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ep191 目の前に立ち上がる坂本龍一「KAGAMI+」で体験したMR技術と最新の空間音響
2026-07-29 26:12

ep191 目の前に立ち上がる坂本龍一「KAGAMI+」で体験したMR技術と最新の空間音響

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大阪で開催中のMRコンサート「KAGAMI+」の体験記。Magic Leap 2を装着し、坂本龍一さんの真横で演奏を聴いているような没入感と、どこから見ても目の前のピアノから音が聞こえる最新の空間音響に驚きつつ、その仕組みを考えてみました

連日37度 + カナダの山火事の煙でエアクオリティ悪化なニューヨークの気候

坂本龍一さんのMRコンサート「KAGAMI+」日本では大阪のみで開催

Magic Leap2を装着し、坂本さんの真横でも好きな位置からでも聴ける没入体験

一番の驚きは音の良さと響き − どこから見ても目の前のグランドピアノから音が聞こえてくる

天井から円形状に吊られたスピーカーで、真下のピアノに向けたものと壁に向けたもので音の響きを作っていると推察

約1時間の上演中不具合起こすことなく、装着していても重さが気にならなかった軽量なMagic Leap2

ニューヨークで上演されたときの「KAGAMI」(2023)の様子

d&b Soundscape:観客が動いても音像は空間に固定される没入型再生

音が「前から聞こえる」という日常の当たり前を、最新の空間オーディオで完璧に再現する難しさと凄さ

(今後)坂本龍一を知らない世代にとって、MRは存在感や生感を感じられるコンテンツかも

最先端のテクノロジーを使い倒したアーティストが、最後はピアノ1台と自然の音に到達

9月に細野晴臣さんが79歳でニューヨークとLAでライブ(すごい)

シンガポールのマリーナベイで流れるMerry Christmas Mr. Lawrence

「SとNをMに求める」南極の氷の下を流れる水にマイクを向け「いい音だ」

エピソード内で取り上げた情報へのリンク:


テック業界で働く3人が、テクノロジーとクリエイティブに関するトピックを、視点を行き交わしながら語り合います。

及川卓也  @takoratta
プロダクトマネジメントとプロダクト開発組織づくりの専門家
自己紹介エピソード ep1, ep2

関信浩  @NobuhiroSeki
アメリカ・ニューヨークでスタートアップ投資を行う、何でも屋
自己紹介エピソード ep52

上野美香  @mikamika59
マーケティング・プロダクトマネジメントを手掛けるフリーランス
自己紹介エピソード ep53

感想

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サマリー

ニューヨークの厳しい気候と大気汚染の話から始まり、大阪で開催された坂本龍一氏のMRコンサート「KAGAMI+」の体験について語られる。Magic Leap 2を装着し、坂本氏の演奏を間近で体験できる没入感と、最新の空間音響技術による音の再現性に驚きが示される。また、坂本氏が最先端技術を駆使した末に、最終的にピアノと自然の音へと回帰したことへの考察や、細野晴臣氏のライブ、坂本氏の音楽が世界でどのように受け入れられているかについても触れられている。

