広島市在住のシャオヘイが、飲食店と顧客の間にある様々な課題や問題に対する僕の考えや、特定の料理についてお話します。
その他には個人的な体験や経験なども。
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快食ボイス697・スポンジから始まる、心地よい台所の話
はじめに 新年を迎えたということもあり、台所の皿洗い用スポンジを新しいものに替えた。 せっかく替えたのだから、その話でもしてみようと思う。 僕は普段から自分で料理をするし、当然だが皿洗いも自分でやる。 だからこそ、日々使う道具については「適当なもの」ではなく、「心地よく使えるもの」を選びたいタイプである。 台所用品は消耗品ではあるが、同時に毎日の気分を左右する存在でもあるのだ。 --- 長く付き合ったスポンジの話 これまで長いあいだ使ってきたのは、パックスナチュロンのキッチンスポンジである。 発泡が非常に良く、少量の洗剤でもしっかり泡立つ。 目が粗く、しかもとにかく長持ちするので、正直「いつ替えればいいのか分からない」という悩みが生じるほどであった。 https://amzn.to/49teeST 今回も在庫が残っていたので、どちらを使うか少し悩んだ。 だが、新年という節目がなければ、きっといつまでも使い続けてしまっただろう。 そういう意味で、「正月だから替える」という理由は、なかなか悪くない。 --- 今回選んだダスキンのスポンジ 今回使い始めたのは、ダスキンの台所用スポンジである。 6個で1000円前後と価格も手頃で、Amazonなどでも手に入る。 色は派手なものもあるが、僕は好みではないのでモノトーンのものを選んでいる。 https://amzn.to/4srHqlH 通常のスポンジ部分の使い心地や耐久性は、パックスナチュロンと大きく変わらない。 使い始めは少し硬いが、すぐに馴染んで柔らかくなる点も同様である。 --- 「磨ける」という付加価値 ダスキンのスポンジで特に気に入っているのは、ナイロン製の不織布が付いている点だ。 キクロンのような研磨剤入りスポンジほど強力ではないが、軽い焦げ付きや鍋底の汚れを落とすには十分である。 これまでパックスナチュロンを使っていたときは「洗う用」と「磨く用」でスポンジや不織布を別に用意していた。 その手間が一つにまとまるというのは、思った以上に快適であった。 --- 形状と置き場所へのこだわり ダスキンのスポンジはやや細長く、グラスの中なども洗いやすい。 柔らかい面と硬い面を使い分けられるので、食器と鍋で持ち替える必要もない。 また、スポンジの置き場所にも僕なりの思想がある。 濡れたスポンジを受け皿に置くのは、水切れが悪く、あまり好きではない。 シンクの内側に吸盤式のホルダーを取り付け、そこに置くようにしている。 https://amzn.to/4srHzFL スポンジから抜けた水は確実にシンク内へ落ち、台所の他の場所が濡れない。 賃貸の小さなシンクでも、左上など邪魔にならない位置を選べば問題なく使える。 --- 除菌しすぎないという考え方 台所用洗剤は、ずっとヤシの実洗剤を使っている。 最近は「除菌」を強く打ち出した製品も多いが、僕はあまり好まない。 清潔であることと、過剰に除菌することは、必ずしも同義ではない。 皮膚バリアの話やアトピーの研究などを見ても、人間は菌と完全に切り離されて生きる存在ではないことが分かる。 納豆菌や麹菌をありがたがりながら、別の場所では徹底的に除菌する。 その矛盾には違和感を覚える。 もちろん、トイレ掃除など必要な場面ではエタノールを使う。 だが、食器洗いにそこまでの強さは必要ないと考えている。 --- 詰め替えと、続けられること ヤシの実洗剤を使い続けている理由の一つは、詰め替え用が手軽に手に入ることだ。 近所のドラッグストアで買えるというのは、意外と重要である。 本体ボトルは、気づけば10年以上使い続けている。 こういう「変えなくていいもの」を大事にできるのも、気持ちがいい。 --- 無印良品のシリコン調理道具 最近買って良かったものとして、無印良品のシリコン菜箸がある。 金属製の芯材が入っているため歪みにくく、木製の菜箸より扱いやすい。 https://amzn.to/49pe92q シリコンコーティングなので汚れが染み込まず、黒ずむこともない。 先端がほんの少し柔らかく、テフロン加工のフライパンを傷つけにくいのも良い点である。 天ぷらにも問題なく使える耐熱性があり、今では完全にメインの菜箸だ。 同じシリーズのシリコン調理スプーンも優秀で、 スパチュラとお玉の中間のような使い勝手がある。 