三回忌の感想
おはようございます。アナログにデジタルをちょっぴり混ぜた木の名刺を販売したり、木の名刺サポートコミュニティをやっているひかさんです。
アナログなものづくりやデジタルを混ぜた新しいものづくり、コミュニティづくり、今までと違う人生をつくりたい人は聞いてみてください。
三回忌無事終了しました。この放送はアプリの1.5から2倍速推奨でサクッと聞いてみてください。
今日も急がずに休まずにレッツ行ってみよう。
ということで、昨日僕の父ちゃん、父親の三回忌が終了しました。
法事って子供の頃、やたら長くて何やってるのかよくわからない。
お坊さんがポクポクやりながら、みんな正座して足を痺れさせて、ヨタヨタしながら前に行って御祥行する。
本当につまらないイベントだなって思ってました。正直。
でも最近はちょっと違う風に感じていて、仏教の行事っていうと、主にお葬式関係になるんですけど、子供の頃とはちょっと違う感じ方をするようになりました。
うちの実家の仏教の宗派は神言宗という宗派なんですけど、知り合いに神言宗のお坊さんがいて、そのお坊さんが言うには一番ギラギラした宗派と言われていました。
確かに豪華、絢爛、きらびやかなお堂で参加行きをしていただいたんですけど、お坊さんのお経に合わせて、僕たち三列っていうんですかね、一緒にお経を合わせて読む箇所があるんですけど、
昔は子供の頃は全然感じたことなかったんですけど、最近法事でお坊さんのお経を聞いていると、めちゃくちゃライブ感あるなって思って聞いてます。
というかライブですよね、お坊さんによる。木魚をポクポクってビートを刻みながら、ソロで無拍子のラップをしている感じ。
そして我々がお経を読む箇所って、一度お坊さんが言ってから、その後我々もそのお経を読む。これなんかコール&レスポンスみたいだなって感じで読んでました。
すごくライブ感あるなーって思って。自分の父親の三階期なのに全然集中してないですね。
最近、仏教について学ぶ機会が結構あったので、本で読んだり、知り合いの神言集とか禅宗のお坊さんと話す機会もあるので、
そういうところで仏教についてお話をしていただくこともあったので、道教の中の言葉でもいくつか知っている言葉があって、
とんじんちとかごうんとか、そういう単語を聞くと、どんな意味だったっけなーって頭の中で思い出そうとして、やっぱり集中してないんですね。
あれ、全然集中してないなーって思っているときに、それはもともと仏教ってなんだったっけなーっていうのを考えていました。
もともとは仏陀、インドの釈迦族の王子様、ゴータマシッタルダという人が悟りを開いて、悟った人、真理に目覚めた人という意味で仏陀って呼ばれているそうです。
その仏陀が何を見て真理に目覚めたか、悟ったかというと、世の中ってまず苦しいと。
生老病死、生きる老いる、病気になる死ぬ、というのは全て苦しみだよ。
若い頃みたいに体の自由が引かなくなる苦しみ、病気で痛みとか苦しくなる、死への恐怖で苦しくなる、そんな思い通りにならないこの世に生まれてくる苦しみ。
とにかくこの世の中全てがそもそも苦しいんだと。だからその苦しみをゼロにする、苦しみを感じなくすることが悟りの境地、ここを目指しましょうといったのが仏陀の言った仏教、原始仏教って言われているものだそうです。
ざっくり言うとね、たぶんいろいろ間違っていると思うんですけど、大きくはたぶんこんな感じだったと思います。
じゃあ、この三階記、法事ってどんな意味があるのかな、お葬式もそうかもしれないんですけど、これにはどんな意味があるのかなって、それを考えていました。
亡くなった人に対して残された人、未練ある人もきっといますよね。そうすると、なんでこの人亡くなっちゃったんだろう、もう生きていたらなっていうのは間違いなく残された人の苦しみになる。
だから、仏教のお葬式、法事と言われている儀式では、亡くなった人はちゃんと極楽浄土に行って苦しみから解放されたよ。だから、現世で生きている、残されたあなたは亡くなった人に縛られずに、今の人生に集中しましょう。
親しい人が亡くなった苦しみから解放されるような儀式として、この法事があるのかなって思いました。
これって10年くらい前からよく聞くようになったマインドフルネス。iPhoneを作ったスティーブ・ジョブスがやってたことで知ってる人もいるんじゃないかなって思うんですけど、このマインドフルネスも今に集中するための儀式。
法事の意義
儀式。仏教では、過去、起こったことは変えられないから、過去にこだわると執着になる。未来は不確かだから、どうなるかわからないという未来にこだわると不安になる。どちらも苦しみになる。
だから今できることに集中しようという仏教の考え方がマインドフルネスにも取り入れられているそうです。
法事の話に戻しますが、亡くなった人が、もし今生きてたらなって考えると、当然いないし、そんなことはできないから、そうなったらいいなって考えること自体が苦しみになる。
だから、未練や執着がなくなるように、生きている人が今を生きれるようにお別れの儀式として行われているのかなって、昨日の参会期、道教を聞きながら考えていました。
ということは、僕はその時、道教には集中していなかったけど、その考え、その時の今には集中していたんじゃないかなって思います。
でもそれでいいんです。僕の中では、父ちゃんの参会期はしっかりと弔ってきたと思ってますし、やっぱりこういう儀式的なことって、生きている人間の気持ちを整理して、今を生きるために必要なことだと感じることができたので。
皆さんは法事、お葬式に参加した時、どういうことを考えて参加しているでしょうか。ぜひコメント欄で教えてください。
それではお知らせです。
11月12日、来週の水曜日、夜9時21時から、木の名刺コラボイラストを描いていただいた松梨香さんとスペース対談を行います。
今回のコラボ、木の名刺は、来年の2月までの期間限定、そして数量限定で販売している作品です。
話す内容はまだ決まってないんですけど、でもどうしてこのコラボ作品を作るようになったのか。
なぜ松梨香さんに依頼させていただいたのか。裏話はあるのか。そしてこの先どういう展開をするのか。
いろいろお話できることはあるので、僕自身今ノープランですけど、ぜひぜひどんなお話が飛び出すか。
来週11月12日水曜日、夜9時21時、聞きに来てください。
概要欄に松梨香さんのXポストのリンクを貼ってあります。そちらからリマインダー登録できますので、ぜひポチッと押して、来週の水曜日11月12日お待ちください。
それではお礼とお願いです。
838回目、3回期です。
父ちゃんの口癖は。
この回に、いいねをいただいた。
そしてまたこの日になりました。金曜日です。
早い。1週間が早い。
今年あと何回ですか、金曜日。あと8回ぐらい?8回ないのかな。
早いですよね。この早いトークを8回やったら年明けちゃいます。
いやー早いよね。今年なんか本当にあっという間だった気がする。
いやまだ終わってないですけどね。
ということで、一日一日を楽しく大切に過ごしていきましょう。
今日も急がずに休まずに。
