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Nobuhiro Seki
アバウトのとこ見ると、2011年のドラマデスクアワード。
ドラマデスクアワードのユニークシクトリカルエクスペリエンス。
結局だから、もう14年、14、15年やってるとこなんだなと思って。
改めてすごいなと思いましたね、これ。
Mika Ueno
そうですね。ミュージカルのロングラウンドとかって結構あるじゃないですか。
それこそね、オペラ座の怪人とか。
20年とかありますよね。
そう、ライオンキングとかね、ああいうのはありますけど、
あの形態というか、イマーシブシアターとかでやってるっていうのはすごいなと思いますね。
Nobuhiro Seki
ある意味ね、その草分け的な存在のものがずっと残ってるじゃないですか。
Mika Ueno
いろんな舞台の形式とか、いろんなアミューズメント、エンターテインメントの形態があるけど、
そのロングランできるっていうのって本当に選ばれしいものだと思うから、
さっきのライオンキングとか、ああいうブロードウェイミュージカルとか含めて、
映画だってそういうのはほとんどないし、しかもそれを生の人がやるってことだから、すごいことですよ。
まだソウルでやるから、チャンスありますよ。
そう、ソウルで。あと上海でもやってるし。
Nobuhiro Seki
言葉が関係ないからいいんですね。
Mika Ueno
バーバルでしょ。
Nobuhiro Seki
やっぱり、キスに言われるときに、同じセットを作るんだなと思うんですよね。
Mika Ueno
日本でもやってほしい。世界から今人来てるからね、日本とかでいいんじゃないですかって思うから作ってほしいけど。
Nobuhiro Seki
これを回すだけのアクターの数がないのかもしれないですね。
結構な数の人が出るんですね、毎回ね。
Mika Ueno
これね、ほんと、そうなんですよね。
ビジネス的に見たとしてもすごく大変なことだと思うので、
私が好きなダンスカンパニーのラズルっていう人たちがやってる今足場シアターも常設でやってるんですよ。
毎日1日3回上映してて、それをずっとやってるのも、あれもすごいことだと思うんですけど、
だいたい1年とか1年ちょっとすると、一旦閉じて別の作品にっていう感じになるんですよね。
今上映中のやつも5月で終わりっていうのがアナウンスされてるんですけど、
それも残念だなと思いつつ、何回もいけるやつだし、フラっていけるなので、
残念だと思いつつも、演じてる人とかクリエイターとかアーティストキッスみたいな人たちから考えると、
ずっと同じことをやり続けるっていうのって、多分相当拷問に近いことかもしれないし、
ずっと違うチャレンジとかしたい人たちもいると思うんで、
でもそうだよなって思いながら、終了のアナウンスを受け止めたりしますけどね。
Nobuhiro Seki
今1日3回って言ってたじゃないですか、3回回すのって結構大変だよなって。
Mika Ueno
そうですね。スニープのほうと違って70分ぐらいなので、それを70、70、70ぐらいで回していくから、
でもそれでもすごいことだと思います。ものすごい体使って踊るから。
Nobuhiro Seki
この前一瞬無料でブロードキャストしてましたよね。
あ、してましたね。
僕もあれ、タイミングが悪くて、終わる最後の10分ぐらいなんですよ。
見ましたわ。
で、一瞬つけて。
で、そのとき思ったのは、あれって夜の10時ぐらいだと。
Mika Ueno
最後の回って。
そうですね。8時とかだから9時ぐらいじゃないですか、日本時間。
Nobuhiro Seki
そのぐらいで、だからこんな遅い時間にやってんだって逆に思ったのに。
よく考えたら当たり前だよなって思ったんですけど。
仕事帰りでね。
Nobuhiro Seki
仕事帰りに見るって話ね。
でも考えてみると、夜。
だからそういう意味では本当に3回やろうと思ったら、朝昼夜でしょ。
もちろんね、シングルキャストないにしても、すごい勢いで回してるから。
そういう意味では、それでロングランやろうと思ったら相当大変だなって思いますね。
動員数っていうのはね、ほどリピートしない限り。
Mika Ueno
結構ね、ギュッと講演時間が狭まっているんで、
例えば1時から、週末の場合だったら1時から始まって、
8時9時で終わるように3回配置されたりとか、
平日は3時とか4時から始まって、10時までに終わるように配置されたりとかなんですけど。