ニューヨークの気候と大気汚染
Mika Ueno
XCrossing、英語でスクランブル交差点を意味します。 趣味も世代も、住んできた町も違う3人が、スクランブル交差点で出会うように、様々な話題を聞かせる、おしゃべりの交差点です。 今日のXCrossingであなたが出会うのは、どんな話題でしょう?
Nobuhiro Seki
おはようございます。Sekiのおひろです。 ニューヨークでスタートアップ投資などをしております。
Takuya Oikawa
おはようございます。Takuya Oikawaです。 東京でプロダクト開発の支援などをしております。
こんにちは。Mika Uenoです。 マーケティングとプロダクトマネジメントのご支援をしているフリーランスです。 毎日暑いです。
暑いです。
Nobuhiro Seki
暑いです。
すごいです。
Mika Ueno
この間ちょっと前に、京都と大阪に行ってきたんですけど、 京都は盆中の暑さ、東京よりも気温が常に高いみたいな感覚があるんですけど、本当にすごかったです。
37度?64度?ありましたね。
僕も今、先週が37度くらい。 37度の時はですね、カナダに山梨があって。
Takuya Oikawa
ニューヨークも煙が来てましたね。
Nobuhiro Seki
煙の匂いはしてましたね。 ただ3年くらい前は火星みたいになったんですよ。
Mika Ueno
黄色い感じ?
Nobuhiro Seki
黄色い感じです。
今回は薄っ黄色を出したんですけど、本当に暗くなるまではいかなかったですね。
ただエアクオリティがすごい悪くて。
暑かったんですよ。37度あったから。
だからそもそも外に行かないから、外に行かない限りはうまいんですけど、行った瞬間に、臭い、暗い、暑いみたいな感じになってですね。
外に出ている人は最悪みたいな感じになっていました。
Mika Ueno
空気が良くないと外に出れなくなりますもんね。
Nobuhiro Seki
風向きがすごくあって、トロントがあるところの左側の方に山梨があったんですけど、
風が流れてくる、まさにそのところにいるとエアクオリティがすごく低いんですけど、
ちょっとでもズレてると急に、当たり前なんですけど、結局風に乗って物が来てるか来てないかっていうことなんで、
あそこの街は全然被害がないみたいだったような。
シカゴはすごいけど、ちょっとズレたところにあるところは全然平気ですとか。
ニューヨークとかはまあまあひどいですみたいな感じだったんですよね。
だからやっぱり風によって偶然その通り道に当たるか当たらないかみたいな感じで、今回は当たっちゃいました。
湿度も結構高いんですよ最近、ニューヨーク。
Nobuhiro Seki
朝起きた時ってまあちょっと気温が低くなってる時もあるんですけど、湿度80%とか。
朝開けてとりあえず空気の入れ替えをしようと思って空気を入れ替えをして、
開けた瞬間に、僕はフローリングで裸足で歩いてるんですけど、床がベトベトするんですねすぐ。
だからもう空気がちょっとでも、ジャンカタンスとかそういうのがオッケーになったらすぐ閉めないと、
その後足がねっちょりしたの嫌だったという感じでした。
湿度ですよね、本当に。
Mika Ueno
日本なんか特にそうですけど、本当にお風呂に入ってる感覚になってきます。
37、38度になってきて、湿度が70%とか80%とかあると。
ガンガンに冷房を利かせた電車とか来るじゃないですか、京都とかでも。
窓が結露してるんですけど、それを見ると外から温室を見てる感じで、
自分たちはそういう中にいるんだっていう、何とも言えない不快な感じね。
Nobuhiro Seki
京都だったら結局バスとか多いから湿度が出てるのが多いんですよね。
ニューヨークは地下鉄じゃないですか。
でも地下鉄の駅って冷房ないんですよ、ニューヨークって未だに。
だから地下に入った瞬間に臭い、暑いみたいな感じになって、
電車に乗ると急に冷え冷えのやつが来てるみたいな感じになるんで、
道歩いてる時は日差しが暑いから暑いじゃないですか。
地下鉄の駅に入ると、日本だと地下鉄の駅に冷房利いてるからいいんですけど、
地下鉄に入ると暑いだけじゃなくて臭いんですよね。
だから臭いっていうのがあって、だから息を止めながら入るんですけど、