https://amzn.to/4qjd6Is --- 黒い道具の合理性 無印良品のシリコンシリーズは黒色だが、これも実は理にかなっている。 黒は汚れが目立たないと思われがちだが、実際には逆である。 油膜や洗い残しが分かりやすく、「すぐ洗おう」という判断ができる。 調理道具は、清潔さが視覚的に分かるほうがいい。 その点でも、よく考えられた道具だと思う。 --- おわりに 今日は台所のスポンジを替えたことをきっかけに、お気に入りの台所用品や、清潔さに対する考え方について話してみた。 日々使うものを、少しだけ意識して選ぶ。 それだけで、暮らしの手触りは確実に変わる。 新年に台所スポンジを替えるという行為も、悪くないものだ。 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/664b04d7316143a77174b611
快食ボイス696・若い世代を戦場に送らないために、今考えておきたいこと
はじめに 正月明けの月曜日、仕事始めという人が多いだろう。 そんな中、僕はどうやら風邪気味である。 1月2日の夕方、雪の中を1時間半歩いた。 ボタ雪が混じるような重たい雪が降る中だったので、思った以上に身体にこたえたようだ。 昨日の放送を聞き返してみると、鼻をすする音も入っており、すでにその頃から兆候は出ていたのだろう。 風邪薬を飲み、早めに治したいと思いつつ、今日はどうしても気になる話題がある。 --- 主権国家の大統領を拘束するという「無茶」 アメリカがベネズエラのマドゥロ大統領を拘束したというニュースを見て「かなり無茶だ」と感じた人が多いはずだ。 確かに、マドゥロ大統領には麻薬カルテルとの関係など、擁護しがたい疑惑がある。 ベネズエラ国内でも、彼の拘束を歓迎する声があるという指摘もある。 しかし、それとこれとは別の話である。 国民が喜んでいるからといって、他国が主権国家の大統領を勝手に拘束し、裁こうとしてよい理由にはならない。 アメリカの国内法がベネズエラに適用される、などという理屈は、どう考えても筋が通らない。 これを許してしまえば、「何でもあり」になってしまう。 --- 豊かだった国、停滞した国 ベネズエラは、かつて南米で最も豊かな国の一つだった。 シモン・ボリバル・ユース・オーケストラからグスターボ・ドゥダメルが世界に出てきた時代、その背景には国家の豊かさがあった。 しかし社会主義体制への移行後、停滞が続き、今では南米で最も豊かな国はチリだと言われるようになっている。 国家の選択が、長い時間をかけて国の姿を変えてしまうという典型例だろう。 だが、だからといって外部から力で「是正」してよい話ではない。 --- アメリカの焦りと歴史の既視感 トランプ大統領には、中間選挙を前に「実績を作らなければレームダックになる」という焦りがあるのかもしれない。 だが、歴史を学べば、こうした自己保身や短期的ロジックが、世界を大きな戦争へと押し出してきた例はいくらでもある。 第一次世界大戦も、第二次世界大戦も、決して「最初から大戦争だった」わけではない。 小さな無茶が積み重なり、引き返せなくなった結果だ。 --- グリーンランド発言と地政学 さらにトランプ大統領は、グリーンランドを「ほしい」と言い始めている。 北極海を中心にした地図を見れば、グリーンランドが軍事的・地政学的に極めて重要であることは理解できる。 しかし、グリーンランドはデンマークの自治領である。 「戦略的に重要だからウチにくれ」という話が通るなら、それは武力による現状変更と何が違うのか。 ロシアがウクライナでやっていることと、本質的に変わらない。 --- あれが許されるなら、これもいいだろう 国際社会がロシアの侵攻を止められていない現状を見れば「だったら中国もやっていいのではないか」という論理が生まれても不思議ではない。 実際、2026年は台湾侵攻の可能性が最も高い年だと、アメリカのシンクタンクは以前から分析している。 中国経済は減速しているが、それでも規模は大きい。 習近平国家主席も年齢を考えれば、「やるなら今」という判断に傾く可能性はある。 台湾の場合、中国にとっては「内政問題」と言い張れる余地がある。 香港のときと同じ構図だ。 国際社会は非難はしても、決定的な介入はできなかった。 --- 日本は「最前線」にいる 日本は台湾と国交を結んでいない。 国交を結んでいるのは中国である。 アメリカが日本を同盟国として重視するのは、価値観の問題だけではない。 ロシア・中国・北朝鮮という社会主義国家群に対する「防波堤」として、日本は極めて戦略的な位置にある。 つまり、日本はすでに最前線なのだ。 「憲法9条があるから何もしません」と言って済む状況ではない。 --- 年寄りの杞憂で終わるならいい 年を取ると、社会の行く末を悲観的に考えがちになる。 