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続いてのご質問は、わんこ蕎麦対決をしてみたいです。
ボトックスの抗体についての質問です。
短期間に使用すると抗体ができやすくなるということは認識していますが、使用量も関係するのでしょうか?
年間使用量が合計500単位を超えると抗体ができやすくなると聞いたこともあるのですが、実際のところはどうなんでしょう?
年々使用量が増えてきているので気になっております。ご回答よろしくお願いします。
というご質問をいただいています。ご質問ありがとうございます。
ボトックス、これはですね、生きている間にボトックスを使っていろんなコントロールをしていくわけですね。
筋肉のボリュームのコントロールであったりとか、小じわの問題であったりとかですね、表情のコントロールであったりとかですね、いろんな使い方をします。
さらには脇汗ですね、私は脇汗ボトックスをしているわけですけども、脇汗をコントロールしたりとかですね、
このイチゴ花、花のじわなんかにも今使ったりします。
なのでボトックスは基本的に一生使い続けたい薬の一つなんですけども、そこで問題になるのが抗体酸性ですね。
これが言われているのが、一旦ボトックスの抗体ができてしまうとボトックスを打ってもですね、効かないようになっちゃうというやつ。
で、何単位打てばっていうのはですね、明確な基準がないんです。
一応一般的に言われているのは、高頻度で高容量のものを使い続けると抗体が酸性されやすいよというのがあるんですけども、
トータルでの使用量というのは、これはね、まるで花粉症じゃないですけども、どういうものでアレルギーを示すのかというのと同じようなものだと思いますね。
だから、そんなに使っていなくても抗体ができちゃったという人もいるし、結構使い続けているんだけども、何十年も使っていないけど抗体ができていませんという人もいるんですよ。
だからそれも食べ物のアレルギーなんかと同じですよね。暴露されていても大丈夫な人もいれば、なっちゃう人もいるということになってくるので。
ただ共通してあるのは、抗体ができて効かなくなっちゃったという時に、最後の最後の抗体酸性のその瞬間においてはですね、むっちゃ腫れるというふうなサインがあるみたいですね。
要はその抗体に対して、自分の体のものじゃないから攻撃せ!と言って免疫が攻撃をしだして、そこで抗体というのができて、もう次からごとくされていても抗体が攻撃して効かなくなっちゃうというふうになるんですけども、その時に免疫反応を起こすのでむっちゃ腫れるというのがあるみたいです。
だからそのむっちゃ腫れる時っていうのはちょっと危険かもしれないし、逆にむっちゃ腫れる時っていうのは免疫をちょっと抑えた方がいいのかもしれないですね、もしかしたらね。
そこは明確な治療方法もなければ明確なサインも当然ないんですけども、抗体酸性というのは結構クリティカルな問題になってしまいますし、一旦できちゃうと種類を変えてもなかなか効かないという風になっちゃう。
だから一応皆さんが注意できるところで言いますと、ボトクス、ボツリヌトキシンですね。ボトクスって商品名でボツリヌストキシンが一般名でありますけど、
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ボツリヌストキシンの商品としてのいくつかカテゴリーっていうのがあるんですけども、不純物が多いボツリヌストキシンの商品っていうのはですね、やっぱり抗体酸性をしやすいんじゃないかみたいな話があるので、
純度が高くてですね、タンパク肥化が少ないものっていうものの方がいいのかなと思います。
そうなってきますと、一般的に言うとやっぱりその、海外製品で言いますとちょっと値段の高いものですね。
安いものの中にも韓国のもので、今FDA通ってきてるようなタンパク肥化が少ないものが出てきてますから、
その使っているクリニックのボトクスがどういったものを使っているのか、そしてそれを何単位使っているのかっていうのをちょっと意識しながらですね、治療はしてもらった方がいいと思います。
以上、参考にしてみてください。
年間使用量が500単位を超えたらっていうのは、現時点では明確なエビデンスはないでしょう。
さらにそういうふうな研究をして結果が出てきたところで、それが私に適応されるのかというとそういうものでもないと思います。
なので、あくまでも一般的なフワッとした概念の中にしか今ないというふうに認識したらいいと思います。
僕としてはですね、1回の使用量で、いわゆるふくらぎの足を細くするためのボトクスみたいなので、200単位とか300単位のときはバシバシって打つみたいなのがあるんですけど、
あれはやっぱりやめたほうがいいと思いますね。
効果で入れてもずっと続くものじゃないのに、そこで交代できちゃうと、もう一生ものですからね。
参考にしてみてください。以上です。
じゃあねー。See you. Bye bye.