電車来たら急に20度くらいで寒い、冷房利きすぎな状況になるんで、
乗った瞬間に今度は上から長袖を着るみたいなことをしないと、
おかしくなっちゃう。臭いっていうのはガンですね。
Mika Ueno
臭いはね。臭いはすごい。わかります。
坂本龍一 MRコンサート「KAGAMI+」体験
Mika Ueno
大阪京都の話で体験してきたことを一つ共有したいんですけど、
大阪の梅田の駅から歩いてすぐのところに、
今、Ryuichi Sakamoto & Tin DrumのKAGAMI+っていうのをやってるんですけど、
このポッドキャストでも数年前に話しましたね。
関さんがニューヨークで体験してきた。
Nobuhiro Seki
あれはプラスなかったんですか?KAGAMIだけ?
KAGAMIっていうのがあって、それを日本でやるっていう。
Mika Ueno
ようやくだと思って行ったんですよね。
聞いたところによると、公式運営によるとこれ大阪でしかやらないんですって。
東京でやらないらしくて。会場としてふさわしいところが
ここしか見つからなかったっていうのが理由みたいで。
音響とか天井高とか、他の展示をするのに当たってもみたいな感じで。
大阪しかやらないのは遠いけど行くしかないみたいな感じで行ってきたんですよね。
これはいろんな展示があるんですけど、
坂本さんが1時間のピアノコンサートをやる様子をMR、Mixed Realityで再現するっていう。
それを観客であれ私たちはMagic Leap2を頭部につけて、
いろんなところから、ピアノの真横でもいいし坂本さんの真横でもいいし、
いろんなところから眺めて聴けるっていう、そういうMRコンテンツなんですね。
Mika Ueno
体験なんですね。それが一応メインで1個あって。
その体験1時間で30分コースの体験版っていうのが他のエリアにも1個あって。
Mika Ueno
他にはオープンリールってあるじゃないですか、テープのね。
あれで収録してある坂本さんの曲をオープンリールで、非圧縮って言ったかな?
それで聴けるっていうところと、それから自動演奏ピアノが置いてあって、坂本さんの自動演奏ピアノが7-8曲を奏でる。
それと高谷史郎さんと一緒にやっている映像作品があったりとかして、そういう一体のものだったんですけど。
その1時間のコンサートのために行ったんですけど、それがいやあ良かったです。
とっても、まず音が良かったんですよね。
Magic Leapってこの横から、メガネ、ヘッドセットこうやって耳の上にかかってる、このあたりが確かスピーカーあったと思うんですけど、
あのスピーカーじゃなくて、天井に吊るされてるんですよね、でっかいスピーカーが。
多分これから出てるんだろうけど、中央に円が描かれていて、
Mika Ueno
ウェブサイトのところに書いてあるかもしれないけど、円が描かれてそこにピアノって坂本さんが浮かび上がるんですけど、
そのピアノから音が聞こえるようになったんですよ。いろいろ歩き回ってみたんですけど。
一緒に行った人とも、これここから聞こえてるんだけど、Magic Leapのこれじゃないよねみたいな感じで、後からいろいろ観察してみて。
上にスピーカーがいくつも吊り下げられてるんですけど、円形状になってて。
その円形状になっているのは、壁の方に若干倒れて、45度までいかないけど倒れた形で設置されてて、
多分反射が何かしてここから聞こえるんじゃないかなって想像してて。
真ん中にもう一個スピーカーがあって、それは真下を向いてたんで、それが多分ピアノの方に向いているんだろうなと思うんですけど、音がものすごい良かったですよね。
Magic Leap2だったんですけど、とっても軽くなってたので、1時間つけっぱなしでもそんなに気にならないぐらいのものにはなっていて。
Mika Ueno
そこに音が目の前から出てるような感じで聞こえたから、ヘッドマウントディスプレイをかけているっていう負担があんまなくて、それがすごく良かったですね、体験として。
関さんの時、壊れる人たちも多かったとか、壊れる頻度が多かったって言ってましたけど。
Nobuhiro Seki
僕も壊れて2分くらい。直すんじゃなくて、予備をみんな係の人が持ってて、壊れたら何か言ってください、手を挙げてくださいみたいな感じで手を挙げて、2〜3分したら新しいの持ってるんですけど。