司馬遼太郎もそうだったし、晩年に過激な発言が増えた学者もいる。 だから、これが単なる年寄りの心配で終わるなら、それでいい。 自分自身も、楽観より心配に寄る年齢になってきている自覚はある。 しかし、本当に怖いのは別の点だ。 --- 若い世代を戦場に送らないために 自分の年齢を考えれば、最前線で戦うことはない。 だが、今の若い人たちが戦争に駆り出される可能性は、決して絵空事ではない。 台湾有事が長引けば、自衛隊だけでは人員が足りなくなる。 ウクライナが今直面している最大の問題も、まさに兵士不足である。 そんな状況を、次の世代に背負わせたくはない。 それだけは、強く思う。 --- おわりに 祈ったところで、現実は変わらないかもしれない。 それでも、考えることはできる。 正月早々、重たい話で申し訳ないが「ベネズエラが良くなるならそれでいいじゃないか」という単純な話ではないということだけは、多くの人に考えてほしい。 世界は、思っている以上に一本の線でつながっている。 その線の延長線上に、日本と、そして若い世代の未来があるのだから。 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/664b04d7316143a77174b611
快食ボイス694・箱根は、ついに世界への入口になったのか
はじめに 正月のさんがにちが終わった。 1日はニューイヤー駅伝、2日と3日は箱根駅伝。 これを見ないと正月が始まらない、そう感じている人も多いのではないか。 僕もその一人だ。 今年も例外なく、画面の前で多くの時間を過ごした。 そして見終わったあと、強く残った感覚がある。 それは「長距離の世界が、明らかに次の段階へ進んだ」という実感である。 --- 箱根駅伝は、異常な速度領域に入った ここ数年の箱根駅伝は、明らかに高速化している。 今年の優勝タイムは10時間37分台。 過去の優勝タイムから約3分短縮された。 200km以上を走っての3分と思うかもしれないが、3分あれば彼らは1km以上走ってしまう。 これは「少し速くなった」などという話ではない。 さらに象徴的だったのが、区間賞ではなく「区間新」が5区間もあったことだ。 つまり、その区間を歴代走ったすべての選手の中で最速、という意味である。 これは異常であり、同時に時代の変化を示している。 --- 「不滅」と呼ばれた記録が、次々と塗り替えられる かつて「不滅」とまで言われた記録が、今や更新され続けている。 2区、3区、4区の記録を持つイエゴン・ヴィンセントさんですら、すでにエース区間の2区では何度も塗り替えられた。 大迫傑さんの記録もそうだ。 長距離ファンからすれば、日本記録保持者かつ伝説のランナーである。 その箱根時代の記録が更新されるという現実は、率直に言って衝撃的だ。 記録が破られるということは、敬意が失われたという意味ではない。 むしろ逆である。 その時代の頂点が、次の世代への踏み台になったということなのだ。 --- 黒田朝日さんという「異次元」 今年、最も記憶に残った選手を一人挙げるなら、黒田朝日さんだろう。 4年生で初めて5区を走り、まるでエンジンでも積んでいるかのような走りだった。 山の神、柏原竜二さんが「化け物すぎる」と表現したのも頷ける。 もちろん彼は特別だが、特別な選手が一人だけ、という大会ではなかった。 全体が底上げされている。 それが今年の箱根だった。 --- ケニア人ランナーと人類史の話 ニューイヤー駅伝でも、外国人選手が走る区間がある。 実際、そのほぼ全員がケニア人であり、さらに言えばカレンジン族やキクユ族に集中している。 これは偶然ではない。 人類の起源がアフリカにあり、遺伝的多様性の約85%がアフリカ大陸内に存在している、という事実と関係している。 つまり、人類で最も足の速い人も、最も遅い人も、アフリカ大陸にいる。 その中で、長距離に最適化された遺伝的特性を持つ集団が、結果としてケニアに集中している。 環境やトレーニングも重要だが、最大の要因は遺伝子である。 これは感情論ではなく、科学的な話だ。 --- それでも、日本人は追いつき始めている 重要なのは、そこだ。 ニューイヤー駅伝では、ケニア人選手に負けない日本人ランナーが明確に増えてきた。 さらに注目すべきは、 トヨタやJRといった伝統的強豪だけでなく、 GMOインターネットグループ、サンベルクス、ロジスティードといった比較的新しい企業チームが台頭している点である。 彼らは若い選手を積極的に起用し、結果を出している。 つまり―― 箱根駅伝のレベルが、ついに社会人トップレベルに追いつき、追い越し始めたのだ。 --- 「速い選手」ではなく「強い選手」へ マラソンはトラック競技とは違う。 ロードには、天候、起伏、風といった不確定要素がある。 だから必要なのは、速さよりも強さだ。 山を走っても速い。 条件が悪くても崩れない。 そういう選手が、今の箱根から育ち始めている。 元ランナーとして、これは本当に嬉しい変化だ。 --- 箱根から、世界へ――夢を見てもいい時代 金栗四三が掲げた「箱根から世界へ」。 それは長らく理念であり、理想論でもあった。 だが今は違う。 もしかすると、箱根を経由して世界で戦う日本人長距離ランナーが、僕が生きている間に現れるかもしれない。 応援するだけの立場ではあるが、夢を見るには十分な現実が、今ここにある。 --- おわりに 2026年の正月。 今年の箱根駅伝は、本当に素晴らしかった。 多くの物語があり、何度も涙が出た。 僕らの役割は、しっかり応援することだ。 長距離という競技は、静かで、過酷で、そしてとても美しい。 その静けさと精神性は、日本人のマインドに馴染みやすいと思う。 来年も、また楽しみにしたい。 そしてできるなら、皆さんも一緒に応援してほしい。 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/664b04d7316143a77174b611
快食ボイス693・ベストはなく、ベターを選ぶしかない時もある
はじめに 新年明けましておめでとうございます。 今回は、2026年の年明け早々に体験した、なかなかに骨の折れる帰宅の話をしてみたいと思う。 箱根駅伝を実家で見終え、凍結の情報を気にしながら福山市を出発したのが午後3時。 結果から言えば、自宅に戻るまでに約6時間を要することになった。 ただの愚痴ではなく、この出来事から感じた「判断」「経験」「選択肢」について話してみたい。 --- 天候は、途中から一気に牙をむいた 出発直後は、正直なところ拍子抜けするほど順調だった。 ところが西条インターチェンジ付近で、様子が変わる。 雪が降り始め、「これはまずいかもしれない」と思ったものの、路面にはまだ積雪がない。 迷っているうちにインターを通り過ぎてしまい、「次で降りよう」と自分に言い聞かせながら進む。 ファクトとして大切なことは、雪道の運転に慣れていないということだ。 事故経験はないが、それは「経験がない」だけでもある。 経験が乏しいのに自信を持つのは、ただの過信だ。 --- 規制と渋滞、そして選択肢の消失 志和インターチェンジにたどり着いた頃、事態はさらに悪化する。 ちょうど自分が降りたタイミングで、そこから先は冬タイヤ規制に切り替わった。 年始、帰省ラッシュ。 九州ナンバーの車が多く、当然ながら冬タイヤを履いていない。 料金所まで30分以上。 料金所を抜けても、ほとんど動かない。 下道に出ても状況は変わらず、タイヤの空転音があちこちから聞こえてくる。 「事故が起きない方がおかしい」状況だった。 --- 「進めない人」と「降りられる人」 ここで意識したのは、人によって選択肢の数が違うという事実だ。 小さな子どもがいる人。 高齢者を乗せている人。 体力に不安がある人。 そういう人たちは、どれだけ危険でも「車で進み続ける」しかない。 それは責められない。 選択肢がないのだから。 一方で、自分はどうか。 一人だし、体力があるし、雪の中を歩く経験もある。 時間はかかっても、別の手段が取れる。 だったら、自分が無理に車を路上に出し続けるべきではないと判断した。 事故を起こせば、周囲にも、緊急車両にも、さらなる迷惑をかける。 --- ベストはなく、ベターしかなかった 正解はなかったと思う。 あったのは、よりマシな選択肢だけだ。 車を置き、八本松駅まで歩く。 結果として、雪に埋もれた歩道を1時間半。 普通のランニングシューズだったため、つま先から水が入り、感覚がなくなるほど冷えた。 決して楽な判断ではない。 それでも、自分にとってはそれが「ベター」だった。 --- 6時間かけて、家に戻る 電車は止まりながらも動いてくれた。 八本松から広島市内まで、さらに2時間くらい。 バスの状況が読めなかったので、最寄り駅から再び歩く。 福山市の実家を出てから、結局自宅に着くまで約6時間。 久しぶりに「なかなかの経験」をしたと思う。 --- 経験しなければ、理解できないこと こういう出来事があると、はっきり思う。 人は、経験しないと本当には学べない。 どれだけ見聞きしても、実感を伴わなければ理解は浅いままだ。 大変ではあったが、学びは確かにあった。 もちろん、正月に能登で被災された方々の苦労に比べれば、これは取るに足らない話だ。 暖かい家で眠れること自体が、すでに恵まれている。 --- おわりに 新年早々、波乱のスタートではあった。 それでも、無事に帰宅できたことに感謝している。 凍結や規制が予想される日は、ぜひ道路情報を確認した上で行動してほしい。 「行けるかどうか」ではなく、「無理をしない選択肢があるかどうか」を考えること。 今年もいろいろあるだろうが「よりマシな選択」を積み重ねて行くことが大切だと僕は思う。 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/664b04d7316143a77174b611
