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はい、それでは皆さんお待ちかね。
オーバークレードシンドロームについてお話したいと思います。
これですね、いわゆる入れすぎパンパン症候群というやつですね。
勝手にバイヤまぐちなんですけど、
一応世界的には、ヒアルロン酸を入れすぎてブリブリになっちゃうような問題になっているわけですよ。
誰しもが入れすぎパンパン症候群にしたいとは思っていない、
これは患者さんもしかり、お医者さんもしかりなんです。
ところが、入れすぎパンパン症候群が起きちゃってるよねっていうのが3点あるんですね。
ここにはですね、主観的な入れすぎパンパン症候群というのと客観的な入れすぎパンパン症候群というのがあるわけですよ。
サブジェクティブとオブジェクティブ。
サブジェクティブというのは要するに好みの話です。
もうなんか、唇だったら…みたいな。
うまくない?
僕らの時代は怒りがちょうど好きだったんですけど、
言いながら喋りましたからね。
今の若い子は知らないと思いますけど。
もう一回やりますか。
いきますね。
要するに、より分厚い唇にセクシーさを感じるキャラクター。
泣くやん。
泣くやん。
オーディエンス受けてくれたというふうに撮っていきましょう。
すごいすごいすごい泣いてますね。
いいですね。オーディエンスが泣いてますね。
入れすぎパンパン症候群。
これはもう好みの話だから、先生もっと入れて入れてと。
もしかして施術する側がもしかして、
じゃあようこそ、私があなたの顔を完璧にしてあげますよ。
私のこのヒアルロン酸テクニックとボトックステクニックで、
バリクスを顔に仕上げますよ。
みたいなマスクの人は、みたいな先生もいます。
そういう先生もいれば、この施術をする側が主観的にそういう状態になってるみたいなんですね。
これだからそのゴールの設定がずれてるってやつ。
私自然に仕上げてほしいんですけど、患者さんに言うと。
じゃあおじさん側、私と言っていい?
私はもうあなた、もうナチュラルドッキリでも完璧にしますよ。
言って、寝てきやがったな。
寝てきてマスクを取っても。
これ主観側なんじゃ、もうシャーなんですけど。
そもそもそういう先生についてしてもらうという考えが一つですね。
僕のこれ持論ですけども、皆さんが施術を受けるにしてもそうですし、
いろいろとアドバイスを聞くにしてもそうなんですけど、
その人自身がやっぱり美しくあるのかどうか。
自分自身がナチュラルグッドルッキリなのかどうかというのを一つの指標としています。
むちゃくちゃパンパンのこんな先生がですね、
私があなたを綺麗にしてあげるわよとか言うた場合に、
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いやまずお前自分一緒やーみたいな感じになりません?
僕ならそう言う。
いやいや、私に任してあげーって言ってるけども、
なんか顔じゃーんってなってたら、
いやあんたまず自分死やーって私なら思う。
ある意味壮大な人体実験というか美容外科の業界の人たちって、
自分たちでいろんな施術をうまく組み合わせて使えるわけじゃないですか。
その人の言ってることが本当に楽しかった。
その人はやっぱり他の人たちよりも、
同じ年齢層よりもぐっと若く維持できるはずだと思うんですよ、そのうちの上。
けどよくあるのはですね、やっぱりそういうプロの人たちほど、
やっぱり内緒で施術を受けに来たり、
骨の形だったりとか顔のタイミングだったりとか、
やっぱり持ちは持ちややというふうに分かってはることが多いので、
内緒で施術を受けに行ってはることが多いんですけども、
糸だけでそんなに保てるとかやっぱりないですよ。
それはないです。
鼻の手術を受けに来たりとか目の手術を受けに来たりとか、
それは当然、僕はそれを悪いと思うんですけど、
でもみんな持ちは持ちやないやと思うんですよね。
この施術はこの人に任せて、この施術はこの人に任せて、
トータルのバランスが良い時だったらこの人に話を聞いて、
その中で正しい美容技術家の在り方っていうのは、
私のとこに来たらこのメンテナンスは完璧にしてあげるから、
形変えてもらうんやったらここにいっといてあげるやっていう、
こういう使い分けっていうのがですね、
もっとしなやかにしていかなきゃいけないと思うんですけど、
そうなってないですね。
みんなやっぱり顔を抱え込みたいとか、
自分のところで全部無タッチ。
あ、すごい言った。なんだ。変なことになるね。やめてくれ。
私のところから出て行ったらあかんねん。
うちに先生、いい先生呼んだろかって。
どうしたの?そんなん。
もうなんか必死やねん。
もうちょっと余裕がありますから。
うまくいってる人たちは。
なので、僕は実験やなとかいろんな先生とか見てますけど、
年齢とともにどう変わっていくのかなっていうふうに、
僕はもう何ですか、そういう競争はもういいと思うんで、
こっち側で見てます。
何の話だったっけ?
何の話だったっけ?