見た感じではですね、5〜6人なってましたね。
Mika Ueno
本当?
Nobuhiro Seki
今送りましたけど、ニューヨークでやったやつを見てもらうと、円形になっていてこんな感じなんですけど、たぶん全部で50人くらいが1回入るんですよ。
Mika Ueno
そんなにいたんだ。
Nobuhiro Seki
ちょっと今出してるやつを見ていただきたいんですけど、結構大きいんですよ、会場のね。
スピーカーも見ていた後、上の方にあって、真ん中にピアノのエリアみたいなやつもあって、天井も高いですよね。
ただとにかくMagic Leap2が実演中にバンバンと落ちるっていうのが超問題だったんですけど、それは良くなっているってことですね。そういう人いなかったんですよね。
Mika Ueno
私の時は平日の夜に近い方で行ったからギリギリ滑り込みで行ったんで、まず人が少なかったっていうのはありますね。20人いなかったぐらいだと思うんですけど。
そういう意味では、手を挙げて交換しててそれが気になるってことは全くなかったですね。
こんな感じで座ってる人もいれば立って前にいて、実際にピアノの前に行って聴いてる人とかがいるような感じだったんですけどね。
Mika Ueno
なんかスピーカーの設置の仕方が。
Nobuhiro Seki
確かにスピーカーは会場のやつを使ってたと思うんですけど。
Mika Ueno
写真を送ったリンクって見れます?
2枚目と3枚目の写真はスピーカーを撮ったんですけど、中央に集まって、ニューヨークのやつはぐわっともっと大きい円形なんですけど、
日本のやつはもうちょっとだけ中央に集めたスピーカーが円形に設置されてるんですよね。
Nobuhiro Seki
たぶんニューヨークの場所は広いからですよね。
下にある四角のテーピングしてあるとこあるじゃないですか。
それがニューヨークのやつは全然小さいじゃないですか。見た目って。
つまりそれって会場が大きいと思うんですよね。
Mika Ueno
体感で見ると、この写真、The Shedの見ると同じような広さはあると思うんですけどね。
このぐらいありましたよ。80人ぐらいの席があって、こんな感じで終わりました。
Mika Ueno
Magic Leap2なんですけど、実写を撮って、Vision Proみたいに実写撮ってそれを立ち上げるみたいな、そういうのじゃなくて、
たぶんまたレンダリングしてあるんだと思うんですけど、でもそれでもそこにいる感とか、
引いている感っていうのがすごい薄まってて、めちゃめちゃ頑張っているというか、いいなぁと思いました。
時々ね、腕のところとかいろんなところが描画崩れたりするんですけど、いいとか伸びたりするんですけど、
それは私が仕事的というか気になってしまうから見ちゃうんですけど、トータルで見ていくと、体験としてはいい体験になってたんじゃないかなと思います。
Nobuhiro Seki
これね、実際にこっちのコンテンツの下の方を見てもらうと、実際に収録している様子とかもね、収録している時みんなマスクしてるから多分コロナウイルスの最中ですね。
坂本さん以外みんなフルフェイス、フルマスクしてるんですよね。
Mika Ueno
2023年ですよね。
Nobuhiro Seki
撮ったの20年ですよね。
Mika Ueno
あ、そうでしたっけ。
Nobuhiro Seki
多分途中でコロナになっているんじゃないかな。
Mika Ueno
About 3 Years Agoって書いてあるから、2023からの3年前ですね。
Nobuhiro Seki
でもやっぱり会場の広さが問題になるんですね。さっきの運営下でしかできないっていう。
Mika Ueno
運営公式が出してたアナウンスメントでは大阪でしかできません。なぜならっていうのが書いてありましたね。
D&B Soundscape 技術の解説
Takuya Oikawa
メッセンジャーの方に書いてあるんですけれど、D&BオーディオテクニックっていうD&B Soundscapeという、そういった技術があるらしい。それを使ってるらしいですね。
これはどういうやつなんだろう。
Takuya Oikawa
AIに聞いてるんだけど難しくてよくわかんないんですよ。
