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はい、続きましてのご質問です。
先生、こんばんは。夜やない?と、あの、めぐみももさきさんからのご質問。
今、おでこに脂肪注入して、おでこを丸くするの、流行ってますよね。こういうやつですね。
私は、あの、おでこを丸くするの、全くもって良さを感じません。
他のクリニックで、微中角延長のカウンセリングを受けた時には、おでこの脂肪注入も同時にやったほうが、鼻のアバター感が出ないし、綺麗になると言われました。
しかし、私は前に前髪を、常に前髪を下ろすヘアスタイルをしていますし、そもそも魅力を感じないのですが、
山木先生はどう思いますか?
おでこを丸くすることによって美しく見えるものでしょうか?というご質問をいただいています。
ご質問ありがとうございます。
えーとですね、これは人それぞれ。
答え、人それぞれ。
たまにですね、あの、鼻をやる人が全員、おでこ丸せなあかんかという、そんなことないですよね。
実際やって困っている人も結構います。
あのー、だいたい脂肪の移植とか、もしくはおでこ肉のシリコンの、オーダーメイトのシリコンの肉を作れるんですけど、そういうのを作ったりとか、
もしくは人工骨で作ったりしている人もいますよね。
じゃあちょっと怖い話をしとこうか。
おでこ丸くした後に困るシリーズというところでいきますと、
えっと、シリコンの場合ですね、結構小液種といってですね、液が溜まってブヨブヨになって、
針で注射で液を抜かないといけないというのを繰り返すことがあります。
で、落ち着いてしまえばいいんですけど、だんだんとやっぱり人工物に負けてですね、皮膚が薄くなってきますので、
肺際の問題とかですね、エッジの部分がなんとなく触れるとかですね、そういう問題が起きてくるというのがシリコンの場合ありますね。
で、また肥膜も形成してくるというのもありますから、テカテカ感ではどうしても拭えないといけないです。
一方、人工骨。これは最初はペースト状でですね、練って粘土みたいなのをやっているんですけど、
ビューと注入してしばらくするとカチカチに固まるよ、みたいなのがあるんですけど、
これは結構厄介で、注入は簡単なんですけど、取るのめっちゃむずいですね。
で、しかも、やはり同じように人工骨なので表側の組織は薄くなっていくんですけど、
皮膚って結構な頻度で炎症を起こすんですよ。
例えばニキビの炎症とかですね、毛穴の炎症ですね、これはニキビですけども、それ以外にもちょっとした怪我とか、
こういうふうなちょっとした怪我で、トランジエントバクテレミアといったですね、
一時その辺の血流にバイキンが乗るみたいなことがよくあるんですね。
で、自分の組織だと免疫でこれをやっつけられるんですけど、人工骨がそばにあって、それで感染を起こして、
いわゆるレイトオンセット、ちょっと時間が経ってから感染をしちゃうよっていうパターンが、こういう人工骨だったりってあるんですけど、
注入系の人工骨の場合はですね、そもそも入れるときは穴から入れるんですけど、取るときに頑張って切らないといけないというリスクがあるので、
なかなか手術としてあまり流行っていかないリスクっていうのが常にあるよっていうのがこの手術の問題点というのがあります。
一方、脂肪の注入、このめぐみさんのご質問になりますね。
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おでこを丸くするやつ。これはですね、自分の組織で作るので割と安定している結果を出していきます。
ただ、もこもこに出したいので、まん丸にしようと思って2回とか3回とか入れていくことになるんですけども、
あんまり出すとですね、小骨台みたいになってくるんですよ。
で、太ると出るみたいな、痩せると減るみたいな、こう生きてる細胞なので変化が出てきますよっていうのと、
脂肪で作ったおでこってあんまりボリュームを作るとですね、帽子被ったらすげえ線つくみたいな、割とブヨブヨなので、
あんまり無理しないほうがいいよっていうところですね。
なので脂肪注入で作る前、おでこはアンチエイジングの治療ですね。
アンチエイジングの治療の中でも結構重要なパーツではあって、僕もおでこを丸くするような手術をすることはあるんですけども、
ブリブリにまでしないほうがいいですし、そもそも本人がそこにしたいなと思ってないのにする必要は全然ないと思います。
そうすると、例えばお鼻の手術の時に、ここの高さは出さなくて、ここを低くしていくっていう手術の仕方が実はあるんですよね。
なのでお鼻の手術を低くしながら鼻筋を通していくみたいな手術で、おでこは変えずにっていうのは全然やれるんじゃないかなと思います。
なのでこの辺は実際にカウンセリングしてですね、作戦を決めているということになっています。
なのでおでこを丸くする脂肪注入、これはみんなみんなやったほうがいいってわけではもちろんないですけども、やった後の注意事項について今日はお話しました。
やるかやらへんかはあなた次第です。
参考にしてみてください。