だいぶ脱線した。
他の説は?
ヒアルロン酸の話でした。
だいぶ飛んだ。
主観的な話でした。
一方、客観的な。
オーバーフィールドシンドラムに関してなんですけど、
例えば皆さんの顔でニュって笑うとですね、
この笑顔っていうのが
ナチュラルフェイスリーストっていう表現があったりするんですよ。
どんなに老けてる人も
ニュって笑うとこの辺の素子が上がって
ふわっとして見えるよっていうのがあってですね、
笑顔、ずっと笑うときっていう冗談みたいな話が
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ほんまにあるんですけど、
なんで笑うとこの辺の素子が上がるのかっていう
解剖学的な分析をしたときにですね、
僕らフェイスリフトでベローンとめくっていきますね。
実はフェイスリフトをするときにですね、
この皮膚をめくります、スマッスをめくります。
スマッスをめくっていったときに
このザイロマティックリガメントを外すんですよ。
ここでやったりとか、
このマセテリクリガメント、この辺を外すんですよ。
バックカラーパッドの位置を変えたりとかするんですけど、
実はその向こう側、ザイロマティックメジャーっていう
代表突近っていうところの向こう側に
ディープミッドフェイス
ミッドフェイス
パッドパッドっていうのがいるんですよ。
ディープレイヤーって通常呼ばれてるんですけど、
ディープレイヤーのこのパッドパッドがですね、
実は自由に動くわけではなくて、
ここにですね、プレーンがあるんですよ。
こういう話を提唱してる人はですね、
これをですね、
フェイシャルセプタンという言い方をしてますね。
お顔の角膜というのがあります。
この代表突近ってことなのに
ここら辺をですね、
この骨のポイントに向いて
こうやって移動する筋肉なんですけど、
これが筋肉の部分から骨の部分に向かって
こういう角膜、部屋のお部屋みたいな感じです。
普段はこれがですね、
ちょっと緩んでるんですよ。
代表突近って。笑うときはビリッと張るんですよ。
こうやって。
クス太鼓です。
この張るシーンで、
ここのパッドパッドをですね、
ピーンって張るシーンで、ここのパッドパッドを
グッと持ち上げる効果がありまして、
笑うときにここが上がるよって感じになるんですけども、
こういうですね、
ディープな深いレイヤーの構造を、
大体手術してる僕らはもちろん知ってるんですよ。
この中の筋肉はどこにあって、脂肪の粒がどこにあって、
だから笑うとこう動くよねって分かるから、
だからボトクスの打ち方とかもあえて深い層に行って
脂肪を置き込めましょうとか、脂肪を置くように
この辺とかするんだけど、この浅いやつを取って
深いやつを置いていきましょうとかってことをするんですけど、
一旦その皮膚系の先生たちはなかなか
めくっていった向こう側を知らないので、
ヒアルオン酸をですね、この辺にも結構入れちゃう。
そうすると何が起きるかっていうと、
笑ってへんときに感じで膨らんでると、
笑ったときにこの先というか、
これがこう張るときにですね、
ここのお肉がブワーンとなって、
笑ってへんときはなんかふっくらして見えてんけど、
笑ったらもうなんかもう、どうしたんこのお肉、
むにゃけーんみたいなもう、たこやけーんみたいな
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感じになってるんですよ。
今日ちょっと目がねえからねみたいな顔になる。
っていうですね、オーバーフィールドシンドロームが
Dプレイヤーの解剖的な構造を理解してないと
そういうのが起きちゃうんです。
それがここの大胸骨筋がしかりそうやし、
実はもう一個ここにもですね、
上心魚腹虚筋っていうのがいて、
こっちのスペースも別なんですよ。
この部屋、この部屋、この部屋みたいな3つぐらい深い層が分かれてるんですけど、
どの層にどれぐらい入れるかによって笑ったときになんか変に膨らむっていうのがあるんです。
で、ときどきここらへんにですね、
笑ったときにここ膨らんちゃうねんっていうのが、
深い層に脂肪移植が入りすぎちゃったりとかですね、
筋肉の外し方があまり上手にいってなかったりすると、
そういうことが起きたりするやつですね。
なので、オーバーフィールドシンドローム、
いわゆる入れすぎ単般症候群っていうのが、
主観的な問題として起きてくるパターンと、
客観的に覚えてないときにはいい感じやねんけど、
覚えたときに客観的にボコってなっちゃう。
これは起きて欲しくないんだけども起きちゃうみたいなことがあるから、
やっぱりヒアルロ酸を注入する人としてはですね、
解剖的な構造というのを理解して、
理想なところに対処しながら治療していかないといけないというような
今日はお話でした。
入れすぎ単般症候群、これは言葉としてまず知っておいたほうがいい。
入れすぎ単般症候群ですね。
ファイト山口ですよね。
大丈夫かな?
怒られるかもしれない。
皆さん参考にしてみてください。
以上です。