オブジェクトベース音響と仮想残響、空間エミュレーションを組み合わせた空間音響プラットフォームだそうなんですね。
Mika Ueno
すごい言葉がいっぱい並んでいる。
Takuya Oikawa
各音源を音の塊ではなく個別のオブジェクトとして扱い、観客に対する定位や移動を制御する。
だから要は一個一個の音源をそれぞれ別のものとしてやって、あともう一個、部屋の残響特性をエミュレーションしていて、それに応じて会中の響きをリアルタイムにダイナミックに制御しているってやつみたいなんですよね。
だから例えばボーカルだけは前から出てきて、他のやつは全体に響き渡るみたいなことができたりとか、そういう話っぽいです。
Mika Ueno
音でそれやるんだ、すごいな。
Takuya Oikawa
うん、と言ってますね、これ。
Nobuhiro Seki
日本のサイトに書いてあるんですか?
Takuya Oikawa
僕はAI検索したんで間違ってる可能性はゼロではないです。
Mika Ueno
観客は本当に自由に歩き回って、その人の好きな場所で見れるんですよね?
みたいですよ。観客が移動しても音像が空間内に固定されるような没入型再生が確認されています。
Mika Ueno
すごいですね、それは。だから常に同じところで聞こえたんだ。
Nobuhiro Seki
Magic Leap自身が何かそういう自分の場所をやっているのか、それ用のやつがMagic Leapのデバイスにくっついたんですかね、ちょっと覚えてないですね。
Mika Ueno
どうなんだろう、どうなんでしょうね。
Nobuhiro Seki
位置情報が分からないとダイナミックに変えられないですよね。違うのか。
Takuya Oikawa
違いますよ。だからその人が動くんじゃなくて、その場所にそういう音響が出るように。
さっき言った残響音をエミュレーションしたりして、それぞれの場所でちゃんとそこに活かされた音が出るようにしてるんですよね。
Nobuhiro Seki
だからそこで弾いてるかのように、その場所の音響特性に合わせてダイナミックに再生してるってことですね。
Mika Ueno
これをスピーカーでやってたんだ、すごい。
空間音響の再現性と坂本龍一氏の音楽
Mika Ueno
音がこっちの方から聞こえてくるっていうのって自然の体験、日常の体験としては当たり前じゃないですか。音が前から聞こえるとか斜めから聞こえるとか後ろから聞こえるとか。
よくその立体音響とか、ステレオのヘッドフォンで聞いてもだいたい頭の中心で聞こえるじゃないですか、音って。ああいうヘッドフォンとかにすると。
本当にオーケストラが目の前にいるときに前から音が聞こえてくるっていうのってすごい難しいというか、そんなに適切に再現されるのないなーっていつも思ってたんですけど。
Nobuhiro Seki
よくバイノーラルのやつですね。
Mika Ueno
ああ、そうですね。耳元で。声優さんたちがやるやつ。
Nobuhiro Seki
ここじゃなくてこっち側。
Mika Ueno
本当に前方から聞こえるとか。後方とかはよくスピーカーとかで聞くとあるんですけど、前から聞こえてくるっていうのはあまり体験したことがないかなと思いました。
Nobuhiro Seki
Air Podsで聞いてると、顔を横に向けるとこっち側から聞こえるようになったりするじゃないですか。
要は正面じゃない方向を向いてるときに正面があるようになってるじゃないですか。
だからそういうテクニックは最近使ってますよね、最近のヘッドフォンは。
だからあれがすごい不毛で、ここにテレビがあって、ここで聞いてて、別の部屋に行かなきゃいけないとかに歩いていくと、急に後ろから聞こえたりとかして、そんな細かいこといらないんだけどって思うときも結構あります。急にすごい聞こえづらくなって。
Mika Ueno
頭を動かしたり、体を動かして道を曲がったりすると、ちょっと違う、右に寄っちゃったりとかね、左に寄っちゃったりとかって、そういう聞こえ方するときありますよね。
Nobuhiro Seki
隣の部屋に行って帰ってきて、テレビの前に戻ったら少し位相がずれそうですね。
正面向くとダメで、ちょっと斜めに向かないと正面から聞こえないとかっていう、位置情報をキャンセルしないとずっとおかしいままになっちゃったりするときもあって。
