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はいみなさんこんにちは、山口でございます。では早速行きましょう。レッツゴー!
はい、後半戦ですね。そのじゃあ具体的なエビデンスの探し方ということになってくるわけでございますが、
エビデンスはですね、実はですね、そこら辺に確かに転がってるんですよ。
例えばですね、
卵を
1日に何個食べますか?みたいな話っていうのはですね、昔から結構いろんな話が出ててですね、
いや1日1個にしておいた方がいいんじゃないですか?っていう話があったり、だけどある時、
そのいわゆる論文というものでですね、卵の食べる摂取量と血中のコレストロール値は一致しないっていうデータが出てきたわけです。
そうすると、それまで専門家の人たちが1日1個にしておいた方がいいって言ってたコメントがですね、
邪魔っていうすごいアメリカの学会の雑誌で載ったから、1個じゃなくてもいいらしいで、何個でも食べてええ、みたいな感じになっちゃったんですよね。
ところがですね、その後ですね、データをいろいろと振り返ってみますと、
血中コレストロールと卵1個の摂取量っていうのは相関はしないんだけど、
卵を2個以上食べている人たちっていうのは糖尿病院だったりとかですね、いわゆる孔子血症になったりとかですね、生活習慣病院だって
寿命が縮んでますよっていうデータが出たんですよ。
え?ってなるじゃん。
さっき1個以上食べてるのとコレストロール値は関係ないって言ったやん。
だけど食べてる人ってやっぱりなんか病気になってるやん。
どっちが正しいの?これがですね、エビデンスレベルってやつなんですよ。
はい、でさらにですね、エビデンス、要はね、どっちが正しいのかっていうのを考えればいいんですけど、
これどっちも実は真実を言ってるんですよ。
どっちも嘘ついてないんです、この場合でいうと。
ここで言ってんのは、卵1個食べて、それが血中のコレストロールが上がるか上がらへんかっていうので言うと、
上がらへんっていう事実は、だけど他の情報を否定してるものじゃないんですね。
これで寿命が伸びますよとか、寿命が短くなりませんよって言ってないんですよ。
コレストロール値の関係で言うとって話なんです。
ところがこっちの論文で言うと、卵と寿命とか卵と健康っていう軸で見てるので、
マススタディって言うとですね、ある人たちをコホートっていう集団で追っかけてた時に、
やっぱり卵たくさん食べてる人っていうのは生活循環病が増えてると。
コレストロールじゃないところでも健康に影響を及ぼしてるんじゃないかって話になってくるわけですよ。
ということはですよ、この部分だけを切り出して、これはエビデンスじゃねえ。
バーン、日本のメディアがやっちゃったんですよ。
卵1個とコレストロール値が関係ありません。
1個は嘘!みたいに書くわけです。
卵1個じゃないとダメは嘘!って書いて、
嘘!ってなったらみんなもう嘘!みたいになっちゃって、
信じちゃうんですよね。
信じちゃうと情報が入ってこなくなっちゃう。
これもラベリングって言う脳の構造なんです。
1回何かを信じると考えを変えるのすごい大変なので。
なので、これでダウンされちゃってるんです。
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なので、エビデンスっていうのはですね、真実を見抜くのに情報をいくつか集めていかないといけないんです。
要はどれをどれくらい信じたらいいのかってわからなくなっちゃうんですよ。難しい。
そう考えると、エビデンスの探し方っていうのを知るときに
1つ基準としてこれを持っておけばいいなっていうのは
エビデンスピラミッドっていうのがあるんですよ。
これはですね、以前YouTubeの方でも動画でお話してますけども
エビデンスピラミッドバンバンバンみたいな
エビデンスレベルっていうのがあるんですよ。
エビデンスレベルっていうのはですね
エビデンスの5から5、4、3、2、1みたいな感じで
エビデンスバンバンバンみたいな感じでですね
ここが一番位の高いエビデンスやでみたいなのがあるんですよ。
これだけ知っておけばいい。皆さんが知っておけばいいの。
この言葉はぜひちょっと耳に入れておいた方がいい
頭に残しておいた方がいいんですけども
メタアナリシスという言葉
そしてシステマティックレビューということ
この2つの言葉をぜひ頭の中に残しておけばいいと思います。
いわゆる論文という言葉ですね
よくちょっと知識の足りないとかですね
おばかちゃんがですね
論文に書いてあったからこれは真実やで
ドーン!みたいなことを言うことがありますけども
それこそですね
スタッフ細胞の話がありましたよね、以前ね
結局魔性の細胞から幹細胞を作れますよみたいなのが
結局それは嘘だったと
研究の時に扱っていたAS細胞が入り込んだんじゃないか
みたいな話で結局落ち着いたんですけども
あの話もですね、言ったらですね
論文として乗っちゃってるんですよね
で、論文に乗るイコール素晴らしいことではないんですよ
論文に乗ったらですね
今度これを使って世界の研究者がですね
ほんまにそれは正しいのかという追思といってですね
追っかけていくんです
で、ほんまにこの論文が良かったのかどうなのかというのは
この論文が次の論文を書く時に引用というですね
