関して言うと、
上脈マッスリで手術をしているところは、
途中でですね、患者さんによってはですね、
マッスリに対する耐性というのは、
聞き気が悪い人がいる。
そういうことになってくると、
お鼻を触られている感じというのは、
なんとなく分かるから、
動くというのがあり得るんですよね。
だから、抵抗を縛られたりとかですね、
もちろん呼吸なんかも、
自分の胸の肺を呼吸で息しないといけませんから、
例えば鼻血が奥に垂れ流れて、
オーオーオーとかになったりすると、
手術でものすごい困難なことをしているのに、
オーオーってなると危ないでしょ。
肺を刺してしまったりとかですね、
下界が細かい作業をしようと思っているのに、
できないんですよ。
だから、僕もかつて見たことがありますけれども、
上脈マッスリだけで鼻をやっている先生がですね、
患者さんのマッスリが聞きにくいからといって、
結構簡単な手術で割愛しちゃうみたいな、
ぐちゃぐちゃっと終わらせるみたいな。
だから手術時間も早いですよね。
上脈マッスリで鼻の手術をしているところなんかは、
トータルの手術時間は多分2時間、
なかなか超えないんじゃないですかね。
で、マッスリもどうしても体に蓄積してしまいますし、
僕はお肌の手術においては、
上脈マッスリよりも全身マッスリの方が
はるかに安全だと思います。
で、体の負担という話で言いますと、
上脈マッスリも全身マッスリもですね、
どちらもですね、使っているベースの薬は
同じようにできるんですけれども、
マッスリが冷めた後、
確かに相関というか、
管を喉まで入れてしまうと
喉の違和感が強いんですが、
ラリンジアルマスクといってですね、
この管を喉まで入れずに、
喉の奥の方で風船を膨らますみたいな、
相関のグッズがあるんですよね。
そういうのを使うことによって、
その喉の痛みなんかも解放できますし、
一方で、
これは全身マッスリの方に起こり得るなっていうので言うと、
PONVと言います。
PONV。
PONV。
ポンブ、ボンブと言ったりしますけれども、
PONV。
要するにどういうことかというと、
マッスリの後に気持ち悪くなっちゃう人、
これが鎮痛の方の話なんですけれども、
全身マッスリで痛みを感じにくくしようと思うと、
手術中にですね、
医療用の麻薬を使うんですよね。
要するに体が痛みを感じにくくするような薬を使います。
その薬が抜けていくときに、
どうしてもムカつきですね。
吐き気とかすることがある。
うちで手術する場合には、
吐き気止めの薬なんかを何種類か併用してですね、
吐き気を何だか抑えるという風にするんですけど、
ムカつきですね。
おえっとする感じっていうのは、
例えばタクシーに乗って酔いやすいとか、
匂いがすごい敏感で、
なんか吐き気を催すとかっていう人たちは、
PONVのリスクファクターってことになってくる。
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そこが中が違うかなと思います。
なので、
乗脈マッスリと全身マッスリってのは、
そもそもカテゴリが全然違うので、
細かい作業とか、
大きな心傷を伴って、
痛みをちゃんと止めてあげないといけない時は、
全身マッスリしか選択肢はないと思います。
乗脈マッスリだけで何かをやるっていうのは、
非常に危ないですね。
実際にマッスリの事故の話でいきますと、
国内で、
利用で、
それこそ恐ろしいような話で、
死亡症例があるような話っていうのは、
全身マッスリではなくて乗脈マッスリの方です。
これは、
乗脈マッスリもですね、
濃度を高めていくと呼吸が止まります。
そういうことは、
全身モニターと言って、
必ずその人がちゃんと息してますか、
酸素の状態は大丈夫ですか、
血圧は大丈夫ですか、
チェックしないといけないんですけど、
このチェックをちゃんとしていない、
忙しくてバタバタしているクリニックとかは、
患者さんが寝ている状態なのに、
ほったらかしになってしまって、
それでもし、呼吸が止まっているのに、
誰も気づかないってことになると、
それは恐ろしいことが起きるわけですね。
いわゆる虚血というか、
性虚血であったりとか、
そういうこともあります。
なので、僕はマッスリに関してはですね、
目の手術や、
簡単な手術、
途中で起こせるとかですね、
ずっと月切りで短い時間をするよ、
という場合は、
縄脈マッスリでいいと思いますが、
長い大きな手術に関しては、
全身マッスリで、
患者さんの声にならない声を聞いてくれる、
マッスリの先生が、
常にそばにいてくれるという状態の方が、
安心だと思います。
一方、直マッスリといってですね、
手術をしながら、
マッスリをかける先生なんかもいるんですけど、
コスト的に言うとね、
マッスリの先生を呼ぶとですね、
マッスリの先生は高いんですよ、やっぱり。
なので、マッスリの先生の分のお金が、
クリニックに入るというふうな、
メリットは、
クリニックだってあるんですけども、
危ないんですよね。
僕はマッスリの先生には、
患者さんのバイタルサイン、
ちゃんと安全を確保する、
そこだけに集中してみてもらって、
下界は手術に集中するというふうに、
心がいいのかなというふうに思っています。
ですので、
もさきさん、
これはとある毒だから聞きましたという、
喉が痛いか痛くないかだけの違いや、
みたいな、そんな乱暴な、
この医者は本当に大丈夫かという話ですけど、
たぶん知らんのやと思います。
なので、
全然違いますから、
あなたが起きようとしている手術の種類によって、
きちんと聞いてくださいね。
以上、参考にしてください。
じゃあね、See you!
Let's sing!