完璧にそれを使いこなしてるときは良いんだけど、そうじゃないときは余計なお世話みたいな時がありますね。
Mika Ueno
KAGAMI+のMagic Leap2のコンサートもそうだし、オープンリールでの非圧縮音源の再生とか、自動演奏ピアノのやつとか、それを奏でてるのは間違いなく坂本さんが奏でたやつだし、特徴あるタッチの、再生の仕方ってあるから聞いて、やっぱり坂本さんの曲だなって思うんですけど、
やっぱりそこには生身の本人がいないっていうのは、より助長して感じてしまうなっていうのは見てすごく感じたところではありました。
でも例えばこれが、私は坂本龍一って知っていて、本物のライブを見ましたっていう世代ですけど、本物知らない世代とかこれからいっぱい出てくるじゃないですか。
Mika Ueno
そういうところには映像とか、目の前に立ち上がるというかMR含めて、それで残っているっていうことが多分貴重になってくるんだろうと思うし、
こういうアーティストがいて、存在して本当にやってるんだっていう、そういう感覚も得られるんだろうな、生感を得られるんだろうなっていうのは思ったりしました。
今まではそれが映像とかでしたけどね。映像とか本人が喋ってる音源とかでしたけど、そこに映像のみならず目の前に立ち上がってくる何かっていう。
Nobuhiro Seki
イマーシブですね。それを残すためにね、それこそコロナの間とかでも撮影してたわけでしょう。
Mika Ueno
1時間のオンラインストリーミングライブみたいな、事前収録ですけど、それをやってた記憶がありますけどね。
Takuya Oikawa
確かあれ、かなり体が辛かったからで、ブツブツに切ったやつを連続したやつにしていて、収録はバラバラに行われたみたいなことを言ってたような気がしました。
Mika Ueno
一気に撮れないからっていうね。
Nobuhiro Seki
でも映像コンテンツだから逆にそういうことで編集ができなくなるんですよね。
Mika Ueno
見てていろんな思いが増えたんですけど、坂本龍一さんとかYMOを含めてバリバリに技術を使い倒して、世界で音楽を奏でてっていう人だったじゃないですか。
映画の話もしてシンセサイザーが置いてあったんですよみたいなことを言ったと思うんですけど、当時1000万円くらいのシンセサイザーですねみたいな話をしたと思うんですけど、
ああいうのを使い倒して機械とか技術とかと向き合いまくったアーティストだと思うんですけど、
それが最後の収録したっていうか、やっぱりピアノ1台に行き着いて、自然の音とかサウンド、ノイズと言われるアートとかも、サウンドもそうですけど、
そういうところに行き着いて、すごくシンプルだけど、それが心を掴む度合いがすごいんですよね。グワーッと掴まれて揺らされるみたいな感じがするから、
そういうところに行き着くっていうのがとっても感慨深かったですね。
細野晴臣ライブと坂本龍一氏の音楽の広がり
Nobuhiro Seki
YMOっていうと、細野さんが9月にニューヨークに来るんですよ。
Takuya Oikawa
へー。
Mika Ueno
ほんと?
Nobuhiro Seki
9月16日ニューヨーク、9月20日ロサンゼルスみたいな感じで、
で、何で知ったかっていうと、9月16日に子供の面倒を見てくれている人が、
すいません、9月16日に早退していいですかっていきなり連絡があったんですよ。
で、何ですかって話をしたら、
細野さんがRadio Cityに来るんですけど、8時からなので、
Nobuhiro Seki
すいませんが、6時半に早退していいですかって。
Mika Ueno
それは関さんもぜひ言って欲しいですけどね。
そういう状況だから行けないんですよ。子供の面倒を見る人はいなくなっちゃうから。
Nobuhiro Seki
まあでもね、結構ね、ニューヨークまで来るの大変だと思うんですよ。
Mika Ueno
いや、ほんとですね。ライブってすごいな。
Nobuhiro Seki
間3日でロサンゼルスに必要という意味で言うと、強行スケジュールだなと思います。
Takuya Oikawa
ライブですもんね。
Mika Ueno
でもほんとね、生のライブとかはね、一期一会だし、その瞬間しかないし、それは行きたいですね。