でもね、運営の人たちがほとんどいないんですよね。
エンジンの人たちが裏方をやるっていう、
それでコスト削減したりとかしてるんだと思うんですけど、
それにしてもやっぱ、あれを回し続けるっていうのは本当にすごいことだと思いますね。
Nobuhiro Seki
今、スリープノーモアのサイトです。
スリープノーモアも終わっちゃってるから、今やってるってことで、
LIFE&TRUSTのページに潜入してきたんですけど、
LIFE&TRUSTはね、やっぱり今まで1日1回しかやってないですね。
Mika Ueno
うん、そうですよね。
Nobuhiro Seki
やっぱりこれってロムランになって、本当に上映、動員ができてきたら、
たぶん1日2回とかになってくるんでしょうけど。
Mika Ueno
マチネとソワレって2回やるとこも、3時間の演劇とかミュージカルとかそういうのもあると思うんですけど、
これでもすごいからね。しかもマチネとソワレで演じが変わる場合も多いじゃないですか。
Nobuhiro Seki
火曜日もお休みなんですね。
Mika Ueno
それ機会あったらね、関さんフラッと行けるとこだから。
Nobuhiro Seki
と思うでしょ。だからフラッと行くにしてはずっと、結構ソールドアウトですね、まだ今のところ。
たぶんあれが少ないから。回数が。
ちょっと増えてきたらフラッと行きたいなーなんて思いますけどね。
でも行くならやっぱり冬の人が少ないし、みたいな。
今は夜しかやってないから行けないんですよ。昼やってくんないと。
でも今見たら結構いい値段しますね。
Mika Ueno
200ドル後半ぐらい?
Nobuhiro Seki
でもさすがにこれは、スペシャルパッケージの値段か。
普通は140ドルですね。別に安くないけど。
たぶんこれスリープの方が安いんじゃないかな。
Mika Ueno
じゃないですか、どうだろう。
Nobuhiro Seki
スリープの方が2百何十ドルした気がします。
Mika Ueno
2百近いのもあったと思いますよ。入場が早くなるとか。
バーでシャンパンがついてくるみたいな。
Nobuhiro Seki
シャンパンついたらしょうがないですけど、
たて替えて払ってあげたやつはですね、
日本から来た人のために僕がたて替えて払ったんですけど、
そのお金をペーペーで受け取ったんですね。
それが1人4万1千円とか払ってるから、
Mika Ueno
結構250ドルぐらい。
Nobuhiro Seki
250ドル以上ですね。
あ、違うこれ。バーでシャンパン飲んだからですね。
Mika Ueno
で、入場も早くなるやつでしょ。
Nobuhiro Seki
でもやっぱり普通の安いのに、
今のアファントラストに比べて1.5倍ですね。
なんで僕気づいたかって、ペーペーってそれで入ってるじゃないですか。
こっちいるから使わないから、
どうしようと思って、
僕自身が普段日本に何を使うかっていうと、
AmazonでKindleの本を買うときぐらいしか使わないですね。
じゃあペーペーをAmazonの日本版の支払いのやつにしようと思ったら、
標準の支払いってクレジットカードしかできなくて、
ペーペー登録してもできないですよね。
だからたぶんいちいち買うときにペーペーを選ばないといけない。
本を買うときにいちいち選ばないだろうみたいな感じで。
じゃあお金を引き出そうと思って、
こういう入れ方をしたお金は引き出せますとか、
こういう入れ方をしたお金はこれでは使えるけどこれでは使えませんとか。
同じお金なのに、
質字によって使えるか使えないかがすごく細かく決まってて、
なんでこんなわけわかんないんだろうと思って、
15分くらい沸騰して、
Mika Ueno
裏側に思いを馳せてしまいますね。
Nobuhiro Seki
何かの支払い取りに使おうと思ったんですけど。
Nobuhiro Seki
イノベーションが起きるタイミングじゃんと思いながら、
現場でやってる人、
すごい大変なんだろうなと思ってたんですよね。
僕らみたいに、
現金持ち歩きとかないっていう人がいっぱいいるわけじゃないですか。
世の中の流れはそっち行ってるから、
それをちゃんと実現した人っていうのが、
憧れる日が近いうちに来るはずだと思うんで。
Mika Ueno
この大きな流れっていうのは、
変えられないっていうか、
嘘はありますからね。
東京とかいろんなところでも、