快食ボイス690・古い雑誌を捨てながら、過去の時間を拾っている
はじめに 年末でリスナーの皆様も忙しい時期なので、少し気の抜けた話がしたい。 と、自分では思っているが、AIに言わせると昨日の話も相変わらず全然緩くないと指摘された。 ここしばらく続けているのが、部屋に溜まりに溜まった本と雑誌の整理だ。 本はかなり処分が進み、本棚にも余白が生まれ、作家別に並べ直す余裕も出てきた。 問題は、最後まで残った雑誌だ。 --- 雑誌が2メートル分残っているという現実 雑誌も相当量を処分した。 それでも、平積みで横に並べると、まだおよそ2メートル分は残っている。 冊数にすれば、軽く100冊は超えているだろう。 これを一気に判断するのは難しい。 そこで今は、少しずつ読み返しながら「残すもの」と「手放すもの」を選別している。 --- トイレは、最高の選別スペースである 僕はトイレに、雑誌用の簡単なラックを置いている。 トイレは何もせずにぼーっとするには、どうにも落ち着かない。 だからこそ、ここを「仕組み化」する。 一か月もあれば、トイレにいる時間だけで一冊は読み終わる。 新しい雑誌はもう買っていないので、今はひたすら選別作業に使っている。 これは昨日話した「仕組み化」の延長線上にある。 隙間時間を、どう扱うかという話だ。 --- 隙間時間と音声配信の相性 隙間時間の活用という点では、音声配信も欠かせない存在だ。 ポッドキャスト、Spotify、Voicy。中でも一番聴いているのはVoicyである。 電車やバスでの移動時間、歩いている時間。 走っているときはさすがに音楽にするが、歩く程度なら音声配信は十分に聴ける。 車の運転中などは、むしろ最適だ。 一度で理解できない回は、二度三度と聴き直す。 長距離移動のときなどは、これ以上ない学びの時間になる。 コテンラジオのような長尺コンテンツは、特にオススメ。 正月の帰省など、移動時間が長い人には、ぜひ試してほしい。 --- 料理雑誌と、30年分の時間 僕が買い続けてきた雑誌は、「料理王国」と、その後分かれた「料理通信」。 それと「dancyu」も、創刊号から30年買い続けた。 初期の号はかなり処分したが、それでも膨大な量が残っている。 そして、今読み返してみると、やはり面白い。 7〜8年前、あるいは10年前の雑誌を読むと、当時の空気がはっきりと感じられる。 「ああ、この頃は今より景気が良かったのだな」と、今になって気づくことも多い。 --- 雑誌は「未来」を内包している 雑誌に載っているのは、取材当時の「現在」である。 しかし、今それを読む私たちは、その先の未来をすでに知っている。 掲載されていた店は、その後どうなったのか。 スターシェフは、今も活躍しているのか。 予約困難店になった店、姿を消した店、消息が分からなくなったり、亡くなった料理人。 当時の記事を読み、現在を調べ、その差分を見る。 すると、雑誌の中の物語が、時間軸を伴って立ち上がってくる。 これは、雑誌のクオリティが高いからこそできる楽しみ方だと、つくづく思う。 --- 残すという選択 最終的には、2メートル分ある雑誌を、1メートル程度まで減らせればと考えている。 それくらいなら、本棚に「雑誌のためのスペース」として残してもいい。 これから先、新しい雑誌を買うことは、もうほとんどないだろう。 だからこそ、「これは神回だ」と思える号だけを手元に残したい。 ページをめくれば、当時の空気と、自分の時間と、編集者たちの仕事が一緒に立ち上がる。 それを、たまに味わえれば、それで十分だ。 --- おわりに 雑誌文化が消えていくのは、やはり寂しい。 高校生の頃に夢中で読んだ雑誌たち、今思えば嘘も多かったが、それも含めて時代だった。 そんな悲喜こもごもを感じながら、今日も雑誌を選別している。 捨てているようで、実は時間と記憶を拾い直しているのかもしれない(トイレで💦)。 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/664b04d7316143a77174b611
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