Nobuhiro Seki
もう80くらいですよね、細野さんはね。
Mika Ueno
じゃないですか、80超えてるんじゃないかと思ったら。
Nobuhiro Seki
47年生まれたからまだギリギリ、79だ。
Mika Ueno
細野さんかっこいいですよね。細野さんの肩の力が抜けたというか、ああいうスタイルすごい好きですね。
Takuya Oikawa
声がいいですよね。
Mika Ueno
いいですね、素晴らしいですよね。低く澄んだバリトンの声ね。
Takuya Oikawa
なんか1ヶ月ちょっとぐらい前にシンガポール行ってたじゃないですか。
そしたらマリーナベイサンズっていうやつが、池?
上に船が3つ繋がってますね。
Takuya Oikawa
でその前のマリンナベイっていうところで、夜簡単なイルミネーションっていうかやるんですけれど。
そこで途中坂本龍一さんのミスターローレンス、Merry Christmas, Mr. Lawrenceだったと思うんですけど、あれがかかったり。
あとその裏側にあるガーデンバイザーベイっていう木を都市空間に混ぜたようなところがあって、そこも夜にライブショーっていうかイルミネーションみたいにやるんですけれど。
そこでもかかったんですよね。
なんか聞いてる人が坂本龍一さんをどのぐらい知ってるかはわかんないんですけれど。
東洋と西洋が融合したような感じだったり、あとは自然だとかそういったものをイメージするっていう曲としても結構いろんなところで使われるようになってるんでしょうねって感じがして。
なんか日本人としてすごい誇らしく思ったって言い方が良くないけれど。
でもやっぱり坂本龍一さんがそういう風に使われるのってのは、これはこれでいいなと思いましたね聞いてて。
Mika Ueno
それは聞きたいなぁ。
Takuya Oikawa
本人がどう思ってるかはちょっとわかんないかもしれない。
Mika Ueno
そうですね。
Takuya Oikawa
本人はなんかもっと自分の音楽はこう聞かれて欲しいとかってきっとあるようなところがあるかもしれないから。
Nobuhiro Seki
そればっかりしょうがないですね。自分の声じゃ。
Takuya Oikawa
なんか美術手帳で2017年かなんかにインタビュー受けてるやつがあったんですよ。
ちょっとまだ途中ザーッと斜め読みましただけなんですけど、なんとなく目指されてるものがこういうものなんだなというのがわかって。
なんかサウンドとノイズっていう音自身すごい興味あったんだけど、やっぱりそこに音楽のミュージックMが必要だって言って。
それを理想の形で作って、それをそのままの状態で聞ける環境で聞いて欲しいっていう、そういった思想があるらしいんですよね。
Mika Ueno
サウンドとノイズ。SとN。Mはミュージック。楽器の音より根源的な音に接近した理由。
会場でも映像で出てたんですけど、南極に行った時の映像があって、氷河で覆われてる、ちょっと洞窟とまで行かないんですけど、その下に入って、
チベットかなんかのすごく綺麗な音、鐘があって、それをカーン、キーンって鳴らすんですけど、それもすごい綺麗で。
その後、氷の下にちょろちょろちょろって流れる溶けた水の音のところで、そこにマイクを突っ込んで、それをずっと聞いて、すごい良い音だみたいなことを言ってる映像があったんですけど、
それはそれで自然のサウンドで、サウンドだなーっていう表情をしてましたね。
もう一回聞きたいなー。
「KAGAMI+」の開催情報
Mika Ueno
という感じで、KAGAMI+行ってきたっていう話ですね。
Nobuhiro Seki
これまだやってるんで、大阪で。これは10月12日まで。結構長いですね。
Mika Ueno
10月12日までですね。大阪うめきたですね。
Nobuhiro Seki
大阪に行かなきゃいけないってこと
そうそうそう。関西の方は行きやすいと思います。
Nobuhiro Seki
去年だったらね、もっとみんな行けたんでしょ?万博とかね。
Mika Ueno
あー、万博とかね。それはそうかもね。
っていう感じでした。
26:12

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