現金使えませんっていうふうに言うところが増えてきているから、
これこれで潔いね。
潔いなと思うし、
価格に転嫁するっていうところも、
日用品とか生鮮食料品とか飲食とかね、
難しいところもありつつ、
ある一方でどんどん値段が上がってるところも確実にあって、
物価が上がってるっていうのは、
もちろんいい面もあるし、苦しい面もあると思うんですけど、
例えば私がよく言うね、
舞台のチケットとかコンサートのチケットとかっていうのって、
めちゃくちゃ上がってるんですよ。
音楽ライブなんかもすっごい上がってるから、
それ考えると、
なんで普通のところ10円とか20円とか上げるので、
あんなに騒ぐのかなって思うときもあるぐらい上がるから、
その差というかね、楽さがあるなってしますね。
一番ね、ここで文句言うのもなんだけど、
チケットピアとかってチケットの発券を取っているじゃないですか、
本当は取るんですけど、
チケット発券するたびに、
システム利用手数料、特別発券手数料、
なんとか手数料とかって言って、
1000円ぐらい上回しされるんですよ。
例えば8000円のチケットは、
買うときに消費税とか入れると9000円ぐらいになってたりとかして、
それもう温まくるんですけど、
何特別発券手数料、しかも600円とか取るし、
なってシステム全然良くなってないじゃんと思うんですけど。
この間ね、劇場とかライブ会場とか行ったときに、
隣の女の人たちが言ってたんですよね、
これを主催してるオリジナルの高校主のところからチケット買ったみたいな。
だってさ、チケット販売手数料とかかからないじゃんとか言ってて、
あ、そうだよねそうだよねって聞いててめちゃくちゃ思ったから、
ユーザーとかに与えてる印象ってすっごい良くないんですけど、
あれ何とかしてくれないかなと思って。
でもチケットサイトなんか最近ピアとかEプラス以外に、
アーティストが独自で持つっていうところも増えてきたし、
例えば他に、この業界のものだったらまとめるよっていうチケット販売サイトもどんどん出てきてるから、
そういうのが増えてきてくれて、
言われのないというか納得いかない謎の発見手数料とかっていうのが減ってくるといいなと思いますね。
米津玄師さんとかなんか、自分のオリジナルのチケットサイト持ってるみたいですよね。
Nobuhiro Seki
でもその問題ってアメリカも結構大きくて、
アメリカはまさに世の中の敵みたいな扱いになったチケットマスターですね。
ほぼ独占なんでしょ。
だからすごい、フィーもすごく高いんですよ。
フィーも高いから絶えずスタートアップが出てきて、
まさに小さく始まるわけですよ。
まさに600円とか1000円とか取られたくないからって言ってやるんだけど、
小さいところがみんな潰れていくんですよね。
なかなかああいうプラットフォーム、Googleとかも同じですけど、
プラットフォームとして力を持っちゃうと、
何か全く違う新しいことが起きるようなタイミングにならないと、
Mika Ueno
なかなかそこに入っていけないみたいなこともありますよね。
最近の体感というか感覚としては、
今まで日本で言うとピアとかイープラスとかがほぼ独占状態だったのが、
システムを使う、システムを作るっていうところがすごく浸透してきているから、
自分たちが高校主であっていっぱいコンテンツを持ってるんだったら、
チケットサイトは自分で作ろう。
自分たちで持とうっていう広がりがめちゃくちゃ最近増えてきてて、
ピア独占じゃなくなるなーみたいな感情をすごく受けてるんですよ、
ここ数年とかね。
ユーザーからすると面倒くさいのはあるんですけどね。
あちこちにアカウント作んなきゃいけなくて、
運行の仕方とかも違ったりとかするんですけど、
でもそれはアカウントの管理の問題だけなので、
特別販売手数料1000円とか取られるよりは、
めちゃくちゃいく人にとってはいいと思いますね。
Nobuhiro Seki
チケット化の場合って一番めんどくさいのは、
券の管理じゃないですか。
シートがあって、そこをダブルブッキングしないようにとかね、
ちゃんと打って。
そういうんじゃない物販だったら、
かなり資金も下がってる。
それこそショピファーじゃないけど、
物を売るみたいな話になると本当に簡単にできちゃうと思うんですよね。
ああいう発券とか、
それこそ中古売買とか、
転売を防ぐためとかっていう、
そういうアディショナルサービス、
付加価値的なものをつけていくと、
やっぱりだんだんプラットフォーマー寄りの方になっちゃうよね、