最低賞と言いますけども
どれぐらい引用されていったのか
というので本当に正しいかどうかというのを
時間とともに検証していくんですね
そうするとだから医学論文に乗りました
医学論文を書きました
これが素晴らしいことはもちろん
検証していこうという姿勢ではあるんですけども
それが出た瞬間に全て真実かというとそうではない
意外とですね多くの情報が後で覆ってます
ということは論文になることイコール
エビデンスレベルが高いというわけではないんですよ
だから症例を報告とかパーンと出すとかっていうのも
エビデンスレベルで言うとですね
実は4とかになっちゃいますかなり低め
5が専門家の意見でしたね前回の話で言うと
専門家の意見に対して論文って言ってもですね
あまり適当に数字を集めて検討してる
症例対象研究とかですね
条件を比べてないようなやつってレベル4になっちゃいます
だから論文になっていると一般的な皆さんが思っているレベル4なんです
この1個上になってくるとランダム化比較試験でですね
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患者さんを2群に分けてA群B群でお薬をですね
こっちはこれを挙げてこっちはこれを挙げて
これを比較しましたよとかこっちは小麦粉だけ挙げました
こっちはお薬を挙げましたこれで比較しましたよみたいな
解析する時にもですね
誰がどの手とか分からないようにして
無茶苦茶にしながら検討して統計学的に検討しました
これがランダム化比較試験RCTってやつなんですが
割と手間がかかるお金もかかる研究なんですが
これでもやっとレベル3なんですよ
ここからレベルを上げていこうと思うと
じゃあどうなってくるのかというとですね
このRCTからさらに多施設研究で
もっと数を増やしていったりとかですね
様々な患者さんの数とかデータを
時間的にも量的にもたくさんのデータを集めてこないと
これ以上レベルが上がっていかないんです
その一番気になる皆さんこれだけ覚えておけばいいと思いますよ
この一番気になるエビデンスフィラミッドの頂点にいるのが
さっき言ったメタアナリシスシステマティックレビューってやつです
これはですねどういうことかというと
要は世の中に出されている論文たちを
さらに検討しました
だからシステマティックレビューとかでよく書いて
SRって言ったりするんですけど
SRでよく書いてあるのは
うちはこのキーワードで
世の中に存在している論文を
全部検索しましたと
そしたらヒットしたのが300件ありましたと
300件の中でこの質が担保できている論文というのが
20個ありましたと
20個を全部解析しましたと
要はそれぞれの研究が扱っている患者さんたちを
全部ひっくるめて
本当に意味があったのなかったのって
もう一回検討してますよ
これがSRです
メタアナリシスも同じ意味ですね
アナリシスのメタ上に上がっているという意味で
アナリシスをさらに高次元的に分析をしました
メタアナリシスってやつです
てなると
このシステマティックレビューとか
メタアナリシスっていうデータが出なければ
全然それが効果があったかどうかというのは
分からないということになるんですよ
実はこれ専門家もですね
僕らももちろん医療をしている身ですから
専門家としてこの情報というのを
正しく判断するんですけども
このメタアナリシスとかシステマティックレビュー
日本の広告業界に対して
どういう風な立ち位置があるかというと
なんと関係性ほぼゼロです
ゼロなんですよ
すみません取り乱してしまいました
なんです
そもそもこの言葉を聞くことも
あまりなければですね
テレビもそうですし
広告業界に巻かれているビラもそうですし
SNSでもそうなんですけども
システマティックレビューという言葉や
メタアナリシスというのはほぼ出ないですね
知らないです
広告を使わないというのはなぜなら
ユーザーが知らないからです
問題はユーザーである
あなたたちなんです
これは知らないといけない
何を知れるのって話になると
システマティックレビューに関しては
ほとんど英語なんですよね
情報としてあるのが
日本人が一番苦手なのは
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ここでまたこの話かみたいな感じなんですけど
英語なんです
日本のホームページとか
ネット上の情報なんかもそうなんですけど
日本の規制ってむちゃくちゃ甘くて
ガバガバなんですよね
ウソっぱち健康食品系も
ウソっぱちむちゃくちゃ書いてる
広告の規制って今ちょっとずつ厳しくなってきてますけど
海外の規制からすると全然ザンなんですよ
なので
日本語で書いてあるホームページ
ブログとかもそうなんですけど
むちゃくちゃウソ多いですね
どうやって真実を見えてるか本当に難しい
もし英語のできる方は
ぜひやってもらったらいいなっていうのは
英語で調べたい内容に関して
キーワードを入れて調べてください
そこにシステマティックレビューとか
メタアナリシスって言葉をつけてもらうと
もしそういうエビデンスレベルが高いものが
存在してるのであればヒットしてきます
これが真実です
そう考えると
日本語しかできなくて
広告になびきやすくて騙されやすい人は
じゃあ実際どうしたらいいの?
っていう話になってくるんですけども
英語を勉強しますと言われたら
今更英語なんてできませんけど
みたいな話になっちゃうから
だとすると
自分の代理人やね
要は弁護士さんとか大義士さんとか
政治家なんかもそうじゃん
要は代理人
自分の知りたい情報を代わりに
探してくれるとか
自分の知りたい情報を代わりに
見抜いてくれる
こういう人を探していかないといけないので
そういう意味で主治医というのが存在してるんですよ
だから医療
健康なんかもそうなんですけども
主治医
主に治す医者とかで
大義士さんはそうですね
これが主治薬剤師
薬剤師さんの専門の人がいたりとか
主治栄養指導師
相談できる相手とか
こういう自分の側に
この人が
こういう風に言ってるんやから
それは信用できるんじゃないかっていう
信用に足る意味を探さないといけない
これがなかなか難しい
なぜならば
その
お医者さんだったり薬剤師さんだって
栄養指導師さんだっても
むちゃくちゃその人が
ある意味お金に困ってない状態じゃないと
だいたいですね
自分の顧客を増やそうとして頑張っちゃうから
だからね
バイアスということで表現されますけども
ちょっと怪しい情報も
伝えちゃえみたいなこと言っちゃう人があるので
ただ僕が思うに
これから先の時代っていうのは
信頼
これを積み上げていく時代に来てると思います
情報は多すぎて
すぐに探せるけどどれが本当か分からない
っていう情報になってくるとすると
要はこの情報が
信頼できるのかどうか
そしてそれを判断してる人を信頼できるのかどうか
っていう話になってきます
だからジャーナル先ほど言った論文なんかもですね
信頼度を高めていかないといけないので
嘘っぱちの論文っていうのを
切らないといけないから
いわゆる
レビューといって
投稿したものをこれはオッケー出しません
って切るっていうのをですね
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採択率アクセプト率って
言ったりしますけども
論文を載せてくださいと言って切ります
そうすることによって質を下げるんです
そうすることによって質を担保する
これは信頼を勝ち得てるという考え方があるんですけども
海外はそういうのも進んでいってます
日本は残念ながらですね
未だにインフルエンサーが幅を利かせています
そしてユーチューバーが
何か広告のようなことを言えば
あの人が言ってるからそうなんじゃないのみたいになびいちゃいます
本当に正しいことっていうのは
今お話ししましたね
システマティックレビューであったりとか
メーターアナリシスって言って
作ってる人と全然関係のない人たちが
受けてって本当にどうだったのっていうのを
判断しなければエビデンスレベルの
頂点に行くっていうのは不可能なんです
これはぜひ知っておいてください
僕らがですね日々生活をしている中で
その情報をですね
どういう風に処理していくのかっていうのはですね
この医学的な情報だけでもなくですね
やっぱり見抜いていかなければですね
簡単に騙されてしまいます
いかんせん
騙す側要は物を売りたい側に
たくさんのお金が流れています
そして言葉で言うとマーケッターとかですね
コンサルタントとかですね
いろんな仕掛け人がいるんですよ
バズらせ屋みたいなところもそうですね
こういうのもお金をもらって
その商品を世の中に
巻き散らすっていうのをですね
動いているので
明らかに
この人を使うと
お金がすごくかかるだろうっていう人に
お金をばらまいていたりとか
もしくは明らかに
情報発信している内容に対して
キラキラしているすごく綺麗に見えるような
構造員になっていたりとか
っていう場合は
ん?なんかこれはお金の力が
働いているんじゃないかと思ってください
実際そうです
そこには裏を紐解けばですね
いわゆる害虫というですね
外側に依頼をして
お金を出して広告をばらまいている
という情報としてありますので
これはエビデンスになりませんから
皆さんが騙されているのはですね
いわゆる
詐欺って言っちゃったあれですけど
怪しい情報に対して
エビデンスっていうのは
対極にいますからね
ここはお金を出してもエビデンスは取れないです
日本の特定保険食品とか
機能食品もあれも全然
ダメです
残念ながらあそこで見ているのは
ここだけなんであれは
エビデンスレベルは全然下の下です
はい
あれはエビデンスレベルで言うと
レベル5のレベルから
超えてないですね
4をギリ言ってるかどうかぐらいかな
3以上にはまず上がれないと思います
残念ながら日本の今の
疫学のレベルってそんなレベルなので
どうかですね
正しい情報を見極めるために
アクションをとってみてください
自分で英語の情報を探しに行くのか
もしくは自分が信頼できると思う人の
情報を聞き出すのか
いいですか皆さん
熱が入ってしまいましたけども
エビデンスすごく大事になっています
システマティックレビュー
見てみてくださいね
騙されないようにね
じゃあね
